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2010年1月19日火曜日

TOSHI会見、60分の一部始終映像

 1月18日、X JAPANのTOSHIが、自らが広告塔を務めた自己啓発セミナー「ホームオブハート(HOH)」からの脱会、自己破産、妻との離婚に向けての現状について、都内で記者会見を行いました。本紙ではYoutubeに「やや日刊カルトTV」を開設し、1時間に及ぶ会見の一部始終を配信中です。


 会見でTOSHIの代理人弁護士は、「自己破産の目的のひとつは、TOSHIを裁判から外すこと」と語りました。TOSHIは現在、ホームオブハートの被害者らとの裁判のうち2件で被告になっています。TOSHIは、自分の影響でHOHに関わってしまった被害者がいることについては「申し訳ない気持ち」といった言葉は口にしました。しかし、明確な謝罪はなく、今後、被害者への謝罪や賠償を行うつもりかどうかについても明言を避けました。

 TOSHIは最後までサングラスを外そうとせず、しきりに笑顔も見せていました。「謝罪会見」という態度は全くなく、HOHからの脱会、自己破産、妻との離婚手続きに関する報告と、自らが被害者であることをアピールするといった内容でした。つめかけた報道陣からは、HOH問題などについて厳しい質問も出ましたが、TOSHI最後に「これからのTOSHIを見てください」とにこやかに席を立ちました。その後は、報道陣から「TOSHIさ~ん、こっち見てくださ~い」「こっちもお願いしま~す」「手を振ってくださ~い」と声がかかり、まるでふつうの芸能人の写真撮影会。

 HOH被害者を含めて、HOH問題におけるTOSHIの役割を知っている人々にとっては、決して満足のいく会見ではなかったかもしれません。それでも、被害者や被害者側弁護士を口汚く誹謗中傷する態度ではなかっただけ、これまでのTOSHIに比べればずいぶんマシだったように思います。本紙既報の通り、TOSHIはまだウソをついていると思われる部分もあるので、その態度が今後、変わっていくのかどうか注目されます。

 本紙はTOSHIとサイエントロジーの関係を過去に報じていますが、会見でTOSHIは、サイエントロジーへの入信は否定しました。

 TOSHIの記者会見に関するマスコミ報道については、HOH被害者の代理人の一人である紀藤正樹弁護士がブログ上でコメントを出しています(昨日のTOSHIの記者会見を受けての感想)。

X JAPAN・TOSHI、脱会・離婚・自己破産会見(1)


X JAPAN・TOSHI、脱会・離婚・自己破産会見(2)


X JAPAN・TOSHI、脱会・離婚・自己破産会見(3)


X JAPAN・TOSHI、脱会・離婚・自己破産会見(4)


X JAPAN・TOSHI、脱会・離婚・自己破産会見(5)


X JAPAN・TOSHI、脱会・離婚・自己破産会見(6)


X JAPAN・TOSHI、脱会・離婚・自己破産会見(7)

1 件のコメント:

  1. サイエントロジーのイベントにでたのは、
    ホームオブハートのスケジュール管理のもと出演したものでは?
    当時のTOSHIは、ホームオブハートの監視下におかれており自由には動けなかったはず。

    ホームオブハートとサイエントロジーを疑った方が懸命では?

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