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2011年12月22日木曜日

次世紀ファーム研究所事件・遺族が最高裁に要請書

最高裁に向かう両親
次世紀ファーム研究所(真光元神社)で小児糖尿病Ⅰ型という難病の少女が死亡し、両親が堀洋八郎代表などに損害賠償を求めた裁判の上告審に関して、遺族が最高裁判所に1・2審の判決を考えなおすよう求める要請を行いました。両親側は1・2審で敗訴しており、要請に際して2961人の署名もあわせて提出しました。

2011年11月17日木曜日

真光元事件・死亡少女の両親が署名活動

次世紀ファーム研究所・堀洋八郎代表
2005年に岐阜県恵那市の「次世紀ファーム研究所」で糖尿病の少女が死亡した事件で、少女の両親が堀洋八郎代表らに損害賠償を求める訴訟を起こしています。今年7月、東京高等裁判所が両親の訴えを棄却する判決を言い渡し、一審に続いて二審でも両親が敗訴しました。現在、両親は最高裁に上告中で、堀代表の責任を認定するよう求める嘆願書への署名を集めています。

2011年11月16日水曜日

【まいんど】「好転反応」の呪縛、そして娘の死/真光元事件(2)・藤田庄市

一審判決後の記者会見で。額の写真は亡くなった少女(2010年3月29日)
2005年7月に起きた真光元事件について続ける(民事裁判として継続中。前回記事)。

インスリンを打たねば生きてゆけないⅠ型糖尿病という不治の病に冒された豊島桂子(当時12歳。仮名)と母親の美也子(55歳。仮名)は、絶望のなかで真光元(まこも)神社と教祖・堀洋八郎(67歳)の存在を自然療法師の幹部信者、山田和子(51歳。仮名)から布教され、その宗教言説と実践に没入してゆく。同神社のお札を拝み、植物のヒメガマから作られた真光元を飲み、水を変えない真光元入り風呂に入る生活に、主観的には希望を見出した昂揚感のせいか、一時、桂子は顔色も良くなり食欲も出た。これで一気に真光元神社への信仰は深まってしまった。しかし、現実は冷厳だ。病院での検査結果は悪く、入院をせざるをえなかった。にもかかわらず、真光元への疑いが生じなかったのは何故か。

2011年11月15日火曜日

【まいんど】難病苦の母娘が向かった先…/真光元事件(1)・藤田庄市

事件当時の著作やパンフレット類
今年(2010年=本紙註)1月、福岡市で生後七ヶ月の長男に必要な医療を受けさせなかったとして、両親が異例の殺人罪で警察に逮捕された事件があった。その両親は宗教法人「新健康協会」の職員だった。同協会は二年前まで「晴明教」と名乗っていた新宗教教団で、世界救世教の分派である。夫婦は「浄霊」(手かざし)によって乳児のアトピー性皮膚炎を治せるとし、医者に診せることをしなかった。乳児の身体中には和紙製の「後霊紙」が貼ってあったという。しかし検察は、「殺人罪を立証する証拠を得られなかった」として、2月4日に遺棄致死罪で夫婦を起訴した。

こうした宗教的医療拒否による死亡事件は後を絶たない。そのたびに世間は「またか」と思い、そして忘れる。が、世間の常識では本来、思いもよらないことのはずだ。その思いもよらないことが何故おこるのか。今月29日に東京地裁で民事裁判が判決が下されるある事件についてレポートしよう。

2010年10月23日土曜日

和解決裂、弁論再開へ-次世紀ファーム研究所事件

岐阜地裁に出廷した際の
堀代表(2008年4月21日撮影)
 次世紀ファーム研究所(真光元神社)で糖尿病の少女が死亡し、両親が同研究所の堀洋八郎代表などに損害賠償を請求している訴訟の控訴審(東京高等裁判所)で10月22日、弁論が再開される決定しました。この訴訟では8月26日に東京高裁が和解を勧告し、いったん結審していました。

2010年9月20日月曜日

次世紀ファーム研究所事件で東京高裁が和解勧告

岐阜地裁に出廷した際の
堀代表(2008年4月21日)
 8月26日、東京高等裁判所で、次世紀ファーム研究所(真光元神社)事件の口頭弁論が開かれました。2005年に、糖尿病の少女が施設内に宿泊中、インスリン注射を打たずに死亡した事件で、少女の両親が堀洋八郎代表らに損害賠償を求めていた訴訟です。この日、東京高裁は和解を勧告し、弁論は1日で終結しました。

2009年10月6日火曜日

真光元訴訟に堀代表が信者約20人を従えて登場


岐阜地裁に出廷した際の堀代表(2008年4月21日)
 10月5日、東京地裁で、真光元(次世紀ファーム研究所)にかんする民事訴訟の証人尋問が行われました。

 「次世紀ファーム研究所」(代表・堀洋八郎氏)では2005年、岐阜県恵那市上矢作町の施設に宿泊中だった中学1年生の少女が死亡しました。少女がインスリン注射を必要とする糖尿病患者であったにもかかわらず、インスリンを持参しておらず注射をしていなかったことが原因でした。次世紀ファーム研究所は真光元神社(まこもじんじゃ)との名称で宗教団体としても活動しており、ヒメガマを原料とする粉末を、代表の堀氏が開発した「堀光合菌」入りの健康食品(真光元=しんこうげん)として販売していました。

 5日に証人尋問が行われた訴訟は、少女が死亡した件について、堀氏の神通力や真光元によってインスリンなしでも糖尿病が治ると指導されていたことが原因であるとして、遺族が堀氏らに損害賠償を求めたものです。