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2016年7月8日金曜日

大川隆法 御生誕祭大講演会 さいたまスーパーアリーナにて開催

7月6日、さいたまスーパーアリーナにて「大川隆法 御生誕祭大講演会『地球を救う光』」が開催されました。御生誕祭は毎年、幸福の科学の教祖・大川隆法総裁の誕生日とされる7月7日近辺に毎年開催されており、年末の「エル・カンターレ祭」と並ぶ教団の大規模行事です。やや日刊カルト新聞社は2012年から、これらの行事への入場を拒否されていますが、このたび数年ぶりに記者が潜入に成功しました。


■各種ブースが出展

金属探知機による荷物チェックを済ませた先には、企業の展示会のように様々なブースが設置され、来場者を楽しませています。一例を挙げますと、

・設置されたパネルの前で写真が撮れる記念撮影コーナー
・「今からでも遅くない ようこそ、新しい最高学府へ。」という文字が目を引く教育ゾーン
・「エクソシスト入門」や「エクソシスト概論」の大きなパネルが掲げられている出版ゾーン
・「大勝利」「限界突破」という声が飛び交う中で釈量子さんやトクマさんの顔出しパネルで写真が撮れる政治ゾーン

その他にも色々な展示があり幸福の科学の多様さを感じさせます。

■ペンライトで盛り上がる会場

そして、メインアリーナで大講演会が始まります。

まずは大川宏洋副理事長とスペシャルバンドメンバーによる(幸福実現党)応援ソング「Revolution!!」が会場を盛り上げます。受付時に全員がペンライトを渡されており、お爺さんもお婆さんも、2万人がペンライトを振って盛り上がります。まるでアイドルのコンサートのようです。

さいたまスーパーアリーナではエホバの証人の地区大会も行われています。淡々と進むこの地区大会と比べると、エンターテインメント性の高い講演会です。

ちなみに、バンドメンバーは水澤有一さん、大門一也さん、河口純之助さんなど。トクマさんは入れてもらえなかったようです。

■幸福実現党の演説へ

次は幸福実現党の演説です。小島一郎幹事長代理、トクマ遊説局長、釈量子党首がそれぞれ演説を行いました。

小島一郎さんはまず最初に言います。

「今日は公共の場だという事なので直接的な話はしてはいけないと言われてますので、ちょっと奥歯に物がつまった話し方をさせていただきます」

小島一郎さんは「ホンネをカタチに」をスローガンに、短い政見放送の中で6回「ホンネ」と言うなど、「ホンネ」をキーワードに選挙活動をされています。ブログには「ホンネの政治、小島一郎をお勧めくださいますように、お願い致します」などと書いてもいますが、実際のところ小島一郎さんの本音はどうなんでしょうか。

そして、小島一郎さんからバトンタッチしたトクマさんは「歌いたかった気持ちを抑えて政治家トクマとしてRevolution!」と、バンドに入れてもらえなかった事への本音らしきものを叫んでいました。

■大川隆法総裁登場

休憩と映像上映の後、いよいよ大川隆法総裁の登場です。

「私の説く内容は日本の国の人々のみならず、全世界の人々に来世への糧として学んでいただきたい内容です」

時間的にも空間的にもスケールの大きいお話です。

そして、イスラム系のテロ事件への悲しみを表されます。「痛切な責任を感じております」とすらおっしゃいます。大変悲しい事件ではありますが、大川総裁が責任を感じるのはなぜでしょうか。

「キリスト教とイスラム教における十字軍戦争はもう結構です。キリスト教の成立にも私は関わりました。天上界からはっきりとユダヤの地においてイエス・キリストを指導しました!その同じ私がその六百数十年後、サウジアラビアの地において、ムハンマドも天上界から指導しました!私が産み落とした宗教が憎しみを持って千年以上戦い続けているのは見るに堪えません。」

大川総裁はとてもスケールの大きい責任感を感じられておられるようです。

その後、大川総裁はテロと革命の違いについて語られます。テロは怒りによって支配されていて、革命の本質は自由の創設だという事です。

この流れで、話題は日本の参議院選挙に移っていきます。

・沖縄の抱える問題にきちんとした主張をしているのは幸福実現党の候補だけ
・幸福実現党は本音を隠さずになすべき政策を訴えるために落選してしまい、選挙後にその政策を与党が行う
・参議院は改憲勢力が2/3議席に近づこうとしている
・憲法改正について選挙戦でまったく議論されないのはおかしい
・非武装中立を言うのは共産党ぐらい
・憲法9条は変えなくてはいけない
・日銀がお金をたくさん供給すれば消費が増えるという発想の金融政策はうまくいっていない
・よく働き賃金が上がりGDPが上がる事が大事
・アベノミクスの円安誘導によって国際収支の赤字がかさんでいる
・日経平均が15000円や20000円になっても、それだけで景気が良くなるわけではない
・1990年代に銀行が貸しはがしをしてたくさんの会社が倒産した。
金融機関が失った信用を取り戻せば、日本列島を再び改造する力が出てくる
・幸福実現党が言っているように、北海道からロンドンにまでリニアモーターカーを通す構想がある事はある
・幸福実現党が言っている事が全部正論なんですよ!
・世論調査により、投票日前に当選数がマスコミに載るのはおかしい

話題のスケールが日本、主に2016年7月の参議院選挙に集約してきました。
ちなみに、この講演のタイトルは「地球を救う光」です。

大川総裁は出口調査についても疑問を呈します。

「出口調査も私一度も受けたことないから、そんなもんしてるかどうか知らないんですけども、どっかではしてるんでしょう」

日本からはるか遠く、スコットランドのネッシーは遠隔透視できますが、出口調査員は遠隔透視できないようです。

そして、大川総裁が

「正しい宗教政党が世界の正しい宗教と手を結ぶことによって、全世界に自由の創設という意味での革命が起こせるんですよ!」

と、叫んだところで会場からは大きな拍手がわき起こります。

最初に演奏された応援ソングのタイトルは「Revolution!!」です。トクマさんも「Revolution」と叫びました。釈量子さんは「国会へRevolutionを起こすぞ」と叫んでいました。大川総裁の講演の中でも「革命」という言葉が何度も出てきます。何か「革命」がキーワードになっているようです。

大川総裁は最後に叫びます。

「もうすぐ壁は破れます。壁は必ず破れます。間違いない!」

果たしてどのような壁がどのように破られるのか。

投開票日の7月10日には、本紙公式Twitterで、国政選挙恒例となった「幸福実現党候補者落選速報」が配信される予定です。

10 件のコメント:

  1. この講演だけじゃないけど、選挙に関しては「いちゃもん」のレベルだし、語る経済政策も大学初年級レベル。これで大宇宙の根本が分かってるつもりとは…

    自分たちは絶対に間違っていないという、思考停止と信仰を取り違えた人間の行く末か(笑)。

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  2. 信者が減って過疎ってきてる感ありますね。

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  3. 大川隆法の誕生日神話は単なる出生届の出し忘れ。

    「ウソはカルトのはじまり」

    http://algorabarchives.blog.fc2.com/

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  4. 若田部修記者? 新しい記者が入ったのか???

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  5. ここ以外の党も政策評価受けたら30点も取れてないしなww
    取れてないしな・・・
    プロが見てもどこもまともなこと言ってないさ
    http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900611&g=pol
    ほんとにどうしようもない

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  6. 若田部修よ、貴様は藤倉の指示で潜入したんじゃねぇ~のか?
    どうだ?図星だろう!!!

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  7. やっぱり。幸福の科学の世界平和にパレスチナは入ってないのですね(涙)(ToT)

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  8. 以前は
    とにかく円安誘導して名目株価が上がれば景気回復やアベノミクス最高!
    って話だったような気がするんですが国師様……

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  9. >「今からでも遅くない ようこそ、新しい最高学府へ。」

    客の入りが悪い、チケットが余りまくってるコンサートみたい

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  10. ワールドメイトの予備校の方が世間の役に立つ?

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