尖閣上陸のTOKMA氏、原発推進集会で“ホウキ革命”を宣言

日本国民よ、一斉ホウキせよ！

9月25日、東京・霞ヶ関の国会記者会館前で、原発推進国民会議による「政府に原発推進を求める集会」が開催されました。これに協賛参加している「幸福実現党」から、18日に尖閣諸島・魚釣島に上陸した党員のTOKMA氏がゲストとして参加。その場で曲を披露した後、魚釣島でのライブの際にギターがわりにかき鳴らしたホウキを振り上げ、「ホウキ革命」の開始を宣言しました。

この集会には、主催者発表で約1000人が参加。主催者によると半数程度が幸福の科学の信者だとのことです。今月結成されたばかりで、デモや集会は今回が初めてという原発推進国民会議には、6～7人の中心人物がいるとのことですが、広報担当者は「私的なことなので」として、中心人物らに幸福の科学の信者や幸福実現党の党員がいるかどうかについては明言を避けました。

集会では原発の必要性を説く声明文が読み上げられ、政府への請願も行われました。

この集会に、18日に尖閣諸島・魚釣島に上陸した幸福実現党員のミュージシャン・TOKMA氏がゲストとして参加。2曲を披露しました。魚釣島でホウキをかき鳴らしながら熱唱した幸福実現党政策応援歌「I LOVE ジパング」は歌いませんでしたが、魚釣島でかき鳴らしたホウキを持参。それを高々と掲げて、「ホウキ革命」の開始を宣言しました。



さしあたってTOKMA氏は、上海のユニクロ店舗が「魚釣島は中国のもの」という掲示を行ったことについて、9月30日（おそらく午後）4時半に東京・銀座のユニクロに行き同社・柳井正社長に真意を尋ねるという計画を発表。集会参加者たちに、「みなさんもホウキを持って集まってください」と呼びかけました。

集会後、TOKMA氏は本紙の取材に応え、こう語りました。

「領土、エネルギー、国防、経済、学校のいじめなど、いまは日本の危機。そういう思いから、今回の集会に参加しました。（ホウキ革命については）ホウキだったら危なくないでしょ。いざとなったら掃除もできるし。ディズニーランドみたいな楽しい世界を作りたい」

集会の最中、本紙・藤倉主筆はTOKMA氏から、「オレの悪口広めてるんだって？」などと言われ、携帯電話で写真を撮られました。誰かがTOKMA氏にデマを吹き込んだようです。集会後の取材の際、藤倉はTOKMA氏にこう説明。

「ぼくは幸福の科学の批判はしていますが、TOKMAさんの悪口を書いたことなんか一切ありません。っていうか、うちの嫁もTOKMAさんが大好きで、2人でプロモーションビデオとか観てるんですよ」

するとTOKMA氏は

「ああ、幸福の科学の悪口を言ってるってことなのね。こんどオレのライブ来てよ」

もちろんです。

30日予定のユニクロに対する「ホウキ革命」ですが、詳細は未定。名曲『I LOVE ジパング』のホウキバージョンが聞けるかどうかはわかりませんが、本紙・藤倉もホウキさえ持参すれば参加OKとのこと。

これを受け、断食中の統一教会信者たちの前で暴飲暴食デモを行った「面白い旅団」がチリトリを片手にアップを始めたとの情報もあります。

あるメディア関係者が藤倉にこっそり教えてくれました。

「ユニクロ銀座店に柳井社長はいないと思いますよ」

本社（山口県）か東京本部（赤坂）ですかね。