幸福実現党、参院選・全員落選で党首交代＝7カ月ぶり8度目

幸福実現党公式サイトより

50人の候補者が全員落選した7月21日の参議院選挙の結果を受け、幸福実現党の矢内筆勝党首が辞任。は24日の党役員会で、後任に釈量子（前・女性局長）を選出しました。釈氏は「美人すぎる候補者総選挙2013」で3位当選を果たした実績があります（参院選では東京選挙区で落選）。幸福実現党の党首交代は7カ月ぶり8度目。同党結党から現在までの間に交代した日本の首相（5代）より、はるかにハイペースでの交代が続いています。


幸福実現党は2009年5月27日に結党されました。初代党首は饗庭直道氏。ところが饗庭氏はたった9日間で辞任し、当時の大川隆法総裁の妻・きょう子氏が第2代党首に就任します。ところが7月にきょう子氏は党首代行に退き、結党初の国政選挙である同年8月の衆院選を「党首不在」で戦うことに。

その後も同党は小刻みな継投を重ね、今回の参院選まで党首を務めた矢内筆勝氏の在任期間は210日間で、幸福実現党史上3位。歴代最長は第7代党首・立木秀学氏で891日間、最短は第5代党首・小林早賢氏で7日間です。

交代の頻度には定評がある我が国の首相ですが、幸福実現党結党から現在までに交代した回数は、第92代首相だった麻生太郎氏から第96代の安倍晋三首相まで4回（5代）。幸福実現党は、この2倍近いハイペースで党首が交代していることになります。

初代：饗庭直道（2009/5/27～6/4）／9日間
２代：大川きょう子（6/4～7/29）／56日間
※2009年衆院選期間は党主不在
３代：本地川瑞祥（9/2～9/16）／15日間
４代：木村智重（9/16～2010/04/15）／212日間
５代：小林早賢（4/15～4/21）／7日間
６代：石川悦男（4/21～7/20）／90日間
７代：立木秀学（7/20～2012/12/27）／891日間
８代：矢内筆勝（12/27～2013/7/24）／210日間
９代：釈量子（7/24～）