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2019年6月20日木曜日

菅原一秀衆院議員の事務所がジャーナリストを警察に虚偽通報(動画あり)


6月19日午前10時半頃、練馬区豊玉北の菅原一秀衆議院議員の事務所に6人前後もの警察官が押しかける騒ぎが発生した。当時、やや日刊カルト新聞社の記者2名が取材の申し入れのため事務所を訪れていたが、菅原事務所側が警察に対してトラブルが起きているかのような虚偽の説明で110番通報した。

鈴木主筆が国会議員への取材で警察に通報されたのは、統一教会との関わりが深い山本朋広防衛副大臣(当時)への取材を試みた2017年衆院選時以来、1年8カ月ぶり2度目。

本紙主筆の直撃取材を受けた防衛副大臣が「選挙妨害」と警察に通報

今回、菅原議員の事務所が取材妨害目的で警察に虚偽通報したことについて、やや日刊カルト新聞社は「報道の自由や国民の知る権利を踏みにじるものであるばかりか、警察の業務への妨害」とコメント。菅原氏と統一教会との関係、公選法違反疑惑、鈴木主筆のTwitterアカウントをロックさせた虚偽通報疑惑に、警察への虚偽通報という新たな問題を加えて、今後さらに菅原議員に説明を求めていくとしている。



記者2名は、やや日刊カルト新聞の藤倉善郎総裁と鈴木エイト主筆。鈴木主筆はもともと、統一教会関連イベントに出席した菅原一秀議員について取材していた。ところが、菅原一秀議員の公選法違反疑惑を指摘した鈴木エイト主筆のTwitterアカウントが「プライバシー侵害」との虚偽通報により6月16日にロックされたため、Twitter社に通報したのかどうか説明を求める取材を6月17日に菅原議員の事務所に電話で申し入れていた。しかし秘書が「折り返す」と言ったまま放置した上、鈴木主筆からの電話に居留守を使って無視したため、この日、直接、菅原事務所を訪れていた。

鈴木主筆らによると、菅原事務所の前から鈴木主筆が同事務所に電話をかけたが、この日も誰も電話に出なかったという。ところが、電話を発信した状態のまま事務所の扉を開けてみると、中には秘書が1名おり、電話の呼び出し音が事務所内に鳴り響いていた。

その場でのやり取りは以下の通り。

――今電話をしている者ですが(電話に)出ていただけないんですか?

「申しわけないですけど私留守番なので、 一切何も判りませんので」

――留守番なのに電話にも出ないんですか?

「申しわけないですけれども上からそのようなあれがありますので」

――上からというのは?

「とりあえず(電話を)切っていただいてもいいですか」

――菅原一秀さんから電話に出るなと言われてるんですか?

「いえ、いえ、何も申し上げることはないです。私からはお話しできるような、コメントできるようなことは何もないので」

――鈴木エイトです。フリージャーナリストの。折り返し電話をいただけるということで電話を待ってるんですけど。電話をいただけてなくてですね。

「あ、そうなんですか」

――なので直接、伺おうと思って来たんですが

「あ、そうですか。ちょっそ上の者と話しますのでお待ちください」

――来所票に書いた方がいいですか?

「もし、できれば。お掛けになって(お待ちください)」

――おそれいります。

ところが、藤倉総裁と鈴木主筆がソファで待っていると、現れたのは警察官たちだった。

警察官「こんにちは~」

事務員(電話に応対)「今、警察の方が見えました」

警察官「110番入ったので」

――110番?どういうことですか?

警察官「なんかカメラマンの人たちが入ってきたということで」

――は?

「喧嘩だ!ということで入ってきたということで」

藤倉総裁と鈴木主筆は大の仲良しだ。ケンカなどしない。もちろん、菅原事務所の秘書とのやり取りでも、ケンカどころか声を荒げる場面すらなかった。

藤倉総裁と鈴木主筆は一連の流れを警官に説明。「帰れと言われれば帰るが、そもそも事務所側からは退去を求める意思表示は一切ない。警察から退去を求められる理由はない」などと話すと、秘書が改めて2人に「とりあえず帰って下さい」などと告げた。取材に答えるかどうかについては「わからない」とした。

藤倉総裁は、「では取材の趣旨に一つ追加をお願いします。(警察に)ケンカだと通報した理由を教えて下さい。後日で構いません」と秘書に告げ、2人で事務所を後にした。秘書はハッキリと「はい」と答えた。

やや日刊カルト新聞社では、この事件を受けて以下のコメントを発表した。

「国会議員が取材に答えないばかりか、事務所ぐるみで取材を妨害するために警察に虚偽の通報をするとは。報道の自由や国民の知る権利を踏みにじるものであるばかりか、警察の業務への妨害でもある。統一教会との関係、公選法違反疑惑、鈴木主筆のTwitterアカウントをロックさせた虚偽通報疑惑について菅原議員に説明を求め取材を試みたら、警察への虚偽通報問題という新たな取材項目が発生した。今後さらに菅原議員に説明を求めていく。菅原議員には、取材申し入れを無視したまま取材が必要な問題を増やすような真似は謹んでいただきたい」

事務所前の菅原議員パネルと握手する鈴木エイト主筆

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■参考記事(ハーバー・ビジネス・オンライン)
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13 件のコメント:

  1. 取材を引き続きしていくと
    恐らく次は弁護士さんが出てくるかも、

    菅原一秀衆院議員の事務所の対応、小物過ぎて笑いました。

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  2. ストーカー規制法。禁止命令違反は懲役2年以下もしくは200万円の罰金。全国のつきまといに遭っている被害者や自由妨害等に遭っている方々を救う対策を強化すべく国会でも動きが始まりました。もうすぐ、、。
    https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kurashi/higai/dv/kiseho.html
    https://twitter.com/sugawaraisshu/status/1141454788820791298

    ↑ムムム、なかなか意味ありげですな。

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  3. 事務所サイドの炎上商法に見えますね

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  4. こういう統一協会とつるむ議員、政党はどんどん締め上げて議席を減らしましょう!

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  5. やはり、統一教会の関係者であると世間に知られるのは、信用も失うし恥ずかしいことなんだな。だったら最初から関わるな、ゴミ政治家。

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  6. いや、政治家の器でないから統一教会とつるむのだよ。
    政治家やめたらと言う人間が
    それだけ沢山いると言う事だよ。

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  7. 自身の政党に自信があるんなら宗教団体に頼るなよ。

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  8. まぁっ、アンタが政治家になっても宗教団体に頼ると思うよ。

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  9. 自称選挙ウォッチャーちだい氏より、まともに取材する主筆の記事は信憑性が有り頼もしい

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  10. 菅原一秀衆院議員はビビりすぎですね。

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  11. Useful article, thank you for sharing the article!!!

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  12. このときに統一教会と縁を切っておけば良かったのに

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  13. 自公と日銀の負債である赤字国債1300兆円の負債を消費税として労働者に押し付ける構想は民主主義そのもの。

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