『知られたくなかった2012創造説』(地球防衛軍・著、株式会社しょういん・発行)を読みました。帯には、
総理大臣・鳩山由紀夫氏の「宇宙のメカニズムは科学的に解明できていないことが大半です。説としては興味深い一冊でした。」との推薦文が載っています。
著者は、「地球防衛軍」という変わった名前の方です。どこからどこまでが名字なんでしょうか。本の内容は、創造主と会話できる「先生」から「2012年に地球が滅びる」と告げられた「オレ」が、地球を滅亡から救うために先生たちと「クリスタル・チルドレン」という子どもを捜しに行く、という話です。巻頭に、「ここに書かれていることは
すべてノンフィクションだ」と書かれています。
あまり面白くありませんでした。宇宙や人間を作った「創造主」や、宇宙の構造(神様が創った善神・悪神それぞれの世界があるとか、パラレルワールドがあるとか)についての説明は、すべて「オレ」が「先生はこう言っている」「先生はこういうのを見たんだそうだ」という説明的伝聞調で書かれているばかりなので、まったく臨場感がありません。世界中に12人いるとされる「クリスタル・チルドレン」のうち1人を見つけるところで話は終わっていますが、その一人を見つける過程も、いざ見つかったという場面の描写も、まったく盛り上がりがありません。
探しに行きました。いろいろあったけど、見つかりました。終了。
それだけです。
この本によると、宇宙全体の「悪」と「善」の均衡が崩れ「悪神」の勢力が強くなりつつあって、2012年に地球が滅亡するそうです。そして、クリスタル・チルドレンを探し出して地球を滅亡から救おうとする人(つまり地球防衛軍氏)を、悪神の手先が妨害します。ところが、