「教団の実態を暴いて精神的苦痛を与えてしまいました」 |
これは、統一教会が公式サイトに掲載した記事『関西大学講師が当法人信者学生に謝罪』を読んだ鈴木主筆が「統一教会が引き起こしてきた数々の社会問題を報道し、全国の統一教会二世信者を傷つけてきたのは自分の方が先駆者。これまでに掲載した数百本に上る記事の中で教団の実態を暴露したことによって統一教会二世信者の“心情を蹂躙”してしまった。是非、公の場で謝意を示したい」と自ら名乗り出たものだ。
◆統一教会が一方的に掲載
統一教会の公式サイトに掲載された当該記事は以下の内容だ。
【統一教会(家庭連合)公式サイト 2015年12月23日】INFORMATION
関西大学講師が当法人信者学生に謝罪
宗教社会学者の中西尋子氏(関西大学非常勤講師)が10月21日、関西大学で行われた講座「世界の宗教」の中で、世界平和統一家庭連合(旧:世界基督教統一神霊協会)に対する差別的な言動を行っていたことが判明しました。
同講座を受講していた学生から、精神的苦痛を受けたとの相談があり発覚しまし た。後日、学生が抗議文を作成し、中西氏に謝罪を求めたところ、不用意な発言だったことを認め、「文書での謝罪はできないが、傷つけたことは謝る」と謝罪 したとのことです。なお、被害学生は当法人信者であり祝福二世です。また、友好団体ワールドカープジャパンに所属しています。
講座の中で中西氏は、数多くある新宗教の団体の名前を挙げる中で、特に家庭連合に対してのみ「社会問題になっている」、と明らかに他の宗教団体とは異質な印象を与える発言を繰り返していたとのことです。
大学の講座という公的な場で、法人格を持った特定の宗教を誹謗中傷する行為は、 大学で教鞭をとる者としてあってはなりません。そもそも、同講座のシラバスには「この講義では世界の主要な宗教について取り上げ、人々との関わりや宗教の 社会に対する働きを把握することを通して、社会や文化の多様性を理解することをめざす」とありますが、中西氏の発言は明らかに講座の趣旨とは異なります。
全国の大学で展開される「カルト対策」がこのような被害を生まないよう、当法人としては関心を持ってまいります。
W-CARP JAPANの公式サイトにも同“ニュース”が掲載されている。
【W-CARP JAPAN 公式サイトNEWS 2015年12月29日】◆男子学生、涙の抗議!?
関西大学講師が家庭連合信徒学生に謝罪
関西大学の非常勤講師が大学の講義で、本会の友好団体である世界平和統一家庭連合(旧:統一教会)に対して差別的な発言をしたことがわかりました。
後日、同講師は被害学生に対して個人的に謝罪したとのことです。詳細は、家庭連合のホームページをご覧ください。
2012年には、佐賀大学CARPに所属していた学生(両親が家庭連合信徒)が、同大学准教授から信仰を軽蔑・侮辱される事件が起こっており、大学 では今なおこのような「人権侵害」が繰り返されています(佐賀大学の事件では、被害学生とその両親が裁判を起こし、佐賀大学に損害賠償を命じる判決が出て います。現在、係争中)。
大学で教鞭をとる教員は社会的に大きな影響力を持っていますので、その言動が「信教の自由」をはじめとした基本的人権を侵害することのないよう、責任を持って行動していただきたいと思います。
どちらも関西大学の講師が統一教会について「社会問題になっている」と授業で話したことを“差別的”と捉え、その発言に対し同大学に在籍する統一教会二世のCARP学生(「精神的苦痛を受けた」「被害学生」と表現)が抗議し、当該講師が学生に口頭で謝罪したとしている。
CARPの内部情報に詳しい事情通はこう話す。
「この二世信者は男子学生で、抗議文を示してボロボロ涙を流したと聞いています。その甲斐あってか当該講師から口頭での謝罪を得ることに成功したそうですよ」
◆「公然と事実を指摘して二世信者を傷付けてきた」と反省する本紙主筆
この“CARP男子学生・涙の抗議事件”について、これまで本紙紙上に於いて統一教会問題担当デスクとして教団による偽装勧誘や霊感商法、政治家との関係など統一教会絡みの様々な“社会問題”を報じてきた本紙・鈴木エイト主筆はこう語る。
「教団の公式サイトの記事には『家庭連合に対してのみ「社会問題になっている」、と明らかに他の宗教団体とは異質な印象を与える発言を繰り返していた』と記述されている。これは全くその通りで、こんなに社会問題を起こし続け他の宗教団体とは異質な印象を与える教団は他にない。本紙の藤倉総裁が【キング・オブ・カルト】と呼称したほど。この程度の指摘に『誹謗中傷』と脊髄反射するあたりが、やはり自己反省なきカルト教団で純粋培養された二世らしいところだ」
「それにしても『社会問題となっている』と公知の事実を指摘しただけで、謝罪を要求され、教団や原理研の公式サイトで一方的に『謝罪した』と掲載されるとは、中西講師もとんだ災難に見舞われたものだ。中西講師は、統一教会の渡韓日本人妻に現地で調査をおこなっており、その内容は北海道大学の櫻井義秀教授との共著【統一教会 日本宣教の戦略と韓日祝福】に詳しい。いわば教団にとって“不都合な真実”を知る研究者の一人であり、以降、教団から嫌がらせ的な抗議文を度々送りつけられている。例えば2011年6月には、同年3月に平凡社が発行した『宗教と現代がわかる本2011』に掲載された中西講師の記事『韓国に渡った統一教会日本人女性信者の実態』に対して、統一教会松濤本部の太田朝久広報部長(当時)が『当法人が、いわゆる「霊感商法」や「正体隠しの布教」をしている事実はありません。また、当法人が「日本においてヒト、カネの収奪を行っている」などの主張は事実無根であり、当法人の名誉を著しく毀損するのであります』と抗議している。統一教会が霊感商法や正体隠し布教を行なってきたことは、それこそ周知の事実であり『何を言ってるの太田さん』という感じ。中西講師はその他にも、統一教会が小学館を訴えた週刊ポスト裁判でも槍玉に挙げられるなど、教団から目の敵にされている。中西講師には、この手の“嫌がらせ”に臆することなく今後も、積極的に発言してほしい」
また、鈴木主筆はカルト二世の“心情”をこう指摘する。
「私は昨年4月、新宿で統一教会二世信者による偽装勧誘を取材していた際に、二世信者の女子大生に対し勧誘時には『霊感商法や正体隠し勧誘により社会的に問題があるとされている宗教団体の伝道です』と言うよう注意したところ『なんでそんな酷いこと言うんですかぁ~』と泣かせた前科がある。泣かせたことは申し訳なく思うが、教団の実態を突き付け、現実を認識させ るためには仕方なかった。今回の関大CARP学生は男子学生であり、涙まで流していたというのだから実にみっともない。私が泣かせた二世信者は二十歳の女子学生だった。あれが男子学生だったら相当“引く”と思う」
「中西講師の指摘は本紙で私が報じてきた統一教会に関する社会問題に比べたら随分と控えめなものだと思う。私はこれまで教団による組織的な偽装勧誘・霊感商法や政治家との関係などを報じてきた。いわば教団の裏の顔を暴き、結果として二世信者に多大な精神的苦痛を与えてきたと思う。傷つけたことは否定しないが、自身が被ったと思い込んでいる“精神的苦痛”の原因は実際には教団側にあると二世信者も現実を認識してほしい。自分が置かれた状況を正しく理解し、教団や親を見限った賢明な二世も多い。盲目的に教団や信者である親を信じたい気持ちは解るが、余りにも精神年齢が幼い」
そして鈴木主筆は自らの行ないについて「紙面での謝罪はできないが、傷つけたのなら謝りたい」と年明けの本紙主催イベント【カルト新年会】で全国の二世信者に謝罪することを明言した。
「1月4日に阿佐ヶ谷LOFTで開催するカルト新年会では、壇上からしっかりと謝意を示したい。是非統一教会のみならず多くのカルト二世信者に来場してほしい。せっかくカルト割もあることだし。二世が来ないと謝らないかも」
最後に鈴木主筆はこう締めくくった。
「今後も全国の偽装施設や街頭で展開されるであろうカルト勧誘が、このような二世が生まれる被害を出さないよう、本紙としても関心を持ってまいりたい」
~本紙関連記事~
6 コメント:
うちは元のつく3万双家庭ですが、脱会して良かったと元2世?の娘は非常に喜んでおります。
もっともっと教会の実態は悲惨です。私が在籍した20年で、どれだけの知人が死んでいったことか。
がんばれカルト新聞!
本当マスコミには頑張ってほしい
自民党の政治屋と統一協会はズブズブだと多くの人が知って欲しい。
あいかわらず信者はヤフコメでAV嬢叩き、タトゥー叩き、芸能人スポーツ選手の不倫叩きにご執心(笑)
ヤフー知恵袋でもエイズや家庭の不和などで釣りまくり(笑)
ウチの近所の話なんだけど、最近、健康に関するアンケートの電話をいれてきて、
答えた後に「高麗人参茶のおいしい入れ方を指導します」だとか喋って、
家庭にあがりこむつもりの輩がいたんだとよ
こいつらの一派なんだろうな(笑)
世界平和統一家庭連合とは長い名前ですね、
旧統一協会(細かいですけど統一教会では、違和感を感じます)の
名前が変わっただけですよね。
週刊新潮の1/14号・特別読物に、ジャーナリスト藤倉善郎氏の
記事がありました。
さすが総裁、あらためまして、
池田大作
大川隆法
深見東州
の理解の参考になりました。
衆議院が解散し宗教や風俗の動きが活発になり拡散のご協力をお願い致します。
宗教や風俗の選挙活動が始まるようです。宗教や風俗からの電話、サクラバイト、呼び出し、訪問勧誘、念書、全て無視しましょう!
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