2014年9月16日火曜日

韓国発、既成教会乗っ取り(?)教団“新天地”=関連“平和団体”の代表者として来日した教祖にインタビュー

新天地教祖・ 李萬熙氏(8月28日、都内某高級ホテルで)
今年の7月から8月に掛けて、日本国内の複数の宗教団体の施設に、9月17日から数日に渡り1韓国ソウルで開催される『宗教と世界平和サミット』なるイベントへの招待状が相次いで届いていたことが判った。

この招待状に記載されたサミット主催団体の代表者が、韓国のキリスト教界で「既成教会乗っ取り教団」と言われている宗教団体の教祖だったことから、ちょっとした騒ぎになっている。

韓国で猛威を振るう「乗っ取り教団」と平和サミット主催団体の関係を追う筆者は、当該団体の関係者に接触。取材の過程では、サミット主催団体関係者が筆者に当該団体代表者へのインタビュー取材を勧めておきながら、数日後に突然取材拒否に転じるなど、不可解な出来事が立て続けに起こった。
最終的に筆者はインタビュー取材に同席することとなったのだが、一連の流れから見えてきたのは、空回りする韓国系新興宗教団体の日本進出と、メディア対応や渉外事に慣れていない“素人”教団を喰い物にする一部“メディア”や政治家の厚顔な貪欲さだった。

「宗教と世界平和サミット」のプログラム
◆「宗教と世界平和サミット」と新天地とは?

 9月17日から19日にかけて韓国ソウルで開催されるという『宗教と世界平和サミット(World Alliance of Religions Peace Summit)』。このサミットを主催するのは『The Heavenly Culture, World Peace, Restoration of Light (HWPL/天の文化・世界平和・光復』なる“平和団体”だ。

HWPLの代表者は 李萬熙(イ・マンヒ)という人物。この李代表が、韓国で「既成教会乗っ取り教団」と非難される宗教団体「新天地」の教祖だ。新天地の正式名称は「新天地イエス教証しの幕屋聖殿」という。李教祖は80歳を超える高齢だが、神の啓示を受け『永生』と呼ばれる永遠の命を獲得したとして教団内で神格化されている。

「新天地は韓国に於いて、狙いを定めた伝統教会に“収穫の働き人”と呼ばれる信者工作員を潜り込ませ、従順な信徒を装って数年から10年をかけ徐々に当該教会の信徒を新天地に改宗させたり、代表者を追放して実権を握り教会自体を乗っ取ったいする。教団内では。乗っ取る対象の教会を“収穫の畑”その教会を乗っ取ることを“山移し”と呼んでいます」(韓国のキリスト教関係者)

数年前、韓国の大手テレビ局が新天地の検証番組を放送した。番組内では、新天地本部前で信者の親が「子どもを返せ!」と叫ぶ抗議活動の様子も映し出された。

「新天地の活動に没頭して、勤め先や学校をやめてしまう信者や、親にも所在を伝えないまま家出して信者同士で共同生活をするなどする信者がいるせいです。昔の日本で言う、“親泣かせの原理運動”のようなもの」(前出のキリスト教関係者)

番組では、こうした親たちの抗議活動について、李教祖がカメラに向かって

「何故非難されるか解らない」

「子供を作りましょうか?(笑)」

などと揶揄する映像も流された。

韓国ソウルの新天地本部前で抗議活動する信者の家族(今年8月)
またクリスチャン系のメディアでも、訓練を終えた“収穫の働き人”を送り出す新天地の壮行式の様子、そしてその“収穫の働き人”が新天地の大規模集会に乗っ取った既成教会のプラカードを掲げて入場するシーンなどが放映された。

新天地を批判した牧師の教会が焼き討ち(2010年)
また、4年前には韓国で新天地に反対する牧師の教会を新天地信者が焼き討ちする事件も発生している。当該牧師によると逮捕された犯人は新天地信者で、懲役4年の刑に処され、共犯者の存在については頑なに否定したという。

◆招待状が届く 

サミットへの招待状
そんな教団の教祖が代表者となっている“平和団体”HWPLから 『宗教と世界平和サミット』の招待状が日本国内の宗教団体など各種団体に相次いで届けられた。

招待状は、キリスト教系の団体だけでなく、仏教系の寺院などにも届いていたことから「乗っ取り教団が日本の寺院も狙っているのではないか?」 と警戒する声が挙がったのだ。

◆返送先は何故か郵便物受け取り代行業者

筆者は8月にこの招待状を入手、返送先となっていた新宿区内の雑居ビルを訪ねたが、該当する所在地には私書箱管理会社があるのみだった。

そこで、招待状に記載された問い合わせ先に電話して取材を申し込んだ。電話口の男性は「資料を渡したい」とのことで、数日後の8月22日に、会うことになった。

◆“平和団体”は新天地を完全擁護

数日後、待ち合わせ場所に現れたのは国際平和グループ東京支部部長の20代の日本人男性とHWPL企画部長の30代の韓国人男性の二人だった。受け取った名刺に記載された新宿区内のHWPL事務局の所在地は、新天地の日本での拠点とされるビルと同一だった。

両氏は、共に新天地信者であることを認めた。F氏は新天地では神学講師をしているという。

両氏にHWPLと新天地について訊いた。

宗教と世界平和サミットについては「主催団体HWPLの代表者が 李萬熙氏であるため、サミットが新天地関連と言われることは仕方がないが、サミットが新天地の伝道のためとか勢力を拡げようとかそういうことではない」と強調。

また「李代表がフィリピンでのミンダナオ紛争の和平プロセルにJICAとは別に多大な貢献をした」とアピール。

新天地が『乗っ取り教団』と非難されていることについては

「でっちあげ」

「新天地の御言葉を聴いて新天地に改宗した人が多く、信徒を失った韓国の伝統キリスト教会がそう非難していだけ」

「キリスト教自体は信徒数が減っているが新天地は増えている。他の伝統教団が10人信徒を増やす間に新天地は2万人信徒を増やした。飛躍的に信徒数が増えたからやっかみがある」

「悪く言われるのは急成長しているから目立っているだけ」

「悪いイメージは、先入観があるせい」

と弁明した。

新天地に反対する牧師の教会が焼き討ちされた事件については

「韓国では警察も動いていないしニュースにもなっていない。写真は個人ブログに載ったもので、個人ブログを通して『新天地は危ない』と流布されているだけ」

と述べた。

両氏は新天地がカルト視されていることについては納得がいかないようだった。筆者がカルト性の判断として「異端か正当かということは問題ではなく、当該団体が人権侵害や財産収奪を行なっているか否かである」と説明すると両氏は「私たちにはカルトの要素は全くない」と胸を張った。

しかしながら「違法な手段は使わない」と言いながらも「伝道時にはビラ配りなどはせず、知り合いを通して御言葉を伝えるが、新天地の御言葉と言う時と言わない時がある」と話し、その理由を「悪いイメージがあるから『新天地』と言うと聴いてもらえない」とした。この伝道方法については「作戦」「ひとつの知恵」と説明し「今はオープンに伝えている方が多い」と付け加えた。

現在の日本の信者数を訊くと「100人ぐらい」との答えが返ってきた。

肝腎の日本からのサミット参加団体については、JICAや統一教会系の世界平和連合や平和大使協議会からは断られたという。但し「名は明かせないが総理大臣経験者が参加する」とのことだった。

◆教祖へのインタビュー決定!

取材終盤、F氏から「うちの代表にインタビュー取材しませんか?」との申し出があった。
翌週、東京で平和セミナーがあり李代表が来日するということだった。

渡りに船とばかりにこの取材要請を快諾、翌週木曜8月28日の午後にインタビューすることが決まった。

取材後、F氏は「日本でメディアの取材を受けたのは初めて」と語り、3人で記念写真を撮った。

両氏と別れた筆者は早速、本紙・藤倉善郎主筆に連絡、文筆業を営む韓国語が堪能なK氏と共に28日にインタビュー取材をする手筈を整えた。

◆一転「取材拒否」

ところが翌週火曜日(8/26)詳細確認のためB部長に連絡したところ、インタビュー2日前になって一転して「カルト新聞は取材拒否です」と取材拒否に遭ってしまった。

新天地側から取材要請をしておきながらが何故かまたその新天地側から取材を拒否されたということだ。取材拒否の理由は、筆者の書いた本紙の過去の記事を読み「主旨が違う」との判断をしたとのことだった。詳しく訊くと「セミナーの主旨が平和にあるため、宗教団体と誤解されることを懸念しているから」との回答だった。

またB部長からはやや日刊カルト新聞の取材を拒否しておきながら「他のメディアを紹介して欲しい」との話があり、筆者は快く知り合いのライター・藤倉善郎氏をB部長に紹介した。

藤倉氏は某雑誌メディアの記者として、取材を申し入れた。この申し入れを李代表サイドは快諾、藤倉氏は知り合いの文筆業を営む韓国語が堪能なK氏とライター仲間である鈴木エイトの同行許可を取り、3人で28日にインタビューに臨むこととなった(要は同じメンバー)。

◆教祖が筆者に暴言!「馬鹿は死ななきゃ治らない」

以下は、ライターの鈴木エイトのレポートだ。
李萬熙(イ・マンヒ)代表インタビュー 2014年8月28日】

28日インタビュー当日。都内某高級ホテルロビーに待機する取材班。指定時間を大幅に過ぎて、ようやく 李代表が待つスィートルームに案内された。
案内の途中に何度か「李代表は今回は宗教とは関係なく平和団体の代表として来日している」と念押しされる。
李代表を取材する我々取材班
漸く対面した 李代表。小柄な老人で80歳を超えているとのことだが「永生」と言われるだけあって確かに若く見える。70代後半にしか見えない。
撮影位置を決め、名刺交換をしてB部長の通訳でインタビュースタート。

その取材の様子を撮影するHWPLスタッフ
何故か、李代表を撮影する我々を撮影するHWPLスタッフという構図に。
藤倉氏が新天地の教祖という立場から宗教指導者としての平和活動について訊くと、8月中旬に中国の“国家副主席”と対談してきたという李代表は、今までに13回世界57ヵ国を巡行し元国家元首や元大統領、女性団体、青年団体、政治家。経済人と会談してきたと話す。
“平和活動”の質問に対しにこやかに答える李代表
ミンダナオ紛争の和平に貢献したという件を、その際にサインした調印書などを示し世界平和に貢献してきたとしきりに強調。
テーブルいっぱいに広げて自慢、タブレットも駆使
筆者がフィリピン政府とイスラム勢力の和平調印の画像を示し「李代表は自分の働きなしにはミンダナオの和平調印は為し得なかったと思っているということか?」と確認すると李代表はハッキリ「そうだ」と肯定。


フィリピン政府とイスラム勢力との調印式(今年3月)
李代表が取り持ったというキリスト教勢力とイスラム教勢力の和平(今年1月)

取材指定時間終盤、同席した女性団体の代表が「一言、言わせてください」と割って入り、その後10分以上”平和”について語り出した。要約すると「メディアは私たちの平和のメッセージを伝えてください」とのことだった。
平和について延々と語る女性団体代表者

インタビュー指定時間が過ぎてしまったため、筆者が「李代表は新天地では『永生』と呼ばれ永遠に生き続け死なないとされているそうですね。李代表が永生券なる手書きのものを書くと信者も永生と得られると言われている。是非私にもその永生券を書いてもらえないか」と頼んだところ、李代表はそのことを否定し、そして『「馬鹿は死ななきゃ治らない』という言葉が日本にはあるでしょ?」と筆者を揶揄した。
新天地関連の質問に声を荒げて答える李代表
インタビューを終え記念撮影をして退室した。K氏によると「李代表は言質を取られるような発言を避けていたようだ」とのことだった。
藤倉氏が李代表と握手
ライターの鈴木エイトも李代表と握手

◆「異端カルト!」

その日の夜、新宿野村ビルで開かれた東京平和セミナーには約120名が集まった。会場で「日本文化振興会」なる団体から表彰を受けた李代表。その賞状には、本紙でもお馴染みの「ドクター中松」の文字も。

両脇を抱えられてつまみ出される参加者
また、会場にいた参加者が突如前に出てマイクを奪い「李萬熙は異端カルトの教祖です。皆さん!騙されないで下さい!」などと叫んで、スタッフに両腕を抱えら退場させられる一幕もあった。

その夜、長崎市に最終夜行飛行便で移動することになっていた李代表、しかし突然その予定がキャンセルされたという。筆者が調べたところ、どうやら長崎市長との会談を画策していたようだ。しかしながら、渉外担当者が交渉事に慣れていなかったためか、実現に至らなかったと思われる。

◆警戒を強める日本の各教会

数年前から九州地方や首都圏では、新天地の活動が活発化していると言われていた。

関東圏のある教会では、信徒が新天地に改宗され「収穫の働き人」となって教会に戻ってきていた事例があったという。

新天地の問題に取り組むキリスト教関係者が語る。

統一教会によるミンダナオ島での“超宗教平和祝福祭り” ニュース新天地より
「新天地は日本で成功した統一教会のやり方を真似ています。平和団体を組織してアピールするやり方も同じです」

ちなみに、フィリピン・ミンダナオ島では統一教会も2年前に“超宗教平和祝福祭り”を開いている。

そして統一教会の機関紙である世界日報(韓国版Web)では、李代表が8月16日に中国の中国全国政治協商会議副主席から「世界平和獅子賞」と「女性平和貢献賞」を受賞したと伝えている。どうやらインタビューで李代表が「会談した」と語っていた「副主席」は「中国の国家副主席」ではなく「中国全国政治協商会議副主席」だった模様。
世界日報より

しかしながらその翌日8月17日、中国北京のホテルで開いた式典イベントの最中に李代表が中国の公安に連行されたとの情報もある。


中国公安に連行される李代表(教会と信仰より)

25 コメント:

匿名 さんのコメント...

なんだかビートたけしに似てる。

匿名 さんのコメント...

ついに新天地きた~!!ある意味楽しみ。
見物です

匿名 さんのコメント...

メシアはいつも韓国からかよ。統一教会もそうだし新天地もそうだし、日本の牧師の対応が楽しみです(苦笑)

匿名 さんのコメント...

「馬鹿は死ななきゃ治らない」ですか。

これは裏を返せば「馬鹿も死ねば治るかもしれない」ということですよ。

良かったじゃないですか!エイト記者!

匿名 さんのコメント...

ダンカン、このやろ!

匿名 さんのコメント...

韓国よりの日本の牧師は多いけれど、まさか新天地ぐらいは見分けてくださいませ。聖書を本当に読んで理解に努めているのか甚だ疑問です。

匿名 さんのコメント...

カルトのほうが聖書みっちり読み込んでいたりするんだなこれが。

匿名 さんのコメント...

バカは死ななきゃ治らないはローマ教皇が韓国に寄せたメッセージでしたっけw。
新天地をヨハン教会連合に入れたらいいと思います。おバカなカルト新興宗教同士が共食いしあっているのをみるのは楽しいプロレスです。

匿名 さんのコメント...

ついに新天地きたか

匿名 さんのコメント...

メシアはいつも韓国からとは限らないであろう。

人民寺院など、アメリカからでもメシアと称し出てきた人はいる。

"容易に"韓国を批判するのは間違い。

匿名 さんのコメント...

この下のホムペ作ってるのは、カルト新聞の人ですか?
https://sites.google.com/site/antireligionwiki/home/sanpougyo

児斗玉文章 さんのコメント...

騙されやすい人は他の教義にもすぐ騙されるでしょうし、
乗っ取ったほうが効率がいいのかもしれませんね。

匿名 さんのコメント...

マンヒに会いたかったな。だってメシアだもんね。日本でもメシアとかって言ってる人もちらほらと聞きますね。ここまできたらある意味笑える。皆さん、引っ掛けに気をつけてください。

匿名 さんのコメント...

キリスト業界の風雲児、イ・マンヒ。こういう奴に限って楽しそうなんだよな。

匿名 さんのコメント...

日本だと「メシア」や「再臨のキリスト」は精神病院に行かないと会えませんが、韓国では石を投げれば「メシア」や「再臨のキリスト」だそうですからねえw・

匿名 さんのコメント...

精神病院に行かなくてもメシアだと思っている人はいますよ。本当に笑えますね。

匿名 さんのコメント...

ポルポト派がカンボジアで行った狂気の内で最悪とされている蛮行
http://syarecowa.moo.jp/107/6.html
・自由恋愛の禁止、無作為の相手との強制的な結婚
統一協会=ポルポト派

匿名 さんのコメント...

ポルポトは古タイヤと一緒に燃やされるというふさわしい末路を辿ったわけだが
食口はいつになったら淫売ゲス野郎韓鶴子の生首でサッカーをして正義をしめすのかね?
そのときは俺がPKやってやってもいいぞ



食口が曲解している部分もあるので説明します私はただ、統一教会信者に、せめてクメールルージュと並ぶ程度のモラルを持ってほしいだけなんですクメールルージュはポルポトに私刑する事で、形だけとはいえ贖罪をしましたなぜ、統一信者はその程度のことさえ出来ないのでしょう?私はそれが悲しい

今のままでは食口はみんな元ポルポト派以下となってしまいますそれで良いのでしょうか?騙されただけなのに

匿名 さんのコメント...

なめ猫氏はやや日に協力してたのに、エイト氏には自分の手柄のように使われ、ツイッターでやや日の名前を出しただけで藤倉氏からボロクソに言われた。
なんだかな・・・

匿名 さんのコメント...

貧乏な日本のキリスト教会には関係ない異端だと思っていたけど、そうでもないのですか・・・

日本ではなく、もっと他に狙いやすい国があるでしょうに。

匿名 さんのコメント...

日本以外で金があって狙いやすい国ってどこ?

匿名 さんのコメント...

名誉欲とカルト新聞の記者の取材に応じた教組。
なんだか「愉快な池田大作」みたいでんな。

創価学会をある意味、乗っ取って私物化したのも池田大作だし。

匿名 さんのコメント...

あ、この教組様、大川隆法と同じでバカボンヘアだ。

匿名 さんのコメント...

この年代の韓国人としては一般的な髪形

匿名 さんのコメント...

李萬熙に横に座る女性、ボランティア団体の代表のようですが、実は彼の浮気相手の一人です。キム・ナムヒと言いますが、老いぼれ爺さんよりも新天地の実権を握っているようです。
教祖李萬熙の女性スキャンダルの記事を紹介します。
北風と太陽 2015韓国カルト新天地情報 ③教祖・李萬熙(イ・マニ)の女性問題裁判のとんでもない結末
http://freedom-cult.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/2015-21c8.html