2017年10月10日火曜日

安倍昭恵夫人が名誉顧問のイベント、代表者は新興宗教の教祖様=衆院選候補者も多数が役員に

不二阿祖山太神宮を参拝する安倍昭恵氏。隣は同神宮の代表者・渡邉政男大宮司(安倍昭恵氏のFacebookより)
安倍晋三首相の妻・安倍昭恵氏が宗教がらみのイベントの名誉顧問を務めている問題で、同イベントの実行委員長で「不二阿祖山太神宮」の大宮司を名乗る人物が、実は設立たった8年の新興宗教の教祖だったことがわかりました。このイベントで70人近い現役国会議員のほか首長や地方議員が顧問などを務め、多くの行政機関が後援についていることなどを、9月25日に『日刊ゲンダイ』が報じていました。

不二阿祖山太神宮は、トンデモ偽書「宮下文書」に基いて古代富士王朝の中心であった「不二阿祖山太神宮」の再建を目指す宗教団体。この宗教団体の背景や「宮下文書」について情報収集にのめり込みすぎた本紙・藤倉善郎総裁は、あまりの面白さに疲労困ぱい。「おかげで異様に長い記事になってしまった。読むのが面倒くさい人は、記事末尾の国会議員一覧だけ見てみてほしい。今日から始まった衆院選の立候補予定者もたっぷり混じってますよ」などと語っています。



■独自の歴史観に基づく宗教イベント

FUJISAN地球フェスタWA2017
この問題は、宗教法人「不二阿祖山太神宮」あるいはその関連団体であるNPO法人の関係者が実行委員長など主要幹部を務める「FUJISAN地球フェスタWA2017」(10月14~15日に熊本県阿蘇市で開催)で、安倍昭恵夫人のほか約70人もの国会議員が名誉顧問や顧問として名を連ねているというもの。国会議員の所属政党は、自民党が大半ですが、公明党、維新の党、旧民進党・民主党系の議員もいます、厚木・御殿場・阿蘇の各市長、地方議員も顧問についているばかりか、主要官庁や地方自治体、教育委員会やマスコミ各社までもが後援しています。同イベントが、実質的に不二阿祖山太神宮の関連イベントであることから、政教分離上の問題も指摘されています。

【日刊ゲンダイ】雲隠れの昭恵夫人 今度はカルトイベントの名誉顧問に就任

実行委員長の渡邉政男氏は、「FUJISAN地球フェスタWA2017」のウェブサイト上では「NPO法人 地球と共に生きる会 理事長」「みんなの富士山学会 会長」と記載されていますが、宗教法人「不二阿祖山太神宮」の大宮司を名乗る人物でもあります。

不二阿祖山太神宮
「不二阿祖山太神宮」は、山梨県富士吉田市に本部を置く宗教団体。200~300万年前のこの地に天皇を頂点とする「富士王朝」(古代富士王朝)があったと主張。当時の天皇家縁の神社であった「不二阿祖山太神宮」の再建を謳っています。この富士王朝があった地は、富士高天原とも呼ばれます。

200~300万年前と言えば、現在の人類は誕生しておらず、まだアウストラロピテクス的な猿人がうろうろしていた時代。とても天皇を頂点とする王朝があったとは思えません。

「FUJISAN地球フェスタWA」は2014年からスタートし、2014、2015年には八幡書店社主・武田崇元氏、学研『ムー』編集長・三上丈晴氏とともに不二阿祖山太神宮や周辺の神社や史跡をめぐるなどする「富士高天原ツアー」、2016年には同じく武田氏、三上氏による講演会「富士王朝と高尾山古墳の謎」を開催。また、「FUJISAN地球フェスタWA」の関連イベントとして例年、稲やマコモ収穫祭なども行っていますが、これは不二阿祖山太神宮が「神農法」と称して稲やマコモを栽培している富士吉田市内の田で行われています。

明らかに、「不二阿祖山太神宮」の教義と関わりが深いイベントです。

■トンデモ偽書「宮下文書

『神皇紀』(国会図書館
同神宮のウェブサイト「御由緒」のページでは、『神皇紀(じんのうき)』の引用によって神宮の成り立ちを説明しています。この『神皇紀』は、複数の文書からなる「宮下文書」(富士古文献)をダイジェスト版として大正時代に発刊されたもの。

「宮下文書」は「富士古文献」とも呼ばれ、神代文字で書かれていた文書群を、日本に渡来していた中国・秦朝の学者・徐福が紀元前3世紀に翻訳し、富士山噴火や時の権力からの弾圧をくぐり抜けて写本が明治16年(1883年)に発見されたとされています。ところが、『古事記』や『日本書紀』が基本的に漢文で書かれているのに対して、それより古いはずの「宮下文書」が日本語文法で書かれているという矛盾や、「人民」「海軍」「元帥」「大本営」といった近代に入って使われ始めた言葉が登場することなどから、江戸時代以降に作られた偽書とされています(神奈川徐福研究会定例会資料)。

偽史研究家の原田実氏は『偽史と奇書が描くトンデモ日本史』(じっぴコンパクト新書)などの中で、そもそも徐福が渡来したということ自体が史実ではないとして、「宮下文書」を偽書と断定しています。

『偽史と奇書が描くトンデモ日本史』

(宮下文書に登場する)木花咲耶姫(このはなさくやひめ)が富士の火口に飛び込んで富士山の不護身となる、という印象的なエピソードについても、木花咲耶姫が富士山の神とみなされるようになったのは江戸時代初期からであり、このことからも、(宮下)文書は近世以降に成立したものであるという見方が強い。

しかし一部には宮下文書を信奉する人々や宗教団体があり、かつてオウム真理教の教祖・麻原彰晃(松本智津夫死刑囚)が富士山麓に教団本部を構えることを決めたのも、月刊誌『ムー』に掲載された宮下文書特集の影響であるとも言われています。

■設立8年の宗教団体と「生き神様」

不二阿祖山太神宮の代表者である渡邉政男氏は大宮司を名乗り、伝統的な神道のようにも思える装いですが、近世に入ってから作られたと考えられる偽書を根拠とした神社である時点で、新興宗教(新宗教)であることは明らかです。しかも本紙が不二阿祖山太神宮の登記情報を確認したところ、法人設立は平成21年(2009年)。やや日刊カルト新聞社と同じ年の設立で、その歴史はたった8年しかありません。

不二阿祖山太神宮の登記情報(平成24年3月閉鎖=現在の場所に移転のため)
不二阿祖山太神宮の設立当初の法人名は「天住の会(あすみのかい)」で、所在地は山梨県都留市。2012年に「不二阿祖山太神宮」と改め、所在地を現在の神宮の場所に移転しました。もともとこの場所にあった宗教法人ですらないのです。

「天住の会」と名乗っていた時期に、信者から勧誘を受けたAさんに話を聞くことができました。

「私が勧誘されたのは2010年のこと。知人が天住の会の信者で、会のおかげで自分にいろんな奇跡が起こったと言って、何度も熱心に誘われたんです。その知人から、教祖様は宇宙を創ったすべての大元の神様からご神示を受けてこの会を作った、生き神様だと言われました。教祖様は会では“聖主(せいす)様”と呼ばれていて、私も実際にお会いしました。知人からは“宗教ではない”と言われて誘われたのですが……」

天住の会は2010年にはすでに宗教法人として活動していました。信者が「宗教ではない」と言って勧誘していたのが事実であれば、統一教会などのカルト宗教に見られるのと同じ、偽装勧誘である可能性もあります。

Aさんに、不二阿祖山太神宮の代表者である渡邉政男大宮司の写真を見てもらったところ、同じ人物だとのこと。

「怪しいと思って、それ以上は関わりませんでした。もう金額は覚えていませんが、様々な名目でお金を取る宗教だったことは覚えています。たとえば、天住の会にはお守りがあって、これを持つ者は“神の子”として認められ、神の子として認められないものはお守りを持つことができず救われないというんです。そして、このお守りを持つ人は、月々、使用料を払う。変わったシステムだなと思いました。ほかにも、ヒーリングを覚える勉強会や試験があって、その都度、費用がかかる。ヒーリングには1度に1人を癒せるパワー、10人、100人を癒せるパワー、1000人力パワーといった調子でいろんな種類があり、それぞれに勉強会や試験があるんです。ヒーリングができるようになると、薬の副作用や食品添加物の毒性を消せると言って、私を勧誘して来た知人は、薬やスナック菓子にせっせとヒーリングをしてました」

神職でもない一般信者がヒーリングパワーを授かるためにいくつもの勉強会や試験を受けるというあたり、伝統的な神道とはかなり違う教義をもつ宗教のようです。

天住の会では、「奇跡の水」なるものもあったそうです。

「当時、会の本部とは別の場所に不二阿祖山太神宮があって(※これが現在の本部のようです)、そこで汲んだ水を“奇跡の水”だと言って、信者は自慢げに水筒に入れて持ち歩いていました。これはお金はかからないようで、自分で汲みに行っていたようです。難病が治ったり開運したりするすごい水だそうです」

現在、不二阿祖山太神宮は、この水をペットボトルに入れて500円で販売しています。

■不二阿祖山太神宮に聞いてみた

不二阿祖山太神宮に電話をかけて、現在の宗教法人「不二阿祖山太神宮」の成り立ちを聞いてみました。

「渡邉政男・大宮司は、東京の生まれですが富士山の裾野に養子に来て、その後40年間、宮下文書の研究をされてきました。そのことから、不二阿祖山太神宮の再建に着手されたのです。はじめは任意団体“地球と共に生きる会”として数人のメンバーでスタートし、2002年にNPO法人格を取りました。この頃から不二阿祖山太神宮の再建は始めていましたが、神様事を手がけるには宗教法人が必要だということになり、2009年に宗教法人になりました。山梨県は、かつてオウム真理教があった地でもあるので、宗教法人を取得するのにかなり時間がかかりました」(担当者)

渡邉氏は、もともと不二阿祖山太神宮の宮司の後継者一族でも神道の神職でもないようです。

2010年に勧誘された人が渡邉氏のことを「生き神様」と聞かされたり、「宗教ではない」と言われて勧誘されたりしたという証言については、担当者はこう説明します。

「大宮司は、自分から神様を名乗ったりはしていません。しかしその人柄に触れて、大宮司を生き神様だという人はいます。“宗教じゃない”という話については、それを口にした方がどのようなつもりでおっしゃったのかはわかりませんが、明治時代以前の伝統的な日本人の生き方を追求するという部分が、多くの方がイメージする“宗教”とは違うというニュアンスで言ったのではないでしょうか。ヒーリングというのはやっていませんが、富士神仙道の奥義をやっているので、それを今風にヒーリングとおっしゃっているんでしょうか。それはいまも、希望する方にはお教えしています」(担当者)

「FUJISAN地球フェスタWA」について担当者は、稲刈り体験などを「神示」として行っていることは認めましたが、「布教ではない」としています。

不二阿祖山太神宮のウェブサイトに掲載されている古地図
神宮のウェブサイトには、いま不二阿祖山太神宮がある場所に、もともとの不二阿祖山太神宮があったことを示す古地図があるということが書かれています。この古地図の出典も「宮下文書です」(担当者)。

不二阿祖山太神宮の存在そのものも再建の場所も、全てが宮下文書に依拠しています。宮下文書は偽書であるというのが定説ですが、その点について尋ねると、こんな答え。

「それは歴史ロマンということで、いいんじゃないでしょうか。学術的には偽書とされていますが、その内容には必ずしもウソではない部分もあるのではないでしょうか」(担当者)

ですよね。歴史ロマンですよね。

■スタートは日本会議などの保守系人脈か

宗教に科学や史実を要求するのは無粋だとしても、政治家や行政がこれを支援するというのは、また別の問題です。「FUJISAN地球フェスタWA」に、政界関係者などがどのように関わってきたのかを整理してみます。

「FUJISAN地球フェスタWA」は2014年に第1回が山梨県内で行われ、その後の2015年1月、同フェスタの事務局が〈「FUJISAN 地球フェスタWA2015 実行委員会」設立発起人(世話人)承諾のお願い〉なる文書を作成しています。差出人は、当時すでに発起人代表を名乗っていた、愛知和男氏(元衆議院議員=自民党)、渡邉政男氏(NPO法人地球と共に生きる会理事長で不二阿祖山太神宮大宮司)、長崎幸太郎氏(衆議院議員=無所属)、小島一郎氏(厚木市議会議員)の4名の連名。

後述するように、「FUJISAN地球フェスタWA」に安倍昭恵氏や大量の国会議員の名が顧問などとして並び、中央官庁や地方自治体の後援が一気に増えたのは、この2015年からです。

この文書では事務局の所在地は「東京都台東区浅草橋4丁目11番4号Icon Lab 秋葉原1階」となっています。これは、2014年と15年に「FUJISAN地球フェスタWA」の後援団体となっていた「NPO法人 頭脳スポーツ財団」の事務局所在地と同じ。そして頭脳スポーツ財団の役員には、2015年以降、「FUJISAN地球フェスタWA」の代表発起人で特別顧問の上田勇氏(衆議院議員=公明党)の名もあります。

頭脳スポーツ財団は、「社会貢献事業グループ」というグループの構成団体で、事務局の住所は同グループの事務所の所在地でもあります。また同じく社会貢献事業グループの構成団体に「国連NGO日本チャリティ基金支援機構」があります。「国連NGO」を名乗っているものの国際連合広報センターの「日本に本部を置く国連NGOには記載がないという、よくわからない団体ですが、この団体のウェブサイトにも2014年10月11日付けで〈国際フェスタ開催について・・・FUJISANN地球フェスタ活動〉との記載があります。社会貢献事業グループの複数の構成団体が「FUJISAN地球フェスタWA」に関わっていたことがうかがえます。

社会貢献事業グループの初代会長とされる中條高徳氏(故人)は、アサヒビールの元社長で日本会議の代表委員でもあった人物。2014年の「FUJISAN地球フェスタWA」では、日本会議も後援団体になっていました(Web Archive)。

「FUJISAN地球フェスタWA」は、こうした保守系社会運動の人脈とも絡み合いながらスタートしたイベントのようです。

もともと宮下文書をめぐっては、保守系政治家の影が見え隠れします。宮下文書のダイジェスト版『神皇紀』は、前述の通り大正時代に出版されました。これが1981年に『神皇紀:天皇家七千年の歴史』(日本国書刊行会)から復刻されています(日本図書刊行会ではありません。日本国書刊行会です)。原田実氏『日本トンデモ人物伝』によると、日本国書刊行会の会長には中山正暉・衆議院議員(自民党=当時)、推薦文に斎藤滋与史・建設大臣(当時)が名を連ね、出版パーティーでは中山議員がこんなスピーチをしたとか。

「ユダヤ人が希望の丘と言っておりますシオンの丘、このシオンというのが日本の祇園」

「日本に新しい愛国心を盛り上げることができれば、私にとってこれほどうれしいことはない」

このエピソードは不二阿祖山太神宮と直接の関係はありませんが、もともとトンデモ歴史書というものは、ちょっと変わったナショナリズムと結びつきやすいようです。

■大量の国会議員と行政機関の参画

2014年に開催された第1回の「FUJISAN地球フェスタWA」の当時のウェブサイト(WebArchive)には、政界関係者は「名誉会長 愛知和男」(元衆議院議員=自民党)と「顧問 岩國哲人」(元衆議院議員=民主党)の2名しか記載されておらず、安倍昭恵氏の名はありません。しかし2015年の第2回開催に向けて主催者がクラウドファンディングで資金集めをした際には、〈安倍昭恵さん(安倍内閣総理大臣夫人。FUJISAN地球フェスタWA名誉顧問)より、「未来の子ども達のために、FUJISAN地球フェスタを応援します」との応援メッセージをいただきました〉として、その名が登場します(子ども達のために「FUJISAN地球フェスタWA2015」を開催したい!)。

2017年の役員名簿の一部(Web Archive
この件を日刊ゲンダイが報じた今年9月25日以降、安倍昭恵氏の名は「FUJISAN地球フェスタWA」のサイトから一部を除いて削除されています。しかし2015年の役員一覧(Googleキャッシュ)から2017年の役員一覧(Web Archive)まで記載されており、2015年の第2回から現在まで代表発起人であり名誉顧問です。

この2015年から、役員に大量の政界関係者が名を連ねるようになります。2014年開催時には前述の愛知氏、岩國氏の2名でだけで、ともに当時は「元」国会議員。それが2015年になると、名誉顧問に石破茂氏(衆議院議員=自民党)、谷垣禎一氏(衆議院議員=自民党)、特別顧問に小林常良氏(厚木市市長)、上田勇氏(衆議院議員=公明党)、武田良太氏(衆議院議員=自民党)といった現役の国会議員や市長が加わり、いずれも「代表発起人」も兼ねています。この年、顧問も含めると計71人の現役国会議員(当時)が名を連ねました。議員ではありませんが、2015年には田母神俊雄氏(元航空幕僚長)の名もあります。

2016、2017年は、現役国会議員はそれぞれ67人、66人。いずれの年も7割以上が自民党議員。次いで多いのが公明党議員で、各年とも10%前後。少数ながら、維新の党や民主党(民進党)もいます。今日から始まった衆院選で希望の党の公認で立候補を予定している議員もいます(本記事末尾に一覧を掲載)。

「FUJISAN地球フェスタWA2014」は行政機関の後援も少なく、外務省、御殿場市、富士宮市、南アルプス市、裾野市、沼津市の7つのみ(Web Archive)。これが2015年になると、中央官庁9、自治体20、教育委員会7の計36にまで膨れ上がります。この年からテレビ山梨、静岡新聞社・静岡放送、山梨日日新聞社、毎日新聞社といったメディアが7社も後援につきます。

後援団体の内訳(本紙まとめ)
2014年は後援48団体のうちメディアを除く民間団体がの約8割を占めていますが、2015年には63団体のうち約3割に激減。逆に7割が、内閣府や文科省をはじめとする中央官庁、地方自治体、教育関連機関、メディアです。2016年には民間団体は約1割、2017年は約15%にまで減り、中央官庁と地方自治体だけで後援団体のほぼ半数を占めています。

特定の宗教の教義と深い関わりを持つイベントに、これだけの行政機関が権威づけを与えるというのは、過去に例を見ない規模の政教一致問題なのではないでしょうか。

2014年のチラシ。後援団体に「日本会議」とある。
2014年の後援団体(Web Archive)には、菅野完氏の著書『日本会議の研究』で注目された右翼団体「日本会議」や、大本教の信者が関わっている「メキキの会」といった団体も名を連ねています。しかしいまやイベントの性格や関連する人脈を窺い知ることができる団体名は表に出てこず、行政機関の名で埋め尽くされているといった状態です。

2016年には17、2017年には13の大学や教育委員会も後援に名を連ねています。前述のように、不二阿祖山太神宮も「FUJISAN地球フェスタWA」も、偽書とみなされている「宮下文書」に基づき「古代富士王朝」が実在するかのように主張しています。これを文科省ばかりか大学や教育委員会までもが後援するというのは、いかがなものでしょうか。

やつれはてた本紙・藤倉善郎総裁のコメントです。

「紀元前3世紀に書かれたと称する宮下文書に“元帥”とか“大本営”なんて単語が出てくるし、アウストラロピテクスの時代に天皇家や神社があったみたいな話になってるし、神社とか大宮司とか言ってるのが新興宗教の“生き神様”だし、宗教がらみのイベントを政治家や官公庁や教育委員会までもが支援してるし。見どころが多すぎて記事が異様に長くなってしまった。疲れた」

◇「FUJISAN地球フェスタWA」の役員を務めた国会議員一覧
※赤字は今日公示の衆院選立候補予定者
※敬称略

石破茂(衆=自民)/名誉顧問、代表発起人(2015、2016、2017年)
谷垣禎一(衆=自民)/名誉顧問、代表発起人(2015、2016、2017年)
上田勇(衆=公明)/特別顧問、代表発起人(2015、2016、2017年)
武田良太(衆=自民)/特別顧問、代表発起人(2015、2016、2017年)
宮川典子(衆=自民)/顧問、特別顧問、代表発起人(2015、2016、2017年)
義家弘介(衆=自民)/顧問、代表発起人(2015、2016、2017年)
逢沢一郎(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
井上義行(参=無所属)/顧問(2015、2016、2017年)
井上信治(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
園田博之(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
丸山和也(参=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
宮内秀樹(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
宮澤博行(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
金子恭之(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
原田義昭(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
古屋範子(衆=公明)/顧問(2015、2016、2017年)
御法川信英(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
江田康幸(衆=公明)/顧問(2015、2016、2017年)
高木宏寿(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
高木美智代(衆=公明)/顧問(2015、2016、2017年)
坂本哲士(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
三ッ林裕巳(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
三原順子(参=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
三原朝彦(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
山口泰明(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
山口和之(参=無所属)/顧問(2015、2016、2017年)
山本幸三(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
山本拓(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
若宮健嗣(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
秋元司(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
秋葉賢也(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
小熊慎司(衆=希望)/顧問(2015、2016、2017年)
小倉將信(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
小沢鋭仁(衆=希望)/顧問(2015、2016、2017年)
小林鷹之(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
松村祥史(参=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
松本文明(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
上野賢一郎(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
城内実(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
西村康稔(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
青山周平(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
斉藤鉄夫(衆=公明)/顧問(2015、2016、2017年)
前原誠司(衆=無所属)/顧問(2015、2016、2017年)
前田一男(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
足立康史(衆=維新)/顧問(2015、2016、2017年)
大口善徳(衆=公明)/顧問(2015、2016、2017年)
大野敬太郎(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
大野泰正(参=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
棚橋泰文(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
谷川とむ(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
竹本直一(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
中川雅治(参=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
中谷真一(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
辻清人(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
田村憲久(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
渡海紀三朗(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
土屋品子(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
東徹(参=維新)/顧問(2015、2016、2017年)
藤井基之(参=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
馬場成志(参=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
武井俊輔(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
牧義夫(衆=希望)/顧問(2015、2016、2017年)
牧原秀樹(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
木原稔(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
野田毅(衆=自民)/顧問(2015、2016、2017年)
神山洋介(衆=希望)/顧問(2015、2016、2017年)
矢倉克夫(参=公明)/顧問(2015、2016年)
森屋宏(参=自民)/顧問(2015年)
星野剛士(衆=自民)/顧問(2015年)
浜田和幸(参=次世代)/顧問(2015年)
前田武志(参=民主)/顧問(2015年)

17 コメント:

匿名 さんのコメント...

変な新興宗教がいつのまにか誕生していたんですね。政治家のリストの中に石破さんの名がありましたが、石破家はクリスチャンホームなのに。。。

石破さんの曽祖父は新島襄の弟子の一人でしたが、新島の弟子なのに非常におかしな人だったそうです。
組合教会の牧師になったところまではよかったのですが、そのあと組合教会を棄教したらしく、ホーリネスという明治の後半に入ってきたアメリカ生まれの新興宗教に宗旨替えしてしまったそうです。(ホーリネスは病気になったら祈って治せという創価学会そっくりの新興宗教)
娘が病気になったとき、もちろん病院にも連れて行かずに、学会員のように祈って治そうとしたのでしょう。娘はあわれなことに亡くなってしまいました。
娘の死をきっかけに、ホーリネスも棄教してしまい、そのあとは山奥で仙人のような暮らしをしたとか・・・

石破さんの中には、組合教会→新興宗教→仙人の曽祖父の血が入っていますので、時々血のせいか迷いまくってとんちきなことをしてしまうのかもしれません。

atsushi yamashina さんのコメント...

力作とは思うが、最初から最後まで「FIJI」とローマ字の綴りを間違えたままなのも相当気持ち悪くて記事の中身に集中できなかった。

匿名 さんのコメント...

顧問になってお布施をして票をもらうのか
献金or顧問料をもらって便宜供与するのか
単なる名義貸しなのか

日刊カルト教も顧問のお願いしたらいかがです?
ファーザームーンと呼ばれる姿を見てみたい

匿名 さんのコメント...

昭惠夫人は何を目指しているんでしょうかね。
スピリチュアルとか新興宗教系に傾倒しやすいんですかね。カトリックの学校出ても何も学んでこなかったということですかね。いっそのこと昭惠教の教祖様として活動したらいいと思う。
それにしても政治家と宗教は関係が深すぎて闇を感じます。

匿名 さんのコメント...

安倍さん、大麻は楽しい?
でもマリファナは立派な麻薬ですから、残念

匿名 さんのコメント...

げっ、これは本当にやばいと思う・・・。昭恵さんもどうかしていると思う・・・。旧民進系の人まで・・・。近代になってから登場する言葉が入っている文書が「偽書」も当たり前のものかと・・・。

匿名 さんのコメント...

偽伝統とキチガイ創造の精神で世界から尊敬される「道義大国」を目指すwwwwww

ひぃぃーーー!!

匿名 さんのコメント...

政治活動をしているにもかかわらずなぜ正体を隠そうとするんでしょうか?
そして役員名簿って割とすぐに削除されてしまうんですよね。
かつての「論破プロジェクト」然り、「日本教育再生機構」然り。
役員名簿はさっさとコピーしたほうがいいというのがこれらからの教訓ですね。

匿名 さんのコメント...

富士山が現在の形(単独峰)になったのが約3000年前と言われているのに。200万年前って。
ちょっとした縄文人でも違うかたちの富士山をみてたってことなのにねぇ。

ちなみにアキエ夫人は「水からの伝言」も大好きな人です。
ま、典型的な「アレ」な女性ですね。

立場が違えば、○ムウェイとかにもハマってそうだなぁ。

匿名 さんのコメント...

そのうち、自民党とか日本会議の奴等は幸福の科学の後援もしそうですね。
アべとエル・バカターレとアンドーが仲良く手をつないだりして。

匿名 さんのコメント...

不二阿祖山太神宮というのは確かに史実によれば実際に存在していた神社、調べてみれば国とは深いかかわりを持った神社なわけで、言うならばこの神社は国の持ち物でしょう。それを宗教法人として国が認めていて、まして国が支援しているということは過去からの神社ということを認めたということなんでしょうかね。

いずれにしても、戦前から遡れば明治維新以前からあるこの神社の存在を今の体制になってから、国がどのように対応するのかはとても興味があります。神社と云っても神社本庁には所属出来ないでしょうし、ホントにこの神社の存在自体が歴史ロマンだと思います。これからの動きもどうなるかとても興味があるテーマですよねコレ。国の出方、神社側の対応、世論の動きなど是非今後も積極的に取り上げていただきたい記事です。

匿名 さんのコメント...

富士王朝といえばザインを思い出します。
こちらの顧問はどのような人でしょうか。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3_(%E5%9B%A3%E4%BD%93)

>また、思想・性質の特異性や商品販売の手法の問題(借金強制、強引な売掛金回収、女性会員への風俗店勤務強要[3]等)からマスコミに取り上げられることもしばしばで、

実態は資金集めをしている悪質マルチ商法と一緒みたいですね。

匿名 さんのコメント...

コメント消えてる・・・

匿名 さんのコメント...

私もああなりたい~!
福倉さんも一緒になりましょう!

匿名 さんのコメント...

ホメオパシーでもそうですが、偽科学系にはまるのはコンプレックスの強い人によくある傾向だと思います。
安倍首相夫人は初等科から聖心で名家の出なのに、お勉強の方は全然ダメで聖心女子大に入れず、保育専門学校卒という学歴コンプレックスがあるからではないでしょうか。

匿名 さんのコメント...

同一住所な法人
大都機電株式会社 東京都台東区浅草橋4丁目11番4号
一般財団法人日本認知症総合対策推進機構 東京都台東区浅草橋4丁目11番4号
有限会社曜曜堂 東京都台東区浅草橋4丁目11番4号


住所同一な団体
〒111-0053 東京都台東区浅草橋4丁目11番4号
Icon Lab 秋葉原 1階

国際動物愛護救済支援機構 (MOMOCA財団)
全日本スペラ連盟(国際スペラ協会 日本支部)
頭脳スポーツ競技連盟

匿名 さんのコメント...

ザインとの関連はあるのでしょうか

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3_(%E5%9B%A3%E4%BD%93)
>ザインとは独特の政治思想、超自然思想を持った団体。カルト的右翼的な主張をしているので政治団体・宗教団体扱いされることもある。

>「世界帝国富士皇朝」「富士皇朝」