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2019年11月5日火曜日

〈社説〉NHKは薬害オンブズパースン会議からの“圧力”に屈するべきではない

意見書提出を伝える薬害オンブズパースン会議のウェブサイト
「薬害防止を目的に1997年6月に発足した民間の医薬品監視団体」を名乗る薬害オンブズパースン会議が「NHKに対して“不当な圧力”をかけているのではないか」と話題になっている。

”不当な圧力”と指摘されているのは、NHKが今年5月27日「おはよう日本」の「けさのクローズアップ」で放送した『はしか ワクチン拒否の実態』の内容が「誤解を視聴者に与えている」「放送倫理(放送法4条1項)に反する」として、NHKウェブサイトに掲載されているダイジェスト版の削除を求め11月1日に同会議がNHKに提出した意見書だ。


2016年10月4日火曜日

統一教会(家庭連合)のダミー団体が参議院会館で講演会、会場を借りたのはあの女性議員

上野通子オフィシャルサイト
9月28日、国会議員以外には借りることができない参議院議員会館の会議室で、統一教会(家庭連合)のダミー団体が定例会を行なっっていたことが判った。

このダミー団体の名は世界戦略総合研究所、自民党議員との関係が指摘されている右派系のシンクタンクだ。過去にも複数の自民党国会議員が同研究所に議員会館の会議室使用の便宜を図ってきた。

今回、議員会館の会議室を借りたのは栃木県選挙区の上野通子参議院議員(58・自民党)だ。

上野議員はやはり統一教会のダミー組織であるWFWP(世界平和女性連合)栃木や家庭再建教育研究所が主催するシンポジウムに参加し講演するなどしており、予てから関連が指摘されていた人物だ。

上野議員の国会事務所と宇都宮事務所に事の経緯を尋ねた。


2014年8月15日金曜日

統一教会の女性連合幹部が正体隠して中高生に“純潔”性教育(後編)

統一教会の純潔イベントで講演する荒井敦子“議長”
前編記事で追及した統一教会の女性連合幹部・荒井敦子による学校現場へのカルト浸食問題。

後編となる本記事では、 荒井敦子が使うスライドと統一教会二世教育教材との相似性を検証する他、荒井敦子本人のインタビューも掲載する。

更に組織的な純潔教育の啓蒙活動を行なう統一教会系組織との連携や、子宮頸がんワクチン問題に首を突っ込む教団関連組織の思惑について論じる。

2014年8月13日水曜日

統一教会の女性連合幹部が正体隠して中高生に“純潔”性教育(前編)

一般の高校生に純潔教育を説く統一教会・女連幹部(筆者撮影)
統一教会の女性幹部が、正体を偽って一般の学校に入り込み、性教育の講師として中高生に統一教会流”純潔”教育を説いて回っていることが判った。

その講演内容は、エイズ患者の写真を見せて殊更に性感染症の恐怖を煽り、“純潔”を推奨したかと思えば、あげくの果てにはトンでもニセ科学話を生徒に刷り込むという呆れた代物だった。

筆者が確認できただけでも、この女性幹部を講師として招聘した学校の数は栃木・群馬・長野・山梨の公立校・私立校合わせて数十校に上る。

何故、霊感商法や偽装勧誘で社会問題となっている悪質な団体の幹部が一般の学校に講師として潜り込むことができたのか?

取材を進めてゆくと、統一教会系女性団体が組織的に構成員を使ってPTAや学校関係者に近付き、巧妙に教育現場へ介入していたのではないかとの疑惑が浮上した。

この女性幹部は実体のない“研究所”の所長として国会議員や県会議員らを呼んでシンポジウムを複数回に渡り開催していたことも判明。更に、この女性幹部を派遣講師として推薦し登録していた地方自治体まであった。

筆者はこの女性幹部が行なった“トンでも講演”を直接取材、教育現場に入り込み一般の生徒に統一教会流“純潔”性教育を刷り込もうとする狡猾な手口を追った。