初日舞台挨拶には大川宏洋(主演)、千眼美子(清水富美加)、石橋保(父)、芦川よしみ(母)、龍輝(兄)、赤羽博(監督)が登壇し、撮影裏話を披露しました。
■10分遅れで上映開始
舞台挨拶は10時05分上映回終了後、13時30分上映回前の計2回。
それぞれ300席余りの席を狙い、朝8時には受付待ちの列が伸びていました。列に並ぶ人達は人が増える度に「あらぁ○○さん」「○○さん久しぶり」などと声を掛け合い、ほぼ幸福の科学信者しか観に来ていない事を匂わせます。
そして朝9時に受付が開始されました。ですが、列は遅々として進みません。それもそのはず、多くの人が1人で何枚もの席を確保するので、なかなか処理が終わらないのです。中には20枚ほどの前売券を提示する人もいます。さらに、13時30分の上映回は座席指定のため、どの席が良いかを選ぶのに手間取ってしまう人もいるのか、何分も動かない人もいます。
劇場側もこの自体は想定していなかったようで、観客の入場が終わらないため、初回の上映は10分遅れの10時15分に開始されました。
■監督による主演とヒロインの評価
上映終了後、舞台挨拶が行われました。
演出をする上でのこだわりを聞かれた赤羽博監督は、昭和50年代のパワーが映像から出る事にこだわったと答えてから、主演の大川宏洋について笑いを交えて話し始めました。
要約すると
「宏洋さんがだいぶおっちょこちょい。主人公と正反対だから、主人公像に持って行くのに苦労した」
「千眼美子は楽だった。人に愛されるオーラがある。スタッフは大川宏洋のシーンより千眼美子のシーンに力が入っていた」
との事です。
また、赤羽監督に「静かに演技している」と言われた大川宏洋は「(演技を)やりすぎちゃう傾向があるため」と会場の笑いを誘っていました。
これらの会話からは大川宏洋の演技は自虐ネタに使われる程評判が良くない印象を受けますが、映画を鑑賞した記者(若田部)はとても良い演技だったと感じています。「さらば青春、されど青春。オフィシャル・メイキングブック」で大川宏洋は「(主人公の中道は)感情があまり表に出ないタイプの役」と言っています。大川宏洋はそのような主人公像をうまく表現し、普段は棒読みと思える程感情を内に秘めながら、感情の起伏は激しく、歩き方や走り方がとても堅い人物を好演していました。未見の方は劇場でご確認ください。
■主人公一家のエピソード
話題は主人公一家の話に移ります。
徳島弁が難しく、芦川よしみ曰く「大川・芦川ダブルリバー」は特に苦労したそう。
他には、芦川よしみの撮影は1日だけだったが10月に真夏のシーンを撮ったので寒かった、牛カツが分厚すぎて噛み切れなくて笑いをこらえながら撮影していたというエピソードが披露されました。
■最後の挨拶
舞台挨拶も終盤、主演とヒロインから最後の挨拶です。
千眼美子(清水富美加)は「この映画に出るために生まれてきたのかなと言っても嘘じゃない」「一生忘れられない、死んだ後も覚えてるぐらい忘れられない映画」と涙ぐみます。
大川宏洋が「これからも映画作ったり、出たり、脚本書いたり、がんばっていきたい」と語ると、会場からはまばらな拍手が沸き起こりました。ちなみに、大川宏洋は最近ゴルフに目覚めたとも話していました。
以下、ネタバレを含みます。
■実はお気に入りのラブレター?
本作のパンフレットを確認しました。
表紙をめくってまず目に飛び込んでくるのは「この風の声を聞かないか」という文字。これは主人公の真一が学生時代に送ったラブレターの書き出しです。
パンフレットのページをめくると映画の様々なシーンや撮影風景の写真が掲載されているのですが、一番最後に掲載されているのはそのラブレターの写真です。
つまり、このパンフレットはラブレターに始まり、ラブレターに終わります。ラブレターを送った相手からは素っ気ない返事があっただけで何も交流はないのに、そんなにこのラブレターに自信があるのでしょうか。
■2曲分のエンドロール
本編が終わるとLIGHT・小原ゆかりが歌う「さらば青春、されど青春。」にのせてキャスト・スタッフなどのエンドロールが流れます。
主人公が勤めた商社の常務役の京本政樹の名前もしっかりと表示されています。ですが、パンフレットや公式ホームページには京本政樹の名前は一切見当たりません。「公式サイトに載っていない情報」として、映画のWikipediaからも削除されています。唯一の映画主演作「ファイナル・ジャッジメント」を自身の経歴から抹消している某俳優を想起させます。
キャスト・スタッフの後は、主題歌「眠れぬ夜を超えて」にのせて協賛リストが流れます。
協賛企業の中には「ハッピースマイルクリニック」の名前もあります。このクリニックは清水富美加の出家騒動時に診断書を出したと言われていところです。千眼美子(清水富美加)は既に今後の映画が8本決まっているといいます。プロダクションが変わって環境が違うとはいえ、協賛ではなくそろそろまたドクターストップした方が良いかもしれません。
ちなみに、千眼美子(清水富美加)は告白本の中で「なんとか笑顔で元気にがんばってましたけど、いざ、握手会とか人前に行ったら、手がぬるぬるしてるおじさんとかに、すっごい気持ち悪い握手のされ方をする。」と書いていますが、映画公開を記念してハイタッチ会を行っています。プロダクションが変わっても、手がぬるぬるしてるおじさんとの接触は避けられない可能性があります。いずれ「手がぬるぬるしてるおじさんとかに、すっごい気持ち悪いハイタッチのされ方をする。」とか書いたりしないか心配です。
■実際の講演会
本作は主人公が宗教団体を起ち上げ、1987年3月8日に「激誠会発足記念講演会」に登壇し、精気の抜けたようなぼーっとした表情をしたシーンで終わります。
ですが、1987年3月8日に行われた「幸福の科学発足記念講演会」の映像を確認すると、あまりぼーっとした表情はしていません。大事なラストシーンです。きちんと表情も再現して欲しいところでした。
映画では
「最初から原稿もメモもなかった
自分が本当の救世主であり
仏陀であるならば
心の底から悟りの言葉が
出てくると信じていた」
という文字が表示されるだけで、
具体的な講演内容は一切示されません。
この映画のラストシーンのその先を補完するために、
「幸福の科学 発足記念講演会」の冒頭部分を確認してみましょう。
みなさん、こんにちは。冒頭部分だけでは悟りの言葉の雰囲気はまだありません。
この中の何十人かの方々は昨年の11月23日の第1回の座談会において、既にわたくしに接しておられる方々ですから、だいたい大川隆法はこの程度の事を言うであろうというのは既に予想されておると思うんですね。
えぇ、ま、わたくしの前に善川顧問の方から大変含蓄のあるお話を既に皆さん承っておられると思いますから、私は、あぁ、ごくごく簡単にほんとはしたいんですが、実は簡単にならずに、1時間ぐらい話をしたいと思います。
※出典1
大学時代についてはこのように語っています。
ちょうど19か20歳ぐらいでしたでしょうか。平凡な大学生でありましたけれども、なぜかバスとか電車とかいうような公共の乗り物に乗っておる時に目の前に字が見える事がよくありました。目の前に見える字というのは大抵の場合2つの文字でありました。それは白く大きく書かれた永遠という字でありました。(中略)そしてその頃、将来自分がどの道に入っていくかという事は知らずに、友人達に私は将来2000年、3000年後に残るような思想を残したいという事を当時語っておりました。しかし私はなぜそのことを自分が言っているのかという事は気が付きませんでした。(中略)私は漠然とその頃、将来、思想家のようなものになれたら良いなと思っておったのであります。(中略)大学はなんのまぐれか東京大学に入りましたけれども、中に入りましてもそれほど勉強してたわけではなくて、闇雲に本ばかりを読んでおると。そういうふうなごくありふれた生活をしておった訳ですけれども、永遠永遠といつも心の中でつぶやいていた映画の行間を埋めてくれる、良い講演です。
※出典1
終盤ではこんな話も語られます。
釈迦教団では入門許されるためには山の中に入って1週間反省して後光が出なかったら入門が許されんかったんです。この中で後光が差してる人何人いますか?自信があったら手を上げてください。アートネイチャー取ってもダメです。(中略)ですから、まず、後光が出る段階ですね、頭から。ここまでは来れるんです、誰でも、修行すれば。そのために反省というものがあるんです。いや、頭が光るのは映画の中の教祖様だけだと思いますよ。
※出典1
※出典1 画像、テキストともに引用元は幸福の科学発行のビデオ『1987年 幸福の科学発足記念講演会 幸福の原理』
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5 コメント:
まだ状況を把握しきれていない、幸福の科学グループの職員のみなさまへ。
幸福の科学グループ最新映画の中で発見された事実をまず、ご報告します。
映画「さらば青春、されど青春。」の中で出てくるはずの、大川雲母さんのセリフの場面(チラシ裏面に画面あり)が一切ありませんでした。
さらに、映画を実際ご覧になった方(複数名)が、雲母さんの姿を映像で確認できる場面が一切なかったと証言されています。
また、映画宣伝用のWIKIpedia「さらば青春、されど青春。」の内容変更履歴によれば、
当初、脚本「大川裕太」となっていたのが2018年3月20日に、「さらば青春、されど青春。」シナリオプロジェクトに変更。
3月29日に、出演者の欄から「雲母」の名前が消去。脚本「さらば青春、されど青春。」シナリオプロジェクト、が削除。
4月28日に、脚本が、「脚本原案:大川裕太」、「脚本協力:赤羽博、松本弘司」に分割されて再登場。
という変遷をたどっています。
これらのことから、遅くとも、2018年3月下旬から脚本の書き換え(雲母さんの登場場面「抹消」含む)が進んでいたと推察します。
また、映画以外でも、
・2018年2月ARIプロHPのタレント一覧から雲母さんの情報がなくなる。
・同年5月15日頃までに、雲母のTwitter、Facebook、Instagramすべてのアカウントが消滅。
といった状況にあり、雲母さんの身辺については、大川隆法氏の逆鱗に触れた形跡が散見されます。
ファミリーであってもこうですので、生き残るのはなかなかに大変なことです。
十分にご自愛ください。
(ご参考)ツイッターからの証言を抜粋
・(パンフによれば雲母さんにはヒカリという)役名があるので、セリフがあったでしょうね。(それが)シナリオの決まりですし。キャスト名では(雲母さんの名前が)霊人の前に記載されているので、霊人の中では重要な役だったのではないかと思います。
・(チラシにある雲母さんの場面について、映画の中で)このようなシーンはありませんでした。該当する箇所としては、やはり最初に梵天(A.B.C)が中道の前に姿を表すシーンがしっくり来るような合掌姿ですが…。
題名:幸福の科学学園高校(那須)の大学現役進学率2割未満、について。
ネット上(栃木県のサイト)で正式に情報を取得できます、こちらをご参考ください。
「平成29年度学校基本統計 学校基本調査報告書」(平成29年10月 栃木県)
<基本生徒数、入学者数等のデータ>
http://www.pref.tochigi.lg.jp/c04/pref/toukei/toukei/documents/7koutougakkou.pdf
(ポイント)
-68-と記載のページから。
私立の高校で那須町の行にあるのは「1校」のみと記載。
なので、私立の高校で那須町の行のデータは「幸福の科学学園高校」のデータになることは明らか。
<卒業者の進路のデータ>
http://www.pref.tochigi.lg.jp/c04/pref/toukei/toukei/documents/13sotsugyougonojoukyoucyousa.pdf
(ポイント)
-102-、-103-と記載のページから。
私立の高校で那須町の行のデータ。
卒業者数112名(男子54名、女子58名)
大学等進学者21名(男子11名、女子10名)
専修学校進学者11名(男子8名、女子3名)
就職者0名
上記以外の者80名(男子35名、女子45名)
大学等進学率18.8%(男子20.4%、女子17.2%)
さて、以上からわかること。
平成29年3月に卒業した幸福の科学学園高校(那須)での、
大学現役進学率が2割を切ってますね。
このことから卒業生の、少なくとも過半数がHSUに流れてしまっていることが推測できます。
さらに補足データを提示。
http://eic.obunsha.co.jp/pdf/educational_info/2017/0904_1.pdf
「大学・短大『現役進学率』は 54.8%」
「(平成)29年3月に高校を卒業した 107 万 5 千人のうち、大学・短大には 58 万 9 千人、54.8%(現役進学率)が進学したことが、このほど発表された文部科学省の『平成 29 年度学校基本調査速報』でわかった。」
この数値(54.8%)に比べて、幸福の科学学園高校(那須)の現役進学率が2割を切っているのは、明らかな異常事態ですね。
あとはわたしの推測ですが、
どうせHSUに進学するとわかってしまえば、生徒は誰も勉強なんてしなくなるよね。
幸福の科学学園高校(関西校含む)の、最近の大学合格実績の著しい劣化も、この辺に原因がありそうです。
なお、大学合格実績の著しい劣化についてのデータは以下の通り。
H29年度末入試における、旧7帝大(東京、京都、北海道、東北、名古屋、大阪、九州)の合格者が僅かに1名(大阪大学)。
東大合格なんて夢のまた夢。
(サンデー毎日2018年4月15日号による)
この数ヶ月後に、大川隆法の自伝的映画「さらば青春、されど青春。」を公開。
このタイミングの悪さも、何かのめぐり合わせかもしれませんね。
以上
上記コメントに補足します。
HSUの件はすでに3年前から言われていたことですね。
https://matome.naver.jp/odai/2144602913851454101
を見ると明らかです。過去3年のデータも載っているのでわかりやすいと思います。
大川雲母様は魔が入ってしまわれたため、一時避難のため、精舎に行かれております。復帰できるかはわかりません。
大川隆法含む各位
「匿名 さんのコメント...
大川雲母様は魔が入ってしまわれたため、一時避難のため、精舎に行かれております。復帰できるかはわかりません。
2018年5月27日 23:26」に関して、本日、以下のコメントが追加されたのでご報告します。
(典拠)ツイッターのスレッド
https://twitter.com/petenshicom/status/1002910924439605249
(以下、追加コメント)
⇒一部、仏法護持研修(職員研修)で(この情報が)共有されたようです。内容は(上記のコメント)記載の通りです。
⇒一兵卒の職員なら総本山で聖黙作務修行でしょうが、立場上、新宿精舎付けの自宅待機と予想しております。
⇒夫婦仲には影響はなく信頼関係も変わらないが、教祖への思いに何かしらの変化があったようだ…、との情報が入っております。ただ、こればかりは検証のしようがありませんね。
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