2023年6月5日月曜日

ファンによる大川隆法氏の勝手葬儀しめやかに 教団はいまだ死を公表せず

 3月に死去した幸福の科学教祖で地球至高神で再誕の仏陀である大川隆法総裁の葬儀が5月24日、大阪府内の葬儀場で行われた。幸福の科学は大川氏の死を公表せず、葬儀もあげていない。今回の葬儀は、大川氏のファンらが勝手に開催したもので、信者以外にも一般公開された。参列した男性(48歳・自営業)は、「信者ではないが大川さんの大ファン。これで少し心の整理がついた」と語った。

2023年5月7日日曜日

藤倉善郎被告、2年ぶりの法廷へ 幸福の科学の一般公開施設への取材めぐり

藤倉被告が立ち入った一般公開施設「初転法輪記念館」
 幸福の科学の一般公開施設に取材に入ったことが建造物侵入罪にあたるとして、2021年に有罪判決を受けた藤倉善郎被告の控訴審公判が、5月10日に東京高裁で開かれる。一審を含め、同被告の公判は2年ぶり8度目。取材・報道の自由をめぐる裁判の行方が注目される。

2023年4月14日金曜日

統一教会が本紙・鈴木エイト主筆の『合同結婚式』取材問い合わせを拒否、理由は「当法人の中傷・罵倒」

合同結婚式についてのプレスリリースを
掲載した教団公式サイト(一部加工)
11日、統一教会(世界平和統一家庭連合)が聖地・韓国清平で5月7日に合同結婚式『国際合同祝福結婚式2023』を開催すると教団公式サイトで発表した。紙・鈴木エイト主筆が合同結婚式の取材申請について日本教団本部へ問い合わせところ、事実に反する理由で問い合わせへの回答自体を拒否されていたことが判った。

2023年4月1日土曜日

死去した幸福の科学・大川隆法氏が復活 4月9日に東京ドームで復活祭

復活した大川隆法氏
 死亡が伝えられた幸福の科学・大川隆法総裁が復活したことが4月1日、本紙の取材でわかった。大川氏は自宅で倒れているところを発見され病院に搬送されたものの、3月2日に死亡が確認された。その後1カ月間にわたって教団内で繰り返されていた「復活の祈り」によって、息を吹き返したものとみられる。

2023年3月10日金曜日

大川隆法総裁、死去直前に高熱や呼吸困難 白石麻衣・柴咲コウ(霊)の介抱の甲斐なく

3月2日に死去が報じられた大川隆法氏(2012年撮影)
 3月2日に死去が伝えられた幸福の科学・大川隆法総裁(享年66歳)。いまだ教団は公式には死去の事実すら認めておらず、信者たちは復活を信じ「復活の祈り」等を行っている。

 そんな中、大川氏が死去直前に高熱、呼吸困難、心臓の不調に見舞われていたことがわかった。2月21日には何度も呼吸困難が起こり、女優の白石麻衣や柴崎コウの「守護霊」を体内に入れると発作がおさまったと、大川氏自身が書き残していた。その9日後に死去した。

2023年3月2日木曜日

イベント後援のつくば市が反ワクチン・反マスク団体に「注意」

問題の講演会で挨拶する国光あやの政務官
 2月19日につくば市内で開催された反ワクチン・反マスク・陰謀論を唱える団体によるノーマスク講演会について、開催後、後援についていたつくば市が主催団体に「注意」を行ったことが本紙の取材でわかった。他に茨城県教育委員会と結城市教育委員会も後援していたが、その中でつくば市は唯一、マスク着用を含む新型コロナ感染対策を後援の条件として掲げていた。
 

2023年2月22日水曜日

反ワクチン陰謀論団体のイベントを県や市が後援、総務政務官など議員の登壇も

講演会のチラシ
 反ワクチン・マスク団体を唱え陰謀論的な主張を行っている団体が2月19日につくば市内で開催したイベントを、複数の教育委員会や市などが後援していたことがわかった。当日は自民党の衆院議員と市議会議員、自民・公明の県議会議員、それぞれ1人、計4人が登壇。そのうちの1人、国光あやの総務政務官が挨拶した。また立憲の衆議院議員1人が祝電を送った。

 後援団体の1つであるつくば市は、後援名義の使用条件としてマスク着用を含む感染対策を条件としていた。また後援申請時には、主催団体が同内容の確認書も市に提出していた。しかし講演会場では、登壇者全員と約100人の来場者の約8割がノーマスクで、託児所の保育士3人もノーマスクだった。市が定める後援の条件に違反している疑いがある。
 

2022年10月19日水曜日

統一教会元2世信者小川さゆりさんへ文鮮明教祖の隠し子と初期幹部の2世から激励メッセージ届く

小川さゆりさんへの激励メッセージ

本文外国特派員協会で会見を開いた統一教会元2世信者の小川さゆりさんへ海外から激励のメッセージが届いた。
同教団文鮮明教祖の隠し子として育ったパク・サムエル氏と初期幹部の子どもとして教祖や教団の実態を知るドナ・コリンズ氏。ともに複雑な環境において育ち、葛藤を経て教団を離れたのち自身の経験を語ることでセカンドジェネレーション支援などカルト問題に取り組んでいる。
そんな2人が、教団からの妨害を跳ね返し毅然として会見を行った小川さゆりさんへメッセージを寄せた。

2022年10月2日日曜日

れいわ・山本太郎代表ら、宜野湾市議の仮想通貨勧誘問題で「マルチ商法は合法」連呼

会見する山本太郎代表と大石あきこ議員(YouTubeより)
 9月の宜野湾市議選で当選したれいわ新選組公認のプリティ宮城ちえ氏が、昨年摘発された投資グループ「ジュビリーグループ」の勧誘等に関わっていたとされる問題で、9月30日に同党・山本太郎代表らが記者会見。宮城氏の道義的責任に言及しつつも「マルチ商法は合法」「宮城氏も被害者」などとして、現時点では処分しないと発表した。投資グループは、高配当を謳う「ジュビリーエース」などの金融商品への投資をマルチ商法方式の勧誘で募り、昨年11月に幹部ら7人が金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で逮捕。同グループの被害を受けた女性が2020年に自ら命を絶ったとも報じられていた。

2022年8月22日月曜日

鈴木エイト主筆の統一教会ルポが緊急発刊

 本紙・鈴木エイト主筆の初の単著『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』が小学館から緊急発刊されることが21日、わかった。発売は岸田文雄首相が勝手に決めた安倍氏の国葬の前日、9月26日。すでにAmazonなどで予約受付が開始されている。