本紙主筆と副代表も寄稿、FORUM21で『文鮮明統一教会教祖死去とカルト問題』の特集が組まれる

FORUM21,10月号

「宗教と社会のかかわりを考える月刊誌」FORUM21（フォーラム21）が、最新号で『文鮮明統一教会教祖死去とカルト問題』と題し特集を組んだ。

ジャーナリスト5人がそれぞれの立場から統一教会教祖の死去に際して執筆、本紙藤倉善郎主筆と鈴木エイト副代表も寄稿している。


特集記事が掲載されたのは2012年10月10日発行のFORUM21・10月号だ。

特集記事の執筆者と題は以下の通り

有田芳生氏（ジャーナリスト／参議院議員）
『文鮮明なき統一教会のゆくえ』

鈴木エイト（ジャーナリスト／本紙副代表）
『日本は宗教カルトの「地上天国」――カルト教団の金集めと政治侵食』

広岡裕児氏（国際ジャーナリスト／パリ在住）
『伝わっていない統一教会の実態』

藤倉善郎（フリーライター／本紙主筆）
『文鮮明の死を「カルト問題」を考える契機に』

段勳氏（ジャーナリスト）
『カルトと批判・指弾される“宗教家”文鮮明教祖と池田大作会長の共通性』

パリ在住の国際ジャーナリスト広岡裕児氏は、文中で統一教会に関する報道について鋭い指摘をしている。

「全国霊感商法対策弁護士連絡会は（中略）重要な情報を出したが、どこにも伝わっていない」

「日本で民事とはいえ損害賠償が数多く認められ、とくに、精神操作（マインドコントロール）を認定されているということ、日本の信者がこれだけ苦しみ、血と汗の献金をしつづけていることは、いま世界中のほとんどの人は知らないのである」

「もっと世界に発信してほしい」

「日本の関係者はいまや統一教会の実像を目の当たりにし、正しくそれを認識している世界で唯一の存在なのである」

 これらは、カルト問題に特化した報道機関である本紙にとっても重要なファクターを含んでいる。

広岡氏が指摘した全国霊感商法対策弁護士連絡会の出した「重要な情報」とは、本紙が報道した記事内容のことである。

本紙の報道内容が世界中に発信されれば、統一教会の実態がより“正しく”国際社会に認知されるであろう。
現に、今年のICSAでは、外国語に自動翻訳された本紙記事を閲覧する海外の識者の姿が見られた。但し、広岡氏は「ICSAなど『内輪の会』だけではまったく不十分だ」としている。

国内に於いては、本紙の報道内容を参考にするメディアも多く存在している。
今回の文鮮明教祖の死去に際しても、記者や藤倉主筆は多くのマスコミからコメントを求められた。
カルト問題に於いて本紙が担うものは小さくない。


また、今回のFORUM21の特集記事には、全国霊感商法対策弁護士連絡会の声明も掲載されている。