HOHが「レムリアアイランドレコード」を名乗るレコード会社兼自己啓発セミナー会社として活動していた1997年頃、X JAPANのTOSHIが妻のすすめで入会。実質的指導者である倉渕氏が作る楽曲に心酔してX JAPANを脱退し、バンド解散につながりました。1999年、こうした真相がメディアで暴かれ、いわゆる「TOSHI洗脳騒動」が起こります。
当時、東京に拠点を置いていたレムリアは2001年に栃木県の那須町に移転。名称を「ホームオブハート」(HOH)と改めました。那須町に複数の拠点を構え、熱心なメンバーたちで共同生活を開始。TOSHIの個人事務所「トシオフィス」も、すぐ隣の黒磯町に開設されます。
児童が保護されたHOH本部(2010年撮影) |
この頃からHOHを脱会した複数の被害者が、HOHなどを相手取って訴訟を起こしました。中には、消費者金融での借金を強いられたとしてHOHに約2000万円の賠償を請求したケースもあります。
脱会後、TOSHIは被害者側代理人らと笑顔で共同会見 |
記者会見で脱会、自己破産、妻との離婚を表明するTOSHI |
その一方、倉渕氏やHOH関係者は、HOHとは別の複数の会社で活動を継続。倉渕氏も芸名(?)をMASAYAからMARTHに改め、ヒーリングミュージックCDを発表するなどしています。
コンフォート社のプレゼントキャンペーン(MARTH Healing Music News Letter Vol.1より)
|
コンフォート社の代表取締役は元アイドル歌手の守谷香氏。TOSHIの元妻で、TOSHIをHOHに引き込んだ張本人でもあります。言うまでもなくくHOHメンバー。さらに、他の役員も含めて同社の役員全員が、那須町で共同生活を行っていた時代からのHOHメンバーです。これが実質的指導者のMARTH(倉渕氏)のCDを販売する事業をしていることから、HOHの後継団体と考えて差し支えないでしょう。
上記のプレゼント企画は、この後継団体が直接行っているものです。HOHの被害者団体である「MASAYAこと倉渕透グループの問題を考える会」の関係者は、本紙の取材に対して、こう語ります。
「コンフォート社は、もともと倉渕氏をオーナーとして設立された会社です。HOHはX JAPANのTOSHIのファンを勧誘していたばかりか、CDに添付のアンケートに感想を書いたり、HOHが経営していた美術館で絵の感想をノートに書いた人まで巻き込んで被害を拡大していきました。それだけに、名前を変えてプレゼント企画などで新規客を開拓しようとする動きには、新たな被害の発生につながりかねないという不安を感じます」
コンフォート社に電話をかけて、事実関係の確認を求めたところ、こんな返答でした。
「いまはMARTHというアーティスト名で活動しており、それ以上でも以下でもありません。取材の意図がよくわかりませんので、担当者から折り返しご連絡します」
ほどなく、「顧問的なことをやっている」という弁護士から電話がかかってきました。
「HOHの役員とコンフォートの役員は一致していませんし、全く別の会社です。HOHは裁判も全て終わっていますので、それを踏まえた記事をお願いします。(コンフォート社の役員がHOHの)メンバーかどうかは、こちらでは確認していません。MARTHさんが倉渕さんかどうかも私は知りません」
その点を確認するための取材に対してこういう回答だということは「答えない」という趣旨か?と尋ねると、「そうです」とのこと。
電話をかけてきた弁護士は、芝綜合法律事務所の遠藤一義弁護士。前述の訴訟合戦の中でHOH側の代理人として訴訟に関わっていた弁護士の一人です。しかもTOSHIがHOHからの脱会を表明した際、遠藤弁護士はHOHの広報担当者としてメディアに登場し、給与がHOHに流れていたとするTOSHIの発表を「事実無根」と語っていました(2010年1月19日SANSPO.COM)。
HOHとコンフォート社は、確かに法人格も役員構成も違います。しかしコンフォート社の役員全員がHOHメンバーで、実質的指導者である倉渕透氏の楽曲を販売し、なおかつ代理人弁護士までHOHと同じ……。
しかも、HOHとの関係やMARTHが倉渕氏であるという事実と素性を隠して活動しています。関係を隠している以上、当然のことながら本紙の取材に対しても、HOHが引き起こした一連の問題についての反省や謝罪の弁はありませんでした。
CDを聴くだけで洗脳されるなんてことはないにしても、このような後継団体を通じて物品を購入したりプレゼント企画に応募したりすれば、どんな問題に巻き込まれるかわかりません。関わらないでおくのが無難そうです。
HOHにハマっている最中のTOSHIのコンサートでTOSHIと記念撮影したこともある本紙・藤倉善郎総裁の談話です。
「HOHの後継団体はコンフォート社のほかにもある。その全てに“後継団体ですか?”と聞いてみたい。今回と同じ弁護士から“別団体だ”という回答が来るというオチを期待している」
ToshIの元妻の守谷香氏のFacebookが、なんだか気味悪いですね。
返信削除この記事への反応ではないかと思われます。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005957296980&fref=ts
下記の動画みるとどうみてもmarth=倉渕透だと思います
返信削除https://marthlibrary.bandcamp.com/album/beyond-the-skies-and-the-ocean-one-track-only
「HOHが「レムリアアイランドレコード」を名乗るレコード会社兼自己啓発セミナー会社として活動していた1997年頃、X JAPANのTOSHIが妻のすすめで入会。実質的指導者である倉渕氏が作る楽曲に心酔してX JAPANを脱退し、バンド解散につながりました。」
返信削除上記の文章ですと、ToshlさんがHOHに入会したことでX JAPANを脱退したように読めてしまいますが、セミナーの受講・入会は脱退後のことです(それ以前から元妻による間接的な働きかけはありましたが)。
脱退の最大の原因は洗脳のせいというよりも、ボーカルとしての自信喪失やプレッシャー、深刻な精神的苦痛などといったバンドの問題ですね。
時系列の乱れにより、洗脳されたから脱退したという単純化した情報が広まってしまっているように思えます。
X JAPANと言えば、小泉さんであります。
返信削除元総理の小泉純一郎氏のコメントが欲しいです。
南無妙法蓮華経と唱えてください
削除那須町の隣は黒磯町ではなく黒磯市です。
返信削除キャノン さんのコメント...
返信削除X JAPANと言えば、小泉さんであります。
元総理の小泉純一郎氏のコメントが欲しいです。
2017年6月22日 7:06
↑
意味が分からない
何を期待しているのでしょうか?
一般人からすればヤバいカルト集団。
返信削除過去にヤバい事やってた連中がまだいるならオウムとかわらない。
監視対象なカルト集団ですね。
なぜ被害者がみな和解したのだろう?
返信削除裁判のお金がなかったのか、大金つぎ込まれて丸め込まれたのかな。
もし刑が確定して刑期終わっても、上祐みたいにまた新たな宗教団体の
代表としてやれるもんな。
宗教団体で形のないものをすり込むと信者も信じ込んでるから
一番タチが悪いよね。トシは現実の世界に戻れて、たぶんラッキーだったんだね。
「カルト新聞」押し紙8割
返信削除あくどい新聞社だ
まずは押し紙を無くせ
としさんを洗脳しただけじゃ飽き足らずまだ悪行行脚を重ねようとしてるのか?一体どれだけ被害を出すつもりなのだろうか?
返信削除あのクズ渕さんは現在“MARTH”と言う名義で図に乗ってます!
返信削除みんなで引きずり下ろしましょう!
この記事では「HOHとの関係やMARTHが倉渕氏であるという事実と素性を隠して活動しています」と書かれていました。しかし、最近の倉淵氏が運営しているオンラインセミナーのホームページで書かれているプロフィール
返信削除https://academy.healinglabel.com/introduction/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E8%AC%9B%E5%B8%AB-marth%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB/
では、自分たちの以前の組織名が「ホームオブハート」だったことなどには言及していませんが、Toshi:著「洗脳 地獄の12年からの生還」や、米本和広:著「洗脳 彼が彼でなくなるということ」『現代』1998年12月号(のちに単行本「教祖逮捕」宝島社、2000年に所収)に書かれている、倉淵氏の経歴と重複している点がいくつもあります。「頭隠して尻隠さず」ということわざをもじれば、「名前隠して経歴隠さず」ではないでしょうか。
芸能界は韓国宗教に入っている人が多い
返信削除南無妙法蓮華経と唱えてください
削除芸能界にハマって自己破産した人は報道されないよね?
返信削除それがどうかしました?
削除自己破産された方に「報道されない」権利はあります
法華経を信じ南無妙法蓮華経と唱えなさい
親父がお茶屋商法に勧誘されて、今なおトラブルが相次ぐお茶屋商法があります。親父がお茶屋商法の有料会員になり、貧困で家庭が崩壊したというお茶屋2世もいます。
返信削除風俗の責任はどこまで?勧誘されたとき、どうすればいいのか? たちんぼ営業の禁止など厳しい規制がある一方で、現金取引だらけの脱税もあったり用心棒の暴力団もたくさんいる。
営業方法自体は違法ではないお茶屋商法だが芸妓にチップを払って混浴したり恋愛したり楽しいが、助けを求める声は後を絶たない。なかには借金返済のために芸妓になったケースも。
親父がお茶屋の有料会員になり息子に勧誘を繰り返し絶縁に至ったお茶屋2世もいて、紹介制という勧誘手法も未だにある。
巧妙化するマネロン手法にお茶屋商法だと気付かず、1年間で約1000万円をつぎ込んだケースもある。
救う道はあるのか?お茶屋商法を展開する風俗の責任は?近年では、お茶屋商法に勧誘され売る女性、買う男性の心理に迫り、女性の雇用創出対策を探る必要があるのです。