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2011年11月15日火曜日

藤田庄市氏「まいんど」連載開始

「やや日刊カルト新聞」では、本日11月15日より、フォトジャーナリスト・藤田庄市氏による連載記事「まいんど」の掲載を開始します。この記事は『週刊仏教タイムス』で不定期連載されている「まいんど マインド Maind」を、仏教タイムス社と筆者の藤田氏のご好意により、ほぼそのまま再掲載させていただくものです。


『週刊仏教タイムス』は、1946年創刊の「仏教界の伝道・情報紙」で、現在、毎週木曜日に発行されています。同紙で連載されているフォトジャーナリスト・藤田庄市氏による連載「まいんど マインド Maind」は、これまで様々なカルト的集団の事件に関する綿密なリポートを行ってきています。

藤田庄市氏は、現代宗教、カルト、山岳信仰、民俗宗教、宗教と政治など宗教取材に従事しており、カルト問題関連の近著には『宗教事件の内側』などがあります。伝統的な宗教や宗教的習俗への造形が深く、それを踏まえてカルト問題を論じることができるジャーナリストとしては、おそらく日本唯一と言っても過言ではありません。

これまで「やや日刊カルト新聞」では、比較的ストレートニュースに近いトピックを取り上げてきました。しかしカルト問題は、複雑で難解になりがちであり、ストレートニュースだけでは問題の構造が端的に理解しにくい面もあります。

その点で、カルト問題について長期間にわたって綿密な取材を積み重ねた藤田氏の連載を再掲載させていただけることになり、仏教タイムス社と藤田氏に深く感謝いたします。

なお、同連載は仏教タイムス上ですでに20回以上にわたって掲載されており、現在も継続中です。「やや日刊カルト新聞」に転載する記事は、過去の古いものから、その都度、再掲載時点での時事的関連性が強いものを優先して掲載していきます。そのため、やや日刊カルト新聞に再掲載させていただく順序は、仏教タイムス上での実際の連載の順番とは異なります。

「やや日刊カルト新聞」上では月1回を目安に再掲載の予定ですが、仏教タイムス紙上で、同一テーマで複数回にわたって掲載された記事については、「やや日刊カルト新聞」上で間を置かずに連続して再掲載します。

ふじた・しょういち/1947年東京生まれ。大正大学卒(宗教学専攻)。フォトジャーナリスト、日本写真家協会会員。現代宗教、カルト、山岳信仰、民俗宗教、宗教と政治など宗教取材に従事している。著書に『行とは何か』『熊野、修験の道を往く』『宗教事件の内側』など多数。

4 件のコメント:

  1. なかなか面白そうだね!

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  2. 宗教っていったい何なんでしょうかねぇ・・・
    人間って弱いんですね。
    わらにもすがるってこういう事なのでしょうか。

    でも、そのすがってる「わら」がどんなものなのか。
    今一度、考え直さないといけませんよね。
    宗教法人って、タブー視されてますけど
    もう一回考え直す必要がありますね。
    こういう機会を与えて頂いた記事に感謝です。

    仰木の里、キャンパーより

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  3. オホーツク海岸の論客2011年11月17日 0:31

    勉強させてもらいます。

    宗教って原始時代から(形を変えながら)続いてる人間の営みなのよね。うまくなじめば社会に不可欠になるけど、戦争のもとになる事もある恐ろしい一面もあるから、タブーばかりではだめなんだよ。何事も冷静に観察する事も大事だね。

    ・・・・・・と私は思います。

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  4. 密教的知識をきちんと広めることができればこのような事件をある程度抑えられるように思うけど、悪用される可能性も出てくる。
    藤田庄市さんは、聖域といわれる修行場にも足を運んでいる人で神秘体験についても理解がある。
    カルトは、心理的側面と神秘体験的側面を考慮に入れないと包括的に説明できないと思う。
    例えば、オウムの麻原は霊能力をもっていたと思われる。
    そうした、本当の霊能力者があのような事件を起こし、信者は、彼に従った。
    オウム事件が解明されればカルト宗教事件を激減させる契機になるだろうと思っていたけれど、それもついえてしまった。
    麻原は拘禁症状を出し、精神に異常をきたしてしまったし、裁判は終わってしまった。
    結局、カルトとは何かも世に広まることもなく、カルト宗教はこれからもスピリチュアルの名のもとに温存し続けていく。

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