【動画あり】成人式でゴミ回収活動＝集めたゴミを幸福の科学へ返却

全国で成人式が開催された1月12日、やや日刊カルト新聞社が都内某所の成人式会場でゴミ回収活動を行いました。同社によるゴミ回収活動は1年ぶり2度目。今年は、式場周辺で幸福の科学が配布していた大川隆法総裁の著作32冊を回収しました。前年の23冊をはるかに上回る数で、同社では「社内に保管場所が確保できない」として、そのおよそ半数を最寄りの教団支部に持って行き返却しました。幸福の科学側は「ありがとうございます」などと語っています。

昨年の成人式会場前

幸福の科学は例年、全国の成人式会場周辺で新成人に対して、教祖・大川隆法総裁の著書を配布する活動をしています。ところが、オマケのお菓子だけ抜き取って書籍を会場周辺の路上などに捨て置いていく新成人が後を絶ちません。そこで、やや日刊カルト新聞社では、環境美化のため昨年から成人式会場周辺でゴミ回収活動を開始しています（昨年の成人式でのゴミ回収活動）。



今年も、都内某所で同社がゴミ回収活動を行いました。昨年、多くの新成人が大川総裁の書籍を会場の敷地や路上に捨てていったことを考慮し、今年はゴミが捨てられる前に回収する作戦を展開。同社の創設者兼総裁である藤倉善郎氏が、ゴミをまだ捨てずに持っている新成人に「ご不要になりました宗教本を回収しておりま～す」と声をかけて回りました。

ゴミの内容物

会場周辺で新成人が信者から手渡されていたゴミは、手提げの紙袋に入った幸福の科学の書籍セット。中身は、『智慧の法』や『忍耐の法』といった大川総裁の“法シリーズ”の書籍、今年幸福の科学が公開予定のアニメ映画『UFO学園の秘密』の宣伝チラシ、教団の機関誌『ヤング・ブッダ』に『What's幸福の科学』。そしてオマケのキットカットです。

紙袋の口はホチキスで止められており、袋を開けて中身を見なければ幸福の科学の配布物であることがわからないようになっています。オマケのキットカットだけが見えるように、紙袋の表側に貼り付けられていました。新成人の多くは、幸福の科学の宗教本だということを知らないまま受け取っていました。

藤倉総裁「おめでとうございます。ご不要になりました宗教本を回収中で～す」

新成人の男性「え？なんですか？」

藤倉総裁「その紙袋、幸福の科学という宗教団体が配布しているものです」

新成人の男性「え？　幸福の科学？　宗教？　いらないです。持って行って下さい」

藤倉総裁「キットカットはいらないですか？」

新成人の男性「あ、いります！」

ゴミのオマケのキットカット

今年も、大川総裁の著作よりキットカットの方が大人気です。

中には、こんなマニアックな新成人も。

藤倉総裁「ご不要になりました～（以下略）」

新成人の男性「家で読みたいから持って帰ります」

藤倉総裁「そうですか。じゃあ存分に楽しんで下さい」

新成人の男性「『不滅の法』も配られていたらしいんですが、回収した中にあったらもらえませんか」

藤倉総裁「う～ん、残念です。回収した中に『不滅の法』はないですねえ」

新成人の男性「そうですか。ほしかったんだけどな～」

藤倉総裁「幸福の科学の支部に行けばタダでもらえますよ。○○駅のすぐ前にありますよ」

本を読みたがっている人から回収することはせず、むしろ幸福の科学の支部の場所を教えてあげました。

ゴミ32冊分

こうして、書籍を「いらない」と言った新成人から回収したゴミは32冊。昨年の23冊を大きく上回りましたが、それでいて、敷地内や路上へのゴミの遺棄はほんの数冊にとどめることができました。

ところが、やや日刊カルト新聞社内には、前年の23冊のゴミの大半が保管されています。もはや今年の32冊のゴミまで保管するスペースはありません。そこで、回収活動を終えたその足で、最寄りの幸福の科学支部へと返却に行きました。一度に手に持てる分だけ十数冊のゴミです。

藤倉総裁「こんにちは～。今日、成人式の会場の周辺で配られていた本なんですけど、皆さんいらないと言っていたので。その辺に置いている方もいらっしゃったので」

信者「そうでしたか～。すいませんです。ありがとうございます」

信者「成人の方のお力になればと思って」

藤倉総裁「ええ、キットカットだけは大人気で、みんなそれだけ取っていきました。お疲れ様でした。たぶん、霊言本とかの方が人気ありますよね」

信者「そうですか～、参考にさせて頂きます」

信者「幸福の科学のことご存知なんですか？」

藤倉総裁「ぼくですか？　はい。取材でお世話になっています」

信者「お名前を……」

藤倉総裁「藤倉といいます」

信者「ああ、そうですか～。この近所にお住いなんですか？」

藤倉総裁「はい。すぐそばです」

奥にいた信者「○丁目ですよね」

信者「あ～そうなんですか～」

藤倉総裁「ご存じですか。いつもお世話になっております」

さすが地元の教団支部。藤倉総裁の住所もしっかり把握されているようでした。

ゴミ回収活動を終えた藤倉総裁のコメントです。

「今年の新成人はマナーがよく、ゴミを路上に捨てている人はごくわずかでした。また今年は、回収したゴミを幸福の科学で引き取っていただけることがわかりました。来年以降はゴミの保管場所を心配することなく楽しい回収活動に専念できますことを、主エル・カンターレに感謝致します」