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2010年6月20日日曜日

統一協会(統一教会)ダミー施設の『開運講演会』

本紙2010年6月14日既報【『幸せアンケート』から『開運講演会』へ、霊感商法の手口 】、その『開運講演会』の会場である統一協会(統一教会)の婦人部ダミー施設【東京家庭アカデミー】を訪ねた。


西新宿靖国通りに面したテナントビル5階、外から見ると窓越しにパーティーションで仕切られたビデオブースらしきものが確認できる。



ビルの案内板。5階に東京家庭アカデミーがある。




5階のドアに『Welcome』とあったので開けてみた。



壮婦と呼ばれる婦人部信者が顔を出したので用件を伝えた。



講師の『大越六然先生』なる人物の姿を確認、温和そうな中年男性。もちろん只の統一協会信者で偽物。
中には15名程の女性が講演を聴いており、東京家庭アカデミーが統一協会の施設であることを伝えた。



男性スタッフが慌てて飛び出してきて記者を外に押し出した。
取材の用件を再度伝えたが取材は拒否。
街頭での正体と目的を偽った勧誘手法や統一協会と明かしているのかということ等について問い質すと、「ここは統一教会の信者が自主的にセミナーをやっている所」「セミナー代は月1万円、年間一括だと7万円。合宿セミナーはない」「ちゃんと統一原理のセミナーと言っている」「物品販売はしていない」「(連れてきた人を)セミナーに誘うことはしていない。但し、本人から学びたいとの意思表示があれば紹介することもある」との答え。
「それはおかしい、東京家庭アカデミーがセミナーの概要を提示しない限り意思表示できる筈がない」と矛盾点を突くと、渋々「信者が自分の意思と判断で誘っていることも個人と個人との関係としてならあるかもしれない」と認めた。統一協会本部に責任が及ばないようにするための苦しい言い訳である。

所長を名乗る年配女性信者も出てきたが、勧誘手法や管理責任について訊くと「信者にもピンからキリまでいるからね。それにここは統一教会とは無関係よ!」と無責任発言。

統一協会が組織的に行っている違法勧誘や霊感商法の一端が垣間見えた。
昨年の新世裁判で明らかになった『信者の生産ライン』は今も様々な手口で稼働している。

3 件のコメント:

  1. 潜入ご苦労様でした。
    我が家は、母が協会にドップリはまってしまい、
    家出をしてもう直ぐ2年になります。
    未だに住まいは教えてはくれません。
    お布施〇億、協会にとって母は良いカモでしかありません。

    家族を幸せにできない人が、世界を救うことは到底できないことに、早く気づいて欲しいのですが・・・

    今後も徹底的に協会の記事を、掲載願います。

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  2. 統一協会の常套手段であるダミー団体、虚偽勧誘、洗脳セミナーへの招待だが、殆どの人間は知らないから、いくらでも引っかけられるのだ。

    統一協会を全面支援していた自民党も下野したし、協会とは何ら関係ない菅直人が首相になったんだから、これを機会に徹底弾圧してもらいたいですね。

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  3. 『自民党も下野したし、これを機会に徹底弾圧してもらいたい』
    そのとおりだと思います!

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