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2023年11月14日火曜日

「論座」から再掲=NHKの特集連発で揺れる「カルト2世問題」の行方

NHKのサイトから
 今年7月に終了した朝日新聞社のウェブサイト「論座」に本紙・藤倉善郎総裁が2021年に寄稿した記事を、本紙に全文再掲する。

 NHKは、安倍晋三元首相殺害事件の1年ほど前に、「宗教2世」問題をとりあげる番組を3本、立て続けに放送している。本稿は、そこでのNHKの姿勢や、そこで紹介された議論の内容を検証・批判するものだ。

2020年1月12日日曜日

コミケで人気のニュース誌『Bansweek』キンドル化に成功

キンドル化された最新号
やや日刊カルト新聞社は12日、同社が発行する雑誌『Bansweek(バンズウィーク日本版)』のキンドル化に成功したと発表した。同誌のキンドル化は2年ぶり2度目。キンドルで発刊済みの創刊号に加えて、過去の第2~4号を1冊にまとめた「合併号」と最新刊の第5号が新たにキンドル化され、既刊の同誌が全て電子書籍化された。

『Bansweek』は、幸福の科学によるクレームによって同社・藤倉善郎総裁を含め幸福の科学に批判的な人々のTwitterアカウントが凍結やロックをされたことを契機に創刊された、カルトと表現の自由を扱うニュース誌。2017年12月の創刊以来、年2回、夏と冬のコミックマーケットで紙の雑誌として販売されていた。

2019年1月20日日曜日

社説=メディアは麻疹集団感染の発生源を報道しろ

医療を拒み手かざしで病気が治ったとする体験談が満載のMC救世神教のウェブサイト
三重県津市に本部を置くMC救世神教の研修会で発生した麻疹(はしか)の集団感染は、現在まで二次感染を含め計36人の感染が報道されている。感染者の一人(三重県在住)が大阪・京セラドームで行われたAKB48の握手会に参加していたことから、大阪市やAKB48オフィシャルサイトでも注意喚起がなされるなど、影響が広まっている。しかし未だに、医療を否定し「浄霊」と称する手かざしによって病気を治せると信じるMC救世神教が集団感染の発生源である事実を、行政は発表せず、本紙以外のメディアも報じていない。報道各社は、率先してこれを報じるべきだ。

2018年12月7日金曜日

【論評】スピリチュアル批判が分断を招くって?

現代ビジネスより
12月6日、ウェブメディア『現代ビジネス』に、フリーライターで漫画家の小池みき氏による〈「スピリチュアル女子」をあざ笑うすべての人に言いたいこと その揶揄の先に待ち受けるのは、分断だ〉と題する記事が掲載された。長崎県壱岐市におけるスピリチュアル問題を指摘したライターのツイートに端を発した騒動に、異を唱える内容だ。タイトルからわかるように、嘲笑による批判を「分断だ」として批判している。

しかし、「分断だ」などという理由で社会的な批判を否定してしまったら、社会的に問題があるものを批判できなくなってしまう。この記事の何がおかしいのか、改めて考えてみたい。

2018年7月4日水曜日

〈社説〉メディアの良識はどこへ?日刊サイゾーが悪質な2世記事を配信

日刊サイゾー(2018.6.12配信)
 W杯開幕直前、日本代表チームに関する悪質な報道が行われていた。6月12日付けの日刊サイゾーが『W杯直前! サッカー西野ジャパンに“日の丸を背負う統一教会ファミリー”が……』と題した記事を配信したのだ。
 その後の日本代表の激闘に水を差すこの悪質な2世記事について、本紙の見解を記す。

2017年12月19日火曜日

フジテレビ『あの教団の“今”を激撮』を検証、撮影優先で突っ込み不足か

フジテレビ『FNN重大ニュース 大追跡×総決算SP』
17日、フジテレビが放送した『FNN重大ニュース 大追跡×総決算SP』で 「桜田淳子氏復帰で再注目あの教団の“今”を激撮」「桜田淳子氏が舞台復帰で再び注目を浴びたあの宗教団体の合同結婚式は今も行われていた!その舞台裏を取材」として統一教会・家庭連合に関する特集が流れた。
しかし、識者が懸念した通り 、撮影を優先するあまり肝心の教団による社会問題を追及するという観点から見ると、物足りないものだった。

2017年12月17日日曜日

悲報!UNITE結成メンバーが合同結婚式を受けさせられていた

日刊SPA!のインタビューを受ける
UNITE結成メンバーの男子学生
統一教会・家庭連合の2世信者による政治組織『勝共UNITE』の結成メンバーの東大生が今年9月、韓国で開催された同教団の「合同結婚式」で結婚していたことが『日刊SPA!』の報道から判った。

2017年12月16日土曜日

フジテレビが「あの教団の“今”」として統一教会・家庭連合の合同結婚式の舞台裏を放送「また教団側の言い分を垂れ流すのでは」と懸念も


フジテレビが12月17日に放送する番組『FNN重大ニュース 大追跡×総決算SP』で、統一教会・家庭連合について取り上げることが判った。
1年半前、フジテレビは同教団の一方的な主張を放送し批判を受けたことがあり、カルト問題に取り組む識者からは懸念の声が上がっている。
本紙は、その際の教団内部文書を入手。そこにはフジテレビが同教団に対し「取材」ではなく「撮影協力」を「要請」し、教団に好意的な放送内容となることを伝えていたと窺わせる内容が記されていた。
今回の放送に際し、信者に配信された公文と合わせ公開する。

2017年11月13日月曜日

教団2世の改憲大会を報じた本紙に勝共連合が著作権侵害でクレーム、TVQは再質問にゼロ回答

国際勝共連合から削除のお願いがあった当該記事の画像4点
TVQふくおかサテライトFRIDAYのキャプチャ画像(上2枚)
勝共UNITEの公式サイトの画像(下2枚)
本紙11月9日既報記事『 「 Good job!」教団2世の改憲大会をトップニュースで取り上げたTVQがUNITEから賞賛される』の続報。

当該記事で引用した画像について、執筆者の本紙・鈴木エイト主筆に、統一教会・家庭連合の政治組織・国際勝共連合から著作権侵害だとして速やかに削除するようお願いする連絡があった。

また、本紙主筆からのTVQへの再質問書に対しTVQ報道部は事実上のゼロ回答をしていたことも判った。

2017年11月9日木曜日

「 Good job!」教団2世の改憲大会をトップニュースで取り上げたTVQがUNITEから賞賛される

教団2世イベントを好意的に報じてしまった
TVQ『ふくおかサテライトFRIDAY』
今月3日に開かれた統一教会・家庭連合の2世によるイベント『改憲2020実現福岡大会』
この教団イベントを福岡のテレビ局・TVQ九州放送が、同日夕方のニュース番組内でトップニュースとして扱い、背景について一切視聴者に知らせないまま「憲法 大学生などが“改憲”訴える」と報じていたことが判った。

この“報道”に対し、イベントを後援した教団2世組織・勝共UNITEは「 Good job!」と高評価のツイート。

筆者(本紙・鈴木エイト主筆)がTVQに取材したところ、電話口の番組スタッフから呆れた発言が飛び出した。

2017年6月27日火曜日

富山のホメオパシー市議、NHKで“感動ポルノ女優”デビュー

目撃!にっぽん「市民の選択~議員に何を求めるのか~」
ホメオパシー団体の認定講師として反ワクチン活動を繰り広げてきた経歴を隠蔽して、昨年11月の富山市議選補選で初当選した上野ほたる市議。任期満了に伴う今年4月の市議選でも、やはりホメオパシー活動家としての経歴を隠蔽したまま再選を果たしました。この上野市議について6月11日と25日にNHKが、ホメオパシー活動家としての経歴やそれを隠蔽して当選した事実に一切触れないまま好意的に紹介するドキュメンタリーを放送しました。

2016年7月1日金曜日

「結果的に関係があるとなれば、すぐに(放送を)やめる」テレ東・高橋社長「世界ナゼそこに?日本人」問題を完全否定

テレ東社長の会見の様子を伝えるスポーツ報知
「世界ナゼそこに?日本人」に統一教会(家庭連合)の信者が多数偽装出演していた問題について、テレビ東京の高橋雄一社長が「全くない」と否定したとスポーツ報知が伝えている。

同紙によると定例会見で高橋社長は「特定の宗教の方をあえて取りあげるなら言わなければいけない。過去に信者だったことも含め、結果的に関係があるとなればすぐに(放送を)やめる」と発言。全国弁連に的外れな回答をした同社の長田編成局長、も出演の経緯を「きっちりやっており、紹介はない」と統一教会信者ブローカーによる紹介疑惑を否定した。



2016年6月23日木曜日

全国弁連が「世界ナゼそこに?日本人」問題でテレビ東京を訪問=本紙主筆は警備隊から執拗な取材妨害を受ける

本紙の取材を妨害するテレビ東京警備隊員(撮影:鈴木エイト)
本紙のスクープ報道が嚆矢となり多方面に拡散したテレビ東京の人気番組『世界ナゼそこに?日本人』問題。

全国霊感商法対策弁護士会(全国弁連)からの申し入れに対し、的外れな回答を返したテレビ東京。そんなテレビ東京サイドの不誠実な対応に、ついに全国弁連が直接行動を起こした。全国弁連に所属する4人の弁護士がテレビ東京本社を訪ずれ責任者との面談を求めたのだ。

本紙は、テレビ東京本社ビルの正面玄関前で独占取材を敢行。しかしながら、単身で現地取材を行なった本紙・鈴木エイト主筆が複数のテレビ東京警備隊員から執拗な取材妨害・撮影妨害を受けていたことが判った。

2016年6月13日月曜日

テレビ東京だけではなかった?『世界の村で発見!こんなところに日本人』『世界の日本人妻は見た!』にも統一教会日本人妻が多数出演か

ABC朝日放送『世界の村で発見!こんなところに日本人HP
本紙がスク―プし、週刊新潮や朝日新聞が取り上げるに至ったテレビ東京『世界なぜそこに?日本人』問題。

本紙は『世界ナゼ~』以外にも、統一教会(家庭連合)の合同結婚式日本人妻を出演させていた同種番組が複数あるとの情報を得た。

同種の番組としてまず挙げられるのがMBS毎日放送が制作しTBS系列で毎週火曜日に放送されている世界の日本人妻は見た!そしてABC朝日放送が制作しテレビ朝日系列で同じ毎週火曜日に放送されている世界の村で発見!こんなところに日本人だ。
情報筋によると、両番組にこれまでに10人以上の統一教会海外在住日本人妻が出演していたというのだから驚きだ。

本紙は疑惑を確かめるべく、これらの番組を制作している各テレビ局に質問書をFAX送信した。

拡大の一途を見せる海外在住統一教会日本人妻の偽装演出&偽装出演問題、騒動は他局にも飛び火するのか。

2016年6月11日土曜日

朝日新聞もテレビ東京「世界ナゼそこに?日本人」統一教会日本人妻偽装出演問題を報じる

統一教会日本人妻偽装出演問題を報じる朝日新聞DIGITAL
6月10日付けの朝日新聞がテレビ東京の人気番組「世界ナゼそこに?日本人」に統一教会女性信者が多数出演していた問題を報じた。

本紙がスクープした統一教会日本人妻偽装出演問題は、ついに全国紙が報じるまでに至った。


「チェックが行き届かなかった」統一教会フロント組織の宣伝番組を放送したテレビ神奈川が本紙に回答

問題番組の制作クレジット
本紙既報『テレビ神奈川が統一教会(家庭連合)フロント組織の宣伝番組を放送』の続報。

日本統一教会会長などが登場する統一教会のフロント組織の宣伝番組を昨年12月末に放送したテレビ神奈川(TVK)から、9日、本紙に回答があった。

回答全文を公開することはTVKの意向もあり差し控えるが、回答の要旨を基に事実関係を精査した。

2016年6月10日金曜日

「創作は一切ございません」「信教の自由を尊重」「信教、信条によって差別しない」テレビ東京が弁国弁連の申入書に回答

全国弁連HPに掲載されたテレビ東京の回答
人気番組「世界ナゼそこに?日本人」に統一教会((家庭連合)信者が多数偽装出演していた問題で、9日、テレビ東京から全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)同連絡会からの申入れに対する回答が届いていたことが判った。

8日付けで出された回答書には「『虚偽の事実を織り交ぜた物語の創作』をすることなどは一切ございません」「番組制作にあたって信教の自由を尊重しており、ご出演いただく方々をその信教、信条によって差別することはありません」などと記載されており、全国弁連の申し入れに対し、適切に答えているとは言えないものだ。

また、本紙報道や全国弁連からの申し入れ以降の同番組は、司会者やゲストの芸能人が画面に映らないなど様相が一変していることも判明した。


2016年6月9日木曜日

週刊新潮がテレビ東京「世界ナゼそこに?日本人」統一教会日本人妻偽装出演問題の記事を掲載

週刊新潮6月16日号
本日(6/9)発売の週刊新潮6月16日号に『テレビ東京「世界ナゼそこに?日本人』に統一教会日本人妻が多数出演していた問題に関する記事が掲載された。

〔ワイド特集/うまい話に裏がある!〕に【人気番組『世界ナゼそこに?日本人』は「ナゼいつも?統一教会信者」】

記事には「統一教会に詳しいジャーナリスト」として本紙・鈴木エイト主筆のコメントも掲載されている。

ついに、週刊新潮までが取り上げるに至った 「世界ナゼそこに?日本人」統一教会日本人妻偽装出演問題。騒動の余波はまだ治まりそうにない。

2016年6月6日月曜日

テレビ神奈川が統一教会(家庭連合)フロント組織の宣伝番組を放送

日本統一教会徳野会長はフロント団体会長の肩書でテレビ出演
昨年12月末、テレビ神奈川(TVK)が統一教会(家庭連合)のフロント団体の宣伝番組を放送していたことが判った。

問題の番組はテレビ神奈川が毎週水曜日に放送している『イイコト!11510~ハートフルナビゲーション』。

本紙は問題の放送分の動画を入手した。

昨年12月30日に放送された同番組では、統一教会(家庭連合)との関係に一切触れないまま同教団フロント団体の活動『真の家庭運動』を殊更に持ち上げ宣伝。

更にエンドロールには「制作」として教団フロント組織の名がテロップで表示されるなど、テレビ神奈川自体がカルトに浸食されている疑惑も浮かび上がった。

そして、やはり 同教団のフロント組織の活動であるPEACE ROAD in Japanが、昨年9月に「イイコト!」で紹介されていたことも教団関連のHPの記述から判明した。

テレビ局のカルト汚染を追った。


2016年6月2日木曜日

「視聴者を欺き信者向けの宣伝材料を提供」全国弁連が『世界ナゼそこに?日本人』放送のテレビ東京に申入れ

テレビ東京「世界ナゼそこに?日本人」HP
放送内容に脚色&創作が判明し回を紹介
本紙既報【テレビ東京の人気番組に統一教会信者が多数出演!局は事実を知りながら隠蔽か?】の続報。

人気テレビ番組「世界ナゼそこに?日本人」に統一教会信者が多数出演している問題について、統一教会(家庭連合)の問題などカルト宗教を始めとする各種社会問題に取り組む全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国部弁連)は5月26日、同番組を放送しているテレビ東京に対し申入書を送付していたことが判った。
申入の内容は、番組で紹介した日本人女性信者について制作サイドが「統一教会信者であることを意図的に秘匿」「教祖の指名により見ず知らずの外国人男性と結婚し家庭を持ったことを秘匿」「統一教会による指示を受け海外で布教活動を行っていることを秘匿」虚偽の事実を交えて物語を創作し視聴者を欺き、統一教会に対し宣伝材料を与えてきた」として、「これまでに統一教会信者を登場させた番組の放映日時テーマ」「番組が創作した虚偽事実の内容」「今後の対応」について回答を求めるものだ。

また、全国弁連はBPO放送倫理 ・番組機構にも同申入書を送付し検討を要請している。