やや日刊カルト新聞、史上3度目のコミケット出店へ

8月12～14日に東京ビッグサイトで開催されるコミックマーケット80に、やや日刊カルト新聞社が出店することがわかりました。同社の出店は8カ月ぶり3度目。関係者が恥ずかしそうに明かしたところによると、コミケ用号外最新号のほか、今年4月にこっそり発行した号外「エイプリルフール特別版」その他のバックナンバーを販売するとのこと。また、今回は他サークルとのコラボレーションも実現するようです。


■幻の“エイプリルフール版”も登場！

コミックマーケットは、毎年8月と12月に開催される同人誌即売会。やや日刊カルト新聞社は、2010年の夏の回に初出店し、今回で3度目となります。初回はこじんまりと号外（紙版）を販売しただけですが、2度目の出店では号外最新号のほかオリジナルのステッカーやカレンダーも販売するなどして悪ノリ。今回は、コミケ用最新号のほか、今年4月にこっそり発行していた号外「エイプリルフール特別版」も含めたバックナンバーを販売予定です。

「当社がこれまでコミケで販売してきた号外は、カルトネタや宗教トラブルネタを面白おかしく報じながらも、基本的にはウソみたいな本当の話しか載せていません。しかしエイプリルフール特別版の記事はぜんぶウソ。夏コミ用の最新号ですか？　できるんですかねえ。まだ何も手をつけてないんですが」（同社広報担当者）

エイプリルフール特別版は、4月に本紙主筆・藤倉が出演したとあるトークイベント会場のみで販売したもの。やや日刊カルト新聞の記者陣からも、「その号は記者ですらもらってないんだが。もうないのか？」との不満の声が挙がっているレアモノです。

■他サークルとの初コラボも

今回のコミケでは、12日に出店の「極東燃萌帝國」さんによる合同誌にも参加しています。タイトルは、『とある科学の地球覇者（ワールドゲイナー）』（700円）。

幸福の科学の大川隆法総裁が降臨させた宇宙人の霊をモデルとする『ワールドゲイナー』は、幸福の科学出版が「実在する宇宙人」のカードゲームだと主張しています。ゲーム内容の設定よりむしろ、「実在する宇宙人のカードゲーム」という設定が新しいのではないかという、どう評価したらいいのかよくわからない逸品です。これをネタ元にしたマンガや小説を収録した（っぽい）のが、『とある科学の地球覇者』です。

そこに本紙主筆・藤倉が、とある科学における霊言について文章「いたって本気の少年信者育成教材～『ワールド・ゲイナー』の予備知識～」を寄稿させていただきました。「ワールドゲイナーをバカにすんな！　これ、ネタじゃなくてガチなんだから！」みたいな内容です。

『とある科学の地球覇者』は8月14日にも、やや日刊カルト新聞社のブースで販売する予定です。ちなみに「極東燃萌帝國」さんは昨年、幸福の科学の映画『仏陀再誕』をネタにした『偶像再誕』も発刊しています。

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コミケ出店情報
「極東燃萌帝國」8月12日（金）西地区つ-04a
「やや日刊カルト新聞社」8月14日（日）東地区Q-42b