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2015年4月1日水曜日

清平港で霊感漁法が最盛期=過去最高ペースの漁獲量

【ソウル支局】4月1日、韓国の清平(チョンピョン)港で壺の霊感漁法が解禁日を迎え、3年ぶりの水揚げが最盛期を迎えている。

清平港では2012年以降、死去した地元漁協組合長の跡目争いの影響で操業を停止していたが、組合長の妻が新組合長に就任。三男が率いる漁師グループとの間で漁業権をめぐる小競り合いは続いているものの、漁協では漁の早期正常化を目指し、3年ぶりの出漁に踏み切った。

この日、漁船から水揚げされた壺は大きいもので体長約2メートル50センチ。休漁中に壺が繁殖したため、漁獲量は過去最高ペースだ。

「今年の壺はおおぶりで、身が厚く色つやがいい。これなら、日本人に1個数百万~1千万円で売れそうだ」(地元漁師)

清平産の壺は全て日本に輸出され、「先祖の因縁だ」などと客を脅して高値で販売される。日本国内での年間の取引高は最大で約30億円にのぼる。

※過去の号外(紙版・2011年4月1日号)「エイプリルフール特別版」に掲載された記事の改訂版です。

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