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2019年7月16日火曜日

参院選2019総力特集!“カルト候補”228名ぜんぶ載せ!

7月12日の北村経夫(自民=比例)の演説会には、下村博文衆院議員のほか多くの統一教会信者がつめかけた(撮影=鈴木エイト)
いよいよ投票まであと5日となった参議院議員選挙。立候補者370名のうち、カルト的な集団や人権をめぐる社会的な問題が指摘されている団体及びその関係者などとの関わりがある「カルト候補」が少なくとも228名いることが、本紙の調査でわかった。候補者全体の6割以上にあたる。政党別では、自由民主党、公明党、日本共産党、社会民主党、れいわ新選組、幸福実現党、NHKから国民を守る党の7党が「カルト候補」率100%となった。

候補者と問題集団の関わりは、言うまでもなく投票の可否を判断する指標の一つになる。と同時に、候補者が単にそういった団体の支援を受けているだけではなく、候補者自身がそれらの団体の活動に加わっているケースもある。この場合、選挙以外も含めてその候補者の支援活動などをすることで問題団体と接触し問題に巻き込まれる危険もある。

前回2017年衆院選時の本紙「ぜんぶ載せ!」企画よりも、今回はさらに政党や候補者を厳しく評価する基準を設けて、「カルト候補」全員の氏名と関係する団体名を掲載する。

有権者の皆さん、気をつけてね。

(敬称略)


「カルト候補」について
「カルト」とは、「違法行為や人権侵害を行う集団」などと定義される。
2017年衆院選時の本紙調査では、この定義を基準として「カルト問題」の文脈で扱われることがあるカルトやニセ科学に関わる候補者を「オカルト候補」と定義した。今回はさらに範囲を広げ、特に人権問題に関わる政治的影響力等も含めて社会的な問題が指摘されている団体に関係する候補者を「カルト候補」とした。具体的団体には、たとえば「神道政治連盟」や「ヘイトスピーチ(団体)」など、従来の「カルト問題」では直接には扱われてこなかった団体を加えた。
選挙の立候補者に対する有権者の評価基準は、違法性や直接的な人権侵害行為の有無に限らない問題製の有無にあるため、今回は従来の「カルト問題」よりも範囲を広げてカバーすることを重視した。
同じ理由から今回は、これまで従来の意味での「カルト」的なものを事実上容認あるいは称賛する体質を持った党について、党をまるごと「カルト候補」として扱った。公認候補は全員が「カルト候補」としてカウントされる。
「カルト候補」は飽くまでも便宜上の語であり、ここで取り上げる全ての団体を従来の意味での「カルト」と断定するものではない。「カルト候補」をどの程度問題視するかの判断は読者に委ねたい。

■カルト候補率100%の7党

 
立候補者
カルト候補
カルト
候補率
選挙区
比例
選挙区
比例
自民
49
33
82
49
33
82
100.0%
公明
7
17
24
7
17
24
100.0%
共産
14
26
40
14
26
40
100.0%
社民
3
4
7
3
4
7
100.0%
れいわ
1
9
10
1
9
10
100.0%
幸福
9
3
12
9
3
12
100.0%
N
37
4
41
37
4
41
100.0%
維新
8
14
22
2
2
4
18.2%
国民
14
14
28
2
1
3
10.7%
立民
20
22
42
0
4
4
9.5%
オリーブ
6
4
10
0
0
0
0.0%
安楽死
9
1
10
0
0
0
0.0%
労働者
6
4
10
0
0
0
0.0%
無頼派党
1
0
1
0
0
0
0.0%
無所属
31
0
31
1
0
1
3.2%
215
155
370
125
103
228
61.6%

2017年衆院選時の本紙調査では、全候補者に占める「オカルト候補」の割合は26.3%だった。今回、「カルト候補」は全体61.6%を占め、大幅に上回っている。前述のように定義や判断基準を変更したことによる変化だ。

これら3党を党ごとカルト候補扱いすることをせず、候補者を個別に判定する方法をとった場合(神道政治連盟は加算)、カルト候補の割合は全体で34.9%。自民は36.6%、共産は2.5%、社民は0%だった。

関連記事:衆院選2017総力特集!“オカルト候補”300人ぜんぶ載せ! 

選挙区・比例あわせて82名の候補者を擁立している自民党は、創価学会の支援を受け公明党と連立政権を組んでいることから、党そのものがカルトに依存している。神道政治連盟国会議員懇談会のメンバーは、候補者の半数近い43名。神道政治連盟の推薦候補も1名(有村治子、自民=比例)含まれている。

柴田未来(2016年、撮影=藤倉善郎)
共産・社民は、2016年の参院選で石川選挙区の親鸞会幹部・柴田未来を野党統一候補として推薦。党としてカルトを容認する姿勢であることから、自民党同様、党そのものにカルトへの依存体質があるものとみなした。同時に共産党については、柴田問題とは別に共産党そのもののカルト性も加味して判断した。

なお、柴田は2016年参院選で安保法制反対などを掲げ野党統一候補だったが、落選。2017年衆院選には一転して安保法制容認の「希望の党」に乗り換えて立候補し、また落選。今回の参院選には立候補していないが、選挙前の今年4月に立憲民主党・枝野幸男代表が金沢市内で行った街宣の際、柴田が司会を努めており、いずれまた選挙に出てくる可能性がある。

れいわ新選組は、創価学会員・野原善正(東京選挙区)の擁立を発表した記者会見で、山本太郎代表(比例)が創価学会・池田大作名誉会長を絶賛した。党代表の記者会見発言は党の立場を代表するものと捉え、今回はれいわを党ごと「カルト候補」扱いとした。

参考:れいわ新選組、6人目の参院選候補予定者を発表(2019年7月2日)

N国は、先の統一地方選で、日本平和神軍元幹部でイオンド大学関係者のレイシスト・佐々木千夏を公認し、杉並区議選で当選させた。佐々木は当選後も、本紙の取材などに対して「◯◯人」などと特定の民族を指して非難する差別発言を繰り返した。N国はその後、佐々木を除名としたものの、今回の参院選では別のレイシスト・門田節代(三重選挙区)を擁立。門田は今年1月にも「愛国倶楽部」を名乗る団体が名古屋で行った中国に対するヘイトスピーチ街宣に参加してスピーチするなどしてきた人物だ。

N国は2018年の兵庫県川西市市議会議員選挙でも、ヘイトスピーチ活動家の中曽千鶴子を公認し、当選させている。今回は「レイシズム集団」も「社会的な問題が指摘されている団体」に加え、これに関わる人物を繰り返し選挙で公認候補としているN国全体を「カルト候補」にカウントした。

見る人に衝撃を与えた門田の政見放送
参考:【2019/4/21】韓国フェスティバルへの嫌がらせをを目的にした愛国倶楽部のヘイト街宣@名古屋市松坂屋前 #0421名古屋ヘイト街宣を許すな

カルト候補率100%の7党のうち、公明党と幸福実現党については、2017年衆院選時にも党をまるごとカルト扱いした。今回も同様。

■団体別候補者数

 
選挙区
比例
創価学会
57
59
116
親鸞会
17
30
47
神道政治連盟
38
5
43
レイシスト
37
5
42
共産党
14
26
40
幸福の科学
11
4
15
不二阿祖山太神宮
5
2
7
霊友会
5
1
6
統合医療
5
1
6
統一教会
2
4
6
世界救世教
4
2
6
親学
2
1
3
EM
0
3
3
ワールドメイト
1
1
2
崇教真光
0
2
2
諸派
0
4
4
198
150
348

候補者が関係している団体ごとに、候補者数を見てみると最も多いのは創価学会。これは自民を政党ごと創価学会の手先としてカウントした関係から。レイシストについては、大島九州男(国民=比例)以外、全員がN国候補。

親鸞会については、かつて柴田未来を推薦した共産・社民をカウントしている都合上47となっているが、実質的には今回の参院選で親鸞会系候補やそれを支援する政党は見当たらない。なお柴田が立候補した2016年参院選では「民進党」や「生活の党」など全ての野党が柴田を公認・推薦したが、両党はすでに存在しないため、後継の立憲や国民について当時の問題を理由に評価することは避けた。

諸派は、「日本母親連盟」「世界真光文明教団」「偽医療」「一生懸命塾」4団体で、いずれも比例に各1候補。ただし「偽医療」「一生懸命塾」はともに川田龍平(立民=比例)に重複しているため、諸派の候補者数は計3名となる。日本母親連盟は、提携候補者自身が公表に同意した場合のみ支援候補を公表するとの方針をとっていることから、本記事に掲載していない日本母親連盟系候補がほかにもいる可能性がある。

■創価学会

創価学会は、第2代会長・戸田城聖の下、1951年から「折伏大行進」と称する大規模な勧誘活動キャンペーンを展開。ときには売春婦を装って路上で男性に声をかけて日蓮正宗の寺に連れ込み入信させようとする信者も現れるなど、強引な勧誘や偽装勧誘が社会問題化した。

また60~70年代にかけて、第3代会長・池田大作に批判的な書籍や雑誌記事について、出版社や著者、取次業者や書店に圧力をかけ出版や流通を妨害する一連の「言論出版妨害事件」を起こす。これには公明党関係者だけではなく、田中角栄ほか自民党関係者も関わったとされ、公明党への批判も高まった。国会でも取り沙汰され、出版業界からも創価学会に対する抗議声明が出されるなどした。1970年に池田が公式に謝罪し、公明党を創価学会から切り離した独立組織にするなどの「政教分離」を確約した。公明党は50~60年代に大量の検挙者を出す選挙違反事件も起こしていた。

しかし以降も創価学会のしつこい「折伏」は何かと批判の的となっており、現在も顕正会ほどではないにしろ行われている。また、批判者や組織内の造反者に対する常軌を逸した攻撃も常に批判されており、公明党も依然として創価学会と事実上不可分な政党だ。

創価学会のうちわ
2015年に成立したいわゆる「安保法制」などをめぐって創価学会員の中から造反者が出ており、公明党が政権与党であるにもかかわらず、安倍政権を批判するデモなどに創価学会の三色旗を携えて参加する人の姿が見られるようになった。今回の参院選でも、れいわ新選組が現役創価学会員の野原正義(東京選挙区)を擁立している。

こうした「造反組」に見られる主張は、「公明党はもともと平和の党」「池田大作先生は平和主義者」などとして、「戦争法案」とも呼ばれた安保法案への賛成を始めとする公明党の安倍政権への協力を批判するものだ。野原は7月2日に行った立候補表明会見でも類似の主張を行い、1979年の池田会長辞任(名誉会長に)を、創価学会幹部による謀略であるかのように語って、創価学会の「変質」を強調した。前出の通り、れいわの山本太郎代表も池田を「本物の平和主義者」と絶賛した。

しかし創価学会が特に社会的な批判を浴びた問題は、むしろ池田の会長在任期間中(1960~1979年)に起こっている。批判者への攻撃や言論妨害、しつこい折伏などは、どう見ても「平和主義」「ヒューマニズム」などではない。むしろこれらが、池田信仰に基づいて行われ正当化されてきたのが、「かつての創価学会」だ。

創価学会・公明党の変節や「平和主義」「ヒューマニズム」との矛盾、安倍政権に加担することの問題性はあるにせよ、池田を美化することによる「かつての創価学会」正当化もまた、歴史を歪曲し創価学会のカルト的側面を正当化するものにほかならない。その意味で、れいわは事実上、創価学会・池田大作原理主義一派に媚びる政党と言える。

有権者の皆さん、気をつけてね。

■幸福の科学

大川隆法総裁(2012年衆院選、撮影=藤倉善郎)
幸福実現党は自ら「宗教政党」を名乗り、寄附等のほか政党名義での祈願や宗教研修、宗教グッズ販売によって幸福の科学信者から政治活動資金を得ている。幸福実現党そのものが宗教団体である。政策の内容を「地球至高神」「宇宙の根本仏」「再誕の仏陀」を自称する教祖・大川隆法総裁の指示や、神や霊を呼び出して語る「霊言」に基づいて策定している。中国や北朝鮮を批判する一環として、国防のための核武装まで主張する。露骨な「ヘイトスピーチ」とは感じさせないソフトな口調ではあるが、LGBTの権利を認めないなど差別的な主張も目につく。

一見、安倍政権に対して批判的な保守政党といった立ち位置をアピールしているように見えるものの、先の統一地方選においては自民党議員との連携も見せた。自民党と相互補完勢力の側面もある。

参考:統一地方選で幸福実現党(幸福の科学)はなぜ19人も当選したのか?

今年結党10周年を迎えた同党はすでに多くの地方議員を擁しているが、国政選挙ではこれまで、常に現有議席(ゼロ)を死守する強さを発揮してきた。前回2016年の参院選では47名の候補者を立てたが、今回の参院選ではたった12名。候補者数を絞って、今回も現有議席死守を狙う。

有権者の皆さん、気をつけてね。
幸福の科学が100万円で販売していた「御本尊」
■統一教会(世界平和統一家庭連合)

霊感商法や、正体を隠して勧誘する「偽装勧誘」などで有名な統一教会。そもそも安倍晋三首相自身が統一教会と懇意であるとも言われ、多くの自民党議員が関係を持っている。

今回の参院選で注目されるのは、北村経夫(自民=比例)だ。本紙の取材では、今回の参院選開始後に開催された北村の支援者集会で、信者だけではなく教団幹部も含めた多数の統一教会関係者の姿が確認されている。

参考:政界宗教汚染~安倍政権と問題教団の歪な共存関係(連載)

■不二阿祖山太神宮

不二阿祖山太神宮は、200~300万年前の富士吉田市に天皇をいただく「古代富士王朝」があったとする偽歴史を主張する宗教団体。偽の歴史書とされる『宮下文書』に基づいて古代富士王朝の中心であったとされる「不二阿祖山太神宮」の再建を目指しているが、もともとは「天住の会(あすみのかい)」との名称で2012年に都留市に設立された宗教法人。「古代富士王朝」とも古代不二王朝の「不二阿祖山太神宮」とも、縁もゆかりもない。そもそも200~300万年前と言えば、まだアウストラロピテクスがその辺をうろついていた時代だ。

不二阿祖山太神宮は2014年に、日本会議やメキキの会(大本教の関連団体)の後援を受け、「FUJISAN地球フェスタWA」を開催。以降、毎年開催している。2014、2015年には八幡書店社主・武田崇元、学研『ムー』編集長・三上丈晴とともに不二阿祖山太神宮や周辺の神社や史跡をめぐるなどする「富士高天原ツアー」、2016年には同じく武田、三上による講演会「富士王朝と高尾山古墳の謎」を開催。また、「FUJISAN地球フェスタWA」の関連イベントとして例年、稲やマコモ収穫祭なども行っているが、これは不二阿祖山太神宮が「神農法」と称して稲やマコモを栽培している富士吉田市内の田んぼが会場。

あからさまに宗教がらみのイベントでありながら、大量の国会議員が顧問などとして名を連ね、また大量の官公庁が後援につく。開始2年目の2015年に、安倍首相の妻・昭恵が名誉顧問に就任し、クラウドファンディングによる金集めを開始。71名の現役国会議員(当時)が顧問などの肩書で支援者に名を連ねた。また同年には中央官庁、地方自治体、教育関係機関など36の公的機関が後援につき、それが2016年には48にまで増えた。

前代未聞の規模の「政教分離違反」問題と言ってもいいかもしれない。しかも、偽史を吹聴するイベントに教育委員会まで後援についているのだから、子供たちのへの教育上の悪影響も懸念される。

関連記事:安倍昭恵夫人が名誉顧問のイベント、代表者は新興宗教の教祖様=衆院選候補者も多数が役員に

有権者の皆さん、気をつけてね。

■ワールドメイト

政界に幅広い人脈を構築していることで知られるワールドメイトの教祖・深見東州(半田晴久)。支援対象の多くは衆議院議員で、今回の参院選での関連候補は2名だけ。堂故茂(自民=富山選挙区)と鈴木宗男(維新=比例)だ。

首都圏の鉄道車内などに掲出される広告から、コスプレ姿のおちゃめな教祖という印象を抱いている人も少なくないかもしれない。しかし内部では、天災などを予言しては、それを防ぐためと称して信者から金を集めたり、教団内の資格制度によって高額な金を取るなど、カルト的な手法も目につく。

ちなみに、安倍首相は毎年、深見の「バースデー書画展」に花や祝電を送る仲。有権者の皆さん、気をつけてね。

参考:日本母親連盟関係者が「ワールドメイトが山本太郎氏に2000万円寄附」とデマ。本当にワールドメイトと懇意な政治家は誰?

2019年「深見東州バースデー書画展」


■霊友会

政治資金収支報告書などから、霊友会との関わりが確認できた候補者が6名いる。

霊友会は、カルト問題の専門家などの間で「カルト」として名指しされる場面を目にすることはほぼない。しかし、本紙では霊友会による偽装勧誘の事実を把握したため、霊友会に関わる候補者を「カルト候補」にカウントした。

霊友会は伊豆の山奥に研修施設を所有しており、そこで定期的に合宿を行っている。この合宿には信者だけでなく、信者に誘われた友人・知人も参加する。最寄り駅までは電車で移動し、そこからは専用のバスで研修施設に向かう。バスが研修施設の敷地内に入ると、車内で「南無妙法蓮華経」を三唱する。施設に到着してすぐに45分のお経を1回、翌朝に1時間超のお経を1回唱える。その他の時間は、いくつかの班に分かれたりしながら、信者の体験発表や、友人・知人の感想発表などが行われる。完全な宗教合宿だ。

合宿参加者に話を聞いたところ、直前まで宗教の合宿であることを知らされずに参加した非信者がいた。学校の友人から伊豆に行こうと誘われ、友人と2人で卒業旅行をすると直前まで思っていたという。別の参加者は、信者から「来たらわかる」と言われて内容もわからずに参加していた。何も知らない人を連れてくる人が多いと報告しているブログもある。

さらに別の信者は、40年前、宗教だと知らされずに合宿に参加し、入信したという。このような問題のある参加者勧誘が少なくとも40年前から行われているとのことだ。

有権者の皆さん、気をつけてね。

■統合医療

日本統合医療学会のウェブサイト(http://imj.or.jp/intro)によると、統合医療とは「近代西洋医学に基づいた従来の医療の枠を超えて、「人」の生老病死に関わり、種々の相補(補完)・代替医療を加味」したもの。聞こえはいいが、その効果が科学的に否定されているホメオパシーなどもゴチャ混ぜになった、民間医療推進運動だ。

ホメオパシーは、症状の原因物質(だとホメオパシーにおいて考えられている物質)を、その分子が1つも残らないほどにまで希釈と浸透を繰り返し、その液体を砂糖玉に垂らすなどして飲むことで、症状を改善できるとする民間療法。2010年に山口県でホメオパス(ホメオパシーの資格を持った施術者)の助産師が乳児を死亡させ民事訴訟に発展した際、日本学術会議のほか多くの医療関係団体が、ホメオパシーに科学的根拠はなく医療の現場から排除すべきとの声明を発表した。

日本統合医療学会関係者が関わり国会議員と交流しているのが、自民党の「統合医療推進議員連盟」だ。今回の参院選では、同議連に所属する候補者が6名いる。橋本聖子(自民=比例)など、当然、全員が自民候補だ。

統合医療は、漢方、鍼灸、気功など、様々な分野を扱う。その全てが、科学的根拠のないインチキ療法とまでは断言できない。しかし「統合医療」という名のパッケージでひとまとめにすることで、ホメオパシーのような類の存在を目立たなくしながら推進する、厄介な活動だ。

有権者の皆さん、気をつけてね。

■世界救世教

世界救世教は、岡田茂吉を教祖とする宗教団体で、手かざし(浄霊などと呼ぶ)によって病気を治すことができるとする教義を持つ。多くの分派を生んでおり、子供への医療ネグレクトで死亡させたとして2010年に職員夫婦が逮捕された福岡の「新健康協会」や、今年初めにワクチン拒否による麻疹集団感染が発覚した三重の「救世神教」も世界救世教の分派。

世界救世教自体、分裂した東方之光、主之光教団、いづのめ教団の3派が「世界救世教」に包括される形で運営されていた。昨年、教主も巻き込んだ内紛により主之光教団が離脱している。

手かざしで人が死ぬことはなく、手かざしに依存したり絶対視したりするあまり通常の医療を拒否することで健康を害したり、時には死者も出る。この点は、教団によって、また末端組織の指導者や個々の信者の特性によって危険性は一律ではなさそうだ。世界救世教を全て一括りに「カルト」と呼ぶ必要があるほど危険とは言い切れないが、人の健康や生死に関わりかねないリスクを抱えた一群ではある。

また、世界救世教の中でも主之光教団といづのめ教団は、後述のEM菌の普及活動も行っている。

今回の参院選では、世界救世教と関わりがあることが確認できた候補は6名。うち5名は東方之光系の「MOAインターナショナル」や「明るい社会を作る会」との関わりで、有村治子は主之光教団からの支援を受けている。

有権者の皆さん、気をつけてね。

■EM菌

比嘉照夫が提唱する有用微生物群(EM)は、乳酸菌や酵母など複数の菌の混合体。当初は土壌改良用に開発されたはずが、いまでは河川などの水質を浄化できる(実際には効果がないことを示す報告がいくつもある)とか、放射能を消せるとか、口蹄疫や鳥インフルエンザを防げるとか、EMを使った商品を使う「EM生活」をしていると、電気製品の性能が上がり寿命が伸び電気代も安くなるとか、交通事故に遭っても大事に至らないとか、とにかくいいことずくめの菌だ。2013年には、比嘉はEMを「神」とまで言い始めている。

参考:EMによる災害に対する危機管理

海に投げ込まれるEM団子(2014年逗子市、撮影=藤倉善郎)
EMは水質改善に役立つなどとして、全国で自治体や学校を巻き込んで、子供を含めた市民に使用させる活動が問題視されている。代表的なものが、EM菌を染み込ませて発行させた泥団子「EM団子」を地元の河川などに投げ込む活動だ。かつての逗子市のように、自治体自身が予算を割いてEM菌の培養を行っていたケースもある。

関連記事:逗子市がEM菌事業を完全廃止=地元団体は独自に継続へ

2014年、EMの活用を推し進める「有用微生物利活用議員連盟」(表では「EM菌議連」)が発足した。今回の参院選でも同議連のメンバーが2名、立候補している。

有権者の皆さん、気をつけてね。

■選挙区のカルト候補たち

以下、★マークがあるものがカルト候補。★の数は関係する団体の数。神道政治連盟国会議員懇談会メンバーの情報は、神道政治連盟公式サイトより。

【北海道】改選3・候補者9
森山佳則(幸福=新)★:幸福の科学
高橋はるみ(自民=新)★:創価学会
畠山和也(共産=新)★★:共産党/親鸞会
岩瀬清次(労働者=新)
岩本剛人(自民=新)★:創価学会
勝部賢志(立民=新)
中村治(安楽死=新)
原谷那美(国民=新)
山本貴平(N国=新)★:レイシスト

共産候補は、共産党である時点で★1つ。さらに前出の親鸞会の一件でさらに★1つがつくため、全候補が★2つ。高橋・岩本は創価学会・公明党の支援を受ける連立与党・自民の候補。前述の通り、レイシストを公認しているN国の候補者は全員★1つがつく。与野党が★1つで団子状態の中、共産候補が頭一つリード。

【青森】改選1・候補者3
小山日奈子(N国=新)★:レイシスト
滝沢求(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟
小田切達(立民=新)

滝沢は公明党と連立を組む自民候補であることに加え、自身が神道政治連盟国会議員懇談会メンバーであることから、★2つ。

【岩手】改選1・候補者3
横沢高徳(無所属=新)
平野達男(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟
梶谷秀一(N国=新)★:レイシスト

平野は自民党候補であることに加え、自身が神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。

【宮城】改選1・候補者3
三宅紀昭(N国=新)★:レイシスト
愛知治郎(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟
石垣のりこ(立民=新)

愛知は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。

【秋田】改選1・候補者3
中泉松司(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟
寺田静(無所属=新)
石岡隆治(N国=新)★:レイシスト

中泉は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。

【山形】改選1・候補者3
大沼瑞穂(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟
芳賀道也(無所属=新)
小野沢健至(N国=新)★:レイシスト

大沼は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。

【福島】改選1・候補者3
森雅子(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟
水野さち子(無所属=新)
田山雅仁(N国=新)★:レイシスト

森は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。

【茨城】改選2・候補者5
田中健(N国=新)★:レイシスト
海野徹(維新=新)
小沼巧(立民=新)
大内久美子(共産=新)★★:共産党/親鸞会
上月良祐(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟

上月は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。

【栃木】改選1・候補者3
町田紀光(N国=新)★:レイシスト
高橋克法(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟
加藤千穂(立民=新)

高橋は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。

【群馬】改選1・候補者3
清水真人(自民=新)★:創価学会
斎藤敦子(立民=新)
前田みか子(N国=新)★:レイシスト

【埼玉】改選4・候補者9
宍戸千絵(国民=新)
伊藤岳(共産=新)★★:共産党/親鸞会
矢倉克夫(公明=現)★★:創価学会/不二阿祖山太神宮
沢田良(維新=新)
鮫島良司(安楽死=新)
熊谷裕人(立民=新)
古川俊治(自民=現)★★★:創価学会/神道政治連盟/統合医療
小島一郎(幸福=新)★:幸福の科学
佐藤恵理子(N国=新)★:レイシスト

矢倉は、不二阿祖山太神宮の関連イベント「FUJISAN地球フェスタWA」で、2015、2016、2018年に顧問を務めた。古川は神道政治連盟国会議員懇談会メンバーで、統合医療推進議連事務局次長。

関連記事:安倍昭恵夫人が名誉顧問のイベント、代表者は新興宗教の教祖様
参考:FUJISAN 地球フェスタ WA 2018 発起人及び実行委員会 役員名簿

【千葉】改選3・候補者6
石井準一(自民=現)★★★:創価学会/世界救世教/神道政治連盟
長浜博行(立民=現)
豊田俊郎(自民=現)★★★:創価学会/統一教会/神道政治連盟
門田正則(安楽死=新)
浅野史子(共産=新)★★:共産党/親鸞会
平塚正幸(N国=新)★:レイシスト

現職の自民候補2名がそろって★3つ。それを★2つの共産と★1つのN国が追う、カルト候補激戦区。石井と豊田はともに、神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。石井は2013年に、自らが代表を務める自由民主党神奈川県参議院第4選挙区支部が「千葉県MOA議員の会」の会費を支払った記録がある。

自由民主党神奈川県参議院第4選挙区支部の政治資金収支報告書(2013年分)
豊田は2017年10月15日、千葉・幕張メッセで開催された統一教会系イベント『Peace Loving Festival KANAGAWA』に出席している。

関連記事:統一教会・家庭連合一万人イベントで自民党参議院議員が来賓あいさつ

【東京】改選6・候補者20
丸川珠代(自民=現)★★★:創価学会/神道政治連盟/幸福の科学
塩村文夏(立民=新)
武見敬三(自民=現)★★:創価学会/統合医療
山口那津男(公明=現)★★:創価学会/親学
溝口晃一(オリーブ=新)
森純(無所属=新)
山岸一生(立民=新)
吉良佳子(共産=現)★★:共産党/親鸞会
水野素子(国民=新)
関口安弘(無所属=新)
佐藤均(安楽死=新)
朝倉玲子(社民=新)★:親鸞会
音喜多駿(維新=新)★:アーチャリー
七海ひろこ(幸福=新)★:幸福の科学
横山昌弘(安楽死=新)
野原善正(れいわ=新)★:創価学会
西野貞吉(無所属=新)
大橋昌信(N国=新)★:レイシスト
大塚紀久雄(無頼派党=新)
野末陳平(無所属=元)

改選数も多いがカルト候補も多い超激戦区。

 丸川が★3つで他を圧倒。自民候補であることに加え、神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。初当選を果たした2007年参院選では、当時まだ幸福実現党を結成していなかった幸福の科学から支援を受けていた。議員生活そのものがカルトとの関わりでスタートしている。武見は統合医療推進議連幹事。山口は親学推進連盟。

音喜多は2018年5月、自らが主催する会員制サロンの勉強会として、オウム真理教教祖・麻原彰晃元死刑囚の三女・松本麗華(アーチャリー)の講演を企画。麗華はその場で、オウム真理教家族の会についてデマを流すなどして中傷したが、音喜多には一切、反省の色はなかった。

関連記事:音喜多駿都議らのイベントで麻原三女がオウム被害者団体を中傷

野原は現役の創価学会員。前出の通り、出馬表明会見で山本太郎代表とともに池田大作を称賛して見せた。朝倉は、社民が2016年参院選で親鸞会幹部・柴田未来を推薦したことによるとばっちりで★がついている。

【神奈川】改選4・候補者14
乃木涼介(国民=新)
佐々木さやか(公明=現)★:創価学会
相原倫子(社民=新)★:親鸞会
壱岐愛子(幸福=新)★:幸福の科学
渋谷貢(無所属=新)
森下正勝(無所属=新)
圷孝行(労働者=新)
牧山弘恵(立民=現)
林大祐(N国=新)★:レイシスト
加藤友行(安楽死=新)
島村大(自民=現)★★★★:創価学会/世界救世教/統一教会/神道政治連盟
浅賀由香(共産=新)★★:共産党/親鸞会
松沢成文(維新=現)
榎本太志(オリーブ=新)

島村の★4つは、選挙区の全候補者中最多。自民党候補であることに加え、自らが代表を務める自由民主党神奈川県参議院選挙区第3支部が2016年に世界救世教系団体「MOAインターナショナル」に会費を支払っている。2017年10月15日には、統一教会系イベント『Peace Loving Festival KANAGAWA』に出席した。神道政治連盟国会議員懇談会メンバーでもある。カルトすぎ。

関連記事:統一教会・家庭連合一万人イベントで自民党参議院議員が来賓あいさつ

自由民主党神奈川県参議院選挙区第3支部の政治資金収支報告書(2016年)

【新潟】改選1・候補者3
打越さく良(無所属=新)
塚田一郎(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟
小島糾史(N国=新)★:レイシスト

塚田は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。

【富山】改選1・候補者2
西尾政英(国民=新)
堂故茂(自民=現)★★★:創価学会/ワールドメイト/神道政治連盟

堂故は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。また2017年と2018年に、ワールドメイト教祖・深見東州の「バースデー書画展」に花を贈っている。与野党一騎打ちの選挙区ながら、自民候補が★の数で圧倒的リード。

2018年「深見東州バースデー書画展」

【石川】改選1・候補者2
山田修路(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟
田辺徹(国民=新)

山田は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。与野党一騎打ちは、いまのところ自民候補が★2つ分リード。

【福井】改選1・候補者3
山田和雄(共産=新)★★:共産党/親鸞会
嶋谷昌美(N国=新)★:レイシスト
滝波宏文(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟

滝波は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。カルト候補者しかいない暗黒選挙区で、★1つのN国がやや苦戦か。

【山梨】改選1・候補者3
森屋宏(自民=現)★★★:創価学会/不二阿祖山太神宮/神道政治連盟
市来伴子(無所属=新)
猪野恵司(N国=新)★:レイシスト

森屋は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。また「不二阿祖山太神宮」の関連イベント「FUJISAN地球フェスタWA」で、2015年に顧問を務めた。

関連記事:安倍昭恵夫人が名誉顧問のイベント、代表者は新興宗教の教祖様
参考:FUJISAN 地球フェスタ WA 2018 発起人及び実行委員会 役員名簿

【長野】改選1・候補者4
羽田雄一郎(国民=現)★:親学
斎藤好明(労働者=新)
小松裕(自民=新)★:創価学会
古谷孝(N国=新)★:レイシスト

羽田は親学推進議員連盟副会長。改選1に対して★1つの3候補が競り合う混戦模様。

【岐阜】改選1・候補者3
大野泰正(自民=現)★★★:創価学会/不二阿祖山太神宮/神道政治連盟
梅村慎一(立民=新)
坂本雅彦(N国=新)★:レイシスト

大野は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。2015~2018年に「不二阿祖山太神宮」の関連イベント「FUJISAN地球フェスタWA」の顧問を務めている。★の数で他候補を圧倒している。

関連記事:安倍昭恵夫人が名誉顧問のイベント、代表者は新興宗教の教祖様
参考:FUJISAN 地球フェスタ WA 2018 発起人及び実行委員会 役員名簿

【静岡】改選2・候補者5
牧野京夫(自民公現)★★:創価学会/神道政治連盟
徳川家広(立民新)
榛葉賀津也(国民現)★:霊友会
鈴木千佳(共産新)★★:共産党/親鸞会
畑山浩一(N国新)★:レイシスト

牧野は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。榛葉は、自らが代表を努めていた民主党静岡県参議院選挙区第2総支部で2012年と2014年に霊友会への会費を支払っている。

民主党静岡県参議院選挙区第2総支部の政治資金収支報告書(2014年分)

【愛知】改選4・候補者12
安江伸夫(公明=新)★:創価学会
橋本勉(オリーブ=新)
大塚耕平(国民=現)
須山初美(共産=新)★★:共産党/親鸞会
古川均(労働者=新)
平山良平(社民=新)★:親鸞会
石井均(無所属=新)
岬麻紀(維新=新)
酒井庸行(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟
田島麻衣子(立民=新)
牛田宏幸(安楽死=新)
末永友香梨(N国=新)★:レイシスト

酒井は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。

【三重】改選1・候補者3
吉川有美(自民=現)★★:創価学会/霊友会
門田節代(N国=新)★:レイシスト
芳野正英(無所属=新)

吉川は2014~2016年に、自らが代表を務める自民三重県参議院選挙区第一支部から霊友会に会費を支払っている。

自由民主党三重県参議院選挙区第一支部の政治資金収支報告書(2016年分)

門田は前出の通り、韓国人や中国人に対するヘイトスピーチ街宣などを行っている人物。統一地方選で当選した右翼カルト「日本平和神軍」の元幹部・佐々木千夏など複数のレイシストを当選させてきたN国の、今回の参院選での目玉レイシスト。
愛国倶楽部によるヘイトデモでスピーチをする門田(YouTubeより)

【滋賀】改選1・候補者3
服部修(N国=新)★:レイシスト
嘉田由紀子(無所属=新)★:幸福の科学
二之湯武史(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟

候補者全員がカルト候補という暗黒選挙区。二之湯は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。嘉田は滋賀県知事時代の2013年、幸福の科学学園(中学・高校)開設に反対する周辺住民による知事宛の請願を無視して、同学園の開校を認可した人物。幸福の科学学園については、同じ学校法人によって当時すでに開校済みだった栃木県の那須本校の教育実態が違法状態にある旨が週刊新潮でも報道されていた。★の数で自民・二之湯が頭一つリード。

関連記事:滋賀県・嘉田知事が幸福の科学学園を認可=住民「知事と私学審に説明求める」

【京都】改選2・候補者5
三上隆(オリーブ=新)
西田昌司(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟
倉林明子(共産=現)★★:共産党/親鸞会
増原裕子(立民=新)
山田彰久(N国=新)★:レイシスト

西田は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。

【大阪】改選4・候補者12
浜田健(安楽死=新:)
太田房江(自民=現)★★:創価学会/霊友会
東徹(維新=現)★:不二阿祖山太神宮
足立美生代(オリーブ=新)
亀石倫子(立民=新)
にしゃんた(国民=新)
杉久武(公明=現★):創価学会
梅村みずほ(維新=新)
尾崎全紀(N国=新★):レイシスト
数森圭吾(幸福=新★):幸福の科学
辰巳孝太郎(共産=現★★):共産党/親鸞会
佐々木一郎(労働者=新)

太田は2013年参院選の際に霊友会の支援を受けている(2013年08年16日付朝日新聞・東京朝刊)。改選4に対して★2つの自民と共産候補がリード。その後を★1つの4候補が団子状態で追う展開。

東は2015~2018年に「不二阿祖山太神宮」の関連イベント「FUJISAN地球フェスタWA」の顧問を務めている。

関連記事:安倍昭恵夫人が名誉顧問のイベント、代表者は新興宗教の教祖様
参考:FUJISAN 地球フェスタ WA 2018 発起人及び実行委員会 役員名簿

【兵庫】改選3・候補者6
原博義(N国=新)★:レイシスト
高橋光男(公明=新)★:創価学会
安田真理(立民=新)
加田裕之(自民=新)★:創価学会
清水貴之(維新=現)
金田峰生(共産=新)★★:共産党/親鸞会

【奈良】改選1・候補者3
田中孝子(幸福=新)★:幸福の科学
堀井巌(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟
西田一美(無所属=新)

田中は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。

【和歌山】改選1・候補者2
藤井幹雄(無所属=新)
世耕弘成(自民=現)★★★:創価学会/霊友会/神道政治連盟/統合医療

世耕が★の数で圧倒的な強さを見せつける。神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。2012年と2014年には自身が代表を務める資金管理団体「紀世会」が、霊友会の関連政治団体「インナートリップ・イデオローグ・リサーチセンター」に年会費を支払っている。

紀世会の政治資金収支報告書(2014年分)

【鳥取・島根】改選1・候補者3
舞立昇治(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟
中林佳子(無所属=新)
黒瀬信明(N国=新)★:レイシスト

舞立は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。

【岡山】改選1・候補者3
石井正弘(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟
原田謙介(立民=新)
越智寛之(N国=新)★:レイシスト

石井は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。

【広島】改選2・候補者7
河井案里(自民=新)★:創価学会
泉安政(労働者=新)
玉田憲勲(無所属=新)
高見篤己(共産=新)★★:共産党/親鸞会
加陽輝実(N国=新)★:レイシスト
森本真治(無所属=現)
溝手顕正(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟

溝手は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。

【山口】改選1・候補者4
林芳正(自民=現)★★★:創価学会/神道政治連盟/統合医療
竹本秀之(無所属=新)
河井美和子(幸福=新)★:幸福の科学
大内一也(国民=新)

林は神道政治連盟国会議員懇談会メンバーで、統合医療推進議連副会長でもある。さすがのエル・カンターレも★2つの大差に苦戦。

【徳島・高知】改選1・候補者4
石川新一郎(N国=新)★:レイシスト
高野光二郎(自民=現)★★★:創価学会/世界救世教/神道政治連盟
松本顕治(無所属=新)
野村秀邦(無所属=新)

高野は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。2014年に、自身が代表を務める自由民主党高知県参議院選挙区第一支部が世界救世教の一派「東方之光」の関連団体「MOA自然農法文化事業団年」に会費を支払っている。

自由民主党高知県参議院選挙区第一支部の政治資金収支報告書(2014年分)

【香川】改選1・候補者3
尾田美和子(無所属=新)
三宅伸吾(自民=現)★★★★:創価学会/霊友会/世界救世教/神道政治連盟
田中邦明(N国=新)★:レイシスト

三宅は、神奈川選挙区の島村大(自民=現)と並んで★4つの大物カルト候補。神道政治連盟国会議員懇談会メンバーであり、2013年には自身が代表を務める自由民主党香川県参議院選挙区第2支部が霊友会の政治団体「インナートリップ・イデオローグ・リサーチセンター」に会費を支払っている。また同年、同支部から世界救世教「東方之光」教団の関連団体「MOAインターナショナル」にも会費を支払っている。

自由民主党香川県参議院選挙区第2支部の政治資金収支報告書(2013年分)


【愛媛】改選1・候補者3
らくさぶろう(自民=新)★:創価学会
永江孝子(無所属=新)
椋本薫(N国=新)★:レイシスト

【福岡】改選3・候補者9
春田久美子(国民=新)
川口尚宏(N国=新)★:レイシスト
河野祥子(共産=新)★★:共産党/親鸞会
浜武振一(オリーブ=新)
下野六太(公明=新)★:創価学会
本藤昭子(安楽死=新)
野田国義(立民=現)
江夏正敏(幸福=新)★:幸福の科学
松山政司(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟

松山は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。自民・共産の両候補が★2つでリードし、残る1議席を★1つの3候補が争う。

【佐賀】改選1・候補者2
山下雄平(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟
犬塚直史(国民=元)

山下は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。

【長崎】改選1・候補者3
古賀友一郎(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟
白川鮎美(国民=新)
神谷幸太郎(N国=新)★:レイシスト

古賀は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。

【熊本】改選1・候補者3
馬場成志(自民=現)★★★:創価学会/不二阿祖山太神宮/神道政治連盟
阿部広美(無所属=新)
最勝寺辰也(N国=新)★:レイシスト

馬場は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。2015~2018年に不二阿祖山太神宮の関連イベント「FUJISAN地球フェスタWA」の顧問を務めている。選挙終盤にきて★2つの差は大きい。

関連記事:安倍昭恵夫人が名誉顧問のイベント、代表者は新興宗教の教祖様
参考:FUJISAN 地球フェスタ WA 2018 発起人及び実行委員会 役員名簿

【大分】改選1・候補者3
礒崎陽輔(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟
安達澄(無所属=新)
牧原慶一郎(N国=新)★:N国

磯崎は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。

【宮崎】改選1・候補者3
長峯誠(自民=現)★★:創価学会/神道政治連盟
河野一郎(幸福=新)★:幸福の科学
園生裕造(立民=新)

長峯は神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。

【鹿児島】改選1・候補者3
前田終止(無所属=新)
合原千尋(無所属=新)
尾辻秀久(自民=現)★★★:創価学会/神道政治連盟/統合医療

尾辻は神道政治連盟国会議員懇談会メンバーで、統合医療推進議連顧問。★3つで他候補を寄せ付けず独走。

【沖縄】改選1・候補者4
安里繁信(自民=新)★:創価学会
高良鉄美(無所属=新)
磯山秀夫(N国=新)★:レイシスト
玉利朝輝(無所属=新)

有権者の皆さん、気をつけてね。

■自民党比例のカルト候補

三木亨(現)★★:創価学会/神道政治連盟
三浦靖(新)★:創価学会
赤池誠章(現)★★:創価学会/神道政治連盟
有村治子(現)★★★★★:創価学会/神道政治連盟/崇教真光/親学/世界救世教
石田昌宏(現)★★★:創価学会/EM菌/霊友会
糸川正晃(新)★:創価学会
井上義行(元)★★:創価学会/不二阿祖山太神宮
衛藤晟一(現)★★★★:創価学会/統一教会/崇教真光/神道政治連盟
小川眞史(新)★:創価学会
尾立源幸(元)★:創価学会
角田充由(新)★:創価学会
北村経夫(現)★★:創価学会/統一教会
木村義雄(現)★★★:創価学会/世界真光文明教団/統一教会
熊田篤嗣(新)★:創価学会
佐藤信秋(現)★:創価学会
佐藤正久(現)★:創価学会
山東昭子(現)★:創価学会
田中昌史(新)★:創価学会
柘植芳文(現)★:創価学会
中田宏(新)★:創価学会
橋本聖子(現)★★★:創価学会/世界救世教/統合医療
羽生田俊(現)★:創価学会
比嘉奈津美(新)★:創価学会
本田顕子(新)★:創価学会
丸山和也(現)★★:創価学会/不二阿祖山太神宮
水口尚人(新)★:創価学会
宮崎雅夫(新)★:創価学会
宮本周司(現)★:創価学会
森本勝也(新)★:創価学会
山田太郎(元)★:創価学会
山田俊男(現)★:創価学会
山本左近(新)★:創価学会
和田政宗(現)★★:創価学会/神道政治連盟

「神道政治連盟」とあるのは、いずれも神道政治連盟国会議員懇談会メンバー。

有村は★5つで、選挙区・比例を通じて最多。前回の参院選時に崇教真光や世界救世教・主之光教団の支援を受けた(2013年08年16日付『朝日新聞』東京朝刊)。朝日新聞の同記事によると、このとき有村は神道政治連盟、仏所護念会教団、黒住教、天台宗の支援も受けていたとされる。有村は神道政治連盟国会議員懇談会メンバーでもあり、今回の参院選でも神道政治連盟からの推薦を受けている(有村治子公式サイト)。また親学推進議連では常任幹事を務める。

石田も前出の朝日新聞記事で、2013年に霊友会からの支援を受けていたと報じられている。EM推進議連のメンバーでもある。

「石田まさひろ活動報告」(2014年5月12日発行)より

井上は、2015~2018年にかけて、不二阿祖山太神宮の関連イベント「FUJISAN地球フェスタWA」の顧問を務めている。丸山も同様だ。

関連記事:安倍昭恵夫人が名誉顧問のイベント、代表者は新興宗教の教祖様
参考:FUJISAN 地球フェスタ WA 2018 発起人及び実行委員会 役員名簿

衛藤は、前出の朝日新聞記事で、2013年に崇教真光のほか新生仏教教団、仏所護念会教団、念法真教、解脱会からの支援を受けていたと報じられている。また統一教会の関連団体「世界戦略総合研究所」との関わりが指摘されているほか、日本会議のコアメンバーでもある。★4つで表記しているが、5つか6つあげてもいいくらいだ。

関連記事:米国政府への“逆失望”発言の首相補佐官に本紙副代表は1月から“失望中” 

北村は2013年の参院選時に統一教会の支援を受けており、今回も同様。参院選がスタートした後の7月12日には、北村の演説会に大量の統一教会信者が動員された。

北村経夫の演説会で「勝利」のうちわを振る統一教会信者たち(7月12日さいたま市民会館おおみやホール、撮影=鈴木エイト)

関連記事:参院選で自民党と統一教会が裏取引か?
参考:安倍首相肝いりの候補、北村経夫参議院議員の演説会に統一教会信者が大量動員

木村も前出の朝日新聞記事で世界真光文明教団の支援を受けていたとされる。また2017年11月21日には、大阪・なみはやドームで開かれた統一教会の1万人集会「孝情ファミリーフェスティバル in OSAKA」に出席している。司会者から「親子2代で40年以上統一運動を支えてくださっている」と紹介されていた。父親は元衆議院議員の木村武千代。

関連記事:統一教会・大阪フェスの来賓祝辞は、やはりあのずぶずぶ国会議員

橋本は、前出の朝日新聞記事で世界救世教・東方之光教団系「MOA(明るい社会をつくる会)」の支援を受けていたとされる。統合医療推進議連会長代行でもある。

■公明党比例のカルト候補

若松謙維(現)★:創価学会
平木大作(現)★:創価学会
新妻秀規(現)★:創価学会
山本香苗(現)★:創価学会
山本博司(現)★:創価学会
河野義博(現)★:創価学会
塩田博昭(新)★:創価学会
高橋次郎(新)★:創価学会
塩崎剛(新)★:創価学会
村中克也(新)★:創価学会
角田健一郎(新)★:創価学会
西田義光(新)★:創価学会
国分隆作(新)★:創価学会
竹島正人(新)★:創価学会
坂本道応(新)★:創価学会
藤井伸城(新)★:創価学会
奈良直記(新)★:創価学会

創価学会だらけ。

■日本維新の会のカルト候補

室井邦彦(現)★★:EM菌/統一教会
藤巻健史(現)
山口和之(現)
鈴木宗男(新)★:ワールドメイト
梅村聡(元)
柴田巧(元)
空本誠喜(新)
荒木大樹(新)
岩渕美智子(新)
奥田真理(新)
串田久子(新)
桑原久美子(新)
森口あゆみ(新)
柳ヶ瀬裕文(新)

室井はEM推進議連メンバー。また妻が統一教会信者とされており、室井自身も繰り返し統一教会の施設を訪れスピーチなどをしていたとして、2007年には全国霊感商法対策弁護士連絡会が、当時の室井の所属政党だった民主党に対して申し入れを行っている(2007年11月16日『赤旗』)。

鈴木は、2015年に自らが代表を務める「21世紀政策研究会」にワールドメイトからパーティー券代として150万円を受け取っている。また2019年には、ワールドメイト教祖・深見東州の「バースデー書画展」でスピーチをしている。
21世紀政策研究会の政治資金収支報告書(2015年分)
参考:日本母親連盟関係者が「ワールドメイトが山本太郎氏に2000万円寄附」とデマ。本当にワールドメイトと懇意な政治家は誰?

■立憲民主党のカルト候補

石川大我(新)
市井紗耶香(新)★:幸福の科学
今泉真緒(新)
奥村政佳(新)
小沢雅仁(新)
おしどりマコ(新)★:EM菌
小俣一平(新)
川田龍平(現)★★:一生懸命塾/偽医療
岸真紀子(新)
斉藤里恵(新)★:日本母親連盟
佐藤香(新)
塩見俊次(新)
白沢みき(新)
須藤元気(新)
中村起子(新)
深貝亨(新)
藤田幸久(現)
真野哲(新)
水岡俊一(元)
森屋隆(新)
吉川沙織(現)
若林智子(新)

市井は元モーニング娘。メンバーのタレント候補。モーニング娘。がカルトかどうかはわからないが、2018年に幸福の科学の月刊誌『Are you happy?』同年5月号の表紙を飾り、インタビューを受けている。もっとも、信者だという話は現役信者や脱会者からも聞こえてこないことから、単なる「お仕事」だった可能性が高い。
『Are You Happy?』2018年 5月号

おしどりマコ(立民=比例)は、2015年にEM菌の宣伝映画『蘇生』の上映イベントに出演したことで物議を醸した。自身はEM菌について否定的だとしたが、イベントで「私は土壌や腸内環境に有用微生物が有効ということは納得するが放射性物質を除去できるとは思わない」と発言したとも語っている。放射性物質に対する効果を否定してはいるが、一方で腸内環境には有効と発言していたのだから、EM菌を飲用する効果は認めるという立場だ。


川田は2013年に「一生懸命塾」で講演。一生懸命塾は大学生などを対象とした就活セミナーを主催しており、同年3月、就職活動中の大学生などを狙って不安をあおり執拗な勧誘を繰り返したとして東京都から是正勧告を受けていた。川田が講演したのはその翌月のことだった。当時、川田の事務所は本紙の取材に対して、問題のある業者だとは知らなかったとして「依頼を受けて講演するという通常の処理をしただけ」と開き直った。

関連記事:上杉隆氏が悪質就活セミナーで講演会?=上杉事務所は否定

また川田は今年3月、〈「2019川田龍平キックオフ集会」SPトークライブ「食を通していのちを守る」〉として、ゆめの森こども園園長・前島由美と『食べなきゃ、危険!』著者の国光美佳を招いてのトークを行った。前島と国光はともに、発達障害の子供の食生活を変えミネラル不足を補うことで症状が改善すると主張し、講演活動などを展開する人物。いずれも、精神医療や服薬を批判する宗教団体サイエントロジーのフロント組織「市民の人権擁護の会」関係者とともにイベント等を行ったこともある。発達障害については専門家が、現在のところ治療法は確立されておらずミネラル摂取などの食事によって症状が改善するとする根拠はないと注意を呼びかけている。

参考記事:発達障害を食事やミネラルで改善しましょうというお話には気をつけて

斉藤は「筆談ホステス」という呼び名でメディアにしばしば取り上げられてきた人物。保守運動やニセ科学との関わりを指摘されている「日本母親連盟」から支援を受けている。

参考:日本母親連盟は立憲民主党「斉藤りえ」さんを応援します!

■国民民主党のカルト候補

石上俊雄(現)
礒崎哲史(現)
大島九州男(現)★:レイシスト
小山田経子(新)
酒井亮介(新)
鈴木覚(新)
田中久弥(新)
田村麻美(新)
中沢健(新)
浜野喜史(現)
姫井由美子(元)
藤川武人(新)
円より子(元)
山下容子(新)

大島は、国民民主党の比例候補で確認できた唯一のカルト議員。韓国を視察した桜田義孝五輪相に向かって、参議院予算委員会で「大臣、韓国で犬肉を食べましたか?」と意味不明な質問をして週刊誌にも取り上げられた。犬肉を禁止する法律の制定を主張し、街宣車に「犬肉を禁止に」などと印字した街宣車で「動物愛護キャラバン」と称する動物愛護団体訪問や街宣を行っている。

大島のウェブサイトの「活動報告」にこんな記述。

〈昨今、労働者不足による外国人労働者の受け入れ拡大が話題に上っておりますが、文化の違いからさまざまな問題が生じています。例えば、飼い犬が連れ去られ食糧とされてしまうなどの事件が日本国内で報告されています。〉

新聞記事検索で、ペットの犬が食用目的で盗難にあったとする事件を検索してみたが、一件もヒットしなかった。当然、外国人による犯行だとする記事もゼロ。国会議員がソース不明の情報を自身のウェブサイトで垂れ流し、外国人に対する反感を煽っている。
大島九州男web「動物愛護キャラバン」

大島は2013年の参院選では立正佼成会の推薦も受けている。

参考:特別レポート 第3部 立正佼成会 第4部 宗教団体ランキング こんなに変わってたんだ ニッポンの巨大宗教団体(2013)信者も知らない内情

■日本共産党のカルト候補

小池晃(現)★★:共産党/親鸞会
山下芳生(現)★★:共産党/親鸞会
紙智子(現)★★:共産党/親鸞会
井上哲士(現)★★:共産党/親鸞会
仁比聡平(現)★★:共産党/親鸞会
梅村早江子(新)★★:共産党/親鸞会
椎葉寿幸(新)★★:共産党/親鸞会
青山了介(新)★★:共産党/親鸞会
有坂ちひろ(新)★★:共産党/親鸞会
伊藤達也(新)★★:共産党/親鸞会
伊藤理智子(新)★★:共産党/親鸞会
大野聖美(新)★★:共産党/親鸞会
鎌野祥二(新)★★:共産党/親鸞会
小久保剛志(新)★★:共産党/親鸞会
佐藤ちひろ(新)★★:共産党/親鸞会
島袋恵祐(新)★★:共産党/親鸞会
下奥奈歩(新)★★:共産党/親鸞会
住寄聡美(新)★★:共産党/親鸞会
田辺健一(新)★★:共産党/親鸞会
沼上徳光(新)★★:共産党/親鸞会
原純子(新)★★:共産党/親鸞会
藤本友里(新)★★:共産党/親鸞会
舩山由美(新)★★:共産党/親鸞会
松崎真琴(新)★★:共産党/親鸞会
山本千代子(新)★★:共産党/親鸞会
山本訓子(新)★★:共産党/親鸞会

 大学内での偽装勧誘や2016年参院選での親鸞会幹部(柴田未来)推薦といった党の活動によって、共産党というだけで全候補★が2つ付いてしまうのは、気の毒としか言いようがない。ただし、このうち井上だけは、2016年参院選で柴田とともに演説し、直接柴田に関わった戦犯の一人だ。

関連記事:やや日刊カルト新聞社“野党ファシスト名簿”を発表=石川選挙区・柴田未来氏問題で

■社会民主党のカルト候補

吉田忠智(元)★:親鸞会
仲村未央(新)★:親鸞会
大椿裕子(新)★:親鸞会
矢野敦子(新)★:親鸞会

共産党と同じく2016年参院選での柴田の一見から、全候補に★が1つ。かわいそうだ。

■れいわ新選組のカルト候補

舩後靖彦(新)★:創価学会
木村英子(新)★:創価学会
山本太郎(現)★:創価学会
蓮池透(新)★:創価学会
安冨歩(新)★:創価学会
三井義文(新)★:創価学会
辻村千尋(新)★:創価学会
大西恒樹(新)★:創価学会
渡辺照子(新)★:創価学会

 山本代表者による池田大作礼賛により、党まるごと創価学会。山本は今年2月26日、前出の日本母親連盟の講演会に招かれ、その場で日本母親連盟と保守運動やニセ科学との関係に言及して選挙での連携を否定してみせた。日本母親連盟の間で「226事件」と呼ばれ語り継がれている騒動だ。

ニセ科学に連なる政治団体相手に毅然とした態度を見せた山本だけに、池田礼賛発言が悔やまれる。

参考:山本太郎氏、日本母親連盟を支持者の面前でぶった斬り!

■NHKから国民を守る党のカルト候補

立花孝志(新)★:レイシスト
浜田聡(新)★:レイシスト
岡本介伸(新)★:レイシスト
熊丸英治(新)★:レイシスト

党がこれまで地方選挙で複数のレイシストを公認し当選させてきたことから、全候補に★が付いている。そんな党から立候補するのが悪い。

■幸福実現党のカルト候補

釈量子(新)★:幸福の科学
松島弘典(新)★:幸福の科学
及川幸久(新)★:幸福の科学

国内1100万人の信者数(自称)を誇る創価学会並みかそれ以上の巨大教団(自称)なのに、候補者は3人ぽっち。

オリーブの木、安楽死制度を考える会、労働の解放をめざす労働者党については、★が付く候補者を見つけることができなかったので省略する。

有権者の皆さん、気をつけてね。

(参院選2019特別取材班となかまたち)

22 件のコメント:

  1. 待ッテマシタ!
    2019年参議院選挙、表現規制反対派と規制推進派の候補一覧まとめ
    https://togetter.com/li/1375357
    全国比例では石川大我候補が安全牌ですかね。

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  2. おいおい市井紗耶香が当選したら困る、立憲のスパイ候補か、立憲離党して幸福党に入党したら困るな。

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    1. 市井紗耶香が幸福の科学の信者ではないと思える。
      彼女は芸能プロダクションから契約が切れて3年、
      幸福の科学からオファーがあったから
      直感で表紙とインタビューを引き受けたのだろう。
      政治家になろう立憲民主党から出馬も
      これも直感なんだろうな。

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  3. 一刻も早く日本共産党、国民民主党、NHKから国民を守る党、幸福実現党がなくなりますように。

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    1. なくなっても、世の中は変わらないよ。

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  4. さすが、今回も面白い。

    >山本太郎代表(比例)が創価学会・池田大作名誉会長を絶賛した。
    これ本当にがっかり。ようやく票入れられる政党ができたと思ったら……。韓鶴子におべっか使う山本朋広と何が違うんだって。造反組と言うか、彼ら「池田原理主義・反原田執行部派」は普通の創価学会員よりも原理主義的でカルト度高いですよ。組織立ってはいないし大した数にはならんだろうけど、こういうのにおもねるようじゃ投票したくないな。

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  5. 勝手に転載されて都合よく切り貼りされる恐れがあるので見つけたら相手に指摘しますね

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  6. 山本太郎の発言は創価から公明票を剥がす試みとして高く評価したいです。

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  7. 今回、立憲民主党の比例代表から立候補している、藤田幸久氏は天理教との深い関わりがあり、驚くべき議員活動をしています。
    2017年4月21日の参議院、東日本大震災復興特別委員会にて、天理教ひのきしん隊(災害ボランティア)を普通のNPOなどとは別格で特別扱いしろという趣旨の質問をしています。
    http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/193/0152/19304210152005c.html

    >藤田氏:時間の関係で次移りますが、資料をご覧いただきたいと思います。これは実は天理教災害救援ひのきしん隊という恐らく、これは実は120年以上の経験のある日本最大の民間災害支援組織であるという風に思います。(省略)で、これをですね、政府の方で、私も知らなかったんですが、政府の方でこういった団体があるっていうことの知見がなかったんじゃないかと思いますがいかがでしょう。
    >緒方氏:お答えいたします。いまご指摘のございました天理教災害救援ひのきしん、ひのきしん隊につきましては、災害時に組織的な動員力と建設機械などを用いた技術力を駆使いたしまして活動されていることにつきましては、承知をいたしておりました。
    >議長:藤田君
    >藤田氏:という程度なんですね。(省略)で、こういう実は部隊があるっていうことを政府で共有するためには、あの今はそれがないんですけどね、どういう風にしたら共有できるか、についてお答えいただきたい。
    (省略)
    >藤田氏:すでに普段の段階から少なくとも都道府県、警察、消防、社会福祉協議会等については、これは普通の、なんか今の話ではワンオブゼムの話なんです。で、私も民間のNGO団体にいましたが格が違います。レベルが。プロです。ですからこういうプロ集団がいるということについてはワンオブゼムの扱いじゃない扱いをしていただきたいと思いますが、いかがですか。
    (省略)
    藤田氏:大変いい答弁をいただきましてありがとうござました。私は最後申し上げようと思っていたのは、この緊急援助隊は大変大きな問題を持っているんです。それは何かと言うと、自分たちの手柄を一切言わない団体なんです。だから120年たっても、この、こういうことが知られてなかったんです。ですから、今さきほど後ろの方で宗教団体がって話がありましたが、この団体は布教活動一切やっていないと思います。私が見てる限りで、でむしろ宗教団体が故に、あの手柄を言わないできてる。ですから例えば県とかに行くと新聞に出てるんです。こういう団体がやってくれた。ところが一般紙に載らない。だから知れないわけですけど、でも私はこれは大変な宝ですから、是非その背景が、逆に背景があるんで宿営地があるんです。ですからそれをむしろ有効活用していただきたいということを今の大臣の答弁に加えてですね、お願いをして次の質問に移らせていただきたいと思います。

    いかがでしょうか。
    天理教がカルトか否かとは別次元でヤバイ候補者だと思うのですが、こちらもカルト候補認定をお願いしたいです。

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  8. 天理教がカルトか、という議論に関しては、機関紙「みちのとも」2016年12月号にて教団ナンバー2の中田善亮氏が「教団に献金しないと死ぬ」という趣旨の発言をされていることから検討の余地があると思います。
    http://tenrikyosyakaigakulabo.com/?p=1229

    >また「おつくし」についても、しっかり説かねばならない。おつくしができなくなると、たすかる道が途切れてしまうからである。おつくしによってたすけてもらった経験があれば、その理が分かる。説くうえには、おたすけをしっかりすることが前提となる。「お金のことは言いにくい」と避けていては、よふぼくは、おつくしの意味がますます分からなくなる。おつくしは命のつなぎであり、親神様にお受け取りいただく真実である。

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  9. また、天理教の初詣にあたる新年お節会には今回の候補者だと、
    尾立源幸(自民・比例)
    榛葉賀津也(国民・静岡選挙区)
    羽田雄一郎(国民・長野選挙区)
    長浜博行(立民・千葉選挙区)
    が過去、本部に参拝していることが機関紙・天理時報から確認がとれます。
    http://tenrikyosyakaigakulabo.com/?p=518

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  10. 取材費カンパをしたいのですが、PayPal環境がない場合、どうしたらカンパ出来ますか?

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  11. NHKから国民を守る党
    立花考志候補者
    神道(靖国)じゃなかったか?
    レイシストなら野間さんだよね

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  12. よくもまあ、これだけ綿密な記事が書けると感心しました。
    情報整理能力すごいですね、カルト新聞さん。

    話はそれますが、足の裏診断で話題になった福永法源ですが、
    その後継団体二つ:第3救済慈喜徳会と天喜びの大樹が
    犬猿の仲。
    ついに、第3救済慈喜徳会が

    http://universal-joy.net/public/kyuusai.html

    うちは第3救済慈喜徳会とは関係ありません、との見解文を発表。

    ちなみに福永法源は故人だそうで、じゃあ第3救済慈喜徳会は誰がやってるの?
    という謎が多いです。

    オウム真理教の後継団体、幸福の科学の後継争い:宏洋氏問題など
    二代目や後継について、一度特集していただければ、と思います。

    1000億円の巨額詐欺事件、数百億円の福永埋蔵金の行方はいまだに不明。

    ネタになりそう、と思うのですが・・・。

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  13. 幸福実現党が10年掛けても取れない国政の議席をN国やれいわがあっさりと獲得したのは草

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  14. >>2019年7月23日 15:41
    「「赤ちゃんはママがいい」発言の根っこにある安倍政権と「親学」の関係」2018/06/02
    https://bunshun.jp/articles/-/7660

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  15. >>2019年7月26日 17:52
    リンクしくじった。こっちの方が早い。
    https://bunshun.jp/articles/-/7660?page=1

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  16. 「また総力特集!衆院選オカルト勢173議席ぜんぶ載せ!」 2017年10月25日水曜日
    https://dailycult.blogspot.com/2017/10/173.html

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  17. 公明党は比例代表650万票と700万票を大きく割り込みましたか。
    幸福実現党は同20万票をキープしましたね・・・

    「第25回参議院議員通常選挙結果調」
    http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/data/sangiin25/index.html

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  18. 親鸞会の件の怒りは分かるが党と関係の薄い新人にまで★付けるのは可哀想だなあ
    結局党の新人いびりで落選

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  19. 自民党はキックバック団体です

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