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2015年10月21日水曜日

一生懸命塾(IKJ)の学生組織による被災地復興イベント資金集め街頭パフォーマンスを取材中の本紙主筆、イベントスタッフを名乗るIKJ勧誘員から取材妨害を受ける

ハイテンションな街宣を披露するIKJ塾生
先月末、 一生懸命塾(IKJ)の塾生による被災地支援イベントの募金集め街宣を取材中の本紙主筆が、IKJドリームプランナーを名乗る勧誘員から取材妨害を受けていたことが判った。


9月下旬の某日、東京・新宿駅周辺に於いてた一生懸命塾の勧誘員『ドリームプランナー』の動向を取材した。

就活学生の個人情報を訊き出す一生懸命塾勧誘員(IKJドリームプランナー)
西口では数人のドリームプランナーがターゲットを物色。馴れ馴れしく手を挙げ声を掛けるやり方は相変わらずだ(本紙関連記事参照)。

南口小田急南口改札正面の路上にも女性二人組のドリームプランナーが出没、やはりターゲットを物色し声を掛けていた。

このうちの一人、筆者とも面識のある女性勧誘員は一流ガス器具メーカーの内定を断り本人曰く「人にはいろいろな価値観がありますから」と一生懸命塾のドリームプランナーになったという“逸材”だ。

そこから少し離れたJR南口改札正面の路上では、一生懸命塾の学生組織YMTのメンバーが募金収集街宣パフォーマンスを行なっていた。10月31日と11月1日に福島県いわき市で開催す第3回ふぇすてぃばる絆&絆&絆(バンバンバン)の開催資金を集めるためだという。


今年のイベントチラシ
イベント主催するのはは【NPO法人勇気まごころ&汗の会】と【学生団体YMT】となっているが、どちらも一生懸命塾の塾生による団体だ。代表も同じ人物であり、同一の団体とみて取れる。【IKJ/一生懸命塾】主催の【学生団体YMT】主催のイベント『ふぇすてぃばる絆&絆&絆』という構図だ


配っていたのは昨年の第2回のチラシ


募金箱には統一教会のピースレンジャーと見分けがつかない絆&絆(バンバン)ジャー


異様なハイテンションで1人ずつ順々に演説し募金を求めるTMTメンバー

本紙鈴木エイト主筆はその模様を撮影、YMTメンバーに話を訊くなど取材活動を行なっていた。

すると、ひたひたと近付く影が・・・
 
南口に居たIKJドリームプランナーだ。

筆者とYMTメンバーの間に割って入ってきた。

「撮影しないで!」
カルト取材恒例、手の平画像

スマホを取出し筆者を撮影するIKJドリームプランナー

後ろには電話で指示を仰ぐ“IKJ塾生”

颯爽と登場したIKJドリームプランナー統括室のEさん、
東京都の是正勧告について訊くと「そもそも問題ある勧誘や
契約の強要なんてしていない」と全く反省の色は伺えなかった

 ──なら、クローズドな場所でやれば? 取材の邪魔をしないでもらえるかな

筆者に喰って掛かるIKJ勧誘員

そんなドリームプランナーを呆然と見ているYMT塾生
ドリームプランナーに怯えているようにも見える


「何も答えないでいいから」

YMT学生に指示する一生懸命塾統括室のドリームプランナー

ドリームプランナーの指示にうつろな目でを返すIKJ塾生 

塾生の街宣時のハイテンションは、一気にローテンションへ

学生組織による自主的な募金活動の筈なのに、(株)もといの社員である一生懸命塾勧誘員の指示に言いなりとなるTMT学生たち

勧誘員に訊いた


──一生懸命塾生によるイベントに君は関係ないんじゃないの?

すると

「私もイベントのスタッフだから」

と返答。

一生懸命塾勧誘員も【ふぇすてぃばる絆&絆&絆】のスタッフであることが判明した。

イベントを主催する【学生組織YMT】の代表者はHPに「企画から何からなにまで、基本的には学生の力のみ」と記載しているが、実際には一生懸命塾/(株)もといの指揮系統下にあることが改めて裏付けられた格好だ。
もともと一昨年の第一回目の【ふぇすてぃばる絆&絆&絆】開催のための街頭募金活動は(株)もといの米盛代表の発案によるものだった。
その第一回目の同イベントを後援したいわき市の聞き取りに対し、勇気まごころ汗の会の代表学生は『母体としてYMTはあるが絆&絆&絆をやるのはNPO法人の勇気まごころ汗の会です』『このイベント に対してはYMTや一生懸命塾が関わっているものではない。あくまでこのイベントはNPO法人の主催で一生懸命塾とは別組織です』と回答していた。

一生懸命塾の勧誘員がスタッフとして関わっていることが発覚した今回のイベント、問題はないのであろうか。
「企画から何からなにまで、基本的には学生の力のみ」


「震災復興」を名目としたイベントの開催費用を、街宣で通行人から収集する一生懸命塾の塾生。
学生団体ymtのFACEBOOKより

昨年の同イベントのチラシ
昨年の同イベントチラシには「東京の大学生による進路相談会を開催」と印字されている。ふぇすてぃばる絆&絆&絆の進路相談会に参加した高校生が一生懸命塾に誘われていなかったか懸念されるところだ。

復興戦隊絆&絆ジャー(バンバンジャー)なる戦隊仮装も昨年に引き続き行なわれるようだ。この手の団体は統一教会のピースレンジャーと云い兎角戦隊ものが好きなようだ。

主催団体YMTのHPによると、一昨年の同イベント開催費用調達を謳った募金活動で544万円、昨年は560万円、今年は既に約840万円を集めている。執拗な勧誘で強引に契約を迫ってきたとされる組織の“学生団体”が行なう募金活動。
現地までの交通費について塾生は「自腹です」と胸を張るが、勇気~の事業報告書の活動計算書には旅費交通費として2年間で37万円が計上されている。イベントに関わる塾生が全員「自腹」で福島へ往復するとしたら、この37万円はいったい誰の旅費交通費だったのだろうか。


学生団体ymtのFACEBOOKより

 続報では、今年の同イベントに於ける新たな動きを含め報じる予定だ。


~本紙関連記事~


就活学生を狙う【一生懸命塾】の勧誘手法に違和感

「入れ替わっている」「全部が全部じゃない」「新しい理念で」一生懸命塾の勧誘員、グローバルトリニティとの関連を認める


悪質勧誘で都から是正勧告受けた一生懸命塾、就活学生を狙う勧誘手法に改善はみられず、塾生による街頭募金活動にも違和感



8 件のコメント:

  1. カルト集団・宗教・スピリチュアル産業のいずれに当たるのでしょうか。

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  2. 今年の春ごろ 東京都豊島区内
    JR大塚駅前で
    塾生らしき人が、妙なハイテンションで
    「震災復興」と声を張り上げていた。

    塾生なら東北で働けば良いんじゃない

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  3. こういう変な組織の資金源って?
    どうやって生計を立てているのか気になりますね。

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  4. 「(株)もとい」って(株)もとい(有)みたいな、「(株)おっと間違えた」でもよさそう。

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  5. 月2万円の受講料を取ってる

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  6. https://www.facebook.com/begleiten2/photos/a.183850321806438.1073741828.164523850405752/430086597182808/?type=3&theater

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  7. >>月2万円の受講料を取ってる
    微妙な値段設定。(笑)

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  8. 自分達が進んで、復興支援している姿...。なんか一生懸命っていいかも(^^

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