5月9日の本紙記事で既報の【読売新聞全国版に『霊感商法』本の広告が掲載!?】、その続報を記す。
読売新聞東京本社広報にFAX質問状を送信してから10日以上過ぎても一向に返答がないため、本日電話を掛けた。
前回と同じ人物と思われる広報担当者は、9日の本紙記事に対し「広報が正式な返事を出すというのにも関わらず、その前に記事にした」ことを殊更に指摘し「(前回の電話対応について)ゴタゴタさせたことは申し訳ないが、質問に答えると言っているのにああいう形で記事にされると読売新聞としては答えようがない」との見解を述べた。
「それは『やや日刊カルト新聞に対して信用できない』ということですか?」と問うと「そういうことです」との返答だった。
記者は「読者が霊感商法の被害に遭わない為に検索に掛かるように緊急性を優先するニュースと判断して、記事にした」と経緯を釈明したが、ノーコメントの姿勢は変わらなかった。
読売新聞としては、電話でのやり取りや読売新聞の審査体制に対する記者の意見を載せたことに対して憤っていたのであろう。
瑣末事に拘るより、大新聞として反社会的集団に対し毅然とした姿勢を見せてくれることを期待していたのだが残念である。
やや日刊カルト新聞としては読売新聞から得たコメントは前回記事の通り以下のようになる。
その後の取材から与那嶺氏について新たに判明したことを以下に記す。
・肩書きについて、既報の他に『家系未来研究家』『日本家系研究会会長』と名乗っていたことが判明。
・与那嶺氏が講師として全国各地で開く家系図講演会には、東京都港区南麻布にあった『東京ダイヤモンドクラブ内【家系の科学研究会】』という団体が関わっていたことが判明。
・『与那嶺講師』の『運勢鑑定』と『家系図トーク』のビデオ教材は、全国各地のビデオセンターや地区教会に於いて教育に使われていたことが改めて確認できた。
・日本国内のみならず海外に於いても『家系図講演会』を開き、霊感商法に関わっていたことが判明。
・1982年10月14日に韓国で開催された合同結婚式に参加していたことも判明(6000双)。
これら取材過程で判明した事実から、改めて霊感商法に関わる人物の書籍広告を紙面掲載したことについて読売新聞の社会的・同義的責任が問われるべきであろう。
読売新聞東京本社広報にFAX質問状を送信してから10日以上過ぎても一向に返答がないため、本日電話を掛けた。
前回と同じ人物と思われる広報担当者は、9日の本紙記事に対し「広報が正式な返事を出すというのにも関わらず、その前に記事にした」ことを殊更に指摘し「(前回の電話対応について)ゴタゴタさせたことは申し訳ないが、質問に答えると言っているのにああいう形で記事にされると読売新聞としては答えようがない」との見解を述べた。
「それは『やや日刊カルト新聞に対して信用できない』ということですか?」と問うと「そういうことです」との返答だった。
記者は「読者が霊感商法の被害に遭わない為に検索に掛かるように緊急性を優先するニュースと判断して、記事にした」と経緯を釈明したが、ノーコメントの姿勢は変わらなかった。
読売新聞としては、電話でのやり取りや読売新聞の審査体制に対する記者の意見を載せたことに対して憤っていたのであろう。
瑣末事に拘るより、大新聞として反社会的集団に対し毅然とした姿勢を見せてくれることを期待していたのだが残念である。
やや日刊カルト新聞としては読売新聞から得たコメントは前回記事の通り以下のようになる。
「1 Q.チェック機能や審査については?
A.審査はしている。反社会的内容があるものについては掲載しない
2 Q.広告掲載地域範囲は?
A.全国
3 Q.見解と今後どのような対応を取るのか?
A.事実関係を確認した上で今後の掲載については社として判断していく
その後の取材から与那嶺氏について新たに判明したことを以下に記す。
・肩書きについて、既報の他に『家系未来研究家』『日本家系研究会会長』と名乗っていたことが判明。
・与那嶺氏が講師として全国各地で開く家系図講演会には、東京都港区南麻布にあった『東京ダイヤモンドクラブ内【家系の科学研究会】』という団体が関わっていたことが判明。
・『与那嶺講師』の『運勢鑑定』と『家系図トーク』のビデオ教材は、全国各地のビデオセンターや地区教会に於いて教育に使われていたことが改めて確認できた。
・日本国内のみならず海外に於いても『家系図講演会』を開き、霊感商法に関わっていたことが判明。
・1982年10月14日に韓国で開催された合同結婚式に参加していたことも判明(6000双)。
これら取材過程で判明した事実から、改めて霊感商法に関わる人物の書籍広告を紙面掲載したことについて読売新聞の社会的・同義的責任が問われるべきであろう。
前回の記事を引用します。
返信削除広報部担当者は、「あなたね、取材なら取材と最初に言わなきゃダメだよ」と不機嫌な口調、「ちゃんと言いましたよ」と返すと「FAXで広報部宛てに要旨を送信して。うちはそうしてもらってるから」
(引用終わり)
はっきりいってなめてますね、読売新聞は。
対外的な部署であれば、目的が取材だろうと一般読者に対する説明であろうと、この対応はありえないと思います。
新聞広告の単価はおろか、広告代理店を通じての出稿も含めて、かなりの安値争いになっているとも聞いています。
この広告が本社直轄の部署から買い取ったものなら、正規の価格に近いでしょうから、読売新聞社としてもいいお客さんでしょうね。是が非でも手元に確保したいでしょうから、保身に走ることでしょう。
「拡販は新聞業界の闇だ」と、元読売新聞の論説委員だった方の言葉です(また聞きですが、信頼できる情報筋から得た発言です)。拡販以上に問題になってきているのかもしれませんね、広告出稿についても。