2017年10月3日火曜日

カルト候補・柴田未来氏、信念曲げて希望の党入りを希望=衆院選・石川2区

柴田未来氏
10月22日投開票の衆院選に、浄土真宗親鸞会の幹部信者・柴田未来氏が再び立候補を予定しています。柴田氏は一時、石川2区で民進党から出馬が決まったものの、直後に民進党が事実上の解体。すると前回の参院選で「憲法改正反対」「安保関連法廃止」を主張してきたはずの柴田氏はしれっと、憲法改正と安全保障関連法の容認を謳う希望の党への公認申請の方針を表明しました。それでいてメディアの取材に対して「信念を曲げてまで無理に出ようと思わない」などと、わけのわからないことを口走っています。

柴田氏は昨年の参院選で石川選挙区から野党統一候補として立候補し落選。公示直前に支援者の集会で、選挙対策として親鸞会を形の上でのみ脱会したと「偽装脱会宣言」まがいの発言をし、選挙が始まって以降は親鸞会の支援を受けていました。


■ウソつきカルト幹部

柴田氏は、全国の大学で偽装勧誘等が問題視される宗教団体「浄土真宗親鸞会」の信者。学生時代は、親鸞会という団体名を隠して一般学生を偽装勧誘する親鸞会の偽装学生サークルの所属。弁護士となった後は、親鸞会の信者で顧問弁護士である小堀秀行弁護士が所長を務める弁護士事務所「兼六法律事務所」に所属し、昨年の参院選での立候補が決まった時点では教団内で「特専部」に所属していました。特専部は教祖・高森顕徹会長直属の幹部組織で、医師や弁護士など、一定の社会的ステイタスを持つ信者が所属。教団の運営等について助言するブレーン集団です。

【参考記事】【参院選】民主・社民推薦の候補はカルト宗教の幹部信者だった=石川選挙区

【参考映像】社民・いしかわ市民連合による取材妨害(動画の0:10辺りから、本紙による直撃に対して親鸞会信者であることを認める柴田氏の発言あり)

昨年の参院選を前に石川県内で柴田未来氏と共同街宣する福島みずほ氏(社民党)、山口二郎氏(法政大学)、本間信和氏(SEALDs)といった野党連合の皆さん(写真右から順)
昨年の参院選で柴田氏は、民進、共産、社民、生活の4党推薦で野党統一候補として立候補。市民連合やSEALDsなどの支援も受けましたが、当選した岡田直樹氏(自民)にダブルスコアに近い差をつけられ落選しました。

参院選公示前、石川県内で一部の支援者が親鸞会との関係について柴田氏に説明を求める緊急集会を開催。この席で柴田氏は、すでに親鸞会を退会したとして、以下のように説明しました。

「一回、中立的立場をとる、身を引くのもいいのではないか”と、選挙の神様と言われる人から言われました」

「私の内面は誰も触れませんから、それをどう表現するのかということを、私のわがままを通すのはやめました」

親鸞会に対する内面での信仰は維持しつつも、信者であることを「表現する」のをやめたという趣旨での退会。つまり、選挙対策としての偽装脱会だと自ら宣言しているようなものです。

この席で柴田氏は、弁護士になった後にアメリカ留学したことに触れ、「(親鸞会との)縁を遠のけるためにアメリカに行ったんです」と支援者に説明。しかし本紙が入手した親鸞会のメーリングリストによれば、柴田氏はアメリカ留学中にアメリカ人を勧誘し、教団本部(富山県射水市)での高森顕徹会長の教学講義に参加させています。

支援者に対してすらウソの説明をして立候補したのが、参院選の際の柴田氏です。

参院選終了後、雑誌『宗教問題』15号が掲載した親鸞会特集では、親鸞会側が選挙の際に「退会」したはずの柴田氏を支援していた事実も判明しています。参院選後に親鸞会と接触した人物によると、その時点でもなお親鸞会幹部が柴田氏を「うちの柴田」呼ばわりし、完全に身内扱いしていたといいます。

柴田氏が形式上は実際に退会した可能性はありますが、実質的に偽装脱会であると言わざるを得ません。

■衆院選では希望の党にすり寄る

柴田氏は昨年の参院選に立候補した際には、憲法改正反対、安全保障関連法廃止を謳う市民連合などの推薦を受ける野党統一候補として、地元メディアの取材や地元での討論会で、同様の主張を表明しています。

【中日新聞】主な立候補予定者に聞く<中> 柴田未来(みき)氏(無所属新人)

現職・岡田氏「国民の命守る責任」 新人・柴田氏「安保関連法廃止を」

ところが今回の衆院選での公認をめぐっては、一時は柴田氏擁立を決めた民進党が事実上解体。多くの候補予定者が小池百合子氏率いる希望の党への合流を目指し始めると、柴田氏もならって希望の党に公認申請を出す方針を表明しました。1年前の選挙では憲法改正と安全保障関連法に反対して立候補していながら、憲法改正と安全保障関連法の容認を公認条件として掲げる希望の党に乗り替えようという姿勢です。

10月2日『読売新聞』朝刊は、この柴田氏についてこう報じています。

〈柴田氏は取材に対し、「無名の新人が無所属で出るのは本当に難しいのでその選択肢はない」と、希望の党の公認が得られなければ出馬しない考えを示し、「信念を曲げてまで無理に出ようと思わない」と本音を漏らした。〉

【読売新聞】衆院選 民進立候補予定者に不安

信念を曲げて希望の党入りを希望していながら、「信念を曲げてまで無理に出ようと思わない」と言い放つ、わけのわからないコメントです。政策の内容よりも、自分が国会議員になることが第一目的のようです。

もっとも、昨日、民進党の枝野幸男代表代行が新党「立憲民主党」の設立を表明し、民進党リベラル系の受け皿になることを目指しています。柴田氏が再び信念を曲げて立憲民主党にすり寄る可能性もあり、いまだ予断を許さない状況です。

本紙政治部・藤倉善郎デスクの解説です。

「だいたい、参院選のときに説明を求めて集まった支援者に対してすらウソをついてだまくらかそうとした柴田氏ですよ。憲法がどうの信念がどうのといくら言ったところで、ウソつきの言葉にすぎない。しかも柴田氏は偽装脱会宣言まがいの発言をするだけで明確な脱会の表明すらしていないし、カルト信者としての活動について反省も総括もしていない。こんな候補者を公認・支援するのであれば、政党であれ市民団体であれカルトの手先です」

7 コメント:

キャノン さんのコメント...

柴田氏に政治信条はみられない。
政治家になるためなら嘘・まやかしで
あろうがなんでもするということでしょう。

匿名 さんのコメント...

そんなことばかり言っていると、当人からヘイトスピーチで訴えてやるなんてことが

匿名 さんのコメント...

石川県民ですが政策、主義主張が二大政党制を作るため(反自民)以外なにもない上にトップの意向に沿うただの駒でしかないこういう3人が日本政界の癌といういい例だと思います。

匿名 さんのコメント...

この顔こわ~い。夢に出てきそう。

匿名 さんのコメント...

全く残念です。前原さんも同じですが勢いやちからになびく人は信用できません。
もっと市民派の人かと思っていました。

匿名 さんのコメント...

石川出身なのですが、そういや参議院には無所属で出てましたね。
カルトに所属してた事は知りませんでしたが、
あの時は社民推薦で出て、安保反対などを掲げてたのに希望に入ったのですかそうですか・・・

匿名 さんのコメント...

浄土教系とネオリベラルって日蓮宗とナショナリズムみたいなもので
彼女の信仰的にはこれが一番適切な選択にも思えます
むしろ驚くべきは社民がネオリベラルに回収され得る(親和性がある)ってところではなかろうか