『Bansweek』最新号は、昨年12月31日のコミケで発刊された紙版の同誌をkindle化したもの。内容は紙版と同じで、日本脱カルト協会の黒歴史を含む「滝本太郎弁護士18年前のセクハラ騒動全真相」を特集している。
『Bansweek』は2017年に幸福の科学等の抗議により藤倉総裁のTwitterアカウントが凍結された事件を機に創刊された「BANとカルトと表現の自由を考えざるをえないニュース誌」。最新号は第6号にあたり、kindleでは創刊号から全て読むことができる。「日本版」と銘打っているが、いまのところ海外版の目撃情報はない。
『ジャーナリズムと建造物侵入罪』は、幸福の科学の一般公開施設への取材が建造物侵入罪に問われ裁判中の藤倉総裁が、10以上の自身の取材事例を紹介しながら、建造物侵入罪との兼ね合いや報道の自由や独立について考察する。昨年noteに連載した同タイトルの有料記事を1冊にまとめたもので、連載の料金1本100円(全8回、計800円)に対してkindle版は500円。お得な約7万字の超大作だ。
「報道の自由と建造物侵入罪の兼ね合いが争われる刑事裁判は私のケースが日本初と聞いています。私は一審で有罪判決を受け現在控訴中で、裁判所の判断はまだ確定していません。noteの連載を終えた後に、旭川医大の学長解任問題の取材をめぐって北海道新聞の記者が建造物侵入容疑で逮捕される事件も起こりました。報道のあり方と法律との兼ね合いを、しっかり問い直す必要がある」(藤倉総裁)
やや日刊カルト新聞社では、同書を新たな電子書籍レーベル「やや日ブックレット」の第1弾と位置づけ、関係者は「今後、電子書籍の充実を目指したい」と語る。通常は時事報道を主体とする本紙(ウェブサイト)とは別に、テーマ別に掘り下げる新たなコンテンツの展開を目指す考えだ。
一部情報によると、藤倉総裁と漫画家の村田らむ氏との間で新たな電子書籍発刊の悪巧みも進行中とされる。
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