カレンダーは菅原議員自身が街頭で配布していたもので、鈴木主筆は、選挙区内で名入りのカレンダーを有権者に贈ることが公職選挙法違反にあたる可能性を指摘していた。鈴木主筆は統一教会関連イベントに出席するなどしてきた菅原議員について、統一教会との関係を確認するため取材活動中だった。
Twitter社はプライバシー侵害に当たると通告しているが、やや日刊カルト新聞社では公の場での公人の活動が「プライバシーであるわけがない」などと主張。鈴木主筆は即日、Twitter社に異議申し立てを行い、翌17日にロックは解除された。
鈴木主筆のアカウントロックの原因は、下記の投稿。菅原議員の顔写真と名前を印刷したカレンダー付き宣伝カード写真が添えられていた。
#政治家 のカレンダー配布が「選挙区の有権者に有価物の寄付を禁じた #公職選挙法 に抵触する可能性あり」と報じられるが、#菅原一秀 議員が選挙区内で配り続けてきたこのカードの裏ってカレンダーなんだよね。総務省「選挙関係実例判例集」では名入りのうちわやカレンダーを選挙区内で贈ることはNG pic.twitter.com/v7QF8tdmvk— 鈴木エイト ジャーナリスト ハーバービジネスオンライン連載中 (@cult_and_fraud) 2019年5月24日
Twitter社はこれについて、鈴木主筆に〈プライバシー法に対する権利が認められている国の人物の私的なメディアの投稿を禁止するルールに違反しています〉と通告。この投稿の削除に同意しない限りアカウントを利用できない「ロック」の措置を行った。
鈴木主筆は、Twitter社に対して以下の異議申し立てを行った。
〈当該ツイートは公人である国会議員(菅原一秀衆議院議員)が有権者を含む国民に対して配布している宣伝カードの裏面に印刷してあるカレンダーについて言及したものであり、「プライバシー法に対する権利が認められている国の人物の私的なメディアの投稿を禁止するルール」に違反していません。速やかにアカウントロックの解除を求めます〉
翌17日にTwitter社は鈴木主筆のアカウントロックを解除。問題とされた投稿も削除されることなく復活した。
菅原議員は2017年、統一教会(世界平和統一家庭連合)の関連団体である勝共UNITEの「改憲2020実現大会」にゲストスピーカーとして出席。その後も、統一教会との関係を示す疑惑が浮上したことなどから、鈴木主筆が継続的に取材を行っていた。
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ロックの理由とされた鈴木主筆の投稿は統一教会問題と直接関係がない。しかし菅原氏が自身の選挙区内の街頭等で繰り返している名入りカレンダー無償配布は、公選法が禁じる「寄付」に当たる可能性がある。同様の行為について、これまでも片山さつき地方創生相など複数の国会議員が問題を指摘されてきた。
しかし鈴木主筆の投稿は菅原議員について公選法違反の「可能性」を指摘するだけの内容で、断定はしていない。ましてや攻撃的な内容も、プライバシー暴露にあたるような内容も含まれていない。
やや日刊カルト新聞社の藤倉善郎被告人兼総裁は6月17日、報道陣に対しこうコメントした。
「公人による公の場での活動内容や、そこでの配布物に印刷されていた公人本人の氏名や顔写真がプライバシーであるわけがない。ましてや、違法行為にあたる可能性がある公人の活動を伝えることが禁じられれば、報道など成り立たない。Twitterは自由で公正な報道の敵だ。しかし結果的にTwitter社は鈴木主筆による異議申し立てを受け入れた。鈴木主筆の投稿をTwitter社に通報した人物の行為は、アホのTwitter社ですらわかるほどあからさまな虚偽通報だったことになる。こちらのほうが、Twitter社よりもはるかに問題だ」
鈴木主筆はアカウントがロックされた後、菅原議員の事務所に電話。Twitter社に対し、鈴木主筆のアカウントについて通報を行ったのかどうか尋ねた。しかしスタッフが「折り返し電話する」と言ったきり連絡はない。
鈴木主筆のアカウントロックは、「エル・カンターレ像の前でストレッチするデモ」を妨害する幸福の科学職員の写真をTwitterに投稿した際にロックされて以来、9カ月ぶり3度目。
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今回が初めてというわけではないが、藤倉総裁は「国会の議席ゼロの幸福の科学と、現役国会議員とでは問題のレベルが全く違う」と怒りをあらわにする。
「仮に菅原議員サイドがTwitter社に通報したのだとしたら、報道への妨害を目的とした意図的な虚偽通報ということになる。菅原議員と統一教会との関係については鈴木主筆が担当記者だが、この報道妨害疑惑は弊紙の報道活動の根幹に関わる。社を挙げて菅原議員に説明を求めていく」(藤倉総裁)
この後、藤倉総裁は中指を立てて「ロックフェスだ! 自民党本部前でロックフェスだ!」と叫びながら、鈴木主筆に羽交い締めにされ報道陣の前から姿を消した。
鈴木主筆のコメント:
「私も若い頃はバンド活動でずいぶんやんちゃをしていた。ロックは好きだ」
■参考記事
ハーバー・ビジネス・オンライン
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6 コメント:
さすがです。
頑張ってください!
菅原議員サイドを擁護するつもりはないけど。
Twitter社に通報するのは自由でしょう。
それをジャッジすろのはTwitter社になるので
エイトがロックされたのは、過去にロックされた記録があったからでないの?
どう見てもロックされる内容じゃないからね。
政治家ゆう「公人」が、政治活動ゆう「公的活動」を報道されて、「プライバシー」もへったくれもありますかいな!
ゆけゆけ、エイトはん!
「言論の自由」を弾圧する連中は筆誅や!
せっかくなので、菅原議員に100冊くらい人間革命とかカルト関係の本を寄贈しよう!
選挙事務所をカルト本で溢れさせよう!
2019年6月19日 6:52の匿名さん
>Twitter社に通報するのは自由でしょう。
>それをジャッジすろのはTwitter社になるので
ローマ法王のアカウントを凍結したかと思うと、その一方ではヘイトスピーチなどを垂れ流す百田尚樹のアカウントがノーペナルティだったり、Twitter社の自由さはカルトもビックリですよ。
>ローマ法王のアカウントを凍結したかと思うと、
>その一方ではヘイトスピーチなどを垂れ流す百田尚樹のアカウントが
>ノーペナルティだったり、
>Twitter社の自由さはカルトもビックリですよ。
まあっ、それをゆるせないのなら、Twitterを利用しなければ良いのでは。
Twitterは表現の自由の場ということではないと日本法人幹部が発言していましたからね。
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