【時事ドットコム 2009年08月16日】大川総裁、一転して出馬へ=幸福実現党
宗教法人「幸福の科学」を支持母体とする「幸福実現党」(大川隆法総裁)は16日、衆院選の比例代表近畿ブロックから大川総裁が立候補すると発表した
。同党は15日に大川総裁の出馬取りやめを発表したが、広報局は「大川総裁の意向を確認せずに発表してしまった。党内調整のミスであり、誠に申し訳ない」としている
幸福実現党では、比例東京ブロックから立候補予定のドクター中松こと中松義郎氏が、北朝鮮のミサイルをUターンさせるシステムを開発したとかで、「イエス、Uターン」というキャッチフレーズを発表しています。
しかし、幸福実現党はつい先日、選挙からの全面撤退が報道され、Uターンかと思いきや、やっぱ選挙に出るのをやめるのをやめたと「Oターン」。同様に、大川隆法氏も選挙出馬取りやめを発表し、Uターンかと思いきや、やっぱやめるのやめたと「Oターン」。これでは、せっかく「イエス、Uターン」というキャッチフレーズを発明したドクター中松氏のメンツ丸つぶれです。
それにしても、時事通信に対する幸福実現党のコメント、なんなんでしょう。「大川総裁の意向を確認せずに発表してしまった」って。ちなみに、先日のエントリにもあるように、大川氏の出馬取りやめを発表した際、幸福実現党はその理由をこう説明していました。
【時事ドットコム 2009年08月15日】大川総裁の出馬取りやめ=幸福実現党
宗教法人「幸福の科学」を支持母体とする政治団体「幸福実現党」(大川隆法総裁)は15日、大川総裁の衆院選立候補を取りやめると発表した。比例代表東京ブロックからの出馬を予定していたが、同党は「他党の候補者の中には幸福の科学の信者もおり、総裁自身が勝ち負けの世界に入っていくことには問題がある」と理由を説明している。
前出の記事にあるように、これは大川氏自身の意向を聞かずに発表したものだそうです。教祖の意向を無視して教祖の行動に関わるメッセージを発表してしまう幸福実現党。政党の体をなしていないことはもともと明らかでしたが、もしかして宗教の体もなしていないのでしょうか。
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