柴田未来氏 |
異業種交流会in金沢のFacebookページ |
これについては、6月5日に県内で開催された支援者の会合でも、参加者から「親鸞会のダミーサークル」と指摘されています。このとき、た団体です。親鸞会の講師は多くの場合「仏教講師」とだけ名乗り、親鸞会であることを名乗りませんが、6月5日の会合で柴田氏本人は、自身が講師として参加した同サークルのイベントを「親鸞会の講師に呼ばれた」として、親鸞会のイベントである自覚があったこと認めています。
いしかわ勝手連の共同代表を務める男性が、このサークルに出入りしてたのは2014年。複数回参加していた形跡があり、最後に参加が確認できるのは、2014年11月22日。講師は「仏教講師」を名乗る加藤修子氏と小倉悠治弁護士。小倉弁護士は柴田氏と同じく、親鸞会の顧問弁護士が代表を務める兼六法律事務所の所属で、親鸞会信者であることが確認されています。
男性は本紙の取材に対して、こう説明しています。
「以前、友人が主催していたイベントということで、参加したことが数回あります。勝手連活動をする前、柴田さんが立候補表明する前です。その後、友人が異動になりそれ以降、もう一年半、行っていません。親鸞会への勧誘はされませんでした。逆に友人が異動になってから、イベント招待もされなくなりました。あとから、ああ、親鸞会のフロント事業だったんだと、知りました」(男性)
サークルに関わっている間、それが親鸞会であることは一切知らされていなかったようです。
それ以降については、こう説明します。
「友人でイベントに行く人には、一応(それは親鸞会だと)一言かけますが、文句言われたくないから、あまり止めたりはしません。勝手連の中では、イベント関係は自分が一番詳しいですから、他のメンバーはよくわかってないと思っています」(男性)といいます。
わかっているなら止めてあげればいいのに。この男性が「異業種交流会in金沢」に関わっていたのは選挙とは無関係の時期でしたが、いまだに「いしかわ勝手連」の内部ですら親鸞会勧誘に対する注意喚起がなされていないことがわかります。
前述の6月5日に県内で開催された支援者の会合では、参加者からこんな指摘もありました。
「私も、親鸞会の集まりに1回様子を見に行って名乗ってもいないのに、私のことを知っている人がいたらしく、“○○寺の住職も参加されてますよ”って言われて安心して行ってしまったという人もいました」
このように親鸞会は、相手を信頼させるために使えそうな名前は、本人の意向や実際の関係を度外視して無断で利用します。
「いしかわ勝手連」の共同代表の男性は、いまは「異業種交流会in金沢」に関わっていないと言いますが、現在の「異業種交流会in金沢」のFacebookページには本人と特定できる写真が掲載されています。それだけで、男性を知る人に対して親鸞会の偽装サークルの片棒を担ぐことになりかねません。
異業種交流会in金沢の「なぜ生きる」勉強会に参加した自民党・喜多浩一市議(異業種交流会in金沢のFacebookページより) |
「なぜ生きる」は、前述のとおり親鸞会の高森顕徹会長の著書を原作とした映画のタイトルであり、その原作書籍のタイトルでもあります。
6月5日に県内で開催された支援者の会合では、柴田氏の選挙ボランティアに親鸞会信者が紛れ込み市民が勧誘を受けるのではないか、と危惧する声がありました。その危険性も当然ありますが、上記のような状況を考えれば、ことはそう単純ではありません。
「異業種交流会in金沢」には、すでにそれと知らずに参加してしまった政治家や市民活動家がいます。参加したからといってすぐに勧誘されるわけではなく、親鸞会だと知らされないまま、「異業種交流」の名の下に親鸞会講師や信者らと接点が作られます。参加すると写真をネットに掲載され、場合によってはサークルへの誘い文句として名前まで使われます。当然、親鸞会と知らないまま出入りしている一般市民が、友人などを「異業種交流会in金沢」に誘ってしまうケースもあるでしょう。
選挙運動に関わろうが関わるまいが、柴田氏を推薦する野党陣営だろうが自民党陣営だろうが、全く関係ありません。「異業種交流会in金沢」が活動する地域のすべての市民が、いつでも巻き込まれうる状態にあり、実際に巻き込まれています。
本来なら選挙も党派も関係なく全市民に対して注意を呼びかけるべき問題ですが、「打倒安倍政権」の声で親鸞会問題をかき消そうとする野党ファシズムはむしろ逆方向に突き進み、自分たちの足元ですら隙だらけ、という惨状にあります。
本紙・藤倉善郎総裁のコメントです。
「ダメだこりゃ」
◇親鸞会関連記事
本紙、取材写真30枚をフリー素材に=参院選・柴田未来氏問題で
福島みずほ氏・SEALDs本間信和氏らに公選法違反疑惑=参院選・石川
【社説】苦悩する野党支援者の進むべき道=参院選・石川
野党統一候補の柴田未来氏、偽装勧誘への関与認める=“選挙のために脱会した”とも発言
各党、カルト信者の応援に党首クラスを次々投入=参院選・石川
【参院選】親鸞会信者推薦の共産党、機関紙では親鸞会を“カルト”扱い=本紙の取材に逆ギレ
【参院選】石川県で野党ファシズム本格化、岡田克也氏・福島みずほ氏も参戦へ
【参院選】親鸞会信者応援のため共産・生活党首も金沢街宣へ
【参院選】3党推薦の親鸞会信者を山口二郎氏・SEALDsメンバーも応援へ
【参院選】野党3党と市民団体、被害者団体の要望書を完全無視
【参院選】共産党が加わり“カルト野党連合”成立=石川選挙区
【参院選】親鸞会被害者団体が共産党に要望書
【参院選】親鸞会被害者団体が民主・社民に要望書=柴田氏推薦の取消を
【社説】民主・社民は柴田氏の推薦を取り消せ
【解説】柴田氏出馬は“親鸞会の政治進出”なのか=参院石川選挙区
【参院選】民主・社民推薦の候補はカルト宗教の幹部信者だった=石川選挙区
日本脱カルト協会が世田谷区に要望書「親鸞会への施設提供中止を」
親鸞会が世田谷区施設で偽装勧誘=区は放置の方針
富山県警「やや日刊カルト新聞社」アジトを家宅捜索=著作権法違反容疑
淑徳大学、親鸞会講師の講座を事前に中止
岡山大学学生支援センターがカルト脱会者の手記を配布
USENが浄土真宗親鸞会布教使、岡本一志の講演放送を自粛
◇参考リンク
浄土真宗親鸞会被害 家族の会
さよなら親鸞会
なぜ私は親鸞会をやめたのか
3 コメント:
総裁のコメントはまさに読者の感想を代弁しています。
ダメだコリャ。
おそらく、市議会議員、県議会議員が関わっているという事は、役所上層部も支援する方向で関わっている事が推測されます。
与党、野党問わず今回の動きを見ても、国政レベルの議員も必要悪と考えてほっかむりしているのでしょう。
カルト問題についてなんと鈍感なことか。
悲しいです。
選挙の投票に行ったら候補者の欄に藤倉善郎と書いとくね。
あたり屋 https://www.youtube.com/watch?v=XnPF5fYiV80
⬜⬛ネットの陰謀論者の愛用語⬜⬛
・反ユダヤ系…「フリーメーソン」「ロスチャイルド」「ロックフェラー」「ワンワールド」「ヒャッハーな奴」「世界連邦運動」「アレでソレでナニな」「腹を立てて罵詈雑言を浴びせる」「RAPT理論」「国際秘密力研究」「儀式殺人」
・反日系…「薩長」「田布施」「日本会議」「統一教会はCIAと繋がっている」「神社本庁」「ネット上でコピペ爆撃を繰り返す愛国戦士」「日蓮の主張はプライド向き出し」「カルトの親玉」「自分が正統で他が正統でないと言える根拠がどうも曖昧」「あの人の主張は意味不明」「攻撃性、自己中、電波」「逆張りして負けたアホ」「法華経は実態がない」
・反宗教系…「左翼も右翼も特定の宗教に操られている」「日蓮宗は仏教ではない」「日本仏教より上座部仏教の方が成仏できる」「南無妙法蓮華経と唱えると悪い波動が出る」「他の宗派からは元々嫌われてるから(断言)」「ガイジ」「下中弥三郎」「日蓮宗はカルト」「日蓮はちゃんとした僧侶ではない」「釈迦の入滅年間違えてる」
「≪様々な良くない事態≫が起きるのは○○○○だからだ」の○○○○に上記の単語が入る場合、将来、こいつらはテロを起こす危険性が高いため、早めに警察やら公安調査庁に通報したほうがよい。
「低身長の障がい者」「集団ストーカー」
などが入っていた場合も同様である
何故ならば、この手の陰謀論は特定の民族や宗教への迫害を目的とした悪質な差別主義だからである。
オウム真理教がサリンを撒く前に「米軍が毒を撒いている」などと陰謀論を唱えていたのを忘れてはならない。
コメントを投稿