「統一教会」を併記しない勧誘手段が発覚、懸念の正体隠し勧誘が現実化

「統一教会」を併記していない勧誘チラシ

統一教会（家庭連合／世界平和統一家庭連合）の地区教会が「統一教会」の名称を併記しない勧誘チラシで伝道活動を行なっていることが発覚した。

教団は公式サイトに於いて「一年間は統一教会の名を併記する」としていたが、識者の懸念通り早速統一教会の名を隠した勧誘が始まった格好だ。

この「一年間併記」については、文化庁からの指示だったとの情報もある。
 
また、統一教会（家庭連合の）全国の地区教会の名称が全て「〇〇教会」から「〇〇家庭教会」へと変更されることも判明した。


◆勧誘チラシに『統一教会』の印字無し


本紙が入手した問題の勧誘チラシ「心のビタミン講座」には『世界平和統一家庭連合　船橋中央教会』としか印字されておらず、これでは統一教会であることを被勧誘者が判断することは困難だ。

◆全て『家庭教会』に

また地区教会の名称の「教会」の前に「家庭」を付け「家庭教会」とすることも判った。

件の船橋中央教会の場合

『世界基督教統一神霊協会　船橋中央教会』

から

『世界平和統一家庭連合　船橋中央家庭教会』

となる。

既に多くの地区教会が家庭教会を名乗っており各地区教会のHPも「家庭教会」に変更されている。

◆統一教会併記は文化庁の指示？

更に、地区教会幹部信者のブログに記載された9月6日の地区長の礼拝の内容から、一年間の統一教会名称併記が文化庁側から出された指示であったことが判明した。

文化庁からの指示についての記述がる信者ブログの該当箇所

但し教団広報はこれを否定「教団側から申し出たことだ」としている。

もし『統一教会』併記が文化庁の指示だったとしたら、これまで20年近く名称変更をさせないよう瀬戸際で踏ん張っていた文化庁が統一教会（家庭連合）の息の掛かった政治家からの圧力に屈しながらも、なんとか条件付けを行なって抵抗し気概を見せたというところか。

◆正体隠し勧誘は続いている

本紙は船橋以外にも悪質な正体隠し勧誘を行なっている統一教会（家庭連合）施設の情報を掴んでいる。

次報では、統一教会（家庭連合）によって公共施設内で行なわれている偽装講演会を、本紙主筆が直撃取材した渾身のレポートを届ける予定だ。

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