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2019年12月2日月曜日

菅原一秀前経産相の公設秘書が“反社”風男性に本紙主筆への"恫喝"を教唆か

筆者に恫喝めいた口調で詰め寄る反社風ファッションの男性
10月25日の辞任以降、有権者の前に姿を見せておらずその動向について様々は憶測を呼んでいる菅原一秀前経産相。消えた代議士の行方を追う本紙が11月中旬、菅原の妹分とされる区議会議員のパーティの取材を試みたところ、菅原の政策秘書に唆されたと思われる「反社」風ファッションの男性から恫喝めいた口調で詰め寄られるという“珍事”が起こった。



 大臣辞任以降、会期中の国会を欠席している菅原一秀前経産相。「今日も駅にいる」とのキャッチフレーズを掲げ毎朝続けてきたと喧伝する練馬区内での主要駅での駅頭活動も一切行っておらず、有権者への金品配布や香典納付といった公職選挙法違反を指摘されて以降、一般の有権者の前には一切表立って姿を見せていない。

 筆者と本紙の藤倉善郎総裁は菅原の元秘書で現在練馬区議会議員を務める柴田幸子が11月5日に大泉で行った区政報告会に菅原が極秘登場するのではとの情報を得て、現地で取材を行ったが代議士は現れなかった。

 同月17日、菅原の妹分と目される小川けいこ練馬区議の区政報告会が練馬駅併設のココネリホールで開かれた。
菅原の妹分・小川けいこ練馬区議の区政報告パーティのチケット(当日券)
◆「今日も駅にいない」ネタにされるキャッチフレーズ

 前日、小川区議サイドに連絡を取り出席の了解を得た上で、ココネリホールに赴くと、会場ロビーには来場者を出迎える菅原の公設秘書・石黒輝彦政策秘書の姿。当日受付を済ませ、ホール内へ。すると慌てた様子で小川区議が声をかけてきた。

「マスコミの方ですよね、今日、うちの後援会で話して、今日ここには代議士来ないんですけど、いろいろ今あるじゃないですか、それで今回は招待した方だけにしているので、皆さんに許可を取ってないので、マスコミの皆さんはお断りしようということになってまして」「有名人だから顔で判ったんですけど。本人来ないですよ今日」

――小川さんにも話を訊きたい

「私もちょっと今日はその話は」

――その話って何ですか?

「代議士のですよね(笑)」

――9人の区議会議員が菅原さんから物品をもらったと(報道)されてますが小川さんも入っているんですか?

「いえいえ」

――メロンとか蟹はもらってないんですか?

「メロンアレルギーなんです(笑)」

――菅原さんの秘書いましたよね、石黒さん

「いましたね、私もまだちゃんと話してないですけど」

――ということは(菅原も)来るんじゃないんですか

「ホントに来ないです嘘じゃなくて来ないです、他の会も全部代理でやってるので」

――菅原さん全然出てこないですよね

「私も会ってはいないです」

――何してるんですか?駅にもいないし

「『今日も駅にいない』って?(笑)」

◆問いかけを無視した石黒秘書が反社風ファッション男性を嗾ける

 石黒秘書に代議士の代理で来ているのかと問いかけたが完全無視。

 ココネリの共用部から石黒秘書の写真を撮っていると、石黒秘書に何やら告げられた様子の男性が血相を変えて詰め寄ってきた。
石黒秘書から何かを言われ筆者に迫り来る反社風ファッション男性

 昭和時代のヤクザを絵に描いたようなファッションだ。チャンピオンベルトのような金ピカのバックルが目立つ。

――どちら様ですか

「おたくがどちら様だ?よ」

――どちら様ですか?

「なんで?どちら様っていう前に写真撮るなよ」 

――あなたは撮ってない

「誰を撮ってんだよ、見せろよ」

――石黒さんを撮ってただけ

「見せろよ 俺も写ってんだろ?」
「誰を撮ってんだよ(写真を)見せろよ」と迫る反社風ファッション男性

――別に問題ない、公表しないし

「公表しないのどうのこうのじゃないだろうよ」

――どちら様ですか?

「あんたは?」

――ジャーナリストの鈴木です

「俺はここの応援している人間だよ、俺は建築関係やってるんだよ」

――反社の人ですか?

「なんだよ!反社会的とは!?」

――そういう言い方してくるから

「なんで?あんたがそうしてるんじゃん、見せろ!って言ってるの!人の写真撮って見せるの当たり前だろ!」

――見せる必要ない

「なんで?」

――見せる必要ないから。菅原一秀の秘書、石黒さんを撮った。あなたは撮ってません

「一緒に写ってんだろ」

――写っていたとしても問題ないです

「なんでよ?」

――だってあなたを撮っていたわけじゃないから関係ない、何の問題もないです

「ああそうなの、へえ~そういうものなのかい。じゃ写真撮ろ」
筆者の顔写真を撮影する反社風ファッション男性

◆「ふざけるなよ!」「バカヤロー!ふざけたこと言ってんじゃないよ!」

――はい、どうぞ

「お前さ、ふざけるなよ!」

――何が?

「人の写真撮っておいてさ」

――あなたも撮りましたよね

「消すよじゃあ一緒に消そう」

――消さないよ、あなたの写真必要ないから

「じゃあなんで一緒に撮(る)んだよ!?石黒だけ呼んで撮ればいいじゃんかよ」

――じゃあ石黒さん撮るよ

「なんでさ、人の写真を一緒に撮るんだよ」「人の写真を無断で撮ってさ」

――報道目的なら問題ない

「俺の写真もか!?」

――あなたは必要ないでしょ。関係ないし。でもこんな風に絡んでくるってことは

「『絡む』じゃない」

――それは報道の対象になりますよ

「なんで?」

――そうやって文句付けてきたってことは

「文句じゃねえじゃん、俺の写真撮ったから嫌だなと思ったから来てるでしょ」

――あなたの写真は公表しないです、はい、以上。終わり

「(写真)消しますよ、ほら」

――どうぞ、ご勝手に

「はい、削除しました」

――はい、そうですか

「だからさ。人の写真撮ってさ、開き直るなよ」

――別に開き直ってない

「なんだよ、そういうの開き直るって言うんだぞ」

――あなたに興味ないので。こんな風に絡んできて、石黒さんに言われたの?

「違うよ」

――石黒さんに「あいつに絡んで来い」って言われたんですか?

「バカヤロー!ふざけたこと言ってんじゃないよ!おめぇさ」
「バカヤロー!ふざけたこと言ってんじゃないよ!おめぇ」罵声を浴びせる反社風ファッション男性

――『バカヤロー!ふざけたこと言ってんじゃないよ』って絡んできたこと自体報道の対象になりますよ

「迷惑かかるからこっちこいよ」

――あなたの指示に従う必要はない

「反社会的人間みたいなこと言ったじゃん俺に」

――だってそんな感じで迫ってきたらそう思うでしょ

「なんで?何が?」

――だから確認した。そうなんですか?違うんですか?

「だから建築関係やってるって言ったじゃん」

――建築関係?

「建築板金だよ」

――別に反社の人じゃないんでしょ

「反社会的?なわけねーだろがよー!」

――違うんですか、ならそれでいいや、はい、確認終わりました。以上です

「確認じゃねえんだよ!反社会的ですかってそんな失礼な言い方ねえだろーがよ!?」

――そんな感じで向かってきたらそう思うでしょ、誰でも

「なんでよあんなことさ」

――「お前何撮ってんだ!こら!」ってきたら誰でもそう思うでしょ

「あんたこそさ、人の写真撮っておいてさ、知らん顔してるからさ」

――知らん顔?知らん顔なんてしてないですよ、あなたの写真を石黒さんと一緒に撮りました、でもあなたには興味ないです、以上、終わりです

「俺に興味なくたって俺は写真なんて撮られたくねえんだよ」

――あなたの写真は公表しません、はい、以上です

「はい以上じゃないよ。俺の写真が残ってること自体が嫌なんだよ」

――それはあなたの気持ちの問題なので、自分の中で解決してください

 一旦引き下がった男性、石黒秘書から背中に手を添えられ何やら労われている様子だ。
石黒秘書から労をねぎらわれる反社風ファッション男性

◆前川燿男練馬区長は無視

 練馬区長の前川燿男がパーティ会場から出てきた。後を追ってココネリのエレベーター前で声をかける。

――前川区長さん!

一瞬、反応するも顔を背け無視する練馬区長。一緒にいた男性が遮る

「わたくし秘書課長です」

――ちょっとお話を伺いたかったのですが

「いえ、それでしたら広報の方を通していただければと思いますので」

――菅原さんの件を訊きたかった

「あ、そうですか」

 前川区長はココネリホールのロビーで先ほどの反社風ファッション男性らと何やら話していた。菅原と親しい前川区長は筆者を避けたのか、練馬区民である筆者が掛けた声を黙殺、一顧だにせずエレベーターに乗り込み去っていった。
秘書課長にガードされる前川燿男練馬区長

◆スタッフだった反社風ファッション男性

 撮影データを確認すると反社風ファッション男性はネックストラップ型のスタッフパスを付けていた。そこで改めて呼び出して告げておいた。

――そこのダブルのスーツの人ちょっと来て。さっき写真消せとか言ってたけど、あなたスタッフでしょ?

「スタッフじゃないよ、ただ俺は応援だから」

――だから小川さんの今日のスタッフでしょ?

「そうだよ」
「一人の人間として無断で写真撮られたくないわけよ、俺はカタギだから」

――そのお気持ちは判りました

「反社会的な人ですかと言うんだからさ」

――だってこんな格好でいきなり迫ってきたらそう思うでしょ、誰でも

「何がこんな格好よ!?」

――金ピカのチャンピオンベルトみたいなのして

「おかしくないだろ?」

――だって怖いじゃん、こんなの付けて、一瞬ヤクザかと思った

「そういう言い方するからさ」

――ああびっくりした

「偏見だよね、自分だけ正当化して」

――いきなり絡んできたからてっきりそっちの人かと

「人の写真撮ればさ、なんで写真撮ってんだって普通の人は言うよ」

――言い方が、ガンガン迫ってくるから

◆「すがわら一秀会」「後援会会長」

 この反社風ファッションの男性、調べてみると「すがわら一秀」というお揃いの半纏を着て菅原の隣りに並んでいる写真が菅原のブログに掲載されていた。
菅原一秀オフィシャルブログ・直球勝負「かけがえのない財産」より
「一秀会」という菅原の後援組織のメンバーだった。

 また練馬各地にある菅原の後援会の連合会バス旅行のパーティで壇上から挨拶もしており菅原の後援会会長の一人と思われる。
菅原一秀オフィシャルブログ・直球勝負「バックボーン」より

 収支を政治資金報告書に記載していなかったとの報道があった後援会のバス旅行だ。

◆石黒秘書が代理で挨拶

 会場から出てきた人に訊くと、菅原は現れず石黒秘書が代理として挨拶を行ったという。

◆市民団体が議員辞職を求める活動

 練馬駅前では市民団体による菅原の議員辞職を求める呼びかけが行われていた。
市民団体による練馬駅前での活動
◆酉の市にも現れなかった代議士

 11月に行われた地元練馬の酉の市にも現れなかった菅原が今後、一般の有権者の前に姿を現すのはいつになるのか。

◆陰謀論、口止め工作、後援者への文書送付と擁護記事コピー配布

 そんな菅原一秀代議士の最新の動向が明らかとなった。後援者への口止めや自身を擁護するマイナー月刊誌記事のコピー配布など、証拠資料と共に筆者がハーバービジネスオンラインで連載中の次回記事で詳らかにする。

7 件のコメント:

  1. 天人唐草やちょお2019年12月2日 16:40

    エイトさんの冷静かつ淡々とした返し芸(?)
    さすがっっっ��ゲーハの宮史朗みたいな親父もタジタジですね(笑)��

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  2. エイトあいかわらず小学生以下のコミュニケーションだね。
    相手が反社の人ならアンタ死んでいるよ。

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    1. 人のコミュニケーションを中傷するより法華経を信じ南無妙法蓮華経と唱えましょうね

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  3. 2世女優の上木優子。綺麗だよね。幸福なんぞに潰されず頑張って欲しい。
    雲母にあと何だったけ、名前が思い出せないけど潰れた女優さんは?

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    1. 匿名2019年12月4日 5:14

      一般人の方でしょうか?
      とてもマニアックですのでw

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  4. >反社”風男性に……

    政府曰く「反社の定義は困難」だそうです。
    後付けで解釈を変更するということは、反社の出席を黙認していたんでしょうか?
    そのうち「テロリストの定義は困難」だとか主張しそうです。
    安倍内閣が拘泥している安全保障政策って一体何なんでしょうか?

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  5. 【「ポスト岸田」皆さんはどなたを推しますか??】

    馬場伸幸/乾正人/岩田清文/小川榮太郎/田村智子
    鈴木宗男/生田よしかつ/桜井誠/浜田聡/大川宏洋
    /福島みずほ/三浦小太郎/菅野完/衛藤晟一/島田洋一/内海聡/谷本真由美/清水富美加/藤倉善郎/長井秀和/石丸伸二/青木正雄

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