新年早々やや日刊カルト新聞社の主筆が辞任！

新主筆の鈴木エイト氏（統一協会作成の手配書より）

1月4日、やや日刊カルト新聞社の藤倉善郎主筆が辞任を発表しました。藤倉主筆は09年の創刊時から「やや日刊カルト新聞」の主筆を務めてきましたが、14年には原稿の出稿数が激減。社内で「主筆として相応しくない」との批判を浴びていました。後任には、これまで副代表を務め14年の1年間の記事出稿数で藤倉主筆を上回った鈴木エイト氏が就任しました。


藤倉主筆は1974年、東京生まれ、北海道大学中退。09年に「やや日刊カルト新聞」を創刊して以来、主筆として自ら記事を執筆するほか、同紙の顔としてメディアに登場するなどして、同紙の知名度向上に貢献してきました。

一方、社内で合議にかけることなく思いつきで様々なイベントやデモなどを勝手に告知して実行したり、突如、全社員をクビにするなど、社員たちはその豪腕ぶりに振り回されてきた経緯もあります。また2014年には自らの原稿出稿数が激減し、鈴木副代表に抜かれるなど、「主筆にあるまじき体たらく」（若手社員）との声も挙がっていました。

やや日刊カルト新聞は昨年10月1日に創刊5周年を迎え、1月4日に都内のライブハウス「阿佐ヶ谷ロフトA」で記念イベントを開催。その席上、藤倉主筆は辞任を発表。後任として、鈴木副代表が主筆に就任しました。

鈴木代表は、生年、学歴不明の男性。同紙の創刊直後に社員となり、“やや日刊カルト新聞の良心”として、前主筆の暴走をコントロールする手腕を買われ、2012年に副代表に就任。統一教会からは「言葉巧みに無断で教会関連施設等に押し入り、写真撮影等を行う要注意人物」とされています。

1月12日、鈴木新主筆は就任のコメントを発表しました。

「“やや日刊カルト新聞の良心”として、報道としての社会的責務を全うしつつ、弊紙を盛り立てていきたいと思います。今回、記事出稿数を理由として前主筆が辞任したことから、私といたしましては、せっかく手に入れた主筆の座を失わぬよう、今年もたくさん記事を書こうと思います。このコメントは、前主筆の指導のもと考えました」

一方、藤倉前主筆は、新たに同社の総裁に就任。鈴木主筆に対抗して、コメントを発表しました。

「非常に悔しい。来年は主筆の座を奪還できるよう、たくさん記事を書きたいと思います。さしあたっては、新たな主筆を弊紙の顔として盛り立てつつ、私は弊紙の頭脳として総裁の責務を全うしていく所存です」

やや日刊カルト新聞社では、今後の藤倉総裁の正式な肩書を「創設者兼総裁」とすることを決定。社内では藤倉総裁を「総裁先生」と呼ぶとのことです。