2010年7月7日水曜日

エロ占い師はインドア派の傾向 [宗教者のエロ事件・第2弾]

 栃木県で、「除霊」と称して女性にわいせつな行為をした容疑で占い師が逮捕されました。以前本紙では、中尊寺僧侶淫行事件から考える、宗教者のエロ事件として、神道・仏教・キリスト教関係者のわいせつ事件を列挙しましたが、こんどは占い師のわいせつ事件を列挙してみます。


【毎日jp 2010年07月06日】準強制わいせつ:容疑の占師逮捕 「悪霊払う」と女性に /栃木

 除霊と称して女性にわいせつな行為をしたとして、足利署は5日、足利市西新井町、占師、村岡弘行容疑者(47)を準強制わいせつ容疑で逮捕した。

 容疑は2月6日午後1~3時ごろの間、自宅でさいたま市のアルバイト店員の女性(23)に対し、「体の中に20~30の悪霊がいる。急いで取った方がいい」などと言って女性の胸や下半身などを触ったとしている。

 足利署によると、村岡容疑者は昨年末から足利市に移住し、「スピリチュアルカウンセラー」を名乗って自宅で活動していたという。女性は知人から「(占いが)当たる」という評判を聞いて、容疑者宅を訪れた。同署の調べに対し、村岡容疑者は「悪霊を取り払う儀式だった」と容疑を否認しているという。【岩壁峻】

 本紙「中尊寺僧侶淫行事件から考える、宗教者のエロ事件」では、1991年以降の新聞報道を元に、仏教19件、キリスト3件、神道4件(自称含む)の、宗教者の逮捕者を出したわいせつ事件があったことをリポートしました。同じく本紙「高島易断代表者、詐欺容疑で逮捕=ビミョーにおかしい新聞報道」では、「高島易」を名乗って女性客に乱暴をはたらいた易者の逮捕をきっかけに、昭和5年に「不良易者」の大量摘発が行われたとする資料を紹介しました。

 占い師業界もまたエロ事件の宝庫であり、それは「高島易」を名乗る易者が大量発生していた昭和初期からの「伝統」ですらあるのかもしれません。

 というわけで、今度は新聞報道を元に、占い師(自称を含む)によるエロ事件で、逮捕者が出た事例を集めてみました。

配信元記事日付見出し都道府県容疑容疑者名容疑の犯行現場
朝日新聞1995.01.10“睡眠占い”暴行15件 容疑の男を追送検東京都婦女暴行致傷A(36)容疑者の自宅
読売新聞1998.11.20占い装い女性触る 三条の名物占い師を逮捕京都府強制わいせつ高橋秀逢(シュウホウ、本名・高橋茂文=55)占い店
朝日新聞2003.03.07占いで声かけわいせつ行為 長野市・容疑の35歳逮捕長野県警長野中央署児童買春・児童ポルノ禁止法違反中野雄一(35)ホテル
読売新聞2003.11.11強制わいせつで札幌の占い師逮捕北海道強制わいせつ佐藤正春(50)占い店
共同通信2004.02.10わいせつ行為で占い師逮捕 女性に睡眠薬入りコーヒー愛知県準強制わいせつ西川一友(53)悩みごと相談所
読売新聞2004.08.16占い師装い女性触る 56歳容疑者を逮捕熊本県準強制わいせつ渡部高夫(56)自動車内
毎日新聞2005.03.09わいせつ:男性への痴漢容疑で自称占い師逮京都府"滋賀県迷惑行為防止条例違反(卑わいな行為)本城徹也(30)JR湖西線車内
中日新聞社2005.07.06評判の占い師 強制わいせつ三重県強制わいせつ石井三佐男(55)スナック店内
毎日新聞2006.01.26脅迫:「一夫多妻」男逮捕 催眠術本を押収 「出ていけばミンチ」東京都脅迫渋谷博仁(57)被害者自宅
毎日新聞2006.02.10110番・119番:強制わいせつ容疑で男を逮捕熊本県強制わいせつ中尾慎也(34)自動車内
読売新聞2006.03.10準強制わいせつ 祈とう師、一転逮捕 マインドコントロールと判断大阪府準強制わいせつ森川展成(61)容疑者の自宅
読売新聞2008.01.31占い師を強制わいせつ容疑で逮捕 客の27歳女性に北海道強制わいせつ古川義昭(58)占いサロン
読売新聞2008.09.13強制わいせつ容疑などで逮捕福岡県強制わいせつと暴行伊藤勝美(78)容疑者の自宅
サンケイスポーツ2009.04.14吉本芸人わいせつ逮捕 女子高生とH東京都東京都青少年健全育成条例違反小笠原まさや(本名・小笠原祐哉=33)容疑者の自宅
共同通信2010.07.05除霊名目でわいせつ容疑 栃木、占い師逮捕栃木県準強制わいせつ村岡弘行(47)容疑者の自宅

 新聞記事のデータベースは90年代の分からあるのですが、報道された逮捕事件は2000年以降のものが大半を占めています。この点は、スピリチュアルブームなどの影響で問題い占い師が増えたからなのか、こうした事件を新聞が報道するケースが増えたせいなのか、理由はわかりません。

 以前の「高島易断代表者、詐欺容疑で逮捕=ビミョーにおかしい新聞報道」で本紙は、「エロ坊主はアウトドア派・エロキリスト者はインドア派の法則」を発見しました。ではエロ占い師はどうなのかというと、自動車や電車の中やホテルなど実に多彩ですが、割合としては占い店や容疑者の自宅内が多いようです。組織化された宗教団体と違い、個人やフリーランスで活動する人が多い占いの世界では、実質的に占い師の自宅が占い店として使用されているケースも少なくありません。エロ坊主の場合は、宗教施設外で宗教的文脈と無関係に事件を起こす傾向がありましたが、占い師は「占い」を口実にしている点も含めて、宗教施設内において宗教的な文脈で女性に乱暴を働くエロキリスト者の事件に似た傾向を持っています。

 結論としては、「エロ占い師はほぼインドア派」ということになるかと思います。注意しましょう。

3 コメント:

匿名 さんのコメント...

著名な精神医学の先生が、憑く者(悪霊などと呼ばれている実態の無い存在)憑かれる者(祟られていると思い込んでいる人物)落す者(霊能者など)の三者のうち、落す者が憑き物発生の真犯人である」とその著書の中で述べておられますが、まさにその通りだと思います。

さわらぬ神に祟りなし、すなわち神懸り的なことを言う人間に自ら進んで接触しなければ、もともと存在もしないような祟りをわざわざ憑けられることもない、と解釈するのが妥当なのではないかと。

匿名 さんのコメント...

犯人の村岡弘行、自分のサイトで示談が成立したのに、未だに非難の書き込みが有ると言っています。

なぜ、このような人物が未だに同じ除霊師のような、いかがわしい商売を続けられるのか、憤ります。

新たな被害者が出ない事を祈るばかりです。

このような性犯罪の再犯率は極めて高いです。

村岡弘行 最低 さんのコメント...

示談の成立、高畑高畑裕太を思い出しますね。
示談が成立すれば、事件がなかったことに、、、、なるわけがないです。
本当に恥知らずね、この村岡弘行という容疑者は。