■問題記述1
【幸福実現党 東京発ニュースエクスプレス 2010年06月05日】「幸福の科学ナイトだぜよ!」現地レポート
(略)
会場の雰囲気はと申しますと、満員で立ち見ありの大盛況でありました。
第1部は「幸福の科学とは何か」ということで、やや日刊カルト新聞社主筆の藤倉善郎氏が、プロジェクターを用いて、幸福の科学の歴史を紹介しました。
藤倉氏曰く、
「私は、最初、幸福の科学をカルトだと思って、結構新聞で叩いていたのですが、何十回も取材しているうちに、そうではないと理解するようになりました。まあしかし、あくまでも外部の立場で見ておりますので、『これはおかしい!』と思うときは、辛口の記事を書くこともあります。今年に入ってから、幸福の科学は、霊界の証明を兼ねて『霊言書籍』を連続して発表しています。この書籍、
『こんなの創作でないの?』と理解する方も多いかもしれません。
しかし、取材をしていて分かったのですが、この霊言書籍、実は、『公開霊言』として、幸福の科学の内部で公開していることが判明致しました。幸福の科学では今年に入ってから、大川隆法氏による霊言の映像を信者向けに公開収録し、施設内で上映しているのです。
で、私は、
『こういうリアルなものを外部向けに発信しなきゃだめですよ。眉唾的に思っている外部の人間も、『公開霊言』のビデオを目の当たりにすると、かなり衝撃を受けると思います。実際、私がそうでしたから!』ということを幸福の科学側に提言しました。
本日は、この映像の一部を、会場で上映します。
教団外部での上映は宇宙初となります」というような趣旨を説明し、御法話の映像を紹介しつつ、幸福の科学の歴史について好意的に、そして、一部辛口で語って下さいました。
ここで本紙主筆・藤倉(私)がイベントで語ったと紹介されている内容の大半が、事実と異なっていました。中でも特に問題なのは、「私は、最初、幸福の科学をカルトだと思って、結構新聞で叩いていたのですが、何十回も取材しているうちに、そうではないと理解するようになりました」というくだりです。
これに類する表現を、私はイベントで一切口にしていません。というか、そもそも幸福の科学がカルトであるのかそうでないのかという議論自体、このイベントでは(私以外の出演者も)提示していませんでした。一部で「カルト」という言葉自体は登場しましたが、幸福の科学の問題点については、1991年の「フライデー事件」や、幸福の科学が高額な賠償金を請求した訴訟という具体的事実をめぐる議論が行われただけです。
また、上記記事では藤倉が「こういうリアルなものを外部向けに発信しなきゃだめですよ」と語ったことになっていますが、そのような事実もありません。藤倉の発言で「カルト」という表現が登場した部分と霊言に関する部分は、以下の通りです。
【幸福の科学ナイトだぜよ! 2010年06月03日】当日の録音からのテープ起こし
(藤倉から教団・党の沿革説明。フライデー事件、朝日新聞社長の守護霊インタビューなど含む。ここは年表項目の列挙のみ)
幸福の科学広報局・渡邊伸幸部長「藤倉さんの最初の取材の時に、『幸福の科学はカルトですか?』とぼくは聞いたんです。そしたら『カルトだと思う所もあります』と言われたので」
藤倉「ぼくは、『はい』とか『そうですね』とか、わりと露骨な言い方をした気がします」
渡邊氏「そう見られているなら見られているでしょうがないと思ったんですが、その後も、取材に来られる都度お話をさせていただきました。その中で藤倉さんの方から、『普通の人たちは、あまり幸福の科学のこと知らないんじゃないかなあ』と感じられたんじゃないかと思うんで、(藤倉さんから)『みなさんの前でお話してみませんか』と声をかけていただきました」
(渡邊氏による幸福の科学の教義の概略説明)
藤倉「霊言の映像について補足させていただきたいんですが、先ほど年表で、いろんな人の霊言が出ましたよというのをお見せしたんですが、あそこに載せたのは2009年以降のもので、その前にもたくさん出ていて、全集が50巻くらいまで出ています。これが去年までは書籍とか文字でしか公開されていなくて、信者さんでも、映像とか霊言が降りている現場を見たことがなかった。ほとんどの人がなかったんですが、今年1月に入ってからの霊言は、映像で各施設で上映するようになりました。その時々で、幹部の方や会員の方が霊言が降りてきているその場で、霊言を話している大川さんに質問するという記者会見のようなスタイルで収録する。それをいま会員のみなさんたちはみんな映像で見ている。なんでそうなっているのか聞いたら、『霊界の存在を証明する必要があるからだ』と広報の方がおっしゃるので、(私が)『証明するんだったら、もう信じている会員さんじゃなくて、信じていない人に見せなきゃ証明にならないんじゃないか』というツッコミを取材の時にしたりしていて、そういった話がベースになって、今回こちらで上映していただくという運びになりました」
(霊言上映)
「幸福実現党 東京発ニュースエクスプレス」に掲載された内容と全く違います。上記で問題視した部分のほかにも、「新聞で叩いていた」という言い方は登場しませんし、「何十回も取材しているうちに」とも言っていません。「『こんなの創作でないの?』と理解する方も多いかもしれません」とも言っていません。自分が霊言映像を見て「衝撃を受けた」とも言っていません。いや、実際には初めて見たときは衝撃を受けましたよ、いろんな意味で。でも、そういうことはイベントでは一切口にしていません。
上記の「幸福実現党 東京発ニュースエクスプレス」の記事における藤倉発言の部分は、大半が完全な捏造です。
もちろん、イベントのお客さんによっては、藤倉の態度が幸福の科学に対して好意的であるかのような印象を受けた人もいるかもしれません(もちろん、逆の人もいたかもしれません)。「好意的に見えた」という感想を書く分には自由だと思います(藤倉がそれに反論するのも自由ですが)。しかし上記記事は印象や感想として記されたものではなく、藤倉の実際の発言の内容そのものをデッチアゲたもので、なおかつそれが藤倉の取材スタンスや今回のイベントの趣旨を歪めて伝える内容でした。
■問題記述2
問題があったのは、藤倉の発言に関する部分だけではありません。イベントの第2部について、「幸福実現党 東京発ニュースエクスプレス」の記事には、以下のような記述もありました。
【幸福実現党 東京発ニュースエクスプレス 2010年06月05日】「幸福の科学ナイトだぜよ!」現地レポート
(略)
しかし、討論の内容が、『幸福実現党 vs 民主党』というように、
今後の政策について忌憚なく言い合うのかと思いきや、意外に、有田芳生氏は、『フライデー事件』についての批判ばかりで、このまま、「フライデー事件は、是か否か」的な討論で終わってしまうのか? と、会場は剣呑な雰囲気に陥ります。しかしそのとき、聴衆席から
突如、某保守系政治団体の有名人から思わぬエールが入ります!(名前を出すと問題かもしれませんので、控えます。「私は、大川隆法氏の隠れファンです!講演会も何度も聞き、書籍も読み、街頭演説も聴きましたが、何一つ間違ったことは言っていません。幸福の科学側は、フライデー事件に関しては、
正義を主張しておりますが、しかし、方法論的に非があったと思える点については、きちんと反省をした上で、日本の未来について、発展的な意見を述べようとしています。しかし、有田さんは、20年前の話ばかりを蒸し返すから話題が全然進展しません。有田さんは、素晴らしい人であります。
しかし、今日の有田さんは、しつこい!しつこ過ぎます!!もうそろそろ、過去の話はこの辺にして、今後、日本をどのようにして良くしていくかという話に切り替えて頂きたい!」と、有田芳生氏に一喝致しました。
どうもこの御仁、幸福の科学、幸福実現党、やや日刊カルト新聞社、
有田芳生氏、山田直樹氏全員と、懇意にしているらしく、有田氏も苦笑いをしながら、
「ちょっと、しつこ過ぎましたかねぇ…」と、この話題を打ち切り、未来に向けての発展的な話に切り替えることになりました。
(略)
これは、第2部で有田芳生氏(ジャーナリスト・民主党参議院比例区第61総支部総支部長)と里村英一氏(『ザ・リバティ』編集長)・饗庭直道氏(幸福実現党広報本部長代理)が「フライデー事件」をめぐって、ちょっと言い合いになった場面です。客席から、一水会最高顧問の鈴木邦男氏が発言しました。
【幸福の科学ナイトだぜよ! 2010年06月03日】当日の録音からのテープ起こし抜粋
鈴木氏「有田さん、もういいじゃないですか。過去の恨みはいいじゃないすか」
有田氏「恨みなんかないよ」
藤倉「いま一水会の鈴木邦男さんがせっかく発言してくださいましたので、マイクを回そうと思います」
有田氏「恨みなんて全くないですよ」
鈴木氏「いやでもちょっと、しつこい! 有田さんらしくない! あ、すいません、鈴木邦男です(会場、爆笑)。実は隠れ信者です。大川総裁の本はすべて読んでます。映画は全て見てます。東京ドームの集会にも10回以上、行ってます。景山民夫さんと個人的にものすごくしたしかった。小川知子さんも。カラオケに行ったり、一緒に遊びました。(幸福の科学は)オウムだとか統一教会だとかものみの塔だとか、ぜんぜん違いますよ。明るいし、ユーモアがある。明るくてユーモアがあるから、かえって宗教的に深くないと思われるかもしれないけど、そんなことないと思います。(略)これからの問題、いまの問題を話してもらいたいと思って、よろしくお願いします」
藤倉「有田さん、何か言いたいですか?」
有田氏「いやいや、あんまり言うとまたしつこいと言われるから……(笑)。最初から言っているように、ぼくはみなさん方に悪意も何もないし、身近に毎日のように見ていて悪い印象はないから、だからこそ何があったのかというちゃんとした総括をされた方がいいですよと。それをしつこく思われるならば、『それが仕事ですから』と言うしかないんだけど。このくらいにしときましょうか」
細かい話ですが、鈴木氏は幸福の科学を絶賛していたものの「何一つ間違ったことは言っていません」という言葉は使っていません。また、有田氏はほどほどで矛を収めましたが、「ちょっと、しつこ過ぎましたかねぇ…」といったような自省的な言葉は口にしていません。むしろ「それが仕事です」と言っています。
内容的には全くのデッチアゲとまでは言えませんが、発言者が実際には言っていない言葉を言ったかのように伝えている点では、やはり問題を感じます。
ちなみに、このやりとりの前、会話が「フライデー事件」から離れかかったのに再び「フライデー事件」に話題を戻して壇上の言い合いのきっかけを作ったのは、有田氏ではなく藤倉です。しつこかったのは藤倉です。ごめんなさい。
■「幸福実現党 東京発ニュースエクスプレス」の対応
この問題を藤倉が本紙「幸福実現党関連サイトが、「やや日刊カルト新聞」の記事を配信」のコメント欄で指摘したところ、以下のコメントが投稿されました。
【やや日刊カルト新聞 2010年06月05日】幸福実現党関連サイトが、「やや日刊カルト新聞」の記事を配信コメント欄
東京発 ニュースエクスプレス 運営局 さんのコメント...
藤倉様、申し訳ありません。 ニュースエクスプレス運営局です。
Twitterでも申し上げましたが、
抗議、ご意見は受け付けております。適時訂正させていただきます。
現地リポーターの聞き取り間違いがあったかもしれませんし、またレポーターの主観での現地レポートとなっています。そのままレポートを載せております。できれば、発言内容を藤倉様からいただければ、幸いです。
藤倉は、特に問題がある点を指摘した上で、『こちらに「発言内容を教えてください」ではなく、そちらでリポーターに確認し、事実として間違いない部分のみを掲載するように手直ししていただけないでしょうか』と返信しました。すると問題記事は削除され、後に以下の文章が掲載されました。
【幸福実現党 東京発ニュースエクスプレス 2010年06月05日】「幸福の科学ナイトだぜよ!」現地レポート
やや日刊カルト新聞様より
記事内容に問題があると、抗議があり、
現地レポーターと事務局において事実確認ができないため
このエントリーは削除させていただきました。
ご迷惑をおかけいたしました。
「幸福実現党 東京発ニュースエクスプレス」の記事と同じ文章が、幸福の科学の会員とおぼしき人々のブログや掲示板に掲載されていましたが、これらも一通り削除されたようです。
■原因、経緯は不明
藤倉はその後、この件を記事にしたいので経緯を教えて欲しいと、東京発ニュースエクスプレス運営局さんに向けてコメントしたのですが、現時点では連絡はありません。そのため、今回の問題が発生した原因等は不明です。
「現地リポーターの聞き取り間違い」「現地レポーターと事務局において事実確認ができない」という文言から、「幸福実現党 東京発ニュースエクスプレス」はイベント会場に直接、取材に来たわけではなく、会場に来た誰かを「現地リポーター」と称して、その人の文章を掲載したということのように見えます。また、「事実確認ができない」ということは、「現地リポーター」がメモなどの記録すら残していなかった可能性が高そうです。
さらに、「幸福実現党 東京発ニュースエクスプレス」に掲載されたものと同じ文章が会員間のメールで出回っていたとの情報が、複数寄せられています。「幸福実現党 東京発ニュースエクスプレス」に掲載された文章を会員がメールで転送した可能性ももちろんありますが、逆に、先にメールで文章が出回り、それを「幸福実現党 東京発ニュースエクスプレス」がそのまま掲載した可能性も捨てきれません。
既に謝罪の言葉もいただいていますし、記事も削除されているので、藤倉はもうそんなに怒っていません。おそらく、イベントに来てくださった会員さんの目には、私が幸福の科学に対して好意的であるように映ったのでしょう。それがああいった記事になってしまっただけで、私に対する悪意によって書かれた記事ではなかったと想像しています(悪意がないのにこうなってしまうのなら、それはそれで恐ろしいことなのですが)。
ただ、こういうことが起こった原因は知りたいと思っています。ミスはミスで仕方ないと思うので、なぜそれが起こったのかを明らかにすることが誠意ある対応でしょうし、再発防止のためにも必要です。かつての幸福の科学も、フライデーに対してそれを求めたのではないでしょうか。
「偉大なる常識人」を目指していることを、実際の行動で示していただきたいと思います。「幸福実現党 東京発ニュースエクスプレス」からの経緯の説明をお待ちしています。
15 コメント:
現地リポーターに悪意はなかったと私も思います。
たしかに悪意がなくこういうことが起こるのは、恐ろしいことです。
私たちも日頃、批判されることが多く、好意的な人に出会うと舞い上がることがあるので、自分のこととして反省したいと思います。
しかし、、事務局とリポーターとで事実確認できないのは問題です。
ニュースエクスプレス側で、きちんと事実関係を明らかにしてもらいたいです。
「東京発ニュースエクスプレス」側で事実確認ができないとは、どういう事でしょう?
藤倉さんは録音からテープ起こしを行っておられますが、東京発ニュースエクスプレス側には、そういった資料がなく、現場でのメモ程度しかなかったのであれば少しはわかりますが、それならばその事実を明らかにすべきと思います。
また、メールの発信元に訂正メールを促すなどの対応もできますよね。発信元はメール受信者に聞けばわかるでしょうし…
発言内容は録音より明らかなのですから、幸福の科学側の対応に注目しております。
ロフトプラスワンは、講演内容を全部録画録音してるのだから、証拠はいくらでも出せるでしょう。
しかし、あそこに聴きに行くような人間は、リベラルな人間が多く、幼稚で保守的な反動思想を喧伝するよなカルトに好意的な考え方の人は少ないのではありませんか?
しかも、幸福の科学の大川代表は誰それの霊魂が乗り移って死んだ偉人の誰それは、政治や、社会情勢にこういう進言をしてると言って、自身の反動保守の考え方を正当化してるのでしょう。おぞましいキチガイ宗教だとしか思えません。
講演者は後から問題とならぬよう言葉を選んで発言したでしょうが、このサイトやロフトが「幸福の科学」を支援してるような印象を与えれば、凄まじいマイナス要因となるのではありませんか?
> 匿名さんのコメント...
> 藤倉さんは録音からテープ起こしを行っておられますが、東京発ニュースエクスプレス側には、そういった資料がなく、現場でのメモ程度しかなかったのであれば少しはわかりますが、それならばその事実を明らかにすべきと思います。
「既に謝罪の言葉もいただいていますし、記事も削除されているので」←これでお終いでは?
それともテープを入手できないことを証明せよ、という意味でしょうか。それっていわゆる悪魔の証明ですよね
> また、メールの発信元に訂正メールを促すなどの対応もできますよね
訂正メールが発信されていないと断定されてるようですが
> 発言内容は録音より明らかなのですから、幸福の科学側の対応に注目しております。
一サポーターがビデオを簡単に入手できるような言い方ですがそれは普通ないでしょ
まあ藤倉さんは「しつこかったのは藤倉です。ごめんなさい」こう言われてますが
この匿名さんは相当粘着質ですね
ねつ造の内容をブログをそうと知らず貼り付けてしまい、本当にご迷惑をおかけしました。当該ブログ箇所は削除させていただきました。
幸福の科学がいい風に注目されてる!と喜んで貼ってしまいました。
本当に申し訳ございませんでした・・・・
今後は気をつけて、情報源の不確かなものは載せないように気をつけさせていただきます・・・
里ちゃん、ビールのんでるー。 OKOK、ノープロブレムよ。
幸福の科学職員はアルコール飲んじゃだめ、って
聞いていたけど、
やっぱ、飲むよね! おいしそう。
仏教の五戒のひとつ「不飲酒!」って、今は関係なくなったのかな? 会内規律、公式に変更したの?
「小さなミスであったはずが、一気に拡散されてしまい、結果として、捏造っぽくなった」といった感じかな?
僕もブログを書いた経験がありますが、あれ、大変ですよねー。
そういえば、保守系のブログって、よく拡散拡散やっていますが、まぁ、そんなノリで拡散されちゃったのかなー。
気持ちは分からんでもないなー。
でも、「相手を傷つけることもあるので、気をつけないとね!」と、ブログを書くのをあきらめた僕が言ってみる。
そもそも東京発ニュースエクスプレスは、幸福の科学や幸福実現党のオフィシャルな広報機関なのか? 有志が運営するサイトなら幸福実現党のロゴマークを使用するのはおかしくね? 野放しにしている幸福実現党も大丈夫なのか。
他党のロゴマークもよく見かけるので、何とも言えん。
ま、拡散するときは気をつけることだ。
それから、ブロガーは、個人の信仰について書くのもやめた方がいい。
会社の社長がどうのとか。
日刊カルトも、プライバシー無視で拡散してくるからさ。
> 今後は気をつけて、情報源の不確かなものは載せないように気をつけさせていただきます・・・
ありがとうございます。ただ、情報源が不確かかどうかは、記事に異を唱える人がいなければ発覚しないこともあるので、判断が難しいですね。「ニュースエクスプレス」の記事では、読者が信憑性を判断できる情報は全く加味されていませんでした。「現地レポーター」というのが何なのかも書いていなかったし。
> 「小さなミスであったはずが、一気に拡散されてしまい、結果として、捏造っぽくなった」といった感じかな?
ぼくはそうは思わないです。深刻な捏造・歪曲があれば、「拡散」されていなくても「公表」された時点で問題だと思います。あの内容であれば、個人ブログのみに掲載されたものであったとしても、そのブログの主に抗議したと思います。今回は、個人ブログより目立つ「ニュースエクスプレス」が載せていたので、とりあえずニュースエクスプレスに抗議することにしたというだけです。
> そもそも東京発ニュースエクスプレスは、幸福の科学や幸福実現党のオフィシャルな広報機関なのか?
いちおうオフィシャルではないという立場をとっているようですね。下の方に「有志」と書くだけでは不十分だったと考えたようで、「幸福実現党」のロゴの下に「を応援する会」という文字が追加されました。でも、「ニュースエクスプレス」の連絡先が見当たらないから、通常なら、文句ある人は党に連絡するしかないですよね。
> 日刊カルトも、プライバシー無視で拡散してくるからさ。
うちはプライバシーは無視しませんよ。プライバシーに限らず、個人ブログの記事を検証もせず「拡散」させるようなことはしていません。
ニュースエクスプレス運営局さんから、メールで経緯の説明をいただきました。まだ詳細がよくわからない部分もあるので追加で質問を送りましたが、謝罪、削除、経緯説明(まだ途中だけど)といった誠意ある対応はしていただけています。
あとは、「訂正記事」というか正しい事実関係を記載した記事を出してもらえるのか、なんですが、ニュースエクスプレスの方で「事実確認ができない」のでは、それもままならないのかもしれません。というわけで幸福の科学の広報の方に「幸福の科学ナイトだぜよ!」の映像なり音声なりの公開したいので検討してほしいとお願いしています(もともとイベント後に話し合う約束になっていました)。
ぼくとしては、ニュースエクスプレスの問題とは関係なく、もともと公開を望む声があったし、意義深いイベントだったと思うので、公表させてほしいと思っています。
ところで、ニュースエクスプレス運営局さんからいただいた経緯説明のメールでは、「捏造記事」の問題とは別に、写真使用に関する著作権問題についてもちょっと言及されていました。詳細は再度質問中ですが、おそらく、ぼくがtwitterで言及していたこの件にからんでのことではないかと思います。
> たとえば蓮舫氏の写真 http://bit.ly/aH8z6E は、http://bit.ly/cnGJG8 に
> そっくり。菅直人首相 http://bit.ly/bAh7Z1 は、http://bit.ly/9DCf0m に
> そっくり。ともに産経新聞社の写真。
> 12:13 AM Jun 7th webから
コピペされている文章の出典メディアと、写真の出典メディアが違うんですよね。そして写真の出典は記載されていない。許可を得ての使用であれば、提供元を書くのが普通じゃないかという気もします。
ぼくは別に産経新聞社の手先ではないんですが、もし自分の写真がこういう形で無断使用されたらイヤだなと。「やや日」の記事を紹介してくれる際に、該当記事の写真もくっつけるという程度なら、少なくともぼくはとやかく言わないけど(産経新聞社はどうだか知らない)。
ニュースエクスプレス運営局の方から、再度、経緯の説明のメールをいただきました。
まとめると、「幸福実現党 東京発ニュースエクスプレス」のスタッフにはメディア関係者はおらず、問題の記事は、メールで編集部とのやりとりがあった人からの寄稿だったそうです。「現地レポーター」は、それまで「ニュースエクスプレス」での記者活動経験はなく、初めての寄稿だったとのこと。
サイトのアクセス数が増加してきており、『「影響力が多少でもでてくると責任が求められるようになるから気をつけないとね』と話し合っていた矢先」だったそうです。
今後については、トラブル時の対応責任を明確にするためにも記事に署名入れ始め、「ボランティア有志とも本件の教訓を共有化し、再発防止として参ります」とのことでした。
ちなみに幸福実現党との関係で言えば、マークやロゴはサイト作成者である「ニュースエクスプレス」メンバーが党に無断で使用したとのことです。で、これも問題があるとのことで、リニューアルを検討しているそうです。
問題の記事については重ねて謝罪の言葉もいただき、こうして経緯についても丁寧に説明していただいたので、改めてこのメールのやり取りを単独の記事として掲載することはせず、ここで報告して落着、ということにしたいと思います。
ニュースエクスプレス運営局の担当者様、丁寧なご対応、ありがとうございました。
あ、ニュース写真無断使用の件については、捏造記事の件とは無関係に(そもそも「やや日」の利害には直接関係ない)ニュースだと思うので、取材結果は後ほど記事にします。
見に行ったらなくなっていました。アレは、公式サイトではないですよ。
信者の方が作っていたようです。紛らわしいですが。
私も勘違いしていました。
結局信者さんが日刊カルトの大ファンで、行ってきたんだぞ!というメールが、公になってしまっただけでしょ。
追い詰めていくとただの一般信者さんになるでしょう。職員でなくて。
それも、わざわざ足を運んだ日刊カルト新聞のファンの・・・。しかし、今回のことでもう懲りたでしょうね。
お気の毒だったと思うだけです。疑問点などあったが、分かり合えるチャンスが失われた。そんな気がします。もう近寄って来ないのでは?
http://hrp-tokyo.jp/再開しています。
公式サイトでないです。
公示後ですが、幸福実現党応援サイト、ブログは更新しています。
党本部では、幸福実現党を個人ブログで宣伝する事は
絶対禁止しているそうなので、何かあっても、
責任は個人に、ということだそう。
党本部では責任は取らないそうです。以上
党が禁止というより、当たり前に
選挙違反にならないように、
止めてほしいということでしょう。
党に責任はかからないでしょう
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