1月28日に日本脱カルト協会理事である岩野孝之氏が準強制わいせつの容疑で逮捕されたことが、新聞・テレビ等で報道されました。本紙・藤倉善郎総裁と鈴木エイト主筆はともに岩野氏と長い付き合いがあり、カルト対策に取り組む仲間です。公になっていないものも含めカルト問題への取り組みで行動をともにし、取材に関連する情報提供等でも何度も助けられてきました。
報道では、容疑の内容と本人が容疑を否認していること以外の詳細はわかりません。彼のプライベートまで詳しく知る類いの間柄ではありませんが、日頃の彼の行動や人間性からは想像もしていなかった事件です。
仮に犯行が事実なのであれば、刑事罰を全うするだけではなく真摯な反省と被害者への償いをしてもらいたいと思います。無実である場合の仮定に基づいた評価は控えますが、現時点では、どのような前提に立って評価すべきなのか判断する材料がありません。
本紙としては今後、日本脱カルト協会の社会的評価に関わる重大な事柄については、報道を自粛するつもりはありません。ただし、知人であるがゆえに知り得た岩野氏個人に関する事柄を報じることには信義上の問題もあります。状況が明確でない段階で事件そのものについて逐次報じることは、場合によっては岩野氏本人だけではなく被害者の利益も損ないかねないこともあり、こうした部分に関する報道は当面控えます。
まずは友人として、彼の社会的責任の有無も見定めながら見守り支えていくことを目指したいと思います。
2021年2月4日
やや日刊カルト新聞社
総裁 藤倉善郎
主筆 鈴木エイト