統一教会の広告塔・桜田淳子の20年ぶりのステージに来たファン「今日、壺を売られたら断ります」

ワイドショーの取材を受ける熱烈なオールドファン

1992年に統一教会の合同結婚式を受け、教団の広告塔となった元芸能人の桜田淳子が20年ぶりに芸能活動をおこなった。銀座博品館劇場に382人のファンを集めデビュー40周年イベント『Thanks 40スペシャル～ファン感謝DAY』を開催したのだ。

本紙も取材班を派遣、終結したオールドファンからは桜田淳子が統一教会の広告塔であることを容認する発言もある一方「今日、壺を売られたら断ります」との声もあった。


桜田淳子のファンイベントに来場したファンに桜田淳子が統一教会の広告塔になっている問題について訊いた。

「個人的な問題」「プライベートは気にならなかった」「舞台上が全て」「宗教は信教の自由」「本人だけの問題なので」 「僕には関係ないです」「淳子は統一教会の広告塔になってると思いますよ。でも広告塔になっていることと僕たちのアイドルとして応援することとは違う」「今日壺売られたら困りますけど」「そりゃ断ります」「他にも芸能人はいろいろあるし」「時間も相当経っているし」「当時は統一教会に入信しようと思いました、桜田淳子と結婚できるかもって（笑）」

この日集まったファンは、桜田淳子が統一教会の広告塔になっていることを対して問題視していないようだ。

主催者サイドが配信したファンイベントでの画像

桜田淳子は、自身が霊感商法を行ない壺を買わせたとされるサンミュージックの故・相澤会長の葬儀以来、久々にマスコミの前に姿を見せた。

この日、芸能マスコミを含め多くの取材陣が博品館劇場前に終結した。 その人数は60名。野次馬や熱心なファンを含め最終的には150人ほどが沿道に溢れた。

サンミュージック広報との取り決めを守り整然と並んで桜田淳子の出待ちをする我々メディア関係者と、お構いなしに写真を撮ろうと列からはみ出しワイドショーのカメラマンから注意を受ける野次馬、営業妨害だと騒ぐ周りの店主、銀座の夜はちょっとした騒ぎとなった。

本紙記者による取材映像を公開する。
統一教会の広告塔、桜田淳子がファンイベント開催

現在、桜田淳子は世田谷区内の億ションに居を構え、教団の二世信者らを対象にメークアップやファッションコーディネートのレクチャーを施しているという。

また昨年には、信者向けのイベントに登場するなど教団内では相変わらずステータスシンボルとして扱われているようだ。

都内の統一教会の地区教会に桜田淳子の管理をしている担当者がいて、桜田淳子は何かあるとこの担当者に相談しているとされる。
今回のファンイベントも当然、統一教会の許可なくしては行われなかった筈だ。

会場周辺に統一教会の関係者の姿は確認できなかったが、このタイミングで公の活動を行なった背景には過酷な献金収奪に苦しむ信者に対する意気高揚の狙いもあるとされる。

サンミュージックによるマネジメントは今回限りと云われている。
本格的な芸能活動再開となっても、霊感商法団体の広告塔というダークイメージを嫌うスポンサー筋からは敬遠され実質的に芸能活動を行なうことは不可能だ。
今後も桜田淳子は統一教会との関係なくして語られることはないであろう。