2018年2月24日土曜日

日本基督教団がクリスチャントゥデイ問題の説明会 一時紛糾

 日本基督教団・統一原理問題連絡会が2月23日、「『クリスチャントゥデイなど張在亨牧師グループ』に関する説明会」を開催した。

キリスト新聞による説明会の速報
連絡会の斎藤篤・深沢教会牧師は当初クリスチャントゥデイを擁護する立場だったが、裁判資料にあたった結果疑問が生じ、クリスチャントゥデイに説明を求めたが現在まで説明は無かったと語った。

脱会者Aさんの証言

 会場では張在亨氏を再臨のキリストと信じクリスチャントゥデイで働いていた脱会者Aさんの証言ビデオが上映された。


 以下、証言によるとAさんは2002年、大学3年生の時に大阪で韓国人宣教師に伝道されたという。クリスチャンであったAさんは別の教会に通っていたが毎日聖書の勉強会をしているからと、韓国人伝道師と通訳の宣教師による聖書講義に毎日通うことになった。1ヶ月ほどすると特別な講義とされるものを受けた。その内容は、暗に張在亨が再臨のキリストであると理解できるものであった。講義後「ダビデ牧師(張氏)は誰だと思う?」と質問され「再臨のイエス様?」と答えると2人は満面の笑みで「あなたもわかったのね」と答えたという。

 教会での礼拝メッセージや講義は張氏の「みことば」を元に作られており、張氏にしか解き明かせない新しいみことばを聞けるのはクリスチャンの中でも選ばれた存在だと言われた。教会員はチチェ(肢体)と呼ばれ、張氏の御心に適うことが第一目標で、張氏に認められるために教義の勉強や伝道など競争に近い信仰生活を送っていた。自分の考えを言うのは不信仰とされ、朝の礼拝に1秒でも遅れたら朝は断食など、張氏のルールは絶対だったと語った。教会の信者のほとんどが表立っては言わないが張氏を再臨のキリストであると信じており、現在のあいのひかり教会の写真を見ると当時の信者が多数在籍しているという。

 彼らが「共同体」と呼ぶこのグループの使役には教会とクリスチャントゥデイとIT企業のベレコムがあった。クリスチャントゥデイは「共同体」と既存の教会をつなげる役割だと説明された。Aさんによるとクリスチャントゥデイ現社長の矢田氏も熱心な信者だったという。

 Aさんはクリスチャントゥデイで毎日何本も記事を書かされながらも給料は無く、その上、毎月35万円の教会の家賃を払わされていた。神の御国のために借金をするのは天に名前が記されるとても名誉なこととされ、周囲の信者が限度額まで借金している中、自分もしなくてはと感じ、消費者金融3社から100万円ほど借りた。実家から送られてくる米を炊いて醤油とキムチだけで食べた。神の御国のためなら無賃乗車も罪悪感を感じなかった一方で、兄弟部屋・姉妹部屋と呼ぶワンルームに5,6人で共同生活し、すべてを共有して暮らしている中、一人で缶ジュース一本買うことにも罪悪感を覚えたという。

 張氏は47都道府県宣教命令を出し、有名な人、お金のある人を探せと指示していたという。家賃の高い「良い住所」に事務所を置くことにもこだわり、クリスチャントゥデイ創業者の高柳氏も300万円の借金をして事務所の家賃を工面していたという。お金がないのは不信仰だからだ、羊(信者)から取れないからだと責められた。駅などで知らない人に必死に伝道した。クリスチャントゥデイに異端疑惑が上がってからは取材拒否を受けるようになった。取材先で教会を聞かれたときに答えられるよう、別の教会に所属している記者の話も聞いた。消費者金融からの電話にも追われ、毎日が辛くて苦しかったが、そう感じてしまう自分が不信仰なのだと自分を責めていたと語った。

クリスチャントゥデイ雜賀元編集長と中橋氏の証言

 また会場では、お詫び声明を出しクリスチャントゥデイを解雇された雜賀元編集長と中橋氏も証言した。

 両氏によると、雜賀氏はキリスト教系出版社イーグレープの穂森代表から声がかかりクリスチャントゥデイの編集長を引き受けた。クリスチャントゥデイでは「洗脳」はされなかったが、給料の遅配は続いていた。お金の流れは役員も把握していなかった。雜賀氏は記者たちが取材拒否を受けて深く傷ついている問題をなんとかしようと取り組んだ。裁判資料を見せるよう矢田社長に言ったものの、矢田氏は有利な部分を小出しにするだけだったという。昨年末に初めて脱会者からのメールを読んだ雜賀氏は矢田氏に社長をやめるよう進言したが、矢田社長は絶対にやめないと言い、矢田氏と内田氏のみでクリスチャントゥデイを続けると答えた。この翌日、雜賀氏は脳出血で倒れたが、クリスチャントゥデイの対応は冷たかった。雜賀氏は解雇を告げられ、矢田氏と内田氏を除く他の記者も辞めさせられたという。

クリスチャントゥデイとあいのひかり教会の反論

 質疑の時間になると、会場に来ていたあいのひかり教団の教会員らを含め多数が挙手。参加者の中には「異端の人間にしゃべらせるべきではない」と立ち上がって牽制する人も。大阪のエペソキリスト教会(あいのひかり教団)の牧師が「5分、10分だけでも説明させてほしい」と主張すると、会場から「それならば、あいのひかり教会も説明会を開けば良い」との声が上がった。

 会場に来ていたクリスチャントゥデイの矢田氏と内田氏は説明会の内容に対して「異端的な信仰を持ったことはない」と反論、あいのひかり教会の教会員も「映像の証言者Aさんと同じ時期に働いていたが、良い思い出しかない。Aさんは張氏を再臨のキリストと信じていたのかもしれないが、他の人はそうではなかった」と反論した。

 説明会の最後には日本基督教団の石橋総会議長が、教団の声明は熟慮の上で出したものであり、全責任は自分にあることを表明した。

 今回の説明会についてキリスト新聞が速報で報じた。


あいのひかり教会で第2ラウンド
東京あいのひかり教会

 説明会終了後、教団の声明に抗議する「張在亨氏に関する声明報道等再検証連絡会」3名とあいのひかり教会員と一部の説明会参加者が会場の日本キリスト教会館から徒歩1分の場所にある東京あいのひかり教会に移動し、引き続き白熱した議論が交わされた。

 あいのひかり教会員は「異端疑惑によって教会を潰され、仲間も失ってしまった」と涙ながらに語った。「アメンの友」教団の宗教法人を買い取ったのではないかという疑問に対し、あいのひかり教会員は当時「アメンの友」教団が信徒の高齢化により事実上の休止状態にあったことは認めながら、法人格をお金で買ったのではなく、当時の法人代表役員に自分たちの宣教の熱意を伝えた結果、意気投合して合併したのだと説明した。

19 コメント:

坂井能大 さんのコメント...

大変よくまとまっていてわかりやすいです。
やや日は、仮に提訴されてもツワモノぞろいなので安心して拝見できます。
お疲れ様でした!

櫛田信 さんのコメント...

「第2ラウンド」まで行かれたのですね。私は、第一ラウンドで失礼しましたので、様子を伝えてくださり、感謝します。説明会の開催者も、いろいろと経験ある人も、それを前提に考えておられるようですが、やはり「やがて訴えられること」が視野に入っているのですね。

匿名 さんのコメント...

「Aさんは2002年、大学3年生の時に大阪で韓国人宣教師に伝道されたという」
2002年というと、まだネットが十分に普及していませんので、「日本で宣教する韓国系プロテスタントはすべて新興宗教」と教えてもらえなかったのが、この悲劇の始まりといえます。
そもそもあいのひかり教団の母体となった「アメンの友」も1952年設立とあり、戦後の新興宗教ブームの時に雨後の筍状態で誕生した新興宗教団体の一つにすぎません。今だったら「あいのひかり教会をネットで調べたら、これってただの新興宗教じゃないか」とわかったでしょう。

坂井能大 さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。
坂井能大 さんのコメント...

こちら側の匿名工作員乙!
確かに今はNET万能ですが、最終的には「霊的な識別能力」が問われるかと存じます。
日本基督教団の某教職の受け売りなのでつが(汗)

坂井能大 さんのコメント...

釣り針が大きすぎたかな…と反省しています(笑)

匿名 さんのコメント...

「霊的な判別能力」といわれましても初心者にはそんな力はありません。
日本基督教団の某教職がそのような発言をしているのでしたら、それは聖職者として失格ではないかと思います。

匿名 さんのコメント...

山谷少佐のブログが始まった時には、もう彼らの教会は閉鎖されてたはず。
記憶の混同があるのかもしれんが、突き詰めれば真っ赤な嘘ということになる。
泣きながら嘘つく連中だということは、念頭に置いておかねばならない。
山谷少佐裁判の時から、彼らが一度でも自分の嘘について謝ったことはない。
バレれば次の嘘をつくだけだったことを、忘れてはならない。

匿名 さんのコメント...

あいのひかり教団の教会員が脱会者Aさんの借金を利子も含めて全額弁済すると申し出たなら少しは見直したでしょうが、そんなことはなかったようですね。
あいのひかり教団は遠からず名称を変更して全く別の教団を装うでしょうから、異端カルトの専門家の方々だけでなくキリスト教界全体で目を光らせておかなければならないでしょう。

匿名 さんのコメント...

藤倉さんはこういうのは取材しないのだろうか?

『創価学会元会員ら サイレントアピール 安保法制や共謀罪成立 公明党の姿勢に「異議あり」』
                            (東京新聞2018年2月26日付)

匿名 さんのコメント...

勝手に再臨のキリストを名乗るおっさんよりも

「イエスキリストが我が父と呼んだのは私だ」と公言しているKKのROさんの方が

問題な気がする。

匿名 さんのコメント...

ラブソナタこそ要注意。その証拠が、
山口県下関市にある梅光学院がオンヌリ支配下になったらそういう学校になっちゃった。
2017年12月5日、国会でオンヌリは名指しでカルト扱いされた、これ以上の証明はない。
「参議院文教科学委員会 江島潔議員」
https://www.youtube.com/watch?v=njBCe4hsqOE&feature=

オンヌリも、ラブソナタも、ヨハン早稲田も、クリスチャントゥデイも、
峯野龍弘牧師との関わりが大きいことに注目がいく。

匿名 さんのコメント...

峯野氏はなぜか韓国系の新興宗教をやたらひいきしますよね。

臼田 宣弘 さんのコメント...

韓国の状況、裁判資料等を徹底的に調べ尽くしましたが、張在亨牧師・クリスチャントゥデイ・あいのひかり教団はカルトではありません。3者にそれぞれ関連性はあります。しかしそれはカルトの理由になりません。誤解の元になりますから、やや日にこれらの記事を書くことは今後おやめいただきたい。

臼田 宣弘 さんのコメント...

ビデオのAさん証言については、会場においてただちに否定する反論が出されたのだから、再検証しなければ信用性は無い。

坂井能大 さんのコメント...

臼田宣弘牧師様は日本基督教団に属する牧師「様」であると認識していますが、そろそろ立ち位置がヤバくなっているのではないかと個人的には心配しています…どうぞご勝手に、あいのひかり教団に転籍なさって下さいませ。きっと日本基督教団の関係者の多くは止めないと思われます。止められるのは清水牧師位しかおられないと存じますが、そうなりましたらご苦難が多いかとは存じますけれども与えられた「確信」に立って行動されますように(大爆笑)

坂井能大 さんのコメント...

そうだ!
臼田牧師様の訳のわからない投稿で思いだしましたが、
ドイツに留学したとかいう山本先生がクリスチャントゥデイ問題について擁護していますね。
この程度の弁明で逃げ切れると思ったら大間違いですよ。

以上、ダビデアンにボロクソ言われている「坂井能大(←ネット検索推奨)」より…どうぞ、諸先生方は私のようにくだらない「名誉」を犠牲になさって下さいませ(大爆笑)

あと、言わずもがなですが、ミヤなんとかという大先生が、クリスチャントゥデイに京成のどこかの駅近くで養ってもらっているとか…あとは、クリスチャントゥデイを応援しつつ、内心は激しく公開しているものの、今更後戻りはできない…と苦悶する、オオクボのミネノ大牧師様にお問い合わせくださいませ…ウスダさんが登場したら私は復活しますことをお約束します(大爆笑)
http://d.hatena.ne.jp/kimiyom/20180131/1517361034

坂井能大 さんのコメント...

↑あ、公開ではなく後悔しているのはミネノ大牧師様です。教会債って初めて聞きましたが、まさか…それだけの理由でカルトを応援?

坂井能大 さんのコメント...

水戸中央教会の皆様へのクリスチャントゥディ問題についての私の所見
http://kirche.at.webry.info/201805/article_3.html

…山本先生、全然説得力が感じられません(笑)