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2017年11月22日水曜日

やや日刊カルト新聞社総裁のTwitterアカウントが40日ぶりにロック解除

Twitterから削除され、修正の上で再掲された写真
公道で取材妨害するために自らすすんで写真に写り込んできた幸福の科学職員の姿を含む写真をTwitterに掲載し、投稿を無断で削除されアカウントをロックされていたやや日刊カルト新聞社・藤倉善郎総裁のアカウントが11月21日、40日ぶりに復活しました。復活第一声として「Twitter死ね!」とツイートした藤倉総裁は、削除された写真に様々なパターンの修正を加えて再投稿。どれが削除されるか実験を開始しています。

同紙では、Twitterに限らず、GoogleやFacebookからも無断で記事等を削除されており、藤倉総裁は「TwitterもGoogleもFacebookも、みんな死ね」などと語っています。



藤倉総裁は10月12日、Twitter社によって2件の投稿を無断削除され、アカウントをロックされました。原因となった投稿は、10月8日に幸福の科学・大悟館(教祖殿)周辺の公道で写真を撮影しようとした際に教団職員らから実力行使での妨害を受けたことを報告する内容で、同時に投稿された写真には取材妨害中の教団職員らの顔も含む姿が写っていました。

藤倉総裁が写真を撮影した際、カメラの前に立ちはだかる職員らに対して藤倉総裁は、写真に写り込んでしまう旨を警告しましたが、その上でなお職員らは自らすすんで写真に写り込んできました。また、その場で幸福の科学広報局職員の服部輝成氏は計3回にわたって、写真に写ることを承諾する発言もしていました。

さらに、妨害されながら撮影する藤倉総裁が「手しか写らないじゃないですか。何の資料写真ですか」とツッコミを入れたところ、服部氏は「(取材を)阻止しているという資料写真です」と発言。取材妨害をする幸福の科学職員の姿を写真撮影することすら承諾していました。

公道からの撮影であり、公開を前提とした写真であることを承知の上で職員らが自らすすんで写り込んできたものであり、さらに、写り込むことを言葉の上でも承諾していたことから、一切の違法性も権利侵害もない写真です。

しかし幸福の科学は藤倉総裁に対して内容証明郵便で、藤倉総裁が私有地(大悟館の参道)に無断侵入したと虚偽の主張を行ない、肖像権やプライバシー権の侵害であるとして、職員らの顔が写った写真の削除を要求。藤倉総裁はこれをシカトしましたが、教団は同様の申し立てをTwitter社に対しても行なったと見られます。

Twitter社は、藤倉総裁の異議申し立てに対して一切回答せず、カウントの「ロック」や「凍結」を計21回も一方的に送りつけるばかり。すでに削除されている投稿について、藤倉総裁が削除に同意しない限りアカウントを利用できない状態にしていました。

藤倉総裁は計23回もの異議申し立てを続けるなど抵抗を示していましたが、トラブル対応を改めると報道されていたTwitter社は11月に入って予告通り対応を改め、いままで以上に悪質な対応をとるようになりました。藤倉総裁が異議申し立てを行なうと、「未解決のサポートリクエストを完了してください。」というメッセージを返信してくるようになり、投稿の削除に同意しなければ、その投稿の削除やアカウントのロックについて異議申し立てできないという、わけのわからない状態に。それでもメールで異議申し立てをすると、異議申し立てを受け付けない旨の英語メールが返ってくるようになり、以降、Twitter社はメールに対しても一切返信してこなくなりました。

そのため藤倉総裁は「アカウント復活のため不本意ですが削除に同意」(本人のTwitterより)し、即時、アカウントが復活しました。

幸福の科学はTwitterだけではなく、やや日刊カルト新聞社が記事を配信しているGoogleのブログサービスやFacebookにも抗議しているようで、藤倉総裁宛の内容証明郵便の内容も含め、いずれのケースでも写真に職員の顔が写っていることを問題視しているようです。Twitterにつづいて11月12日にはGoogleが、やや日刊カルト新聞社の記事を無断で削除しました。

【関連記事】Google社が『やや日刊カルト新聞』の記事2本を無断削除

写真の削除を一方的に通告するFacebook
さらに11月21日には、「やや日刊カルト新聞」Facebookページのうち上記の記事の1本をシェアしていた投稿を、Facebookが無断で削除。3社とも、藤倉総裁に対して一切の事実確認もせず異議申し立ても無視するという対応でした。

藤倉総裁が投稿の削除に同意してまでTwitterアカウントを復活させた背景には、Twitterだけが問題なのではなく、巨大なシェアを誇る主要ネットサービスで軒並み、違法性のない表現すら自由に行なえなくなりつつあることへの危機感があるようです。

Twitterアカウントが復活した藤倉総裁は、第一声として「Twitter死ね!」と投稿。つづいて、Twitter社に無断で削除された2件の投稿について、本文は変えず写真に修正を加えて再投稿を始めました。

「Twitterは削除の具体的根拠を示してくれないので、具体的に何がどうダメなのかがいまだにわかりません。合法な投稿すらダメだと言って違法に削除するカルト教団Twitterの教義では、「何をしたらポアされるのか」。実験してみたいと思います。」(本人のTwitterより)

削除された投稿は2件、写真は計8カット。再投稿では、文章部分は一切変えないまま、幸福の科学職員の顔が写っている写真について、目線を塗りつぶしたもの、顔全体にぼかしを入れたもの、顔を黒く塗りつぶし目だけ出した「目出し」状態のもの、職員の顔を全て教祖・大川隆法総裁の顔(藤倉総裁自身が撮影した写真を切り抜いたもの)にしたもの4パターンを作成し、計32カットを公開しています。

なお、前述のように、教団職員の顔を隠すまでもなく全く違法性のない写真であるため、藤倉総裁は11月12日、niftyにある個人ブログで無修正版を掲載。全ての著作権を放棄し、誰でも自由にどこでも無料で利用できるようにしています。

【参考サイト】
やや日刊カルト新聞社総裁ブログ/本紙総裁が取材写真23点の著作権放棄を表明=Twitterロックへの代替措置
やや日刊カルト新聞社総裁ブログ/Twitter社が本紙総裁の投稿を無断削除しアカウントをロック=幸福の科学の圧力か

現時点では、niftyの記事や写真は無断で削除されることなく掲載されています。

藤倉総裁のコメントです。

「削除されたのは何ら違法性のない写真だし、Twitter、Google、Facebookいずれも、プロバイダ責任制限法が定める手順を完全に無視した違法な対応。サービスの趣旨や方針にそぐわないというのであれば削除も仕方ないのかもしれません。しかし、実際にはプライバシー侵害ですらないものを『プライバシー侵害だ』などとして削除する各社の主張は、事実誤認です。具体的根拠の説明も事実確認もなく異議申し立ても一切受け付けないから、こういう間違いを犯す。ルールがおかしいのではなく、各社が自分たちのルールを自分たちで守ることができないクソ企業だということ。特にTwitterは、問題のない投稿はこうしてムダに一生懸命削除するくせにヘイトスピーチは野放し。反社会的とさえ言えます。TwitterもGoogleもFacebookも、みんな死ねばいい。偉大なるniftyに栄光あれ! エル・カンターレファイト!」

4 件のコメント:

  1. そのうちココログも削除されたりして

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  2. 今年の衆院選で愛知3区から立候補した服部輝成さんについては公開の了承が取れているようですが、
    他に映っている人たちからは取れてないでしょう?ということではないでしょうか

    実際仲間内に頭のおかしい馬鹿がいて、そいつが了承したからと言って
    その場にいた全ての人に了承が取れたとか解釈されたら、たまったもんじゃないと思います

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  3. 幸福実現党から国会議員が出たら「こうこうことになるよ」
    というシミュレーションでした。
    恐怖政治。
    個人的に幸福実現党の政策は好きですが
    実際に信者が政権を握ったら恐ろしい気がします。
    ある意味で幸福の科学は
    アレフや法の華よりもタチが悪い気がします。
    とうことで「法の華の教祖の今」
    「麻原教祖の四女の心境」なども突撃取材して欲しいです。

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  4. よっぽど過去に悪いことして顔が出るとまずい人が写り込んでるとかなんて理由でもあるんでしょうかねえ?
    法名なる偽名で選挙に出たり活動する幹部たちの過去に興味あったりしますよ。
    本名で以前なにやらかしてるのかと。

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