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2009年10月12日月曜日

X JAPANのTOSHIがサイエントロジーとコラボ

コンサート主催者サイトより
 自己啓発セミナー「オームオブハート」に心酔し、2004年に発覚した児童虐待問題にもかかわったX JAPANのTOSHI(本名・出山利三)。かつてマイケル・ジャクソンにコラボを申し出て断られたと言っているTOSHIですが、今月19日(月)新宿文化センターで、サイエントロジーとのコラボで講演会とコンサート「芸術、その無限のパワー」を開きます。
 主催者はサイエントロジーの関連団体で、TOSHIの相方となるフランス人ピアニストもサイエントロジスト。彼は過去にも日本に来たことがあり、ファンの集いでサイエントロジーの宣伝も行っていたことがある人物です。なんともエグいコラボです。

【弁護士山口貴士大いに語る 2009年09月28日】【ホームオブハート】TOSHIと三輪有子とサイエントロジー【サイエントロジー】

X JAPANのTOSHIがサイエントロジー系団体主催のコンサートに出演するみたいです。


シプリアン・カツァリス&TOSHI 講演会とコンサート 「芸術、その無限のパワー」

●日時:2009年10月19日(月)
●場所:新宿文化センター
●主催:Valiant University INTERNATIONAL(ヴァリアントユニバーシティー)
●後援:社団法人 国際芸術文化振興会
      社団法人 全日本ピアノ指導者協会
(略)
Valiant University INTERNATIONALは、サイエントロジーの関連団体です。当然、代表の三輪有子氏(ラジオ日本「三輪有子の幸せへの道」 のパーソナリティー)もサイエントロジーと深~く、関わっている方です。

TOSHIは、三輪有子さんのラジオ番組であるラジオ日本「三輪有子の幸せへの道」 にも出演したこともあります。

ホームオブハートの次は、サイエントロジーなのでしょうか?

 三輪有子氏は、サイエントロジーの施設である「ダイアネティックスセンター赤坂」の代表者です。

 一方、TOSHIの相方となるフランス出身のピアニスト、シプリアン・カツァリス。彼もまたサイエントロジストもしくはシンパのようです。「ものごっついピアニスト シプリアン・カツァリス」というサイトからの孫引きになりますが、カツァリスはこれまで、雑誌のインタビューでサイエントロジーマンセーな発言を繰り返しています。

2004年 王子ホールマガジン夏号

――今日では毎日必ずといっていいほど国家や民族、宗教間の対立や、環境問題などのニュースを目にしますが、なかでも個人的に関心の高い社会問題はありますか? 音楽家として、または一個人として活動している分野がありましたら教えてください。

カツァリス 無責任な人類によってこの星がひどい状態にされていることにとても心を痛めています。環境問題は何としても取り組まなくてはならない課題でしょう。残念ながら人間社会には、狂気が蔓延しています。あの愚かで無用以外の何物でもない原爆が発明されたおかげで、かつてないほど危険な状況なってしまいました。
私は昔から精神世界に興味があって、若い頃は精神や魂をテーマにした本をたくさん読みました。もちろん様々な哲学や宗教に『真実』を見出すことはできるのですが、私にとって最もしっくりときたのはサイエントロジーでした。サイエントロジーは『知識の研究』という意味の造語で、アメリカのL・ロン・ハバードという人物が提唱した新しい宗教/哲学です。ハバードは精神の探求、教育、芸術、犯罪者や薬物依存者の更生に人生を捧げた人でした。私にとって人生において最も大切なのは、人生そのものを理解すること。そしてサイエントロジーは人生に向き合うことを教えてくれます。ですから私の場合、音楽を別とすれば、サイエントロジーにいちばん関心があるのです。
 音楽家としての私には、人類に対する大きな責任があると思っています。演奏を通して私は精神的な作用を与えることになるわけですが、その作用というのは、人々がより幸福になるためのものでなければ、と思うのです。報道によってたくさんの人々が不安や怒りを覚えるなかで、音楽や芸術は必要不可欠な解毒剤になるのです。

 音楽の次に大事なのがサイエントロジーだそうです。下の記事を読むと、彼がかなり以前からサイエントロジーに関心を持っていたことがわかります。

1985年12月 雑誌「ショパン」

 カツァリスさんの思想に影響を与えられたのは?

 アメリカ人の哲学者であり、新しい「サイエントロジー」という分野を創った、ラファイエット・ロン、ハバードです。彼は、心・精神・教育・ドラッグ問題など広い分野に渡って考えており、チック・コリアやジョン・トラヴォルタなどもこの分野に興味をもっています。ハバードの言葉に「芸術とは、コミュニケーションの特性をもった言葉の総括である」というのがあります。私は、この言葉が大好きです。

 さて、2004年に彼が来日した際に、上記の雑誌記事を掲載している「ものごっついピアニスト シプリアン・カツァリス」の管理人が幹事となって、ファンたちと「カツァリスを囲む会」というのを開いたそうです。別のサイトに、その時のカツァリスの挨拶が掲載されています。日本のファンのみなさまに、これでもかというくらい露骨にサイエントロジーの宣伝をしています。

【カツァリスリサイタル潜入レポ~カツァリスマニアックス 2004年10月20日】カツァリスを囲む会

私は小さな頃からそういった精神に興味をとても持って来ました。心理学やヨガにも興味があります。精神的な現象にもまた興味を持っています。歴史的なセオリー、哲学だけでは私は満足できません。色々なところにリアリティーがあって、それら(セオリーや哲学)が全てのことを満足させらるわけではありません。哲学や宗教は生活を向上させる時にだけ役に立つものです。人生そのものを理解することが大切、1番大切なのです。

エルロラン・ラバートという作家が書いた「ダイアティニクス」という本があります。私はこの本を27年前に読みました。「ダイアティニクス」とはギリシャ語で「心を通して」という意味の言葉です。この本は1950年に出版され、50カ国以上の国で翻訳、2000万部以上売れてニューヨークタイムズ1位になった素晴らしい本です。ラバートはフロイトよりも深い。本を書くために行ったリサーチも膨大で、講演も5000回以上行って来ました。彼は新しく「サイエントロジー」という学問を確立しました。これはラテン語で「新しく研究して知ること」を意味します。少し仏教に似ている学問です。論説的な意味のテクニックではなく、技術や知識を日常生活に取り入れようという学問なのです。問題というのは原因そのものを取り除かない限り解決されません。トム・クルーズやジョン・トラボルタもこの学問の支持者で、トム・クルーズは先日来日した折、この「サイエントロジー」を小泉さん(小泉首相)に渡しました。今日起こっている野蛮なことにとって、この地球上で起こっていることにとって大変重要なので、この場で長くみなさんにお話することをお許しください。ラバートは教育や誰もやろうとしなかった麻薬中毒者の更正にも力を入れており、これによって79%の中毒者が立ち直ったという実績を持っています。「ダイアティニクス」は今、日本でもキャンペーンをしています。広告を見たらぜひ買ってみてください

(※藤倉註:文中の「ダイアティニクス」は「ダイアネティックス」、「エルロラン・ラバート」は「L・ロン・ハバード」)
 オームオブハートとサイエントロジー。それぞれの広告塔が、10月19日に新宿文化センターであいまみえます。

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