本紙主筆への拉致・痴漢冤罪計画が浮上＝本紙は大学での新聞配布続行へ

痴漢冤罪工作に備えて練習に余念がない本紙・藤倉主筆

やや日刊カルト新聞社は4月7日、同社・藤倉善郎主筆に対してカルト団体が「拉致」や「痴漢冤罪工作」を検討しているとして、社内に「警戒レベル3」を発令しました。同社では現在、新入大学生にカルト勧誘への注意を呼びかけるため、首都圏を中心とした大学で同社発行の新聞を無料配布中です。主筆に対するテロ計画は、こうした活動への対抗措置と見られますが、同社では大学での新聞配布は続行するとしています。

■カルト団体が主筆への「拉致」「痴漢冤罪工作」を検討

「警戒レベル3」は同社が設定する警戒レベルの上から3番目で、「直ちに健康に影響はないが、あいつら調子こきすぎ」とするものです。

広報担当者によると、藤倉主筆への「拉致」や「痴漢冤罪工作」を検討しているのは首都圏に本部を置くカルト団体。

「具体的な事実確認や、計画がどこまで実行可能な段階にあるのか等についての確認はできていないが、実行された場合の本社への被害や社会的脅威が深刻であるため、教団名は明かさず計画の存在のみを公表することにした。警戒レベル設定が必ずしも高くないのは、計画の実行可能性が未知数であることが理由であり、もし実行段階にあるのであれば“警戒レベル5（来るなら来い、共倒れ覚悟で潰してやる）”に相当する」（同社広報担当者）

同社では現在、カルト団体の学生勧誘が活発化する4月の特別キャンペーンとして、カルト団体の勧誘に注意するよう呼びかける「新入生歓迎特別版」を首都圏の大学を中心に無料配布しています。藤倉主筆への「拉致」「痴漢冤罪工作」には、このキャンペーンを妨害する意図があると思われます。

■新聞配布は続行、ただし配布日程の公表は中止へ

これではカルトに「狙ってくれ」と言っているようなものだ／4月5日・東京大学駒場キャンパス

この情報を受けて、同社では「新聞の配布活動自体は中止しない」（広報担当者）と改めて表明。しかし新聞配布先の大学を同社が事前予告している現在、カルト団体が現地に学生信者を動員して、サークル勧誘の人混みに乗じて痴漢冤罪工作を仕掛けることはきわめて容易と思われます。そのため同社では、配布先の日程公表を中止することを決定。主筆を1人で行動させないなど、配布手法を変更するとのことです。

「もともとやや日刊カルト新聞社は、主筆が死んでも機能するよう備えがなされているが、痴漢として逮捕されるようなことがあると、さすがに迷惑。また、こうした非合法活動にはカルト信者が動員される可能性が高く、胸が痛む。本紙以外のカルト問題に取り組む人々を萎縮させかねない卑劣なテロ行為でもある。正直、主筆のことはどうでもいいが、本紙としては社会的影響を考慮し、計画の実行を防ぐためあらゆる手段を講じる」（同社広報担当者）

同社は今年1月に開催された同社主催のトークイベントにおいて、「阿佐ヶ谷ロフトA」の焼きそばで元警察官の北芝健氏を買収済み。主筆の警備のために北芝氏に協力を要請するかどうかは未定とのことですが、「要請したら麺棒持って本当に来てくれちゃいそうで怖い」（同社広報担当者）としています。

■さすがの主筆も戦々恐々

家族による女装実験も行われている

一方、テロ計画の対象にされている藤倉主筆は、かつて幸福の科学学園那須校の取材をめぐって、取材であることを明示したにもかかわらず学園職員から「痴漢かもしれない」などと警察に虚偽通報されたこともあります。そのため、拉致計画以上に痴漢冤罪工作を警戒しているようです。

「痴漢で逮捕されたりしたら、きっと家宅捜索もされるだろう。私は大学教授ではないので手鏡は持っていないし、妻以外の女に興味はないのでエロ本やエロビデオも所有していない。ただ、中学生の長男には、“お前が隠し持っているエロ本、いまのうちに処分しておかないと警察に取られちゃうぞ”と教えておきました」（藤倉主筆）

主筆の妻や息子たちは、痴漢冤罪工作を防ぐ手段として「全身を覆う着ぐるみに入って新聞を配ったらどうか」「最初から手錠をして新聞を配れ」「先に別の犯罪を犯して刑務所に入ってしまえば、痴漢冤罪工作ができなくなるぞ」「女装すればいいのでは」などと、様々な助言をしているとみられます。

なお、現時点では拉致や痴漢冤罪工作を検討しているカルト団体の名称を公表しないとしている同社ですが、当然、社内ではその団体がどこであるのかについて情報を共有しているとのこと。藤倉主筆の身に万が一のことがあれば、その情報は家族や同社メンバーを通じてしかるべき方面に伝えられることになっています。