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流出資料とされる文書の一部 |
2010年11月5日金曜日
警視庁流出資料に見る、ムスリムと日本社会
2010年9月13日月曜日
コーラン焼却イベント。ジョーンズ牧師は断念したものの、他の牧師が実行
先月お伝えした、9.11のコーラン焼却イベントの計画ですが、その後日本のマスコミでも盛んに報道されるようになり、顛末を既にご存じの方もいらっしゃると思います。
ジョーンズ牧師に対しては米国内からも相当な批判があったようで「教会周辺に地元住民ら数百人が集まり、ジョーンズ牧師への批判を口々に叫ぶ」などという事が起きました。米国メディアも「敵はテロリストではなく、国内の愚か者」と伝えるなど、牧師の思惑とは裏腹に、彼の行為は支持を集めることは出来なかったようです。
実は、それもそのはず。このジョーンズ牧師、どうやら普通の牧師とはひと味違う人物のようでして
【NHK 2010年9月13日】米 コーラン燃やすなど相次ぐこれだけ話題になれば、便乗犯が出てくることを止めることは出来なかったのはやむをえないかもしれません。ただ、騒動の発端ともいえるジョーンズ牧師の行動が食い止められ、極右武装民兵団の活躍の場がなくなったのは、幸いなことでした。
アメリカでは、同時多発テロ事件から9年を迎えた11日、イスラム教の聖典、コーランを燃やす計画をいったんは打ちだしていたフロリダ州のキリスト教団体の牧師は結局、計画を撤回したものの、今度は別の牧師や市民による、コーランを燃やしたり破ったりする行為が相次ぎました。
ジョーンズ牧師に対しては米国内からも相当な批判があったようで「教会周辺に地元住民ら数百人が集まり、ジョーンズ牧師への批判を口々に叫ぶ」などという事が起きました。米国メディアも「敵はテロリストではなく、国内の愚か者」と伝えるなど、牧師の思惑とは裏腹に、彼の行為は支持を集めることは出来なかったようです。
実は、それもそのはず。このジョーンズ牧師、どうやら普通の牧師とはひと味違う人物のようでして
2010年8月26日木曜日
フロリダの教会がコーラン焼却イベント。極右武装民兵団まで集結
先週『イスラム教とキリスト教が同じ聖堂で祈りを捧げる試み』などというちょっとイイお話をお伝えしましたが、1000年を優に超えて対立を続ける彼らの和解はまだまだだと感じさせるニュースが飛び込んできました。
2010年8月20日金曜日
社会が宗教に譲歩すべき場面もある=イスラム墓地不足問題
読売新聞が、日本に住むムスリム(イスラム教徒)のお墓不足問題のルポを掲載しています。カルト問題と直接関係はなさそうですが、宗教的価値観と社会のルールとの兼ね合いについて考えさせられるので、ご紹介します。
2010年8月19日木曜日
イスラム教とキリスト教が同じ聖堂で祈りを捧げる試み
現在も度々のいざこざが絶えないイスラム教とキリスト教。つい最近もタリバンがキリスト教系NGOの所属員を10人射殺したという事件があったばかりですが、そんな中、スペインでは興味深い運動が起きています。
そもそもイスラム教もキリスト教も、そしてユダヤ教も元を正せば一つの系譜に連なるものでアブラハムの宗教などと呼ばれています。唯一同じ神を信仰しているのに、あるいはだからこその近親憎悪なのか、争いが絶えず現代に至ります。
実際、仏教とキリスト教で戦争にまでなった事例は殆ど知られていないわけですから、アブラハムの宗教がそれぞれの間で、どのように折り合いをつけていくかは紛争解決上も極めて重要な課題といえるでしょう。
そうした中でかつては『1つ屋根の下でキリスト教とイスラム教の信者が祈りを捧げていた』という事例があったのは興味深いことです。以下は今回の運動のリーダーのコメントですが、この試みは宗教にまつわる紛争の解決の一歩になるかもしれません。
【CNN 2010年8月18日】イスラム教とキリスト教、同じ聖堂で祈りを スペイン
イスラム教信者にとって同聖堂は、イスラム黄金時代の象徴として今でも重要な場所。イスラム教の神聖な祈りの場である「ミフラーブ」も敷地内の別の場所に現存し、大勢の観光客が訪れる。かつてここがモスクだったころは、1つ屋根の下でキリスト教とイスラム教の信者が祈りを捧げていたという。
イスラム教信者たちはこの伝統を取り戻す運動を展開し、4月には100人以上の信者が敷地内で祈りを捧げるデモ活動を実施した。これを排除しようとする警備員ともみ合いになって2人が逮捕された。
実際、仏教とキリスト教で戦争にまでなった事例は殆ど知られていないわけですから、アブラハムの宗教がそれぞれの間で、どのように折り合いをつけていくかは紛争解決上も極めて重要な課題といえるでしょう。
そうした中でかつては『1つ屋根の下でキリスト教とイスラム教の信者が祈りを捧げていた』という事例があったのは興味深いことです。以下は今回の運動のリーダーのコメントですが、この試みは宗教にまつわる紛争の解決の一歩になるかもしれません。
「異なる宗教の人たちが共に生きるのは、イスラム教徒にとってでなく、人類にとって重要なことだと思う」ちなみに米国人の10%はオバマ大統領がイスラム教徒であると思っているようです。
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