大川隆法さん自宅前の花見、異例の1日3回でのべ60人以上が参加 写真コンテンストも

　港区白金にある幸福の科学教祖・大川隆法総裁の自宅「大悟館」の桜が満開となり、4月7日、同館前の公道に多くの花見客が訪れた。午後1時から3回に分かれて大悟館前で桜を眺める、史上初のトリプルヘッダー。参加者数はのべ60人を超えた。うち45人前後が、幸福の科学職員。それぞれに用意したプラカードを掲げて、一般参加の花見客を歓迎した。

　一般参加者は、故・大川総裁の長女・咲也加氏が歌う「The Real Exorcist」や長男・宏洋氏が歌う「Revolution」をスマートフォンで流した。参加者たちはそれに聴き入りながら、昨年3月に亡くなった大川総裁を偲んだ。

　主催者は、「教団職員の参加者は男だらけだったが一般参加者は女性が大半。比較的ジェンダー・バランスのよい形で、若い人たちにも大悟館の素晴らしさに触れてもらうことができた。来年もやりたい。花見以外でもやりたい」と語った。また、今回の花見写真のコンテストを実施するとして、参加者に写真の応募を呼びかけている。応募締切は4月14日。

　今回の花見は、日頃「四季折々の大悟館」をテーマに写真や映像を取るカメラマンの藤倉善郎さんが呼びかけた。参加希望者が多かったことから、今年は午後1時、3時30分、6時30分の3回に分けて実施。初のトリプルヘッダー花見となった。

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　例年、大悟館前での花見では、外壁に鎮座する下品な仏陀像が見下ろす中で教団職員が大人数で公道を占拠し、一般参加者のカメラの前に歓迎のプラカードを掲げ、「迷惑です」「お帰りください」などと囃し立てて場を盛り上げる。他の場所での花見にはない独特の風習が、今年は1日のうちに3度、繰り広げられた。

　若い女性の参加者も多く、中には、信者でもないのに幸福の科学機関誌を愛読している人や、大川総裁の似顔絵の大きな自作指輪をつけた人の姿も。幸福の科学の人気の高さと、若手ウォッチャーの熱心さがうかがえる。

　別の参加者は、「大川隆法さん（の死体）はもう焼いたのかどうかわかりませんが、このお団子にはいい焼け目がついてますね」などと言って団子を頬張った。

　あまりの盛り上がりだったためか、最終の午後6時30分の回には警察も出動。参加者たちの親睦も一層深まった。

幸福の科学職員「警察の方まで来なきゃならなくなって、税金の無駄遣いでしょう」

参加者「税金払ってない宗教法人が何を言う」

　花見客たちが、桜の花がある大悟館南側から裏手に回ると、教団職員も警官も裏手に集中。その間、遅れて到着した花見客は表側の桜を見放題となった。

「これは日本の花見文化の歴史の中でも珍しい、〝時間差波状花見〟と呼ばれるお花見テクニックです。来年以降、このやり方を定着させていきたい」

　最後の回の花見が終わると、大悟館を離れた参加者たちは、近くの寺へ。大悟館外壁に立つヘルメス像を墓石越しに撮影できる人気スポットで、暗闇に浮かぶ不気味なヘルメス像の撮影で盛り上がった。

◇写真コンテスト開催

　多数の参加者が花見を楽しんだことを受け、主催者の藤倉さんは写真コンテストの開催を決定。参加者たちが撮影した写真を募集し、撮影者を伏せた形で本紙紙面や藤倉さんのTwitterなどで紹介したいとしている。

　応募は、藤倉さんのTwitterへのDMか、やや日刊カルト新聞の代表メール（daily.cult@gmail.com）へ。4月14日締め切り。

【作品要領】

・桜の写真だけではなく「花見の様子」の写真であれば何でもOK

・動画からのキャプチャもOK

・熱心に撮影していた幸福の科学職員からの応募も大歓迎！

【入賞賞品】（未定）

大悟館前での藤倉チェキとか？