【デイリースポーツonline 2009年07月23日】「幸福実現党」大川隆法総裁が出馬
幸福実現党創立者で宗教法人「幸福の科学」の大川隆法総裁(53)が22日、東京・調布市で講演会を行い、同党の総裁就任と8月30日投票の衆院選に東京比例区第1位での立候補を表明した。
演説で大川総裁は、同党が全小選挙区と比例代表の全ブロックに候補者を擁立したことで「立候補数では日本一の団体。私自身、党の立案者として自ら責任を取るべきと考えた」と総裁就任の理由を説明した。また自らの出馬には「政権担当能力を高めるため」とし「今必要とされているのは政権選択選挙ではなく国難にどう立ち向かうかということ。この国の根本から構造を変える」と語った。なお、大川総裁の妻・大川きょう子党首(43)は、東京比例区第2位で出馬する。
幸福の科学の選挙戦のノリは、マスコミへの露出を利用しているという点で、創価学会よりはオウム真理教に似ているのではないかと感じていました。教団トップが自ら選挙に出てくるという点も、創価学会ではなくオウム真理教と共通する点だろうと思います。
さて、7/31に行われるロフトプラスワンでのイベント「これでいいのか政治と宗教」が近づいてきました。衆院選直前というタイミングで、創価学会、幸福の科学、オウム真理教という、組織をあげて選挙に取り組む(取り組んだことがある)3つの宗教団体の元関係者が勢ぞろいです。選挙の際には、さまざまな宗教団体が候補者を支援したり推薦したりすることがありますが、組織をあげて自ら政党を作り候補者を立てた宗教団体は、おそらく上記3団体くらいでしょう。そういうことをする宗教団体がカルト的団体に限られている点も見逃せないと思います。
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