【村田らむのテケテケ幻魔大戦】 大川きょう子氏の記者会見に行ってみた

　2月25日、宗教界の天才バカボンこと幸福の科学・大川隆法総裁の嫁さん、大川きょう子氏の記者会見に行ってきましたっ!!　主筆・藤倉が別件の取材があって行けないというので、押し付けられました。

　会場となったホテルに集まった記者は20人前後。大注目の記者会見!!　…というわけでもない感じ。座席にはかなりの空席が。それでも会見前にはテレビカメラがずらりと並び、独特の緊張感が会場に満ちる。

　で、前置きなくきょう子さん登場～。

　喪服のような黒いスーツに身を包んでいます。さすがエル・カンターレが惚れただけあってなかなかの美人じゃないんでしょうか？　肌もつるつるでとても5人の子供を産んだ40代には見えません。まぁ神様に加護されているから若いのか、高須クリニックの腕が高いから若いのかは、あたしにゃ、わかりませんけれども。って無駄話が過ぎましたですな。

けっこう空席も

　記者会見の内容は、一方的に離婚を宣言されて、かつ住んでる場所からも出てけって言われた、きょう子さんが旦那の大川総裁に、１億円払えって訴訟したって話です。

　声も身振り手振りも、　

「わたしって可哀想な、女の子なのっ!!」

　ってオーラがぶりぶり放射されてます。

　がんばれ40代。

　俗に夫婦喧嘩は犬も食わないって言いますが、大川夫婦の夫婦喧嘩はそんなレベルじゃなかったらしいです。

どこぞのフリーライターが立ち上がって写メ。TV局のカメラマンに怒られてやんの。

　大川総裁の得意技は、他人の魂をおろして勝手に喋るの術!!　ニンニン!!　なんですが、故人ならともかく、小沢一郎とか生きている人間の魂をダウンロードして喋る無法っぷり。最近じゃあ、宇宙人になりきって喋ってんだってさ。コワイ!!　あの人、コワイ!!

　この流れだと、そのうち、漫画のキャラクターとかになりきって喋るようになるんじゃないかしらん。それができるようになったら、漫画内で陵辱された小学生になりきって、アグネス・チャンや猪瀬直樹と対談してほしい。そしてそこに隕石が落っこちて、全員死んでほしいっす。

　って、また話がそれちゃった。ごめん。

　で大川総裁は、最近では嫁のきょう子さんになりきって色々な発言をしているわけなんである。それもオカマ口調でっ。

　記者会見場で配られた訴状の概要に10頁以上に渡り書き連ねてある。

「ばか息子が。あんたのおかげで離婚しそうになってんじゃないの（息子に向けて）」

「オウムはポアするって言ってたよね。あれ正しいかも知れないね」

「クレオパトラも楊貴妃も全部私ですから」

「わたしも、ああいう風に核ミサイルぶっ放してみたいですね」

　などなどが、きょう子夫人の発言として、旦那が話した内容である。

　ちなみにこれらは衛星放送を通じて103分にわたり信者に伝播された。で話し終わった後には、『悪妻封印祈願』という祈りを主唱したとか。…腐っても嫁なんだからさ、もうちょっと大事にしろよ。

その頃、本紙主筆は大川総裁の出身地・徳島で、1988年の夫妻の結婚写真を入手して大はしゃぎしてたらしい。なにやってんだ。

　まぁ、神秘現象を欠片も信じない、僕のような無粋なものから見れば、霊能力を口実に人前で自分の嫁の悪口を言う恥ずかしい男にしか見えないんだけど、きょう子嬢にはそうではない本当の姿が見えているようで。

　大川総裁に能力は確かにあるのだが、降ろしている魂が嘘をついているという解釈。つまりネットで有名人を騙る人みたいな魂をおろして、それで喋ってるってことだそうで。

　もう、こりゃどっちもどっちだなっ。

　いつまでも、天上界の戦いに付き合ってもいられないのでおさらばするぜ。

　以上、村田らむがお伝えいたしました!!　アディオス!!