本紙記者を誹謗中傷する自称“ルポライター”米本和広氏、その社会的問題性に迫る

自称“ルポライター”米本和広氏

統一協会（統一教会）による“拉致監禁キャンペーン”のスポークスマンのごとく当のカルト団体から重宝され、個人ブログ“火の粉を払え”を運営する自称“ルポライター”の米本和広氏。ブログではデマと妄想を書き連ね、統一協会問題に取り組む弁護士・宗教家・学者・元信者・メディア関係者などに対し執拗な誹謗中傷を繰り返しているが、本紙記者に対しても悪質な口撃を仕掛けてきた。“ルポライター”を自称し、反カルト関係者を誹謗中傷する米本和広氏の社会的問題性について論じる。

◆何でも“拉致・監禁”に結び付ける

記者は昨年さいたま市に赴き、統一協会に取り込まれた男性青年信者の親族が経営する幼稚園を訪ねた。親族にカルト被害を知らせるためだったのだが、そのことを統一協会経由で聞き及んだ米本氏は、妄想を膨らませた。

人形劇 うめぼしマン☆(武蔵境)　SomLicHPより

大学で幼児教育を学ぶその信者の親族が経営する幼稚園では、統一協会の偽装青年グループが『人形劇うめぼしマン☆』なる人形劇公演をおこなうなどしており、園児の保護者等に対するカルト被害も懸念されていた。

記者は、子供が統一協会に取り込まれてしまった親の対応や適切な相談先などの情報を知らせるために、信者の母親である幼稚園の副園長に面会した。その際に知り合いで統一協会問題に詳しい全国霊感商法被害対策弁護士連絡会の渡辺博弁護士に依頼して書いてもらった書簡を手渡したのだが、これを米本氏は『また「監禁にいざなう手紙」だ！』と過剰反応。一方的に弁護士と記者を糾弾し始めた。

米本氏は個人ブログ“火の粉を払え”で『渡辺弁護士はいまだ「監禁にいざなう手紙」作戦を続行中！』『監禁派のパシリと化したエイト君』などと決めつけ、渡辺弁護士や記者を誹謗中傷している。

そもそも渡辺弁護士の書簡や記者の行動にそのような意図はなく、米本氏の“邪推”は全て悪質なデマと妄想に過ぎない。

◆米本氏が主導した弁護士への懲戒請求は棄却

渡辺弁護士に対しては、2009年に信者が懲戒請求を申し立てたが、渡辺弁護士が本紙に「統一協会女性信者を嗾（けしか）けた米本さんの悪だくみで大きな迷惑を被りました」と語ったように、米本氏が強く関与していた。懲戒請求自体は当然のことながら棄却に終わったが、性懲りもなく再度統一協会が懲戒請求をおこなうとも匂わせている。執拗なSLAPP的懲戒請求を起こす目的は、統一協会にとって厄介な相手であるこの弁護士に対する業務妨害や嫌がらせに他ならない。

火の粉ブログには、米本氏が主導したSLAPP的懲戒請求が棄却されたことを逆恨みしたのか、被害弁連の弁護士を箇条書きにして悪罵や揶揄を投げつけている箇所もある。

◆記者への執拗な人格口撃、「バカ丸出し」と悪罵を投げつける

火の粉ブログ”で米本氏は『―エイト君の人物像―』と題し、

監禁派のパシリ（社会的存在）であることが判明したから、少々突っ込んだ情報を書いても、プライバシィー侵害の誹りを受けることはないだろう

と、勝手な理屈をつけ、隠し撮りした記者のプライベート写真をブログに掲載したばかりか、記者が公開していない『本名・年齢・家族構成・自宅家屋・職業』などについてデマを交え記載、揶揄し人格口撃をおこなっている。

米本氏は以前にも、統一協会信者によるストーカー事件の被害者の実名をブログに記載したり、脱会した元信者の女性の人格を貶める虚偽の記事を書くなど、酷いことを平気でおこなってきた。

米本氏が書いたブログ記事のデマや妄想箇所について、一部であるが当該箇所を含め列記する。悪罵や嘲りの文章の一部も転載した。

＞そして健さんのさいたま市の実家に手紙を運んだのも、その「ある方」であった。


＞健さんの母親が玄関を開けると


＞ 母親が名刺を見ると、ＡＮＴＩ ＣＵＬＴ ＡＣＴＩＶＩＳＴ　エイトと書かれているだけだった。しかも、名刺には名前も連絡先も書かれていない。


＞こう説得したのではないのか。 「先生、彼のあとをつけて実家を調べます。実家には郵送ではなく、ぼくが直接出向いて、親に渡します。」


＞「強制脱会一直線」、（略）後日、健さんの母親に（略）念押しの電話をしている


＞エイト君は、「統一教会の掃除人」から、今回のことで「パシリ」として監禁派の仲間入りをしていたことがわかった。右に大きく舵を切ったわけだ。これで、彼も刑事告訴の対象候補に。


＞「やや日刊カルト新聞」の記者になったことを知ったご両親は、近所に「うちの子どもが記者になったんですよ」と赤飯を配ったという。


＞どういう権利があって親にチクリ、 監禁世界に誘おうとするのか。 正義感からか。ならば、その正義の質を問いたい。


＞まるで子どもが喚いているような文章である。その原因は感情剥き出しで、心に浮かんだことをそのまま、ひと呼吸置くこともなく、キーボードを打つからである。そして、推敲することなく、送信ボタンを押してしまう。 要は「前のめり」なのである。


＞自分の文章を客体化して眺めるという作業が必要なのに


＞のっけから悪いのだが、バカ丸出しである。


＞健さんを尾行して実家を突き止めたばかりか、親族が経営する幼稚園まで。


＞スペインのマドリードで恥をかいたのだから

◆“バカ丸出し”なのは誰か

記者を“バカ丸出し”と揶揄する米本氏

米本氏のパーソナリティがよく判る記述について、以下に検証する。“バカ丸出し”が、どちらなのかは自明のことであろう。

＞歌舞伎町のポン引き兄さんみたいな初対面の人よりも、息子のほうを信頼するのは親として当然のことですッぅ

＞それを「忠告も聞かず」とまで書くんだからァ。頭が痛くなってきた。キムチとソーメンを食べて昼寝しよッ。

その息子の吐いた嘘に騙されていたのが両親だ。だからこそカルト信者にさせられた子供との接し方を親自身が知る必要がある。なにせ、統一協会は「専門学校に行きたいから学費を貸して欲しい」と親に懇願させ100万円を親から騙し盗り献金することを信者に指導するような団体である。

＞手紙の存在が世間にバレたら困るから、何度も何度も念を押すように繰り返していたのではなかったのか。それを「リスクを承知した上で」だとぉ！ ちゃんちゃらおかしくて泣けてくる。冗談は明後日言えよ。頭が痛くなってくる。

“ゴロツキ”そのものの文章だ。「世間にバレたら困るから」これも意味不明、妄想である。　子供がカルトの信者になっていた場合、本人を問い詰めたり、当該カルト団体を糾弾・非難することはマイナスになるだけということは真摯にカルト問題に取り組む人には常識である。親は、カルトに取り込まれてしまった子供への接し方やカルト問題の本質について理解する必要がある。そのためには、まず親に問題の性格や注意点について助言しなければならない。

こうしたカルト問題への取り組みを短絡的に“拉致監禁”へと繋げてしまう米本氏。読む人にカルト問題の構造や本質を見誤らせる文章を書くことは、ルポライターとして致命的であるばかりか反社会的行為だろう。

◆“要監視対象者”への尾行・嫌がらせ

米本氏が掲載した記者のプライベート写真は、昨年夏に撮影されたものだ。同時期、記者が所属するフットサルチームの練習場には女性メンバーを隠し撮りする変質者が出没していた。この“変質者”を辿ると米本氏まで繋がっていたということか。

米本氏は、記者が“教会員“を尾行しているとデマ＆妄想を書き、「その逆バージョンで」“教会員”が記者を「尾行」し「写真を撮っている」と記載している。

＞尾行した教会員によれば（ただし、この情報は退会状態の教会員からいただいた。よって仄聞情報だ）、家には監視カメラが備えつけてあるそうだ。「一般の民家なのに・・・。少々気味悪かった」という。

この様な“気味悪”い連中に狙われ嫌がらせ行為を受ける惧れがあったため、監視カメラを設置したのだが、案の定その通りだったというわけだ。実際、記者の自宅の監視カメラは、記者宅を窺う不審な人物たちの姿を複数回に渡り捉えている。

また、「ただし、この情報は退会状態の教会員からいただいた。よって仄聞情報だ」との記載については、統一協会に阿った記述と思われ、疑わしい。

昨年夏、記者は統一協会の“要監視対象者”になった。内部文書から“日本統一教会”では、毎月『対策費』として約１億円の予算が計上されていることが判明した。『対策費』とは何の“対策”なのか？政治家等への工作の他、統一協会にとって都合が悪い人物への“対策”費用も含むとみられている。

◆米本氏、“語るに落ちる”

米本氏は、一昨年東京四谷で開かれたカルト問題についての会議終了後、会場の会館エントランスから出てきた記者の写真を火の粉ブログに掲載し、記者らの姿を確認した旨を記載している。

2011年2月の“火の粉ブログ”には、

『あの日（記者注：米本氏は2010年7月10日としている）、私は四谷の「主婦会館プラザエフ」（通称、主婦プラザ）のレストランで、ある編集者と食事をしていました。四谷は前に宝島の本社があったところで、よく利用していたところです。そのときに、偶然、藤倉さんの姿をお見かけましまた。
＜おおっ、久しぶりだなあ＞と声をかけようと思いましたが、隣にロンゲの青年が。よく見ると、エイトさんこと〇〇〇〇（記者注：米本氏が記者の本名としている名。原文では実名表記・以下同）さんでした（2011/02/22）

『私が主婦プラザで、藤倉さんとエイトこと〇〇〇〇さんを見たのは間違いない事実です（2011/02/23）』

などと記載があるが、これは話の辻褄を合わせるための嘘であったと思われる。

なぜなら、統一協会信者ストーカー事件の初公判日である2011年5月11日、東京地裁の廊下で傍聴の列に並んだ米本氏に声を掛けた際、米本氏は記者が誰なのか判らなかったからだ。四谷のレストランから記者の姿を見ていた筈なのに。

―米本さん、誰だか判りますか？

「いや・・・、？？？」

―エイトです。前に四谷で見たことがあるのではなかったのですか？

「あ～、帽子被っているから（判らなかった）。背が高いんだね～」

と誤魔化していたが、そこでも既にボロが出ていた。記者の顔が判らない米本氏が、何故1年前に「四谷で記者を見た」と言えるのだろうか。
更に、何より米本氏自身が先月27日の“火の粉ブログ”の記事で、

「ちなみに、私が最初に〇〇〇〇氏を視認したのは、東京地裁で傍聴の順番待ちをしているときだった。私のところに近寄ってきて、挨拶をしてきたので、初めて人相・風体がわかったのだが、それまでは通路の向こうにいるロンゲを見て、 ＜歌舞伎町のポン引きみたいな奴がなぜ傍聴に参加するのだろうか。法廷を間違えているのではないか。ここは風営法違反の裁判ではないのに＞ と訝しく思っていた」

と書いており、「最初に」「視認した」のが2011年5月、「東京地裁」内であったと自分の嘘を認めてしまっている。

興信所か統一協会信者かは定かではないが、少なくとも米本氏が自分以外の人間が確認した情報を使ってものを言っていることは明らかだ。

◆統一協会・興信所・白い旅団、そして米本和広氏

被害弁連の全国集会に於いても会場外、隣のビル入り口から入場者の映像を隠し撮りする怪しげな男女を現認している。

不審な男女、植え込みの上に置いた鞄にカメラを忍ばせ撮影していた

隠し撮りがバレた不審な男女は逃走！駅構内へ早足で逃げていった

信者によるストーカー事件の公判では、統一協会が興信所を使っていたことが明らかになった。そのストーカー裁判が開かれていた東京地裁で本紙記者が目にしたのは『ストーカー被害者の居所調査を興信所に依頼した統一協会本部広報局の澤田渉外部長』と『ストーカー事件犯人の父親』と話し込む米本氏の姿だった。

更に、統一協会にとって都合が悪い人物のスキャンダルを捏造するブログ“白い旅団”についても、関係する司法書士が別件で逮捕されたが、その事件にも興信所が絡んでいた。

米本氏の個人ブログに掲載された記者のプライベート写真は、要監視対象となった記者に対して、統一協会関係者か統一協会の依頼を受けた興信所などが記者の周辺を探り尾行・調査したうえで隠し撮りした写真である可能性もある。仮にそうであれば、それが白い旅団によるスキャンダル捏造を狙ったものであった可能性も高い。昨年、記者のもとには「白い旅団の次のターゲットはエイトらしい」との情報も入っていたからだ。

いま、様々な状況から統一協会・興信所・白い旅団の関係が疑われる。その中で米本氏が興信所まがいの手口で得られた他人の情報を使って記者の私生活を暴けば、自身も統一協会・興信所・白い旅団の疑惑ラインに加わることが、米本氏は自分で理解できないのだろうか。米本氏が自らの足で取材して事実確認を取りながら文章を書く人間であれば、こんな疑いを向けられることはないだろうに。

◆卑劣な“脅迫者”

米本氏は火の粉ブログで、

＞ところで、〇〇氏が教会員を尾行しているように、その逆バージョンで、〇〇氏も教会員からしっかり尾行されている。また、〇〇氏が教会員の写真を撮っているように、教会員も〇〇氏の写真を撮っている。 ＜俺が尾行するのは自由だが、教会員が俺を尾行するのは怪しからん。俺が教会員の写真を撮るのは自由だが、俺の写真を撮るのは許されないぞ


＞ 自己チュウの鐘が鳴り響きそっ。


＞尾行した教会員によれば（ただし、この情報は退会状態の教会員からいただいた。よって仄聞情報だ）、家には監視カメラが備えつけてあるそうだ。「一般の民家なのに・・・。少々気味悪かった」という。

などと記載し、記者がフットサルの練習をしているプライベートな写真を掲載している。
これは「統一協会はお前の住所も家族構成も知っているぞ」と脅迫しているのと同じだ。


それでいて米本氏は、これら記者の個人情報を記載したことについて「ただし、この情報は退会状態の教会員からいただいた。よって仄聞情報だ」としていることから「自分がプライバシーを暴いたわけではない」かのように弁明する意図が見える。

実に卑劣な手段である。

記者は信者を尾行してその私生活を暴いたことはない。また記者の取材活動や記事の内容についてならいざしらず、私生活について暴露したり「知っているぞ」と威嚇的なアピールをすることに、何ら社会的な公益性はない。にもかかわらず思い込みやデマ・妄想を交えながらこれらの行為を行ったり、それに加担したりする米本氏は、すでに「ルポライター」として超えてはならない一線を越えてしまっている。それでは“カルトゴロ”ではないか。

尚、記者の公開していない本名や住所についてだが、記者の携帯電話に掛かってきた佐川急便を名乗る偽配達員の男性に記者の個人情報を知られたのが、2009年12月11日のことだった。その直後から、統一協会関係者や米本氏が、記者の本名や居住地を口にし始めたことを付け加えておく。

◆カルト被害救済への妨害行為

統一協会の勧誘手口についても、しきりに統一協会を擁護する米本氏。勧誘時にインフォームドコンセントが為されていないことや意思決定への侵害が問題とされているのだが、それすらも理解できていないようだ。

カルト問題に取り組む関係者を、当のカルト団体と歩調を合わせ共に口撃することに躍起になる米本氏。悪質な誹謗中傷を繰り返すその姿は米本氏の社会的問題性を浮き彫りにさせる。

カルト信者を家族に持ち思い悩む人たちにとっては、適切な相談先に辿り着き、家族自身がカウンセリングを受け、カルト問題の本質を身を以て知ることが何より必要不可欠なことである。米本氏の何でも“拉致・監禁”と結びつけるそのカルト団体と同調した一連の行いは、被害家族の取り組みを阻害しカルト信者の救済を阻んでいる。それは取りも直さず結果としてカルト被害の蔓延に加担していることに他ならない。

自分たちにとって都合が悪い人物たちを付け狙う反社会的カルト団体・統一協会、そしてそのカルト団体と同調し反統一協会の立場を採る人物らの誹謗中傷に躍起になる米本氏、その姿は親和性が高いというレベルではなく最早『同じ穴の狢』という印象だ。

元東北学院大学教授でカルト問題にいち早く取り組んだ浅見定雄氏も、統一協会から嫌がらせ電話や脅迫など様々な被害を受けてきた一人だ。記者は浅見氏にその卑劣な手口を聞いている。

◆酒グセの悪さ、致命的情弱も露呈

米本氏は酒グセが悪いと聞く。著書『我らの不快な隣人』執筆時、その属性を疑われ、被害弁連への取材を断られた際には、その腹いせからか、酔っぱらっては弁連事務局に電話を掛け悪態を吐いたそうだ。

酔いが回った状態で書いたと思われる記述も“火の粉ブログ”には多々みられ、慌てて翌朝削除するというケースも確認されている。

“SLAPP”を知らなかった米本氏

今回も記者が個人ブログで用いた“スラップ”という言葉の意味が解らず、自分のブログに転載して「いくつかの辞書を調べたが見つからなかった」「訳のわからない英語（？）を使うのは彼のコンプレックスの表れ」などと記者を揶揄していたが、周りから意味を知らされたらしく全て削除していた。そもそもSLAPP（Strategic Lawsuit Against Public Participation・恫喝訴訟）という言葉が日本で普及してきたのはここ数年のことだが、自らの取材・執筆活動にもかかわりかねない社会問題の用語ひとつ知らないようでは、ルポライターとしては致命的であろう。

◆降りかかってもいない“火の粉”を払うライター

「統一教会の御用ライターじゃないっ！」と『降りかかってもいない“火の粉”を払う男』として関係者の失笑を買っている米本氏。“統一協会擁護ライター”の色がついた米本氏を使うことを敬遠している活字メディアもあると聞く。

「複数の編集者の言い分を総合すると、米本氏が不自然に統一協会に利する傾向があることに加えて、彼のブログでの錯乱ぶりなどから、『面倒くさい人』と思われているようだ」（本紙・藤倉主筆）

孤立するルポライターに近づくのはカルト関係者ばかりという状況のようだ。

米本氏もかかわった『拉致監禁をなくす会』は、市民団体を装っていたが、統一協会の関連団体であることは既に暴かれている。

島根で“老母の介護“をしているという米本氏、ライターとしての仕事をしている形跡も殆どなく収入もほぼ皆無と思われるのに、よく裁判傍聴などで頻繁に上京できたものだ。

◆第三者を装い自分のブログにコメントを書き込む？

新たに米本氏には、自分のブログのコメント欄に第三者を装って自分の意見に追随する書き込みをしているのでは？との疑惑も持ち上がった。

今月6日夜、記者がtwitterで呟いたツイートに反応して“時東”という人物が火の粉ブログにコメントを書いた。そのコメントに対して、ハンドルネーム“鸞鳳”を名乗る人物が以下の書き込みをした。

【2012年02月06日21時35分　火の粉を払え　ルポライター米本和広blogコメント】

御忠告

時東さんへ

ツイッターで （略）と、〇〇〇〇氏に尋ねられている方でしょうか？
だったら、御忠告だけ。無駄ですよ。

彼らの英語力は、既に証明されています。
日本語の能力も。
私のこの火の粉ブログに、反論できなくて、かろうじて書いた内容が、こうですから。（略）

[2012/02/06 21:35] 鸞鳳

これに対し同日22時頃、記者がtwitterで、

鸞鳳くん、twitterチェックご苦労さま。（略）それにしても

「私のこの火の粉ブログに、反論できなくて、」

って、君が米本氏だったとは驚いたよ

とツイートすると、慌てた“鸞鳳”氏は、書き込みをすぐに削除、証拠隠滅を図った。

その後“鸞鳳”氏は、「私のこの火の粉ブログ」という表現について「書き損じ」「私は米本さんじゃありません」と説明し、米本氏はしばらくパソコンすら開いていなかったとして、「鸞鳳＝米本」説の取り繕いに必死だ。どんな状況だと他人のブログを「私の」と書き損じるのだろうか。

単なる書き損じなら、コメントを訂正するなり、新たなコメントを書き、そう説明すればよいだけの話だ。にもかかわらず、今回の鸞鳳氏の“都合の悪いコメントごと削除するやり方”は米本氏と同じだ。

仮に“鸞鳳”氏が米本氏による自作自演だとすると、自分のブログに“自分の意見に追随する第三者の書き込みコメント”を演出していたばかりか、匿名性を利用して第三者を装い、自分にとってそして統一協会にとって都合の悪い情報を発信する人物への誹謗中傷コメントを書き入れていたことになる。

この卑劣な工作が事実だとすると、米本氏の社会的信用性及び米本氏の信奉者からの信用は一気に低下するであろう。尚、米本氏の社会的信用性については既に低下しきっているとの声もある。

◆末端信者は“火の粉ブログ”を敬遠？

かつて教団幹部が米本氏について「利用できる」と話していたとされる。現役信者に訊くと、信者の間では、米本氏の火の粉ブログを読んだりコメントを書き込みしているのは“異端”と見做されているそうだ。「やや日刊カルト新聞のような公共性や明るさもなく、その陰湿さは食口（信者）から共感されず敬遠されている」という。その“利用価値”は末端信者に対するプロパガンタ的意味合いとしては既になくなってきているようだ。

デマ混じりでカルトに寄与する米本氏の活動は反社会的だが、遠からず反社会的団体からも見放されてしまうかもしれない。米本氏はいったいどこに向かっているのだろうか。