2018年2月19日月曜日

摂理教祖・鄭明析が出所 教団本部付近には横断幕も

 摂理(キリスト教福音宣教会)の教祖・鄭明析が2月18日、大田刑務所を満期出所した。
鄭明析が出所した大田刑務所前
Newsnjoyより

 韓国メディアNewsnjoyによると、鄭明析の側近10人余りが18日の早朝から大田刑務所前で待機しており、午前9時20分頃、鄭明析が出所した。通常、刑期終了者の釈放は午前5時から行われるが、性犯罪者の場合は保護観察所の職員が電子足輪をつけるため通常よりも遅くなるという。

 鄭明析は側近らが大田刑務所の門の内側に待機させていた車にすぐに乗りこんだ。側近らが周りを囲み、頑丈な体格の青年が取材陣の撮影を妨害するために傘を持っていた。Newsnjoyの記者が鄭明析に駆け寄り「性的暴行の被害者に謝罪する意思は無いか」と尋ねたところ、鄭明析は驚いた顔をし、慌てて車に乗り込んだとのこと。

 鄭明析を乗せた車とそれに続く側近らの6台ほどの車は、摂理本部がある韓国・忠清南道錦山郡の月明洞(ウォルミョンドン)へ向かった。その近辺には「鄭明析総裁の故郷への帰還を心から歓迎します」と書かれた横断幕が掲げられていたようだ。
 
摂理本部付近に掲げられた横断幕
Newsnjoyより

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