機関紙サイトに掲載された政治系霊言の数々 |
■繰り返される霊言挙活動
2009年に結成された幸福実現党は、現在まで国政選挙でも地方選挙でも全敗。1人たりとも当選者を出していません。比例代表の全国での得票は2009年衆院選で約46万票(得票率0.65%)、2010年参院選で約23万票(同0.39%)、2012年衆院選で約22万票(同0.36%)。今回の参院選について共同通信社が実施した終盤情勢調査での支持率は0.2%となっています。選挙を重ねれば重ねるほどれ一斉に陥っていく気配があります。
昨年の衆院選では、選挙期間中に大川総裁が天照太御神を召喚。選挙で成果が出ないなら、日本列島を沈没させ3000万人ほどを消し去ると“民族浄化宣言”。直後に大川総裁自身が街宣に繰り出し、「死にたくなければ幸福実現党に!」などと有権者を脅迫しました。
しかしそれでも、候補者全員があえなく落選。そして今回の参院選では、存命中のテレビ系著名人の霊を降臨させて幸福実現党を称賛させたり、他党の党首の霊や幸福実現党を無視しているメディアの社長の霊を降臨させるという手法を駆使しています。
■社民・福島瑞穂党首に共産・志位和夫委員長
公示日の7月4日以降に全国の教団施設で上映が開始された霊言で登場している存命中の人物は、社民党・福島瑞穂党首(霊)、池上彰(霊)、首相公邸の幽霊(霊)、中日新聞社・小出宣昭社長(霊)、日本共産党・志位和夫委員長(霊)、河野洋平・元官房長官(霊)。
このうち福島党首(霊)は、かつて入閣した目的を「私が(内閣に)入ることによって、国家が崩壊するわけですからね。ええ、国家解体論者ですよ、もちろん」などと語り、子育てに関連して「専業主婦は、頭が悪い」などと言いたい放題。志位委員長(霊)にいたっては、「自衛隊っていう名前はよくないね。日本共産党軍ですね、やっぱりそうしなきゃいけない」「中国と補完し合って、米第七艦隊を壊滅させるぐらいのところまでの力を持たなきゃいけない」と、これまた言いたい放題。
いずれも、腹の底では彼ら(実物)がそういうことを考えているかもしれないと思う人はいるかもしれません。しかし幸福の科学がやっていることは、福島党首や志位委員長が実際にそういう発言をしていると指摘するものではなく、本人に無断で彼らの守護霊を呼び出して喋らせ「これが彼らの本音」だとして公表するという、アクロバティックな他党批判です。
■中日新聞に報復霊言
中日新聞社・小出宣昭社長の霊言も激しい内容でした。
「お前らみたいな、ウジ虫みたいに急に湧いてきた奴らが、偉そうに物を言うからさ、腹が立つんだよな。俺はな、エリートの中のエリートなんだよ」
「本来、メディア界の帝王になるべき存在なんだよ。だから次は遷都して、名古屋に都を移そう」
また、小出社長(霊)はマルクスを「神」と呼び、レーニンを「預言者」と呼ぶなど、共産主義への傾倒を吐露。「日本の未来は北京政府が決める」などと中国への追従姿勢を語りました。
念を押しますが、小出社長が実際にそのような発言をしたのではなく、小出社長の守護霊がそう言っているかのように大川総裁が語っているというものです。
幸福の科学の機関誌である「ザ・リバティweb」では、小出社長の守護霊召喚について、このような前ふりで紹介しています。
【ザ・リバティweb】社長守護霊が暴露 幸福実現党を無視する中日新聞は中国の“属国新聞"なのか確かに今回の参院選では、テレビも含め、幸福実現党を「諸派」ではなく党名で表記し、候補者の演説などを報じる大手メディアが目立ってきた印象があります。しかしそれでも終盤情勢調査での支持率が0.2%です。こと幸福実現党に限っては、得票数が伸びず全員落選を繰り返している原因は必ずしもマスコミによる「諸派報道」のせいではなさそうです。
今回の参院選では、各マスコミが、これまで「諸派」扱いをしてきた幸福実現党を、他党と公平に扱おうとする姿勢が見受けられる。その一方で、中部圏で大きなシェアを占め、系列の東京新聞などを含めれば毎日新聞を抜いて日本3位の部数を持つ中日新聞は、幸福実現党の候補者を取り上げない差別的な報道姿勢を続けている。
■古舘伊知郎、本多勝一にビートたけし、膳場貴子まで
幸福の科学の霊言のうち、存命中の人物の霊言は、参院選公示の2カ月ほど前から、新たな展開を見せていました。テレビ朝日「報道ステーション」のキャスター・古舘伊知郎氏の霊を召喚して、幸福実現党・矢内筆勝党首と対談させたり、ビートたけし氏を召喚して幸福実現党の政策を「素晴らしい」と褒めさせたり。TBS「NEWS23」のキャスター・膳場貴子氏(霊)は、「大川総裁の著書を読んでいるとイエス・キリストを感じる」といった言葉で大川総裁を称賛しました。
幸福の科学出版公式サイトより |
【NEWS23】
幸福の科学出版から出版される「ニュースキャスター膳場貴子のスピリチュアル政治対話」という書籍については、当番組ならびに当番組の膳場貴子キャスターとは一切関係ありません。膳場貴子キャスターの肖像を使用することも許諾しておりませんし、内容的にも全く関知しておりません。
幸福の科学が存命中の人物の霊言を初めて一般に公開したのは、2003年。当時の朝日新聞・箱島信一社長の霊言でした。朝日新聞が、幸福の科学信者である愛知県内の保護観察官が多数の保護司に幸福の科学の案内を送付したことを問題視して報じたことに対抗するもので、この霊言で箱島氏(霊)は「朝日新聞を読めないなら愚民」「日本における神は朝日」などと語ったことになっています。
その後、大川総裁は、大川総裁と元妻・きょう子氏との離婚騒動が表面化した2010年に、きょう子氏の霊を降臨させて、きょう子氏がいかに身勝手でとんでもない人間であるかを自白したかのような霊言を全国の教団施設で上映しました。
従来から、このように存命中の人物への誹謗中傷ツールという側面を持っていた幸福の科学の霊言ですが、今回の参院選に際しては、その側面がさらに際立ってきています。
今回の参院選から“ネット選挙活動”が解禁となり、同時に禁止事項も明示されました。しかし改正された公職選挙法でも、いまだ“霊言選挙活動”の是非や禁止行為については定められていません。霊が選挙に干渉する現代の実情に合わせた公職選挙法のあり方が問われそうです。
つうかさ、こんな弱小カルトのこといちいち記事にしなくていいよ。
返信削除匿名 さんは書きました...
返信削除マニフェスト書きぶり良くなったのは認めよう。しっかし候補者がなぁ。候補者もアウトソーシングしたらどうだろう。自前はやめちゃって。
匿名 さんは書きました...
幸福マニフェスト、アウトソーシングしたかね。作文とかプロっぽくなってる。
最初の政権交代のときはお手製感お花畑感満載だったがw
脱藩役人か代理店に依頼したのかもしれん。だったらやっぱり金あるな。
2013年7月12日 21:50
大川総裁は偉大な人物です。藤倉よ、こんな記事を書いていたら必ず死後は無間地獄に行くことになるぞ。
返信削除http://bit.ly/15fxdbV
無間地獄に行くのは中橋貴様だ<(`^´)>
削除幸福の科学は日の丸掲揚、国歌斉唱をしません。
返信削除保守、愛国を謳っている団体で、日の丸掲揚、国歌斉唱をしない団体は、保守・愛国ではありません。
幸福の科学の愛国は表面上のものであり、その先に目指すものは幸福の科学による宗教立国であって、日本国民の大川総裁の崇拝が目的です。
日本の基盤が危ういと、何十年後かにその実現が不可能となるので、愛国を装っているだけです。
幸福の科学の振る舞い、行動を見ればわかります。
自分達の団体のことだけしか考えてません。
その通り!!!
返信削除統合失調症の患者が書いた便所の落書きよりひでぇやあ。
返信削除あ、統合失調症の方いましたらすみません。
大まじめでこんな馬鹿なことしてるんですね。カルト団体ならでわなんでしょうが、霊言を見せられた信者以外は失笑するしかなく。
返信削除どうやったら支持を広げられるかなんて言うことを一切考えてないから、離反する信者はいても新たな支持者は現れないでしょうね。
コーフク実現党候補者の選挙公報には「うるさいだけの街宣車は使いません」と書いてたけど、駅前で大音量でがなり立ててました。得票率はまた下がるのは確実ですね。
>大川総裁は偉大な人物です。
返信削除大川隆法は自身の発言ができない臆病者であることが今回の霊言でさらに明確になった。
自身の発言に自信と責任を持てない人間は
社会には相手にされないことを、未だに学んでいないようだな。
こんな人間が国師だワールドティーチャーと言うのだから呆れてしまう。
釈尊が霊言で語ったか!
イカサマ国師殿、恥を晒しまくって嬉しいのか!
恥知らずというのはお前さんのことだ!
霊言(苦笑)
返信削除寝言は寝て言えwww
てか無断でひとの名前と写真はりつけて1470円で勝手に販売してる時点で被害者から訴えられたら負けるで幸福実現党!あと選挙で負けたら天変地異で皆殺しにするんだろ? こんないかれたやつらに投票するわけないんじゃぼけ
返信削除選挙期間中にバナー広告で党母体の関係会社が立て続けに広告出しても、この有様です。
返信削除もし私がこのような霊言本を他人によって書かれ本として販売される事を知ったら、明らかに名誉毀損やプライバシー侵害で訴えますよ。幸福の化学グループは奈落の底に墜ちますね。自分たちで離島を守る等の行動を起こさない限りは。得票数が低いのは、あまりにも宗教色を出しすぎた政党に傾倒している事に未だ気が付いていないのは、やはり幹部の頭が可笑しいからでしょう。信者や党員にこんなのとは一切関係を断ちきりなさいと言いたい。この会の終焉は支那の崩壊と同時に起こるのだから。