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2018年10月29日月曜日

勝共連合記念大会に自民党国会議員が大挙して参加、首相官邸警備隊が出動する騒動も発生

宴会場フロアのカウンターに設けられた「国会議員」専用受付
25日、衆議院議員会館裏にそびえ立つ高級ホテル「ザ・キャピトルホテル東急」で統一教会・家庭連合の関連政治組織・国際勝共連合が創立50周年記念大会を開催、多くの自民党国会議員が参加した。
 筆者の来場を警戒する主催者サイドは、人員を配置し徹底マークする「対策」を採った。任じられた仕事を忠実にこなし、取材を妨害する勝共連合の若手職員。一方、分派の妨害対策のために出張っていた“週刊文春リレー断食デモ”隊長の古参信者が筆者を大声で威嚇、近隣に建つ首相官邸の警備をする警察官らが出動する騒ぎとなった。


国際勝共連合創立50周年記念大会
 以下は9月に国際勝共連合が国会議員へ宛てて出した案内文の一部だ。
国際勝共連合創立50周年記念大会 ご挨拶(抜粋) 2018年9月

 初秋の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。救国世勝共運動は昭和四三年三年(一九六八年)四月一日、国際勝共連合創設以来本年、五十周年を迎えました。
(中略)
 勝共運動は、五十周年の節目を越えて、新たな次元と広がりをもつ平和運動として再出発する時を迎えました。
 つきましてはこの度、ご案内のように「国際勝共連合創立五十周年記念大会」を開催する運びとなりました。諸先生方におかれましては、ご多忙のことと存じますが、万障繰り合わせの上、何卒ご出席賜まりますよう心よりお願い申しげます。
◆本紙ではお馴染みの国会議員「諸先生方」が多数来場
会場は高級シティホテル『ザ・キャピトルホテル東急』
ホテル内の宴会場掲示モニター
筆者の取材活動を警戒する同連合は若手職員らを配置。来場する国会議員を撮影させまじと取材妨害を図った。

 そんな妨害を掻い潜って写真を撮影し人物特定に至った国会議員は以下の8名。

衆議院議員:山本朋広 奥野信亮 穴見陽一 御法川信英 武田良太 逢沢一郎 

会場に向かう山本朋広前防衛副大臣

関係者から親しげに歓迎を受ける山本朋広前防衛副大臣
勝共連合職員の妨害を掻い潜って撮影した
山本朋広前防衛副大臣の姿

宴会場ロビーを出る山本朋広前防衛副大臣
ホテルをあとにする山本朋広前防衛副大臣

横断歩道を通らずショートカット、
車が行き交う道路を横断する山本朋広前防衛副大臣

議員会館へ戻る山本朋広前防衛副大臣

会場から出てきた奥野信亮元衆議院法務委員長

会場から出てきた穴見陽一議員
「いい加減にしろ!」とは言われなかった

会場から出てきた御法川信英・元財務副大臣

宴会場ロビーを横切る武田良太・自民党副幹事長
大会出席後、一旦、議員会館へ戻るため道路を横断する逢沢一郎議員
 いつの間にかホテルに戻り懇親会に
出席していた逢沢一郎議員(手前)


参議院議員:柳本卓司 宮島喜文 
国会議員専用受付に向かう柳本卓治・参議院憲法審査会会長
ホテルから出てきた宮島喜文議員
(2016年参院選全国比例区、教団組織票の上乗せにより当選)
奥野議員は初顔だが、その他はここ数年のうちに同教団やその関連団体の集会等に来賓出席したり、その誘いで外遊していたことが発覚している議員たちだ。

 逢沢議員に至っては、メインの大会だけでなく一旦議員会館に戻ってから再度ホテルに舞い戻って懇親会にまで出席していた。

 また、写真に収めることはできなかったが、複数の国会議員を目撃したほか、受付カウンターの右端に設けられた国会議員専用受付では多くの議員本人や秘書らしき人物が手続きをしていた。これらの議員が特定でき次第、追記する。

◆首相官邸警備隊警察官が緊急出動!
 また、どうでもよいことだが、首相官邸と議員会館の裏通りを舞台に、取材活動と並行して起こった珍騒動についても触れておこう。
 教団分派による妨害活動の対策要員として配置されていた古参信者の井口康雄・元歴史編纂室室長(文春断食デモ隊長)が、取材活動を行う筆者に難癖をつけ絡んできたのだが、その怒声に警察が出動する騒ぎとなった。
 分派が現れず暇を持て余した井口元室長は、筆者の家族構成などを指摘するなど脅しとも取れる発言を連発したほか、しつこくつきまといながら大声で恫喝。

腹を突きだして尊大に詰め寄ってくる井口元室長
に対し、1メートル以上離れるよう警告する筆者
筆者が全く意に介さないでいると井口元室長はさらに激昂、周辺にまで響き渡るほどの大声で罵倒を始めた。ほどなく同ホテルはす向かいにある総理大臣官邸の警備を担当する官邸警備隊と麹町署の警察官ら7~8名が同ホテル前に集結。警察官によると「大声で口論している」などと通報があったため出動したとのことだが、大声で叫んでいたのは井口元室長1人のみだ。
首相官邸警備隊に取り囲まれる断食デモ隊長、尊大な態度は崩さない
◆「わきまえましょうよ!」勝共若手職員から叱責。イメージダウンに貢献  
 この日、教団古参信者で長く本部職員を務めた井口元室長は教団の霊感商法について「ハッピーワールドが壺を売ったかもしれん。霊感があって物を売って何が悪いんだ!?感謝されてるんだぞ!」などと発言。
 また、警察官に「北朝鮮には何回も行った」と自慢気に語る井口元室長に対し北朝鮮や中国に潜入している教団の極秘宣教部隊について問い質すと「そうだ」とその存在を認めた。

 閉会後、宴会場ロビー共用部に赴くと、筆者の姿を認めた井口元室長がまた迫ってきた。
再度、筆者に先祖因縁をふっかける井口元室長、
このあと若手職員からの注意&叱責という憂き目

  ホテル前の歩道までつきまとい憤懣やるかたない様子の井口元室長は「偉そうに、馬鹿野郎!」「帰れ!」「二度と来るな!」などと叫び散らす。そしてついには、怒りの矛先を筆者だけでなく若手勝共職員にも向けた。与えられた任務を適宜遂行していた若手職員に対し「戦え!」と理不尽に絡んだのだ。あまりのしつこさに辟易したのであろう、普段温厚な職員も堪忍袋の緒が切れたのか敢然と言い返す。
きっちりわきまえましょうよ!イノグチさん!また警察が来ますよ!」
 理路整然と若手職員から叱責された井口元室長は、思わぬ反撃にしどろもどろになり狼狽を隠せない様子だった。

 現場を通りかかったあるメディア関係者はこう呟いた。
「あの人は勝共連合のイメージダウンに一役買ってますね」


 国際勝共連合のこれまでの歴史的背景などについては下記、HARBOR BUSINESS Online(ハーバー・ビジネス・オンライン)の記事を参照いただきたい。


~関連記事~
 HARBOR BUSINESS Online(ハーバー・ビジネス・オンライン)
自民党議員、国際勝共連合50周年大会に複数名が出席。旧統一教会系政治組織と与党議員の関係

〈文中一部敬称略〉



9 件のコメント:

  1. 穴見陽一については、ジョイフルに抗議を送ろう。

    ジョイフル
    ご意見・ご要望について
    https://www.joyfull.co.jp/contact/index

    あれー、穴見って幸福の科学信者だったよな???
    学生の頃からの
    https://facta.co.jp/article/200803045.html

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    1. ジョイフルへの抗議は迷惑行為ですよ。
      ジョイフルの営業と関係ない事は
      社会人としてしないようにお願いします。

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  2. 北朝鮮や中国に極秘で統一教会が宣教に潜り込んでいるのが特定されたらやばいなんてもんじゃないですね。スパイ扱いされても文句言えないのでは。信者にそんな危ない橋を渡らせるべきではない。

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  3. チンピラ偽右翼韓国統一勝共とオトモダチの国会議員達(笑)

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  4. 共産主義が衰微した現在、「勝共」ってどれくらいの票になるのか?

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  5. 家庭連合公文より

    真の御母様は、「日本は韓国と1つになることで、はじめて天と通じ天運を受けることが出来ます。韓国との対立は、日本の国運を衰退させる要因になってしまう。だから、日本の国民を、国のリ-ダ-たちを教育しなければなりません。」と語られています。

    全て日本の責任イムニダらしいです。

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  6. 自民党はほとんどカルトやからな
    ネトウヨみたいのもぎょうさんおるで

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  7. 宗教法人課税、政治献金廃止で私達は救われる

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