やや日刊カルト新聞社、12日にコミケ出店

やや日刊カルト新聞社が8月12日にコミック・マーケット82に出店することを、同社が隠蔽していた可能性があることがわかりました。同社では「直ちに健康に影響ないので、公表しなかった。決して隠蔽を意図したものではない」とコメントしていますが、販売予定の「やや日刊カルト新聞」紙版の最新号もまだできていないといいます。


やや日刊カルト新聞が出店するのは、8月10日(金)～12日(日)に東京ビッグサイトで開催中の「コミックマーケット82」の最終日12日。ブースは「東地区R-15a」です。同社のコミケ出展は8カ月ぶり5回目となります。

しかし同社はこの事実を公表しておらず、本紙の独自取材によって発覚。同社・藤倉善郎主筆は、「 直ちに健康に影響ないので、公表しなかった。 決して隠蔽を意図したものではない」とした上で、コミケでの出店の詳細について、こう語りました。

「バレてしまったら仕方ない。当日は、やや日刊カルト新聞の紙版最新号（200円）とバックナンバー（1部100円）を販売します。今までどおり、すべて“まるでウソのような実話”だらけのハイテンションな紙面。最新号とバックナンバー全号を合わせたセットは、たぶん割引価格にします。自由報道協会で記者会見した際に記者陣に配布して好評だった、やや日刊カルト新聞封筒をオマケにつけます」

しかし藤倉主筆は「まだ印刷しなきゃいけないから、このへんで」と取材を打ち切って立ち去りました。関係者によると「印刷どころか、原稿書きも終わっていない」とのことです。

なお、8月10日に藤倉主筆の著書『「カルト宗教」取材したらこうだった』（宝島新書）が発売されていますが、コミケの一般ブースでは一般流通書籍は販売できないようです。同社では、同書持参の方に主筆のサインとやや日刊カルト新聞封筒をプレゼントするとのことです。

「サインたって、ヘッタクソな字で名前書くだけだろ」（うちのかみさん）