幸福の科学が“霊の言葉”無断で出版、肉体が教団に無断で出版記念イベント

幸福の科学・大川隆法総裁が本紙・藤倉善郎主筆（実物）に無断で藤倉主筆（霊）を呼び出し喋らせた内容が、書籍として幸福の科学出版から無断で発売されました。これに対して藤倉主筆は、教団に無断で出版記念イベントを開催することを決定しました。「やや日刊カルト新聞社」主催で、会場は都内のライブハウス「阿佐ヶ谷ロフトA」。9月11日19時30分スタートです。大川総裁に霊を降ろされた本人が「霊言」の内容を公の場で報告し検証するという、本邦初の試みです。ゲストには、幸福の科学取材の経験を持つ有田芳生氏・山田直樹氏という2人のベテラン・ジャーナリスト。同教団による「霊言」の実態を明らかにする、本格的な報道イベントになるもようです。




幸福の科学・大川隆法総裁はこれまで、様々な存命中の人物の守護霊を本人たちに無断で呼び出してきました。その映像は、これまた本人たちに無断で教団施設で上映され、書籍化として出版されてきました。書籍の表紙や、霊言の内容を宣伝する機関誌『ザ・リバティ』の記事などでは、守護霊ではなく本人の顔写真なども無断で堂々と掲載。最近では、古舘伊知郎氏、田原総一朗氏、ビートたけし氏、池上彰氏、膳場貴子氏といったテレビ系著名人のほか、福島瑞穂氏、志位和夫氏、山口那津男氏、海江田万里氏などの政治家も、こうした「霊言」の餌食になっています（本紙〈幸福の科学・守護霊を用いた選挙戦がエスカレート中〉参照）。

そして8月1日、本紙・藤倉善郎主筆（実物）が、ついにこれら有名人の仲間入り。大川総裁が藤倉主筆の霊を呼び出し、その映像を全国の支部で信者に向けて配信。また、すでに幸福の科学出版から出版されている『「仏説・降魔経」現象編―「新潮の悪魔」をパトリオットする』に収録されています。

「今回は、私の写真こそ使われていないものの、守護霊を降ろすことについても、映像を全国の支部で上映することについても、出版することについても、教団は全て藤倉本人に無断で行なっている。しかも藤倉の守護霊の言葉なのに、教団は藤倉本人に映像を見せてくれない」（藤倉主筆＝実物）

幸福の科学出版の公式サイトより

幸福の科学では、存命中の人物の守護霊について「意見的には99%本人と同じ」（大川総裁）としており、守護霊が語る言葉は「本人の意見」「本人の本音」であるかのような扱いで映像化され書籍化されています。出版された『「仏説・降魔経」現象編―「新潮の悪魔」をパトリオットする』の目次には、藤倉主筆について〈ストーカー〉〈「新潮」のクビ切り要員〉〈ブラック・ジャーナリスト〉といった言葉が並べられています。

これに対して「やや日刊カルト新聞社」は、幸福の科学に無断で同書の出版記念イベントを行うことを決めました。9月11日、都内のライブハウス「阿佐ヶ谷ロフトA」でのトークイベント「やや日刊カルト新聞社主催　藤倉主筆の“霊言本”出版記念イベント ～オレの守護霊降臨ナイト～」です。藤倉主筆（実物）が、大川総裁による藤倉主筆（霊）の霊言の内容を報告し検証するもので、幸福の科学に霊を呼びだされた本人が公の場で自分の霊言を検証するのは、日本初の試みと思われます。

イベント開催決定を受けて、藤倉主筆（実物）は本紙に対してこう語りました。

『NEWS23』の公式サイトより

「存命中の人物の霊言は事実上、幸福の科学を有名人が称賛・応援しているかのようにアピールするか、逆にその人物を教団側が誹謗中傷するためのツールになっている。最近では『NEWS23』が膳場貴子氏の霊言についてコメントを出したり、池上彰氏が自分の守護霊の言葉の間違いを指摘するなど、本人側が迷惑や困惑を表明せざるを得ないレベルにまで“霊言被害”が深刻化している。今回のイベントで、幸福の科学の霊言の信憑性や問題点をとことん具体的に世に伝えたい。私自身の名誉だけではなく、霊言を降ろされたすべての人々の名誉に関わる問題だ」

お笑いイベントではないのかとの本紙から問に対しては、

「断じてお笑いイベントではない。有田氏や山田氏といった、幸福の科学取材の経験があるジャーナリストをゲストに招いて、幸福の科学の問題点を共に語る、ガチンコの報道イベントだ。笑わせる意図はない。ただし、来場者が眼前に示された真実を見て笑ってしまうとしたら、それは仕方がないこと。私には、それを止める権利はない」（藤倉主筆＝実物）

藤倉主筆（霊）とのやりとりの中で大川総裁らが、藤倉主筆に対して危害を加える可能性を示唆していたとの情報もあります。

「そういった情報があることは把握している。セキュリティ強化に努めるとともに、守護霊に向けた脅迫的発言を刑事事件として立件できるかどうかも確認したい。仮に立件できなくても、霊言という宗教行為の中でのそういった発言は、個々の信者の“暴発”を誘導しかねない反社会的なものとの誹りは免れないだろう」（藤倉主筆＝実物）

いまのところ、藤倉主筆の自宅前に動物の死骸が置かれるなど不審な出来事は起こっていないとのことです。ただ、連日の暑さのせいか、室内で飼っている金魚6匹のうち1匹が死んでしまったといいます。

【阿佐ヶ谷ロフトA】やや日刊カルト新聞社主催　「藤倉主筆の“霊言本”出版記念イベント ～オレの守護霊降臨ナイト～」

OPEN 18:30 / START 19:30
前売￥1,500 / 当日￥1,600（共に飲食代別）
前売り券はローソンチケット【L:34910】とロフトAウェブ予約にて8/17(土)10:00～発売！

【出演】
藤倉善郎（やや日刊カルト新聞社・主筆）
鈴木エイト（やや日刊カルト新聞社・副代表）

【ゲスト】
有田芳生（ジャーナリスト・参議院議員）
山田直樹（ジャーナリスト）

金正恩、宇宙人、安倍晋三、そして古舘伊知郎、田原総一朗、池上彰、ビートたけしに膳場貴子──。「霊言」と称して、生きている人の霊を（本人に無断で）次々降ろす幸福の科学・大川隆法総裁。その大川総裁が、ついに「やや日刊カルト新聞」の藤倉善郎主筆の霊を勝手に呼び出した。その内容は全国の教団施設で上映され、すでに書籍化もされている。そこで、藤倉本人が無断で出版記念イベントを開催！

ゲストに有田芳生氏・山田直樹氏という2人のジャーナリストを招き、霊を降ろされた本人が自分の「霊言」を公の場でリポートしながら検証する本邦初の試み。幸福の科学の霊言の実態が、いま明らかに！

◇阿佐ヶ谷ロフトA
東京都杉並区阿佐谷南1－36－16ーB1
JR中央線阿佐谷駅パールセンター街徒歩2分
問合せTEL：03-5929-3445